デイリーアーカイブ Sep 17, 2025
自転車店の店員が言う自転車部品のグレードの違い シマノ・Tourney編
シマノの変速機にはロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用、小径車用、シティサイクル用などの多種多様な部品があり、ロードバイク用とマウンテンバイク用、トレッキングバイク用ではグレードの違いが存在する。
ロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用の部品の中で一番安いグレードがTourneyというグレード。主にエントリーモデルのスポーツ自転車やルック車、格安自転車の変速機に装着しているグレードだ。
そんなTourneyにはTourney内部のグレードの差がある。TourneyにはTX・TY・TZと分かれている。その中でもTXだけはシマノのホームページで見ることが可能となっている。
参考:TOURNEY TX
Webで見れるTOURNEY TXの部品は、カートリッジ式ボトムブラケットや、ワイヤー式ディスクブレーキなど、ルック車に使われるような安物部品というよりは、ルック車よりも高価な自転車に使われる部品だろう。
そんなTourney TXは、もっと安いTourneyとどのくらい違うのか。ikupon.comの2016/7/13の記事で、自転車技士&自転車安全整備士の実技試験で使用する自転車のリアディレイラーにTourney TYが使用されていて、フロントトリプルだと、フロントインナー、アウターどちらかで正確にシフトできずリアが上がりきれない、下がりきれない状態だったため、TX(TX35)に交換したら、正確に変速できるようになったとのこと。TXとTYではブラケット部や本体リンク部の剛性が全然違うと書いてある。
変速機のグレードというのは、普通にサイクリングをするのでは、大した問題では無いと思っていたが、ルック車についている安すぎる部品の場合は、あまりの低クオリティーで変速の動作まで支障が出るようだ。ただ、基本的にTourney TYのような変速機は、有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車には装着されていないため、スポーツ自転車を買う時はそこまで気を使う必要は無いと思う。
オートバイに自転車を積む方法 NAHBS BREADWINNER CAFE RACER編
オートバイに自転車を積む方法は一般的ではない。日本では、BMW R1200GSに自転車を積む人がいるが、決して一般的ではない。
6輪生活番外編 4輪生活 BMW R1200GS-Aに自転車を積載する – シクロライダー
ただ、僅かながらオートバイに自転車を積みたい人はいるようだ。NAHBS BREADWINNER CAFE RACERでは、オートバイに自転車が装着されている。
出典:2016 NAHBS: Breadwinner Cafe Racer and Bad Otis Hardtail | The Radavist
エンジンはヤマハで、古いオートバイだが多くの部分を改造しているので原型が非常にわかりにくい。TX500みたいにマフラーは跳ね上がっているが、エンジンの形を見る限り、恐らく車種はヤマハのXS650かTX650だろう。
某氏いわくXS650は、同じ2気筒650CCのカワサキ・W1スペシャルよりも車体が細く、小柄な人にも乗りこなせるがタンク容量が少なすぎる欠点も併せ持っていた。因みに自由なアメリカの自由な国際レース パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2015 Web 55mph - バイク・スクーター | ヤマハ発動機製品サイトでは、車重200㎏という350ccクラス並みの軽量コンパクトな車体が織り成すライディングフィールと書いてあるが、この時代の350CCクラスは、CB350エクスポート、SS350マッハ2、RX350等乾燥重量140kgクラスが大半で、乾燥重量180kg(装備重量200kg)クラスの350CC車はGT380やCB350Fourといった走りを重視していないモデルしかなかった。RX350とXS650Eに乗っていた某氏は「XS650が350CC(RX350)と同じわけがない。車体は重く迫力もあるし作りも違う、倒してみたらわかる」と言っている。ヤマハのサイトでこのようなオートバイの紹介を書くのは、オートバイを知らないと思われるので非常に問題だろう。
BREADWINNER CAFE RACERは、恐らくワンオフ物だと思われるが、オートバイに自転車を積むキャリアは市販品で存在する。2x2 Cycles | Bicycle Racks, Golf Bag Carriers and Accessories for Motorcycles.では、オートバイに自転車を積むキャリアが市販されている。ただ、市販品は自転車の積載位置が高い。BREADWINNER CAFE RACERはできるだけ自転車を低く積むようになっている。
27.5インチホイールにレフティが搭載された 2017 Cannondale Badboy
Cannondaleのクロスバイクの中でも、ストリートスタイルを採用したモデルにBadBoyがある。そんなBADBOYは2017年モデルから大きく変わるようだ。
出典:【キャノンデール2017年モデル】先行予約中です!!|Y'sRoad PORTAL
車輪は27.5インチ(650B)となり、フロントフォークはキャノンデール得意の片持ち式フォークのレフティとなっている。
写真を見る限りではフロントフォークは稼働しないリジッドフォークに見える。【キャノンデール2017年モデル】先行予約中です!!|Y'sRoad PORTALでは、上位モデルにはフロントフォークにLEDライトが搭載していて、ライトが点灯している写真もある。また、同じくレフティを搭載したストリートタイプのクロスバイクでCANVASというモデルも登場するようだ。
BADBOYとの違いは、フレームのトップチューブが地面と水平になっているホリゾンタルフレームを採用し、一部モデルでは荷台を装着したモデルもあるようだ。Quickシリーズが正統派のクロスバイクの流れなのに対し、BADBOYは一層キャノンデールらしさを出したクロスバイクとなったようだ。