マンスリーアーカイブ 6月, 2018

初心者にお薦めの超小径折り畳み自転車(BYA412シリーズ)3選

通勤通学などで駅から降りて目的地までのラストワンマイル問題は様々な解決策がある。この問題を解決するのに一番簡単なのは超小径折り畳み自転車を活用することだ。その中でも買いやすいのがBYA412シリーズ。元は中国DAHONで生まれた14インチ折り畳み自転車で、低価格で買え、バランスも良いため入門用にぴったりだ。 BYA412シリーズは、本家DAHONから、独自モデルとして有名なルノー・ライトシリーズ等があり、外装3段仕様や超軽量仕様といったタイプもある。今回紹介するのはBYA412シリーズの中でも、一般車(ママチャリ)に乗っている人をメイン層とし、改造はしないのを条件とし、軽さ・実用性などバランスが取れたモデル3台を紹介する。 ルノー・ライト8/重量8.3kg/¥40,000 Amazonで見る 楽天で見る サイクルベースあさひで見る ・折りたたみサイズ:70cm×36cm×54cm ・本体重量:約8.3kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前46T・後ろ11T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ ルノー・ライト8は、低価格で超小径折り畳み自転車生活を楽しめる。実売価格は3万円台と安く、自転車専門店からホームセンター等の量販店まで、様々な店で売られているので買いやすい。上級モデルのウルトラライト7の登場で、ライト8はあまり軽くないと思われているが、本体重量8.3kgは一般的な折り畳み自転車(20インチの場合は10~12kg)と比較すると軽量だ。頻繁に持ち運ばない、軽さよりも価格を重視するのならライト8で大丈夫だ。 ルノー・ウルトラライト7/重量7.4kg/¥60,000 Amazonで見る 楽天で見る サイクルベースあさひで見る ・折りたたみサイズ:69cm×33cm×59cm ・本体重量:約7.4kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く) ・変速機:シングルスピード(前47T・後ろ10T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ バランスが取れた軽量折り畳み自転車が欲しいのならウルトラライト7だ。この折り畳み自転車は、ライト8よりも軽量な部品を採用することで、ライト8よりも1kg軽くなった。また、ギアもウルトラライト7は重めのギアを採用しライト8よりもスポーティな走りを楽しめる。頻繁に折り畳んで持ち運ぶのならウルトラライト7を選ぶのが良い。 DAHON DOVE UNO:¥51,000 Amazonで見る 楽天で見る ・折りたたみサイズ:63cm×30cm×55cm ・本体重量:約8.8kg ・変速機:シングルスピード(前42T・後ろ11T) ・タイヤサイズ:14×1.75インチ 14インチ超小径折り畳み自転車で実用性を求めたいのならDAHON Dove Unoを選ぶべきだ。折り畳みサイズはルノー・ライト8/ウルトラライト7よりも小さく折りたたむことができる。それだけでなく、車体には飲み物を入れておくためのボトルケージ台座や、前荷台を装着するための台座がついている。服が汚れにくくなる泥除けも標準装備し、日常生活の実用性を求めるのならDove Uno一択だ。 なぜ、超軽量モデルは候補から外したのか? 初心者にお薦めの超小径折り畳み自転車(BYA412シリーズ)3選では、ルノー・ライト8、ルノー・ウルトラライト7、DAHON Dove Unoをピックアップした。一方で、近年ではDAHON DOVE PLUSやルノー・プラチナライト6など車体重量6kgクラスの超軽量モデルが登場しているが、今回は対象から外した。 超軽量モデルを外した理由はタイヤだ。初心者にお薦めの3車種のタイヤ幅は1.75インチ(約4.4cm)と広い。これにより多少の段差や道が荒れても安心して走れる。一方、超軽量モデルのタイヤ幅は1.35インチ(約3.4cm)と狭い。軽くするために幅が狭いタイヤを採用しているが、一方で段差の衝撃がダイレクトに伝わり、シャープに動くため、今回は候補から外した。DAHON DOVE PLUSやルノー・プラチナライト6など超軽量モデルに乗っている人で、段差の衝撃やシャープなハンドリングが気になる人は、太いタイヤに交換しよう。ハンドリングの安定感が上がるはずだ。

動画で見る電動ファットバイクの魅力 HaiBike Fat Six

 日本では電動アシストスポーツサイクルがブームになりつつある。その流れで電動アシストマウンテンバイクも登場している。ヨーロッパでは既に電動アシストマウンテンバイクは、様々な会社にある。それだけでなく電動アシストファットバイクまであるのだ。 ファットバイクとは、通常のマウンテンバイクよりも2倍ほど太いタイヤを履いた自転車。雪道を走るために生まれたタイヤだが、太いタイヤのおかげで安定性が高いので、一部ではマウンテンバイクのように使う人もいる。 動画はHaibike Fatsixに乗り、トレイルから雪山まで様々な所を走行し、オールマイティに楽しめる自転車だというのをアピール。注目は雪山の坂道をグングンと楽しそうに上って行くところ。実際に体験すればわかるが、ファットバイクは雪道を走れるが決して楽に走れるわけではないのだ。動画のようにグングンと上れるのなら、リフト要らずでスノーアクティビリティを楽しめる新たな観光資源になるだろう。因みに、Haibike Fatsixは日本未発売。将来的に日本にもやって来るのを期待したい。  

動画で学ぶシクロクロスライディングテクニック

主に泥道の周回コースを走るシクロクロスレースは、キャンバーを越え、砂道を走り、時には自転車から降りないといけないレースだ。Specializedの公式サイトでは、シクロクロスレースのライディングテクニックを紹介している。今回はSpecialized公式Youtubeで公開されているシクロクロステクニック動画をまとめてみた。 キャンバーの走り方 バリアの越え方 自転車の降り方 砂道の走り方 公道でシクロクロステクニックは役に立つか? シクロライダーは、非競技ユーザー向けの自転車情報サイトで、レースのテクニックは紹介しない。しかし、今回、シクロクロステクニックを紹介したのは、公道でも役に立つ場面があると思ったからだ。シクロクロステクニックが一番公道で役に立つ場面は、自転車から降りて持ち上げて行くテクニックやバリアの越え方だ。歩道を走行していたら道が途切れて歩道橋を渡る場合に役に立つだろう。テクニックに興味がなくても、解説を見ると参考になるので必見だ。