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モビリティ

Luup、三輪・小型の「ユニモ」発表 “誰もが使える”短距離モビリティで公共交通の隙間を埋める

FreeMile 3輪タイプの電動キックボード「atico(あちこ)」を公開 歩道走行にも対応

シェアサイクルをLINEで簡単に利用できる「HELLO CYCLING for LINE」全国展開を開始

ブレイズ 特定小型原付モデル「KICKBOARD EV(キックボードEV)」先行予約受付を開始

宇都宮、電動自転車・キックボード実証実験を継続 LRT沿線に拡大、台数も倍に

モニタス マイクロモビリティに関する意識調査を実施 法改正で電動キックボードに乗車したい人は約3割

SWALLOWS 免許不要モデル電動キックボードZERO9 Liteを7月1日より販売開始

立ち乗りマイクロモビリティ「ストリーモ」 特定小型原動機付自転車の型式認定を取得

折りたたみ自転車で有名なDAHON 電動オートバイに参入

自動車部品で有名なジヤトコ、電動アシスト自転車用モーターを「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」に出展

カワサキ 新型パーソナルビークル「noslisu」シリーズ発売 自転車と四輪車の中間に位置する新たなモビリティ

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電動アシストで“楽ラク”びわ湖一周 ― 滋賀・輪な道が初心者向け「ビワイチ」プライベートツアーを発売

KNOG 新型ベル「Oi Prima」が登場

DAHON、新時代の16インチ折り畳みモデル2種を同時リリース──「Boardwalk 16」と「tbm rugged 16」

ペットと一緒に風を感じて──DAHON INTERNATIONALから新登場「ペット用フロントバッグ」

電動アシストで“楽ラク”びわ湖一周 ― 滋賀・輪な道が初心者向け「ビワイチ」プライベートツアーを発売

日本最大の湖を自転車で一周する通称「ビワイチ」に、電動アシスト自転車と地元ガイドによる“フルサポート”付きツアーが登場した。滋賀県の旅行会社ビワコツーリズムベース(運営・合同会社輪な道、一丸剛代表)は12日、新商品「E-OMI CYCLING おすすめビワイチプランシリーズ」の販売を開始。体力に自信のない初心者や女性でも安心して挑戦できるプライベートプランを提案する。 小径20インチのeバイクを採用 ツアー車両には、オランダ発のブランド「VOTANI」製20インチ電動アシスト車(Q3/H3)を導入。一充電あたり最長約72キロを走破でき、サドルやグリップ、前サスなどを強化し乗り心地を高めた。適応身長は144センチからで、停車時に足が付きやすい低重心設計が特徴だ。 サポートカーが帯同し荷物とバッテリーを運搬 数日にわたる行程でも走行中は手ぶらでOK。荷物を積んだ軽バンタイプのサポートカーが随行し、補給食や飲料、スペアバッテリーを常備する。途中で購入した土産も預けられるため、観光とサイクリングを両立できる。 地元ガイドが安全管理と“寄り道”演出 同行するローカルガイドは交通事情に精通し、参加者の体力に合わせてペースを調整。旧賤ケ岳隧道からのパノラマや湖岸湿地を彩る希少植物ノウルシなど、一般の旅行者が見落としがちな景観や文化も紹介する。「ただ走るだけではもったいない」と同社は語り、地域の魅力を物語とともに届ける。 5通りの行程を用意 プランは距離と日程で五つ。約50キロの南湖一周から、約150キロの北湖、約200キロのフルビワイチまで幅広く設定した。料金にはeバイク、ガイド、サポートカー、旅行保険が含まれ、宿泊と食事は希望に応じて手配する。完走者には名前入りの「ビワイチ完走証」が贈られる。 “自転車×ウェルネス”需要を開拓 ビワイチは国土交通省が選定するナショナルサイクルルートで、国内外から愛好者が訪れる一方、本格的なスポーツバイクや道中の手配など初心者には高いハードルがあった。2021年創業の輪な道は「ハードルを下げ、誰もがびわ湖のスケール感と達成感を味わえる仕組みを作りたい」としており、今後はセルフガイド型ツアーの展開も検討する。 高まるeバイク観光 世界的に電動アシスト自転車を活用したサイクルツーリズムが伸長する中、関西屈指の湖畔ロングルートも電動化で裾野を広げる。地元には長寿県としての実績もあり、「旅先で心と体を整えるウェルネスツーリズムとの親和性が高い」(県内観光関係者)との声も上がる。 問い合わせは同社(TEL 077-532-7863)または公式サイト(https://biwako-tourismbase.com/)へ。ツアーは随時催行し、最小催行人数や料金はプランにより異なる。 BIWAKO TOURISM BASE(ビワコツーリズムベース)