デイリーアーカイブ Sep 19, 2025
電動ロードバイクSCOTT ADICCT eRIDE(EU仕様)に試乗 SpecializedのCreoとは何が違う?
マイナーながら注目されている電動ロードバイク(E-ロードバイク)。日本国内でもSpecializedやBESVなど、様々なメーカーが販売している。
その中でも発売が噂されているのがSCOTT ADDICT eRIDE。Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のEバイクバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用しフレーム重量は1.04キロと非常に軽量。
モーターはドイツのMahle社製のEバイクユニット「X20」を使用した。このリアインホイールモーターは、わずか3.2kgの軽量ドライブユニットで、業界最軽量のシステムを実現していると謳っている。バッテリーは新しい236Wh/350Whの内蔵タイプで、172Whのレンジエクステンダーで容量を増やすことが可能となっている。
ワイズロードが11月に開催した社員・メディア向け試乗会に参加した時、 ADICCT eRIDE(EU仕様で日本未発売)に試乗することができた。
電動ロードバイクと言えば有名なのがSpecialized Creoシリーズだが、Creoは旧型のCreo SLも2023年に登場したCreo 2もグラベルロードの設計となっており、純粋なロードバイクとは違い直進安定性が高いという特徴があった。
一方で、ADICCT eRIDEは、ほぼロードバイクの設計を元にしているため、タイヤは細く乗車姿勢もCreoシリーズよりも前傾姿勢となっている。
モーターはMahle製のリアインホイールモーター。定格出力250Wで最大トルクは55Nm。コンパクトでモーターに見えにくいのが特徴だ。
モーターのアシストは穏やかで、瞬時の力の出し方は軽量モーター「Specialized SL1.1日本仕様(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)」のほうが、パワー感やアシストのレスポンスは高いと感じるだろう。流石に高速域でのアシストの力強さはEU仕様のMahle X20のほうが強く、アシストを切った時の走行感も、リアインホイールモーターを装着したモデルとしては、後輪に重さを感じにくい。
モーターらしい力強いアシスト力よりもよりも、自然なアシスト力を重視しておりオンロードタイプのロードバイクやクロスバイクやグラベルバイク向けだ。
SCOTT ADDICT eRIDEは、日本仕様の開発を行っているようだ。
関連リンク
株式会社スコットジャパン(公式ホームページ) (scott-japan.com)
様々な意味で話題のHONBIKEが復活した?
様々な意味で話題のHONBIKEが復活したという話を聞く。
HONBIKEは世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車。特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれていることで知られている。また、PRも大々的に力を入れており、第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021で初披露し、テレビCMではデヴィ夫人を起用。クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成し、2022年4月2日、3日に行われたサイクルモード2022ではサイクルイベント初となる「HONBIKEと水着モデルによるランウェイショー」が行われた。
しかし、実際に乗車すると不安定な走りに、アシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質等が問題になった。また、電動アシスト自転車やEバイクに非常に詳しい業界関係者からの評判も非常に悪く、専門外からの評価の高さとは裏腹に、多くの有識者からは最低評価を受けている。シクロライダーでも、贔屓目に見てシクロライダー史上最悪の電動アシスト自転車という評価を下しただけでなく、世界的なコンサルティング企業などとタッグを組み、注目されている某企業関係者や、かつて日本ブランドのツール・ド・フランスのロードバイクの開発を行い、現在も自転車・Eバイクの開発を行っている某企業関係者から”あんなのは自転車として通用しない”と言わしめたほどである。
2022年には六本木にあったフラグシップストアの閉鎖し、故障対応を行わなくなったという話をSNSで見るようになったが、2023年には新型車の型式認定を取得している
公式サイトでは試乗キャンペーンを行っており、さらに新型モデルのHC01の写真も公開されている。
HONBIKE-Market / TOPページ (ch-market.com)
自転車専門店「カミハギサイクル」と制作したロードバイク好きのための賃貸住宅「自転車と暮らすガレージROOM」が公開
東海3県に展開する総合不動産業者であるニッショーは、賃貸住宅にユニークなコンセプトを取り入れた大型リノベーションプロジェクト「&room(アンドルーム)」シリーズの新作として、「自転車と暮らすガレージROOM」を制作しました。この物件は、サイクリストのために特別に設計されたもので、居住空間としてだけでなく、自転車の保管、メンテナンス、トレーニングが可能なガレージ仕様に改装されています。
このプロジェクトは、サイクリストからの要望に応えて開発されました。高価なロードバイクやクロスバイクを共用の駐輪場に置くことに対する抵抗感、室内でのスペース不足、メンテナンスの困難さなどの問題を解決するためです。改装された部屋は、サイクリング愛好家が自転車を室内で保管し、メンテナンスやトレーニングを自由に楽しめるよう設計されています。
自転車専門家が監修したこの物件は、愛知県内で5拠点を展開する自転車専門店「カミハギサイクル」とのコラボレーションにより、現実的なサイクリストのニーズに合わせたものになっています。部屋はバーチャルライドの設備や洗車可能なシンクなど、中級から上級のサイクリストまで満足できる設備で充実しています。
物件所在地は愛知県長久手市段の上。間取りは2LDK。モデルルームとして公開後、年明けに入居者募集開始予定するとのことです。
【&room】 Presented by ニッショー|住む「&」たのしいコトができる賃貸住宅 (nissho-apn.co.jp)