デイリーアーカイブ Sep 16, 2025
使いきらない内にダメになるタイヤ KENDA KWEST
通勤用小径車「ASAMA・BETA」で走っている時、前輪がガタガタするような振動を感じた。最初はハブがガタついてきたのかと思ったが、車輪を見てみるとハブにガタは無い。
原因を特定しようとし、よく見てみるとタイヤの一部分が膨らんでいる。中を見てみると。タイヤの一部分が剥がれかかっているように見える。空気圧でタイヤが負けてしまったのだろうか。
このタイヤは、あのKENDAのKWEST。安いスポーツ自転車に採用されていることで知られているが、グリップしない、乗り心地が硬いことで知られているタイヤだ。この使い切らない内にタイヤが駄目になる症状は、他でも発生しているようだ。但し、下記のサイトは自分の事例とは違う。
参考:パンクしました: シンワブログ
KENDA KWESTの唯一の利点が、タイヤが減りにくい事だが、タイヤが減る前に空気圧に負けて使用不可になるのなら意味がない。
今回はタイヤ交換をすることになり、選択したのはPanaracer Pasela 20×1.5。細かい振動が減り、乗り心地も前よりも良くなった。個人的には安くても、Paselaレベルのタイヤを装着してほしいのが本音だ
Amazonで見る胡散臭い自転車「Hachiko」ってなんだ?
Amazonは出品や出店が比較的行い易いらしく、色々な物が売られている。そのため中国製の胡散臭い物もあり、AliExpressみたいな感じになっている。
自転車でも例外でなく、様々な奇妙な自転車が売られている。今回見つけたのはHachikoというブランドの折りたたみ自転車だ。
ハチコ HACHIKO 高炭素鋼 折り畳み自転車 SHIMANOシマノ7段 変速 20インチ (オレンジ)フェンダー付き HA-02-Orange
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ノーブランド品
Amazon
楽天市場
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ヤフオク!
Hachikoブランドの折りたたみ自転車は、3~4万円で買える折りたたみ自転車となっている。車体の形状はDAHONを模しているが、ディスクブレーキ等を装備してカスタム風スタイルを採用しており、お買い得感を出している。
突っ込みどころは色々あるが、最初に一番疑問なのは、なぜ一部車種の車体にLORO.CO.JPと書いてあるのかということ。
出典:Amazon
LORO.CO.JPと言えば、折りたたみ自転車やリカンベントで有名なLORO HPV Groupのことを指すのが一般的だが、どう考えてもLOROは無関係だろう。
そして、このHachikoブランドの自転車は、海外では日本の自転車として売られていることだ。
出典:Qoo10 - Hachiko Japan Foldable Bicycle: Shimano 14 / 20 / inches Folding Bike ... : Automotive & Ind...
Hachikoというブランド名は、忠犬ハチ公からとっているらしい。Qoo10 - Hachiko Japan Foldable Bicycle Shimano Bike | Folding bike : Sports Equipmentを見ると、頭痛がしそうな日本語のキャッチフレーズが書いてあり、日本の自転車ブランドとはとても思えない。
出典:Qoo10 - Hachiko Japan Foldable Bicycle...
シートチューブが倒れるツーリング用折りたたみ自転車 WINDCOGについてまとめてみた
20インチ車輪サイズの折りたたみ自転車で主流となっているのはDAHON系統だろう。DAHON系統の折りたたみ自転車の特徴は、折りたたみサイズをコンパクトにし、跨ぎやすくしたフレーム形状となっている。そのため、通常の折りたたみ機構がない小径車と比べると、ステム長がない、シートポストやハンドルポストが長いなどの特徴がある。
DAHON(ダホン) 折りたたみ自転車 Speed(スピード) D8 20インチ 2016年モデル 外装8段変速 クロモリフレーム Matt Black KAC083
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DAHON(ダホン) 2015-10-13
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楽天市場
Yahooショッピング
ヤフオク!
DAHONに限らずKHSやCYLVA F6F/F8Fなどの折りたたみ自転車の多くは、DAHON径のフレーム形状に似ているが、WindCogという、小径折りたたみ自転車はDAHON系のフレームとは違う構造を採用した折りたたみ自転車となっている。
出典:http://www.windcog.com/#!product/xamao
WindCogは通常の小径車的なフレーム形状に見えるが横折式の折りたたみ自転車だ。通常の折りたたみ自転車ではボトルケージ台座は1つしか無いのが一般的だが、WindCogは、ボトルケージ台座が3つ装備されており、さらにフレームに輪行袋を括りつけておくことができるスペースも確保されている。上の写真の状態でも折りたたみは可能となっている。フレーム素材はA7005アルミ素材を採用している。
出典:http://www.windcog.com/#!product/xamao
折りたたんだ状態では車体サイズをコンパクトにするために、シートチューブを倒す独自機能が装備されている。また、標準装備されているセンタースタンドは折りたたみ時の自立を可能にしている。ハンドルはステムを外すような構造となっているが、どのような構造なのか気になる。
出典:http://www.windcog.com/#!product/xamao
シートチューブを倒す独自機能は、折りたたみ時のスペースを減らすためだけでなく、シートアングルの変更も可能という、他の自転車では見たことがない機構が装備されている。シートアングルは2段階に変更が可能で、トップチューブ長が2種類あるため、折りたたみ自転車の問題である車体サイズが一つしか無い問題を解決している。
WindCogについては詳しい内容はまだ発表されていない。発売予定は2016年8月とのことで、今後の情報はこれから公開されるのだろう。
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