組み間違えによるベルトドライブの破損事例とヘルムズSSSDの凄さ

自転車の駆動方式の1つにベルトドライブがある。オートバイの世界ではハーレーダビッドソンや無段変速のスクーターに採用されているが、自転車の駆動方式でベルトドライブは少なく、チェーンのほうが主流となっている。

このベルトドライブは、チェーン方式と構造が違うため、組み間違えを行うと壊れてしまうようだ。

参考:自転車のベルト交換│浜松・自転車・バイク店☆プレステージのあんなこと

上記のサイトでは、歯がところどころ平面になるぐらい削られていたとのこと。調べた所、前輪ギヤの部分がかなり緩んでいてベルトの装着位置が逆になっていて、組み間違えが行われていたと書いてある。そのため、ベルトを押さえるテンショナーが激しく消耗していたとのことだ。

ここで思ったのはヘルムズのベルトドライブモデル「SR1」というのは、実は凄い自転車ということだろう。ヘルムズのベルトドライブモデル「SR1」は、簡単に車輪を脱着できるのを売りにしていて、ベルトドライブモデルにはテンショナーがない。

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出典:HELMZ 2014 / SR1,S10,H1X,H10,H65

テンショナーが無くても壊れないというのは、通常のベルトドライブとは違う設計という風に考えるのが普通だが、ブリヂストンサイクルはこのような比較を売りにしていないもは勿体無いだろう。

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