クロスバイク・トレッキングバイク

軽量スピードクロスバイク Khodaa-Bloom Rail700シリーズを解説

クロスバイクの中でも、舗装路の軽快さを求めた物はスピードクロスバイクと呼ばれることが多い。スピードクロスバイクにはこのジャンルの始祖で現在でも定番のGIANT ESCAPE R3、ESCAPE R3の発展型でよりスポーティな雰囲気を持つESCAPE RX、旧ESCAPE Rシリーズの雰囲気を残したNESTO LIMITがある。

今回紹介するスピードクロスバイクはKhodaa Bloom Rail700シリーズ。数あるスピードクロスバイクの中でも軽さを売りにしており、最上級モデルのRail 700SL-LTDはクロスバイク最軽量の8.1kg、Rail 700SLは国内販売中の10万円以下/前変速機付きクロスバイクにおいて(2018年9月現在)クラス最軽量の8.7kgを実現。また、Rail700は国内販売中の10万円以下/前3段変速機付きクロスバイクにおいて(2018年4月現在)クラス最軽量の9.4kgを実現したようだ。軽量モデルでもロードバイクよりもスポーク数を多くしていたずらに軽さを実現していないのは好感が持てるだろう。

筆者はRail700シリーズは様々な自転車イベントで試乗している。ロードバイク並の軽さを実現しているが、実際の走りはロードバイクではなく、スポーティなツーリングマシンと考えたほうがいい。マウンテンバイク並のロングホイールベースに、アップライトな乗車姿勢でも極端に荷重がかからない長めのリアチェーンステーのおかげか、軽いギアを多様して清流のようにスイスイと走らせたほうが良い。このクロスバイクにロードバイクのような重いギアを多用して走るのは楽しくない。

Rail700シリーズの上級モデルは、エントリーモデルのロードバイクと同じ価格帯に位置している。一般的な意見ならロードバイクを買ったほうが良いと思うかもしれないが、読みが浅すぎると言うしか無い。ホイールベースが短く前傾姿勢を強要されるロードバイクは、スピードが出しやすいので舗装路での高速走行は非常に楽しい。その一方で低速走行では、ハンドルの「遊び」が無い感覚に近く、不安定になる。Rail700のようなロングホイールベースのクロスバイクは、街乗りやツーリングレベルの速度ならリラックスして運転できる。

NESTO LIMITシリーズとの違いは?

Khodaa Bloomブランドを持っているホダカでは、NESTOブランドも所有している。NESTOにはRail700の価格帯が近いクロスバイク「LIMIT」シリーズがラインナップしている。NESTO LIMITのほうが安いが、価格だけでなく車体設計も違う。

NESTO LIMITシリーズは重いギアを踏み込んだ時の進み具合がRail700よりも進む感じがする。ホイールベースもRail700よりも短く、クロスバイクで俊敏にスポーティに走りたい人に向いている。

一方、KhodaaBloom Rail700シリーズは、スピードクロスでは非常に珍しいセンタースタンド装着台座がある。また、トップチューブ(ハンドル~サドル間)が長いため、端にかけて後ろに下がったバックスイープがついたトレッキングハンドルが装着できる。(NESTO LIMITで行うと乗車姿勢がやや窮屈になるだろう)

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Khodaa Bloom Rail700シリーズとNESTO LIMITシリーズで迷っているのなら、スポーティさを重視したいのならLIMITシリーズ。実用性を求めたスピードクルーザーが欲しいのならKhodaa Bloom Rail700シリーズを選ぶのが良いだろう。

Khodaa Bloom Rail700シリーズ一覧(2020年モデル)

Rail700A:¥48,000(税抜き)

  • フレーム:“EAST-L”Triple butted,BSA130mmQR
  • フロントフォーク:Alloy 1-1/8 100mmQR
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T4000
  • クランク/スプロケット:48/38/28T / SHIMANO CS-HG200-8 12-32T
  • タイヤ:KENDA K1029 700×32C

スポーツ自転車を取り扱っている自転車店で購入できるクロスバイクでは貴重な4万円台のクロスバイク。Rail700シリーズの中では、太めの32ミリタイヤを装備し、厚めのスポーツ自転車用サドルを装備す7ことで、初めてスポーツ自転車に乗る人にも合う部品構成となっている。気軽にクロスバイクに乗ってみたい人向けのモデルだ。

Rail700:¥63,000(税抜き)

  • フレーム:“EAST-L”Triple butted,BSA130mmQR
  • フロントフォーク:Alloy 1-1/8 100mmQR
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T4000
  • クランク/スプロケット:48/36/26T /SHIMANO CS-HG50-9 11-30T
  • タイヤ:Continental ULTRASPORT 700 X 28C BK/BK

車体重量9.4kg(480mmサイズ)と国内販売中の10万円以下/前3段変速機付きクロスバイクにおいてクラス最軽量を実現したクロスバイク。軽量で滑らかな回転NOVATEC製のハブや、軽量タイヤ「Continental ULTRASPORT 700 X 28C BK/BK」を搭載し、走りの良さを重視したモデル。汎用性とスポーティな走りを求めたい人向け。

Rail700SL:¥87,000(税抜き)

  • フレーム:“EAST-L”Triple butted,BSA130mmQR
  • フロントフォーク:Carbon Fork1-1/8” ,100mmQR
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T4000
  • クランク/スプロケット:SHIMANO FC-R3000 50/34T / SHIMANO CS-HG400-9 11-34T
  • タイヤ:Continental ULTRASPORT 700 X 28C BK/BK

車体重量8.7kg(480mmサイズ)と国内販売中の10万円以下/前変速機付きクロスバイクにおいてクラス最軽量を実現したクロスバイク。各所にカーボン素材を採用し軽量化されている。ロードバイク用クランクが付いており、ギアが重く感じる人もいるかもしれない。より軽さを求める人に向いているモデルだろう。

Rail LIMITED:¥140,000(税抜き)

  • フレーム:AL6011 EAST-L
  • フロントフォーク:フルカーボンフォーク 1-1/8
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T610
  • クランク/スプロケット:FSA SL-K MODULAR BB386EVO 48/32T 400/440:170mm,480:175mm/
  • タイヤ:Continental GrandPrix 4000S2 700×25C

フロントフォークにフルカーボンフォークを採用した超軽量クロスバイク。ロードバイク用タイヤcontinental GRANDPRIX5000」を装着することにより徹底的な軽量化を行うことで、クロスバイク最軽量の7.8kgを実現。とにかく軽さを重視したクロスバイクが欲しい人向け。

Rail Disc:¥59,000(税抜き)

  • フレーム:“EAST-L”Triple butted,BSA135mm QR
  • フロントフォーク:Alloy 1-1/8 100mmQR
  • ブレーキ:SHIMANO BR-MT200油圧ディスクブレーキ
  • クランク/スプロケット:48/38/28T / SHIMANO CS-HG200-8 11-32T
  • タイヤ:KENDA K-1029 700×32C

マウンテンバイクにも使われるシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載し、軽いタッチと高性能を両立。スピード志向よりもオールマイティさを重視する人に向いている。

Rail Disc EX:¥72,000(税抜き)

  • フレーム:“EAST-L”Triple butted,BSA135mm QR
  • フロントフォーク:Alloy 1-1/8 100mmQR
  • ブレーキ:SHIMANO BR-MT200油圧ディスクブレーキ
  • クランク/スプロケット:48/36/26T / SHIMANO CS-HG201-9 11-32T
  • タイヤ:Continental ULTRASPORT 700 X 32C BK/BK

Rail Discにコンチネンタル製タイヤ等を装着した上級モデル。

リンク:コーダブルーム

 

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