デイリーアーカイブ Sep 19, 2025
スコットスポーツ、軽量モーターを搭載した新型電動マウンテンバイク「Voltage eRIDE」を海外で発表
スイスの自転車メーカー、スコットスポーツは最新の電動マウンテンバイク(e-MTB)「Voltage eRIDE」を発表した。新型の「Voltage eRIDE」は軽量なミッドモーター「TQ HPR50」を搭載し、6つのバージョンがラインナップされている。
https://youtu.be/Ll6skVI4iVQ?list=TLGGef-3NXywbRwxMTAzMjAyNA
「Voltage eRIDE」シリーズは、前160mm、後155mmのフルサスペンションセットアップを備えている。海外で発売されたモデルは「eRIDE 900 SL」「eRIDE 900 Tuned」「Contessa Voltage eRIDE 900」「Voltage eRIDE 910」「eRIDE 920」「Contessa Voltage eRIDE 910」の6機種だ。
モーターは、最大トルク50Nmで時速25km(EU仕様)または20マイル(33km/h・米国仕様)までの走行が可能なTQ-HPR50ドライブユニットを搭載。重量1.8kgのミッドドライブユニットには360Whのバッテリーが組み合わされ、オプションの160Whの拡張バッテリーも用意されている(「900 SL」は標準装備)。
スマートフォンアプリ「TQ」でパワー出力を調整でき、ハンドルリモコンによる運転中の操作も可能。トップチューブに装備された液晶ディスプレイでバッテリー残量、走行速度、残距離などが確認できる。
https://youtu.be/j0dhgQRCRhc?list=TLGGCa9gYLG8MToxMTAzMjAyNA
サスペンションは安価な「920」と「Contessa 900」がMarzocchi、Foxで前後150/155mm、その他のモデルはFox製の前後160/155mmストロークとなる。変速機とディスクブレーキはグレードにより、SRAMまたはシマノ製が採用される。
タイヤはMaxxisだが、モデルによりタイプが異なる。車体重量は最軽量の「900 SL」が約17.9kgと軽量化が図られている。
米国、英国、オランダなどで販売され、価格は下位の「eRIDE 920」が6,599ドル(約85万円)からとなる。一方、最上位の「900 SL」は12,999ドル(約170万円)。スコットジャパンの公式Webサイトによると、現在、日本国内投入に向けて企画開発を行っているとのことだ。
関連リンク
THE ALL NEW VOLTAGE eRIDE|株式会社スコットジャパン(公式ホームページ) (scott-japan.com)
日本RV協会、京都と福島に新たな「RVパーク」2施設を認定 車中泊の新しい楽しみ方提案
国内で車中泊の普及を目指すJRVAは3月8日、京都府亀岡市の「京都湯の花RVパーク」と福島県猪苗代町の「RVパーク Roots猪苗代 School Area」の2施設を今年度新たに認定した。
京都湯の花RVパークは、戦国時代から続く湯の花温泉郷内に位置。足湯を備えたレストランや、徒歩圏内の日帰り温泉施設など、温泉を堪能できる環境が整っている。周辺は山々に囲まれた自然豊かな景観で、ペットと一緒に車中泊を満喫できる。
一方のRVパーク Roots猪苗代 School Areaは、廃校となった小学校をリノベーションした施設だ。カフェやサウナ、BBQ体験など多彩なアクティビティが用意されており、猪苗代湖の雄大な自然に囲まれた非日常的な体験が楽しめる。
JRVAは2012年から全国での「RVパーク」認定活動を行っており、現在400カ所を超える施設を備えている。これまで道の駅や遊園地などの施設に隣接する形が一般的だったが、今回認定した2施設はそれぞれ温泉地とリノベーション施設という、新たな発想による立地となった。
JRVA会長の荒木賢治氏は「RVパークでは、宿泊施設のようにホテルでの滞在スタイルを強いられることなく、自由に地域の魅力を楽しめる。古くから車中泊が親しまれてきた欧米とは異なり、日本では認知度が低かったが、最近では関心が高まってきている」と話す。
認定施設では、ゴミ処理場や電源、水道といった設備が整備されているほか、24時間トイレの設置やペット同伴可など、快適な車中泊が可能になっている。利用料金は1泊3300円(1区画)と手頃な価格設定だ。
JRVAは今後も、全国各地で認定施設を拡充し、日本人に「RVパーク」での新しい車中泊スタイルを提案していく方針だ。
関連リンク
RV-Park.jp
アップガレージサイクルズが東村山に新店舗 – 中古自転車の専門店拡大へ
株式会社アップガレージグループは、中古自転車専門店「アップガレージサイクルズ」の第6号店となる東村山店を3月15日に開店すると発表した。
同店はアップガレージ東村山店に併設され、自動車・バイク用品の買取販売と併せて、自転車の買取販売を手掛ける。年中無休で営業し、駐車場も完備されている。
アップガレージグループは1999年に中古カー用品店を創業。その後、バイク用品への展開を経て、中古自転車の買取販売事業「アップガレージサイクルズ」に2022年から本格参入した。今回の東村山店は6号店目の出店となる。
同社はカー&バイク用品の中古品販売で全国シェアNo.1を誇る。自転車事業でも中古品の專門店としてリユース促進を図り、自転車の更なる普及につなげていく考えだ。
近隣の利便性の高い立地に加え、自動車・バイク用品の買取も同時に行える点が同店の特長。自転車との相乗効果で中古品の活用を後押しできるとみている。
環境対策が急務となる中、アップガレージサイクルズは中古自転車のリユース拠点として、さらなる店舗展開を目指していく。
関連リンク
株式会社アップガレージグループ (upgarage-g.co.jp)