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椿本チエイン 免許不要で運転できる「特定小型原動機付自転車」  小型モビリティ「Full電動Cargo(仮称)」を開発を発表

チェーンメーカー大手の株式会社椿本チエインは6月4日、新たな小型モビリティ商品として“特定小型原動機付自転車”の開発を発表した。開発中のコンセプトモデルは「Full電動Cargo(仮称)」と名付けられ、免許不要かつ誰もが気軽に乗れる電動カーゴバイクとして企画されている。試作車は6月11日・12日に新宿住友ビル三角広場で開催される「BICYCLE‐E・MOBILITY CITY EXPO 2025」に出展される予定だ。  「特定小型原動機付自転車」とは、国土交通省が2023年7月に新設した車両区分で、電動機の定格出力が0.6kW以下、長さ1.9m・幅0.6m以下、最高速度20km/h以下と定められた小型モビリティ。免許不要かつナンバー登録も不要で、電動キックボードなどが該当している。椿本チエインはこの枠組みを活用し、「Full電動Cargo(仮称)」では荷物を運びやすいカーゴスペースを備えた3輪仕様を採用。オプションとしてキャノピー(屋根)や荷台カバーなどをラインアップし、日常使いから商業用途まで幅広く対応できる設計とした。  椿本チエインは1917年創業の伝統をもち、産業用チェーンや自動車用エンジン部品など多岐にわたる製造技術を持つ。グループ長期ビジョン「VISION 2030」では、「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」を掲げ、ニューモビリティ分野への参入を目指してきた。今回の「Full電動Cargo」は、同社が開発中の電動アシスト3輪自転車「LA SI QUE®」に続く第二弾の商品となる。  同社はプレスリリースで「これまで培ってきた製品開発力や量産技術を生かし、他社にはない安心・安全性とパーソナライズ性を両立した新しいモビリティを提供したい」とコメント。2027年度中の販売開始を目指し、展示会や顧客からの意見をもとに改良を重ねる意向を示した。  「BICYCLE‐E・MOBILITY CITY EXPO 2025」は、サイクル・電動モビリティの普及を図るイベントで、国内外のメーカーや地域自治体が最新モデルやまちづくり事例を紹介する。今回出展される「Full電動Cargo(仮称)」は、都市部での小規模配送や高齢者の移動支援、あるいは観光施設やショッピングモール内での運搬ニーズなど、多様な用途を想定して開発が進められている。来場者からの反応を踏まえ、今後の量産仕様を検討するとしている。  なお「Full電動Cargo(仮称)」は、電動機出力0.6kW以下、車体サイズ(長さ1.9m・幅0.6m)以内、最高速度20km/h以下という国土交通省基準を満たすため、軽量フレームや省電力設計を採用。バッテリーは家庭用コンセントで充電可能で、フル充電からの走行距離は未定ながら、日常的な短距離移動や荷物運搬に十分対応できる水準を目指している。  同社は今後、試作車を用いた社内外のユーザーテストを重ね、顧客の要望を反映したうえで量産体制を整備する計画。2027年度以降の販売に向け、部品調達・製造ラインの構築や販売店との連携強化を進める。なお詳細な仕様や価格、バリエーションなどは展示会後に順次公開される見通しだ。 電動アシスト3輪自転車 LA SI QUE (らしく) | 新規ビジネス | つばきグループ