デイリーアーカイブ Jul 20, 2025
即完売した「トヨタ・シエンタ対応 車中泊キット」VANLIFE ROOMKIT、一般販売開始
株式会社RESTOREが運営するYURT(ユルト)は、2024年5月18日から19日に開催された「FIELDSTYLE JAPAN 2024」で即完売したトヨタ・シエンタ対応の天然木製車中泊キット「VANLIFE ROOMKIT(バンライフ ルームキット)」の一般販売を開始しました。
トヨタ シエンタは、日本国内の道路事情に対応するために開発された5ナンバーサイズのミニバンです。2022年に登場した現行型の外観は「シカクマルシルエット」と称され、フロントドアとスライドドアのウィンドウが縦に広げられていることが特徴です。また、バンパーコーナーやルーフの角が丸められた形状で、プロテクションモールがバンパー先端部に採用され、掠り傷が目立たない設計となっています。内装デザインにおいても統一感が重視されており、ドアポケット、サイドレジスター、メーター、シフトなどが「シカクマル」のフォルムで統一されています。また、収納スペースにはピクトグラムのサインが配されており、収納する物が一目で分かる工夫が施されています。
VANLIFE ROOMKITは、「日常は乗用車、週末は好奇心を掻き立てるクルマ」というコンセプトで設計されています。このキットの最大の特徴は、特許出願中のシステム(特願2024-79787)を使用し、4つの異なるモードにシームレスに切り替えることができる点です。
フルフラットのルームモードでは、フローリングを広げることで大人二人が余裕を持って寝られる広さを実現します。乗用車モードに切り替える際は、フローリングを10秒程度で折りたたむことができ、5人乗りの乗用車としても使用可能です。
リビングモードでは、片面のフローリングを収納し、天板を室内テーブルとして設置することで食事やワーケーションに最適な空間を提供します。そして、アウトドアモードでは、天板を調理やアウトドアチェアとして使用できるテーブルに変換することができます。
このキットは、高級家具を手掛ける木工職人が無垢材を使用して手作りしており、肌触りや香りが良く、経年変化を楽しめる仕上がりとなっています。また、構造変更不要で車検もそのまま通せる仕様であり、工具を使わずに脱着が可能です。
販売価格は680,000円(税込)で、取り付け工賃は無料です。制作納期は代金支払い後1-2ヶ月で、取り付け作業は2〜3時間程度で完了します。取り付けは静岡県焼津市のClassca工場で行われます。
YURT(ユルト)| 日常使いもできる旅するクルマ (yurt-trip.jp)
横浜に新たな電動アシスト自転車の拠点「Yamaha E-Ride Base」オープン – 体験型ショールームでEバイクの魅力を発信
ヤマハ発動機株式会社は、6月6日(木)に横浜みなとみらい21地区の「横浜シンフォステージ」EAST棟1階に新たなショールーム「Yamaha E-Ride Base」をオープンすると発表しました。この施設は、スポーツ系電動アシスト自転車(Eバイク)の常設展示と試乗体験を提供し、ブランド認知と共感を深めることを目的としています。
「Yamaha E-Ride Base」では、180度スクリーンのシアターを通じて、ヤマハ製品がもたらす世界を音と映像で体験できるほか、週末にはスタッフとともに横浜みなとみらいを巡るサイクリングツアーなどのイベントも実施予定です。さらに、地域の企業や団体との協業によるイベントも計画されています。
オープン特別イベントとして、6月6日(木)から7月7日(日)まで、ヤマハ株式会社と共同でスタンプクイズラリーを実施します。参加者にはオリジナルグッズがプレゼントされます。加えて、6月6日、8日、9日には、先着500名に静岡県森町の特産品である高糖度とうもろこし「甘々娘」を配布します。
また、毎週土曜日に事前予約制で実施される「eBike横浜ガイドツアー」では、約1時間半のスポーツ系電動アシスト自転車体験を楽しむことができます。通常開館日にはガイドなしでの試乗体験も可能です。
「Yamaha E-Ride Base」の営業時間は、夏期(3月~11月)は10:00~19:00、冬期(12月~2月)は10:00~17:00で、毎週火曜日と毎月第1・第3月曜日が休館日です。アクセスは、みなとみらい線「新高島」駅4番出口から徒歩1分となっています。
Yamaha E-Ride Base, Yokohama(ヤマハ イーライド ベース) | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.com)
ファッション系Eバイクブランド「MATE.BIKE」 ブランドイメージ向上を行っている理由は?
デンマークのEバイクブランド「MATE.BIKE」の日本販売代理店であるMATE.BIKE JAPANは2024年4月19日、2024年モデルの紹介するプレスイベントを東京都内で開催した。
MATE.BIKEは2021年に日本国内に本格的に上陸。登場時は様々な一般メディアで注目される中、ウォークモードが装備(日本国内法で欧州仕様と同じ状態でウォークモードを装着すると違法)されており、踏力センサーがトルクセンサーではなくケイデンスセンサー(踏力を測定せず漕いだ時の回転数しか対応しないため、日本国内仕様にするには非常に困難)を搭載していたなど、登場時から様々な業界関係者内から問題視する声が多く聞かれていた。
また、ユーザーがスロットルを装着して違法車両にする事例も多く見られ、業界関係者だけでなく、ついには一部顧客から敬遠される事態となっており、MATE.BIKEのブランドイメージはだだ下がりとなっている。
この件に関して営業担当者と話すと、現行モデルは踏力を測定するトルクセンサーを装着しウォークモードは削除、アシスト比率については日本国内法に適合しており、型式認定は取得していないがアシスト比率検査は行っていると語っていた。今回のプレス向けイベントでも違法改造車に厳しい姿勢を取っているのをアピールしていた。
MATE.BIKEのブランドイメージをもっと向上させるには?
MATE.BIKE JAPAN内部の人員も初期と比較して8割ほど変わっており、車体も改善させているようだが、MATE.BIKEのブランドイメージはこれだけではスタートラインに立っただけと言える。
MATE.BIKEは「環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティ」としてアピールしているが、どの部分が環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティなのか具体的に解説していない。
現代では環境に配慮したサステナブルなEバイクだとアピールする場合、VOC無しの粉体塗装や焼き入れ処理が不要の特殊なアルミ素材を使用したフレーム、輸送距離を短縮する部品供給に拘ってこそ環境に配慮したサステナブルなEバイクと言える。実際、本当に拘っている企業は、このようなことは実際に行っている。
MATE.BIKEの場合は、このようなアピールを行っておらず、通常の油性/水性塗料に一般的なアルミフレーム、欧州での関税問題がある中国製と、業界関係者から見ると、環境に配慮したサステナブルなEバイクとは言えない。また、現行MATEシリーズ(X/CITY/FUSION)の車体も中国で類似品をよく見るタイプで、ブランドのアイデンティティは無い。
VOC無しの粉体塗装や焼き入れ処理が不要の特殊なアルミ素材を使用したフレーム、輸送距離を短縮する部品供給が可能なEモビリティ工場が日本に登場しており、もはや、環境に配慮したサステナブルなEバイクと謳うだけでは評価されない時代が来つつある。
MATE BIKEは前途多難だが、一つ希望があるとすれば、今回話をした営業担当者と話が通じたこと。実際の会話ではもっと詳細な事を話したが、担当者も理解していたので、良い方向に変わる可能性はあると感じた。
MATE BIKE:https://mate-bike.jp/