デイリーアーカイブ Jul 11, 2025
カワサキ カーゴバイクタイプのEバイク「noslisu cargo (電動アシスト自転車カーゴ仕様)」の発売中止を発表
カワサキモータースジャパンは2023年10月11日、電動アシスト自転車カーゴ仕様「noslisu cargo」の発売中止を発表した。
同社のWebサイトによると、一部部品の納入が出来ない事象が発生しており、長らく発売を延期してまいりましたが、この度止むを得ず発売を中止するという判断に至ったとのこと。
「noslisu cargo」は、容積約120Lの大容量を搭載することができる積載スペースを持ちつつ、安定感と操縦性を両立することで、物流や配送などのビジネスシーンでの課題解決に貢献すると謳っていた。価格は414,700円(税込み)を予定していた。
関連リンク
noslisu cargo (電動アシスト自転車カーゴ仕様)」発売中止について (kawasaki-motors.com)
80ブランドが集まるスポーツ自転車の大規模展示・試乗会「ワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京」 11月3日(金・祝)開催
株式会社ワイ・インターナショナルは、2023年11月3日(金・祝)に味の素スタジアム「あじペン広場」で開催される「ワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京」というスポーツ自転車の大規模展示・試乗会に関する講習会やサービス、キャンペーン等の内容が決定したと発表いたしました。
このイベントは、ワイズロード主催でこれまでに東京、埼玉、大阪、松山で合計21回開催されており、最新のスポーツ自転車が一堂に展示される場として注目を集めています。今回も都心からアクセスが容易な味の素スタジアム「あじペン広場」を会場に選びました。国内外から80ブランドが参加する予定で、スポーツ自転車やそれに関連するパーツ、ウェアなどが幅広く展示されます。前回のイベントには42社、70以上のブランドが出展し、約2,000名の来場者がありました。
この「ワイズロード スポーツバイクデモ」では、各メーカーのブースで担当者から直接商品の説明を受けられるだけでなく、1周約1kmの本格的な試乗コースも設置されます。来場者は最新モデルのスポーツ自転車を実際に試乗することが可能です。
さらに、ワイズロード主催という特性を活かし、来場者特典や会員限定特典も充実しています。詳細は公式ウェブサイトなどで確認できます。
【ワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京 開催概要】
開催日時:2023年11月3日(金・祝)8:30~16:00
※8:30~9:00まではワイズクラブのゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの会員の方の優先入場時間となります
会場:味の素スタジアム「あじペン広場」(東京都調布市西町376-3)
アクセス:京王線「飛田給」駅より徒歩5分、西武多摩川線「多磨」駅より徒歩20分
※ご来場には公共交通機関のご利用をお薦めします
料金:入場無料 ※下記サイトからのアンケート回答による事前申し込みが必要です
URL:https://online.ysroad.co.jp/shop/pages/sportsbike-demo.aspx?utm_source=press&utm_medium=referral&utm_campaign=sbdcp_press
前回の様子(動画):https://youtu.be/jcYqrZyIvK0
主催:スポーツバイクデモ実行委員会
「パナソニック・チタンフラットロードEB」Eバイク時代には早すぎたチタン製電動アシストスポーツ自転車
パナソニックの電動アシスト自転車の中でも異色だったのが「チタンフラットロードEB」でしょう。
松下電器が2008年に発表した電動アシストスポーツ自転車「パナソニック・チタンフラットロードEB」は、振動吸収性に優れたチタン素材の特性を活かしたスポーツタイプのモデルです。
車体は、フレームの形状が楕円から正方形に変化する「クワドレート」という技術を採用し、剛性と軽量化を両立させており、この技術で、応力分布を3次元的に解析し、肉厚を調整することで、軽量化を実現しつつも高い強度を保持し、チタン素材の柔らかさを活かした振動吸収性の良さを持つと謳っていました。
車体はオーダーに対応しており、フレームのサイズは身長に合わせて3タイプ、カラーは56色から選択可能で、光沢仕上げやマット仕上げ、さらに特別なポリッシュチタン素材の仕上げも用意されていました。バッテリーも軽量タイプと長距離タイプの2種類から選べ、カラーもチタンとブラックの2色を用意しています。タイヤ、サドル、ロゴカラーも選択可能で、フレームにはネームを入れることもできたため、オリジナルモデルを作ることができたようです。
「チタンフラットロードEB」まだ、電動アシスト自転車が世界的に注目されておらず、登場時はキワモノ扱いされており、価格も58万円(税込み)からと決して多くは売れなかったモデルです。2008年当時はボッシュEバイクシステムも誕生しておらず、ヤマハ発動機はEバイク用モーターに参入していなく、電動アシスト自転車シリーズのPASだけでした。モーターやバッテリーも既存の電動アシスト自転車の物を使用しており、デザイン性をスポイルしていたのもキワモノ車両に見えたのもあるでしょう。2023年の現代なら力強いスポーツタイプのモーターやバッテリーが存在し、欧州市場ならこのような高価格帯のEバイクを購入する市場があります。チタンフラットロードEBは15年早すぎた電動アシスト自転車と言えるでしょう。
カスタマイズ電動自転車「チタンフラットロードEB」を発売 | プレスリリース