デイリーアーカイブ Jul 15, 2025

台湾のEバイク用モーターメーカー「Hyena」 新型モーターUniDrive70を発表

台湾の電動アシスト自転車システムメーカーで有名なHyenaは、ミッドドライブシステム「UniDrive 70」の発表を行いました。 Hyenaは、ハブモーターシステムの提供と電動アシスト自転車のデジタルサービスで評価されていることで知られており、日本ではCannondale Compact NeoやTREK FX+に採用されていることで知られています。 UniDrive 70は、Hyenaの軽量でコンパクトな設計原則への取り組みを反映しており、2.4kg未満の重量と70Nmのピーク出力トルクを実現。類似のミッドドライブシステムと比較して体積を15%から30%削減し、軸長の短縮によりQファクターを171mmに抑えています。 また、HyenaはBS-B540+内蔵バッテリーシステムと新しいカラースクリーンのHMI Vividシリーズも導入。バッテリーは540Whの大容量を持ち、レンジエクステンダーで走行範囲を拡張するオプションを提供します。また、Hyenaは電動自転車のライフサイクル全体をカバーする包括的なクラウドベースのソフトウェアサービスを提供しています。この新しいドライブトレイン製品の発売に伴い、開発者ツールのソフトウェア展開、新しいメーカーおよびディーラーサポートツール、ブランドツールの新機能の導入が発表され、さらに、北米およびヨーロッパに新たな物理的サービス基地を設立し、地域の顧客技術とアフターサービスを強化しています。 日本国内ではサービス拠点はありませんが、Hyena製モーターを搭載したEバイクが販売されているため、日本導入の可能性はあるでしょう。 関連リンク Hyena E-bike Systems | Comprehensive Solutions for E-Bikes (hyena-ebike.com)

オランダ警察 違法Eバイク検挙のためにテスト用機械を導入 出力や速度の測定が可能に

オランダ警察は2月7日、違法電動アシスト自転車対策として、全国の警察施設に247台の新型のシャーシダイナモを提供したと発表しました。 電動アシスト自転車、電動ファットバイク、時速45キロまでアシストを行うスピードペデレックの人気が高まる中、自転車事故が増加しており、特に重傷や死亡事故の増加を受けて、警察はこれらの電動アシスト自転車への対応が求められていました。新しいシャーシダイナモは、新たに電動車両の法規準拠をテストできるようになっています。 これらのテストベンチの革新的な側面は、従来のオートバイやモペッドの最高速度だけでなく、電動アシスト自転車、電動ファットバイク、スピードペデレックの検査に特化している点です。特に、ペダル支援が停止する時点に焦点を当て、現行の交通法規に準拠しているかどうかを判断することができるとのこと。 警察はこれらの電動アシスト自転車を徹底的に検査し、必要に応じて違反者に罰金を科したり、車両を押収する手段を持つようになったとのこと。 このようなシャーシダイナモが提供されるようになった背景は、電動ファットバイクが関係しています。これらの車両は、欧州法での最大アシスト速度25キロメートルを超える速度までアシストを行うよう設計されていたり、欧州法で許可されている定格出力250Wのモーターよりも強力なモーターを搭載している場合があり、違法車両が蔓延しているという問題があります。そのため、オランダでは電動ファットバイクの保険加入を一時停止する自体になりました。 日本では、現時点では警察がこのようなシャーシダイナモを用意する事例は無いですが、今後の状況によっては、シャーシダイナモを独自に用意する可能性はあるのではないでしょうか。 関連リンク Politie rolt nieuwe rollentestbanken uit | politie.nl

スキー場×バイクの新体験!安比高原で開催されるe-スノーバイク体験会

株式会社早坂サイクル商会が運営する「ハヤサカサイクル」は、2024年2月12日から3月20日までの期間、岩手県の安比高原スキー場でウィンターアクティビティのe-SNOW PARKと、さらにダイナミックな体験を提供するe-SNOW TOURの2つのアクティビティが実施しています。 e-SNOW PARKでは、雪上の地形を活用した約200mのコースを、電動のe-スノーバイクで走行します。このコースにはコブや緩やかな登降坂があり、スキーやスノーボードとは異なる新感覚の雪上体験を楽しむことができます。一方、e-SNOW TOURは、安比高原スキー場の林間コースを利用した、往復8kmのガイドツアーです。こちらでは、岩手山が見えるビューポイントを目指します。さらに、早朝の山頂を目指す特別なツアーも開始されました。 e-スノーバイクは、電動バイクでクラッチ操作が不要であり、自転車感覚で簡単に操作できるのが特徴。このバイクは、カナダ製の「TRACKN GO」を装着した「Sur-ron」をベースにしており、前輪にスキー、後輪にクローラーを採用しています。これにより、30度程度の勾配を走破でき、時速40km程度まで加速することが可能です。その静粛性と強いトルクにより、初心者からベテランライダーまで、男女問わず楽しめるアクティビティとなっています。 安全確保のため、ヘルメットや胸部プロテクターの着用が必須とされています。これらの装備は現地でも用意されていますが、ウェアやグローブは参加者自身での準備が求められます。また、スキーブーツでの乗車は禁止されています。 参加条件は15歳以上で、自転車に乗れる方、車両に跨って両足が付くこと(推奨身長150cm以上)、未成年者は家族の同伴が必要です。料金は10分コースが2,000円(税込)、30分コースが6,000円(税込)、e-SNOW TOURは10,000円(税込)です。 関連リンク 冬のスキー場は電動スノーバイクでもアソぶ! 安比高原スキー場でe-スノーバイク体験会が始まります!|バイク・自転車の購入修理ならハヤサカサイクル (hayasaka.co.jp)