日曜日, 10月 25, 2020
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ロードバイクタイプ、ミニベロタイプ、E-MTBの3台のE-Bikeで行く房総半島E-Bikeレビュー

E-Bikeサイクリングは、人力自転車よりも自由で、他の人と一緒にサイクリングが楽しめると言われています。人力自転車だと、脚力が違う人や自転車のジャンルが違う場合、どうしても差が発生するのが一般的です。

人力自転車の場合、ロードバイクとマウンテンバイクとミニベロの3台で一緒に走ったら、差が広がって一緒に走れないので、楽しくないでしょう。それなら、ロードバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、ミニベロタイプのE-Bikeならどうでしょうか。

そこで、今回はロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロの3台のE-Bikeで房総半島サイクリングを行い、検証してみました。

東京から房総半島に行くには、自走や自動車に自転車を積むカーサイクリングなど、様々な方法がありますが、今回選んだのはB.B.BASEです。

「B.B.BASE」は、両国から房総半島各を走るJR東日本のサイクルトレイン。車内には99台分の自転車積載ラックが用意されており、今までは、ロードバイクやクロスバイクなど、サイクルラックに積載できる自転車しか載せられませんでした。

しかし、2020年初旬から、小径車やMTB、E-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車もB.B.BASE車内に持ち込みが可能になり、E-Bikeでの旅行が楽しめるようになりました。

B.B.BASEがE-Bikeの乗車を歓迎! B.B.BASEにE-Bikeを載せてサイクリングを楽しもう!

今回は、両国から本千葉、上総一ノ宮、勝浦、安房鴨川を往復する「B.B.BASE 外房」に乗車。3台のE-Bikeで外房エリアのサイクリングを実施しました。

E-Bikeで房総半島サイクリング

今回使用するE-Bikeの紹介

最初に、今回レビューする3台のE-Bikeを紹介します。

1台目は「BESV PS1」。2014年度グッドデザイン賞 BEST100を受賞したことで知られているミニベロタイプのE-Bikeです。

車体は舗装路サイクリングを楽しむ自転車ながら、フロントフォークとフレームにサスペンションを装備したフルサスペンション仕様で、フレーム素材にカーボンを採用しています。また、フルサスペンションMTBを意識しつつ、曲線的な流れるカーボンフレームは、車体中央部にバッテリーを装着し、一体感があるデザインを実現しました。2020年モデルでは小型フルカラー液晶ディスプレイ等を採用しています。

ドライブユニットは後輪に搭載されたBESVオリジナルのインホイールモーターで、定格出力250Wを発揮。バッテリーは36V 10.5Ahで、容量は378Wh。アシスト可能航続距離は最大100キロ。車体重量は17.6キロで、価格は27万6000円(税抜)です。

2台目はマウンテンバイクタイプのE-Bike「Corratec E-POWER X VERT CX」。ドイツブランド「Corratec」のアルミフレームハードテールE-MTBで、日本市場向けにトレイルライドを楽しめる構成に進化しているのが特徴です。7月にシクロライダーでもトレイルライドや林道走行でもインプレッションを行っていますが、今回のB.B.BASEサイクリングでは、未舗装路一切無しの完全舗装路でサイクリングを行います。

ドライブユニットはBosch Performance Line CXで、定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮。バッテリーは、Bosch Powerpack500 36V 13.4Ahで、容量は500Wh。アシスト可能航続距離は最大140キロ。車体重量は22キロで、価格は39万8000円(税抜)です。

そして、3台目がロードバイクタイプのSpecialized S-Works Turbo Creo SL。各所で話題となったSpecialized製のロードバイクタイプの超軽量E-Bike。今回借りたのは、最上級モデルであるS-Worksで、カーボン製ホイール「Roval CLX 50 Disc」や、カーボン製ハンドル、シートポストを搭載。コンポーネントもレース用電動コンポーネントを搭載しており、スーパーE-Bikeと言える存在に仕上がっています。

ドライブユニットはSpecialized SL1.1で、最大出力240W、最大トルク35Nmを発揮。バッテリーは、完全内蔵式48Vで、容量は320Wh。アシスト可能航続距離は最大130キロ。車体重量は12.2キロで、価格は135万円(税込)です。

B.B.BASEのサイクルラックは車体重量15キロまでに制限されており、車体重量が重いE-Bikeはサイクルラックを使わず、車内の空いたスペースに置くのが一般的です。しかし、S-Works Turbo Creo SLは車体重量が12.2キロと軽く、B.B.BASEのサイクルラックに積載できる貴重なE-Bikeでもあります。

勝浦駅から勝浦タンタンメンを食べに江ざわへ

今回は、筆者以外に2人も同行

9時50分、勝浦駅下車。勝浦駅などの外房エリアは様々なサイクリングルートがありますが、今回は、海岸沿いを走り安房鴨川まで行くルートを走る事にしました。

走る前に、今回の昼食場所を駅員さんに聞いてみた所、薦められたのが勝浦タンタンメン。勝浦は担々麺が有名で、市内には担々麺を出す店が沢山あるとのこと。数ある勝浦タンタンメンの中でも有名なのが勝浦タンタンメンの元祖の「江ざわ」。ただ、話を聞いた限りでは、勝浦駅から離れた内陸側にあるとのこと。しかも、有名店なので11時に開店で、非常に混むようです。

人力自転車なら、いきなりコースを変えるだけでも大変ですが、今回乗っている自転車はE-Bike。ルートが多少変わっても特に問題はないため、ルート変更。江ざわに行くことにしました。

勝浦駅から江ざわに行くには、国道297号線を通る必要があります。スタート地点の勝浦駅から、江ざわまではずっと上り坂で、人力自転車だと、初心者には向かないコースでしょう。

しかし、E-Bikeだと特に問題にはなりません。ただ、この国道297号線は自動車の往来が多いのが欠点。サイクリングでわざわざ交通量が多い道を走ってもつまらないため、脇道を走る事にしました。

入った脇道は、クルマやオートバイが少ない一方、国道よりも急な上り坂が待っていました。全車E-Bikeなので、3台ともスイスイと進んで行きますが、走行感覚は3台とも違います。

BESV PS1は、後輪にモーターが付いているインホイールモーターで、現代のE-Bikeの主流であるクランク軸からアシストを行う方式ではありません。そのため、漕いだ場面に合わせてシンクロしつつ、モーター後ろから押される独特の感覚があります。

因みに、PS1は長年に渡って発売されていますが、細かい改良を行っており、初期型(36V 6.6Ahバッテリー搭載車)と、今回試乗した2020年モデル(小型フルカラー液晶ディスプレイ搭載車)では大きな違いがあります。現行型はモーターユニットの変更を実施しており、漕いだ時の脚の追従感が圧倒的に向上しています。

Specialized Turbo Creo SLは、最大出力240W、最大トルク35Nmと、今回のE-Bikeの中ではドライブユニット単体だけでみるとパワフルではありません。しかし、車体重量12.2キロと非常に軽く、本格ロードバイク並みの車体や部品構成で、平地ではモーターの力が無くても、普通のロードバイクに近い感覚で乗車ができるほどの車体性能を実現。

さらに、アシストの立ち上がりを脚力に追従する設計にし、楽しく漕がせるようにし、アシストに頼らせないセッティングにすることで、アシストの減退が切れても楽しく漕げるE-Bikeという独特の世界観を持っています。そのため、舗装路の上り坂は他社を大きく引き離す性能を備えているのが特徴です。

E-MTBのCorratec E-POWER X VERT CXは、この中では車体が一番重く、2.8インチのマウンテンバイク用タイヤを装着しているため、不利に思えます。しかし、E-POWER X VERT CXに搭載されているドライブユニット「Bosch Performance Line CX」により、楽々と付いていくことができます。

Bosch Performance Line CXの定格出力は250W、最大トルクは75Nm。最大出力は公開されていませんが、体感ではSpecialized S-Works Turbo Creo SLに搭載されているドライブユニットよりも2倍以上の出力を発揮しているのでは無いかと思うぐらいのパワフルさ。最大トルクも2倍ほどあり、力強いです。

これだけパワフルなユニットを搭載しているのは、重い車体で急坂や人力MTBでは躊躇うような荒れた道を楽に走るため。人によっては過剰だと思うかもしれませんが、過剰なパワーとトルクのおかげで、舗装路でも人力MTBではできないパワフルな走りが楽しめ、舗装路では楽々と時速24キロ出せます。

今回、3台のE-Bikeで裏道を走りましたが、どのE-Bikeでも言えるのが、裏道を走るのが楽しい事。裏道は自動車が少ないだけでなく、細く入り曲がりアップダウンがあります。発進・減速が多いため人力自転車では、あまり楽しくない場所ですが、E-Bikeなら積極的に走りたくなります。

また、このような道は、クルマが多い国道には無い景色も見ることができ、途中で止まって気軽に写真を撮ることも可能です。このような場面で欲しいのはスタンドで、車体が重いE-Bikeは立てかけて置くのが難しいため、スタンドは必要です。BESV PS1はスタンドは標準装備。Corratec E-POWER X VERT CXは、スタンドはオプションで用意されています。Specialized S-Works Turbo Creo SLは、スタンドのオプションは無く、装着は想定されていません。

11時過ぎに「江ざわ」に到着。すでに多くのクルマが止まっており、1時間ほど待つ事に。ウエイティングボードに名前と携帯番号を記入し、時間が近づくと携帯電話で呼ぶため、1時間ずっとお店の前で待たなくてもよいのが特徴です。

今回注目したのは「担々麺」。勝浦タンタンメンが他の担々麺と違うのは、一般的な担担麺に使われるゴマや芝麻醤は使用せず、醤油をベースにしたスープに中華麺が入り、ラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉が載っており、独自の風味と辛さで美味しいのが特徴です。

因みに、なぜ勝浦で担々麺が名物になったのか調べると、寒い海仕事を行った海女・漁師など漁業関係者が冷えた体を温めるためのメニューとして好んで食されたのが始まりとのこと。今では、エースコックから勝浦タンタンメンのカップラーメンが登場し、B級グルメ大会で入賞するなど、全国的に注目されるご当地ラーメンになったとのことです。

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勝浦から安房鴨川まで裏道を使いながらサイクリング

担々麺を食べた後は、勝浦駅に戻り安房鴨川までのサイクリングを行うことにしました。今回のコースは、安房鴨川まで約30キロほどあるアップダウンが多いコースです。

平坦な道で3台一緒に走る時、気になったのがS-Works Turbo Creo SLがやたら速い事。E-Bikeはみんなと一緒に走れるのが売りの1つです。しかし、S-Works Turbo Creo SLは、一番パワーが無いECOモードで、普通に漕いでも、あっという間に時速24キロに達し、アシストが無い速度でもグングンスピードが出てしまい、2台を引き離していく事態になりました。

そのため、S-Works Turbo Creo SLに乗っている時は時速24キロに抑えて走っているうちに、興味深いと思ったのが直進安定性の高さ。

Turbo Creo SLシリーズの車体は、ロードバイクとグラベルロードで同じ設計を採用しており、設計自体はグラベルロード「DIVERGE」と同じオープンロードジオメトリを採用。そのためロードバイクタイプのS-Works Turbo Creo SLでも、車体自体は安定性が高いグラベルロードの設計のため、低速でも安定性が高いのです。

車体設計を直進安定性重視にすると、俊敏性が低くなりロードバイク感がなくなるのが一般的な傾向ですが、Turbo Creo SLはモーターパワーのおかげで俊敏性も実現。公道走行した限りでは、直進安定性と俊敏性を両立し、人力ロードバイクには無い世界を実現しています。

勝浦から安房鴨川の30キロ弱のコースには、様々な観光施設があります。季節によって様々な魚や海底の様子が見れる海中展望塔がある「かつうら海中公園」や、房総半島の海の自然をテーマにした海の博物館など、ポタリングのついでによりたくなる施設もあります。

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勝浦の海沿いは、せまい湾が複雑に入り込んだリアス式海岸がある貴重なエリア。国道はトンネルが多く、交通量もあるため、ここは、細い道を走ることにしました。

E-Bikeなら、自動車やオートバイが停車するのに躊躇するような場所でも気軽に止めることが可能です。アップダウンが多いリアス式海岸を走るのなら、脚力を消耗する人力自転車や、駐停車に困る原付きよりもE-Bikeをお薦めします。

そして、リアス式海岸と言えば、起伏が多くアップダウンや曲がりくねったカーブが多く、E-Bikeのインプレッションに最適な道の1つ。今回登場した3台のE-Bikeは、どれも車体バランスが良いのが特徴ですが、ハンドリングは3車とも違います。

Specialized S-Works Turbo Creo SLのハンドリングは、一言で表すと人力自転車と同じ感覚でカーブが曲がれるフィーリング。

一般的にE-Bikeは重いバッテリーをダウンチューブに入れているため、カーブを曲がる時に重い感覚があるE-Bikeがありますが、Turbo Creo SLは、車体にバッテリーが入っているのを忘れるほどのレベルで前後荷重バランスが良いのが特徴です。車体設計はグラベルロード「DIVERGE」譲りのため、直進安定性も高く、初心者でも安心して運転できます。

BESV PS1は、車体と一体のデザインを採用したバッテリーを、中心部に搭載することで、前輪荷重を少なくし、”前が重い感覚”が無いのが特徴。

乗車姿勢もアップライトで、太いタイヤや前後サスペンションを装備することで、ミニベロでも荒れた道を安心して走行できます。ミニベロらしいクイックなハンドリングを採用しているのに、路面からの突き上げ等で発生する不安感がなく、ミニベロの良さを活かしながら安定感があります。

Corratec E-POWER X VERT CXは、重いバッテリーをダウンチューブ内に入れて、重心位置を人力自転車に近いデザインを実現。大容量の500Whバッテリーの重さはありますが、かつての外付けバッテリーを搭載したE-MTBとは雲泥の差があるほど進化しています。

トレイルライドでカーブを楽しめるE-POWER X VERT CXの良さは舗装路でも健在。直進安定性の高さは3台の中で一番です。太いブロックタイヤで荒れた舗装路を無視し、リラックスしながらワインディングを走れます。

そして、ついに安房鴨川駅に到着。3台ともバッテリーは半分以上残っており、トラブルはありませんでした。

注意したいのはB.B.BASEを予約すると付いてくるフリークーポン券。このフリークーポンが使用できる店は限られており、発車時刻ギリギリに駅に到着してしまうと、折角のフリークーポンが使える時間が無くなる事もあるので気をつけましょう。

B.B.BASEでの外房サイクリングの感想

今回のB.B.BASEサイクリングでは、3台のE-Bikeで勝浦を走りましたが、感じた事をまとめて紹介します。

サイクルトレインはE-Bikeを載せるのが非常に簡単

B.B.BASEは2020年にE-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車も公式に載せることができるようになりました。E-BikeはTurbo Creo SLやVado SLといった、一部モデルを除き、車体重量が重いため、自転車を袋に入れて公共交通機関に載せる”輪行”がほぼ不可能だという欠点があります。

ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便や、自動車を使用したカーサイクリング等、様々な方法がありますが、輪行と比較すると気軽ではありません。その輪行も、自転車を分解する必要があり、中級者以上の人向けの方法です。

それが、サイクルトレインなら、E-Bikeでも気軽に遠くに行ってサイクリングを楽しむことができます。また、カーサイクリングとは違い、帰りは電車の中で休みながら移動もできます。B.B.BASEは、房総半島エリアでしか運行されていませんが、他でも普及してほしい電車です。

みんなと一緒に走ることができる

人力自転車のサイクリストではロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロが一緒に走るのは、体力差や車体性能の差が大きくなってしまうため、非常に難しいです。しかし、E-Bikeはモーターと電気の力により、平地では時速24キロぐらいなら簡単に出すことができます。

Turbo Creo SLの場合、あっという間に時速24キロに達するため、他のE-Bikeと走るときは時速24キロに抑える必要があります。

しかし、人力自転車で抑える走りと違うのは、モーターアシストにより楽な部分があり、人力自転車よりも最適なペダリングが広がるため、E-Bikeのほうが楽しく抑えた走りができるので、特に問題はありません。

人力自転車よりも時間を余分に取る必要が無い

E-Bikeは時速24キロまでアシストせず、絶対的な速度は人力ロードバイクのほうが速いです。しかし、E-Bikeはモーターアシストにより、向かい風や上り坂等、人力自転車では遅くなる場面でも、E-Bikeは安定したスピードで出すことができます。そのため、人力自転車よりもE-Bikeのほうが、時間に余裕を持って走ることが可能です。

ただし、時間に余裕を持ってギリギリの時間で走った場合、トラブルが発生した時、電車に乗り遅れてしまうので、余裕を持ってサイクリングを楽しみましょう。

服を選ばない強み

人力自転車でのサイクリングは、どうしても汗を多くかくため専用のサイクリングウェアを使う機会が多くなります。しかし、E-Bikeの場合、人力自転車よりも汗がかきにくいため、人力自転車よりも自由な服装で楽しむことができます。

良い例が、Thousand Helmet(サウザンドヘルメット)でしょう。このヘルメットはBESV JAPANが取り扱いをしている街乗り用自転車用ヘルメットです。

ロゴマークのキャップを外してU字ロックや、チェーンロックを通して盗難を防ぐことができる

オートバイのハーフキャップタイプを意識したこのヘルメットは、エアインテーク部分が7箇所と自転車用ヘルメットとしては少なく、人力自転車だと真夏で使うには不向きです。

しかし、E-Bikeは、人力自転車よりも強烈な負荷がかかりにくいので、大量の汗が出る場面が少ないため、真夏の場面でも比較的使用できます。

また、服装に関しても、人力自転車はペダリングを効率化するために、レーサーパンツ等自転車専用ウェアを着る必要がありますが、E-Bikeは動きやすい服でも楽しくサイクリングができるため、服装の自由度が増えるでしょう。

サイクリングはE-Bike一択の時代が来る

今回、3台のE-Bikeでの房総半島サイクリングは、人力自転車ではできないE-Bikeならではのサイクリングと言えます。3台ともジャンルが違っても一緒に走ることができ、いきなりルートを変更して、坂道に遭遇しても不安なく走れるのはE-Bikeだけです。

人力自転車で坂道や時間、体力の疲れといった不安感をカットするE-Bike。近い将来、サイクリングはE-Bike一択の時代が来るのは間違いないでしょう。

(参考)今回、使用したE-Bikeのスペック

BESV PS1

 

  • フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き)
  • フロントフォーク:Spinner GRIND20 50mmトラベル
  • 重量:17.4kg
  • ブレーキ:TEKTRO 油圧式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備)
  • ギア(前):48T
  • ギア(後):12-28T 10段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ、インホイールモーター
  • タイヤ:Schwalbe Big Apple 20×2.0
  • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 10.5Ah(378wh)
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:3段階+スマートモード
  • 航続距離:100/83/60km

Corratec E-POWER X VERT CX

  • フレーム: E-POWER SHADOW TUBE アルミ
  • フロントフォーク:SR SUNTOUR XCR34-AIR-Boost LOR DS 27.5″、Travel:140mm
  • 重量:-
  • ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 HYD DISC SM-RT30、180mm
  • ギア(前):SAMOX GEN4、34T
  • ギア(後):SHIMANO CS-HG50、11-36T、10S
  • フロントホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • リアホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • タイヤ:WTB RANGER 27.5×2.8
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch Powerpack500 36V 13.4Ah 500Wh
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:140km/101km/99km/79km※Bosch E-Bike Systemから引用

Specialized S-Works Turbo Creo SL

  • フレーム:FACT 11r carbon, Open Road Geometry, front/rear thru-axles, fully integrated down tube battery, internal cable routing, fender/rack mounts, Boost™ 12x148mm
  • フロントフォーク:Future Shock 2.0 w/ Smooth Boot, Boost™ 12x110mmmm thru-axle, flat-mount disc
  • 重量:-
  • ブレーキ: Shimano Dura-Ace R9170, hydraulic disc
  • ギア(前):Praxis, Carbon 46T
  • ギア(後):Shimano XT, 11-speed, 11-42t
  • フロントホイール:Roval CLX 50 Disc, carbon, tubeless-ready, Win Tunnel Engineered, 50mm depth, CeramicSpeed bearings, 21h
  • リアホイール:Roval CLX 50 Disc, carbon, tubeless-ready, Win Tunnel Engineered, 50mm depth, DT Swiss 240 internals, CeramicSpeed bearings, 24h
  • タイヤ:S-Works Turbo, 700x28mm
  • ドライブユニット:Specialized SL1.1(最大出力240W、最大トルク35Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:内蔵式 320Wh
  • 充電時間:約2.5時間
  • アシストモード:3段階※Mission Controlアプリでアシスト力を変更可能
  • 航続距離:最大130km

文:松本 健多朗

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スイスに本拠地を置くスポーツ用品企業として知られているSCOTT(スコット)。ウインタースポーツやランニング、モーターサイクル用品だけでなく、自転車も製造しています。 https://youtu.be/SN7yL9sfpKs 自転車の中にはE-Bikeも含まれており、海外市場ではマウンテンバイクやクロスバイクタイプのE-Bike、ロードバイクタイプのE-Bikeもラインナップし、幅広い展開を行っています。そして、日本市場のSCOTT製E-Bikeは、マウンテンバイクを展開。ここでは、SCOTT製のE-Bikeについて解説します。 SCOTT製E-Bikeの特徴 ハードテールE-MTBとフルサスペンションE-MTBの2種類のE-MTBを用意 日本市場でのSCOTT製E-BikeはE-MTB(電動アシストマウンテンバイク)のみの展開となっています。E-MTBはフロントにサスペンションを搭載したハードテールE-MTBと、フロントとリアの両方にサスペンションを装着した、フルサスペンションE-MTBの2種類を用意しています。 E-MTBの世界では、山を本格的に走行する場合、フルサスペンションE-MTBがベストです。人力MTBでは欠点だった、サスペンションの損失をモーターパワーで帳消しにし、下り坂だけでなく上り坂でも安定して走ることが可能です。 SCOTT製のE-MTBに関しては、お手頃価格で街乗りやサイクリング、林道ライドが楽しめるハードテールE-MTBのSCALE eRIDEと、本格的なオフロード走行が可能なGENIUS eRIDEの2種類を用意しています。 ドライブユニットは全車BOSCH製を搭載 E-Bikeで重要な部分の1つと言えるライダーをアシストするドライブユニットは、全車にドイツBosch社のドライブユニットを搭載しています。 Boschはドイツを本拠とする総合自動車部品、電動工具メーカー。ヨーロッパ市場ではトップクラスのE-Bikeサプライヤーの1つとして知られており、2017年に日本市場に参入しました。 SCOTT製E-Bikeには、2種類のBosch製ドライブユニットを搭載。ハードテールE-MTBの「SCALE JAPAN SPEC」には、Active Line Plusを搭載。静かでスムーズなフィーリングを売りにした、街乗り、サイクリング用ユニットです。定格出力は250W、最大トルクは50Nmを発揮します。   フルサスE-MTBのGENIUS eRIDEは「Performance Line CX」を搭載。こちらは、ヨーロッパで高い支持を得ているハイエンドE-Bike用のドライブユニットで、Active Line Plusよりもパワフルでシャープなレスポンスに加え、ライダーの踏み込み力に応じ可変的にアシストを行う、E-MTB用途に特化したアシストモード「eMTBモード」が搭載されています。定格出力は250W、最大トルクは85Nmを発揮します。 SCOTTのE-Bike最新モデル 2車種を紹介 SCALE eRIDE JAPAN SPEC SCALE eRIDEは、SCOTTの29インチタイプのハードテールE-MTB。日本国内ではE-Bikeの中では一番安いエントリーモデルで、本格的なオフロードライドよりは、林道ライドなど気軽なサイクリングを楽しむのに向いています。 車体は脱着可能な内蔵式バッテリーを採用したアルミフレームを採用することで、すっきりとしたデザインを実現。フロントサスペンションはSR Suntour XCM 120ミリトラベルで、ハンドルに装着されたレバーで、サスペンションの動きを固定することができる」リモートロックアウト機構を搭載しました。 バッテリーはBosch PowerTube500で500Whクラスのバッテリーを採用。ハードなオフロードライドでも電池切れになりにくい容量を搭載しています。 ドライブユニットは静かでスムーズなフィーリングを売りにしたサイクリング用ユニットのBosch Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nm。価格は32万8000円(税抜、以下同)です。 フレーム:Alloy...

FUJIから120年記念限定車「Feather 120th anniversary」を発表 プレゼントキャンペーンも実施

FUJI(フジ)の日本総代理店であるアキボウは10月16日、ブランド設立120年を記念した限定車「Feather 120th anniversary」を発表した。 FeatherはFUJIを象徴するシングルスピードバイクで、今回、FUJIブランド120周年を記念して記念モデルを日本限定100台で発売する。今回の限定モデルでは、ラグ加工を施し限定ロゴ/ヘッドバッヂを採用。また、パーツにNITTO/Sugino/Panaracer の日本ブランドのパーツを選択した。ギアは15T固定ギアを標準装備している。カラーはShikkokuで、価格は14万8000円(税抜)。 また、Feather 120th anniversary発売を記念して、世界に一台のFeather 120thをプレゼントするキャンペーンを実施。120年前から現代にタイムスリップしたかのようなコンセプチュアルなカスタムペイントを施したFeather 120th anniversaryを抽選で一名にプレゼントする。 制作は、フィクスドバイク黎明期からシーンに深く関わってきた、ペダルマフィアのTSUNE氏(NOZLE GRAPHICS/PEDAL MAFIA)。フレームにはシグネイチャー(名入れ)も行い、「世界で1台だけ」のFeather 120th anniversaryとなる。 応募期間は、2020年10月16日(金)から、10月31日(土)まで。期間応募条件などは以下の通り。 <応募条件> ・首都圏/中部圏/近畿圏のアキボウ指定の店舗で受け取りが可能な方。その他の地域からでも応募は可能。 ・店舗受け取りの際の初期整備費(20,000円~30,000円程度)、防犯登録費をご負担いただける方。 <応募方法> 下記の2つよりいずれかをお選びください。 (1)FUJI 公式 instagramアカウントをフォローの上、キャンペーンページから所定の画像(下記)をDLして #fujifeather120th を付けて投稿 (2)FUJI 公式 twitterアカウントをフォローの上、キャンペーン告知ツイートを #fujifeather120th を付けて引用リツイート <応募期間> 2020年10月16日(金)~10月31日(土)までの期間 <車体受け渡し> 2021年4月頃を予定 <注意事項> ※制作物はアーティストによる完全なオーダー塗装のため、塗装色などの細かな指定は一切できません。 ※シグネイチャー(名入れ)は希望の文字列10字程度で指定が可能です。(大文字/小文字指定やフォント等の指定はできません。) ※当選告知は締切からおよそ1週間で、いずれかのSNSのDMで当選者のみに告知いたします。 ※ご当選時にアカウントを削除されている場合や、フォローを外されていますと対象外となります。 TSUNE (NOZLE GRAPHICS/PEDAL MAFIA) カスタムカーなどの特殊塗装やペイント技法、ピンストライピング、手描きによるフライヤー制作などからはじまり、電子工作やプログラミングなどアナログ/デジタルにとらわれないグラフィックデザイナーとして活動を開始。自転車愛好集団「PEDALMAFIA」では主にビジュアルデザインを担当し、グッズや映像作品、当時まだ普及していなかった電子書籍等、様々なメディアや手法で展開。ストリートバイクブームの先駆者となりシーンより絶大な支持を得る。個人名義のNOZLE...

2021年モデル版 TREK(トレック)のE-Bikeを解説 E-MTBに新モデルやアップデートを実施

ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクまで、様々な自転車を製造しているアメリカのスポーツ自転車ブランド「TREK」。電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」にも力を入れており、日本市場ではE-クロスバイクとE-MTBをラインナップしています。 2021年モデルでは新モデルの登場や新たにフルサスE-MTBを投入しました。今回はTREKのE-Bikeの特徴や2021年モデルの改良点を解説します。 TREKのE-Bikeの特徴 全モデルにBosch製ユニットを搭載 TREKのE-Bikeに搭載されているユニットは全車、ドイツを本拠とする総合自動車部品、電動工具メーカー「Bosch(ボッシュ)」製ユニットを搭載しています。Bosch製のE-Bikeユニットは、街乗り、舗装路サイクリング向けのActive Line Plusと、E-MTBやスポーツ向けのPerformance Line CXの2種類が用意されており、TREKのE-Bikeには2種類とも搭載されています。   Verve+ 2シリーズ(2020年モデル)は、Active Line Plusを採用。アシストの音は静かでスムーズなフィーリングが特徴の街乗り、舗装路サイクリング用のドライブユニット。定格出力は250W、最大トルクは50Nmを発揮し、必要十分なパワーとトルクを発揮します。 クロスバイクタイプのAlliantシリーズと、E-MTB(電動アシストマウンテンバイク)全車には、スポーティなサイクリングやオフロードライドを楽しむ「Performance Line CX」を採用。定格出力は250W、最大トルクはモデルにより75Nm、もしくは85Nmを発揮。舗装路でパワフルな走りを楽しみたい人や、オフロードを走る人にピッタリのユニットです。 https://youtu.be/ZuhKoNxQVgs また、Performace Line CXを搭載したE-MTBのPowerfly 5、Railシリーズには、E-MTB用途に特化したアシストモード「eMTBモード」が搭載されています。eMTBモードではライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力が瞬時に提供し、狭い箇所でのターンや滑りやすい斜面を駆け上る場面で、予期せぬアシストの挙動を排除したのを売りにしています。 一部モデルに、着脱式一体型バッテリーを採用 https://youtu.be/I7l7ffGRny4 AlliantシリーズとE-MTBには、TREK独自の着脱式バッテリーシステム「Removable Integrated Battery(RIB、着脱式一体型バッテリー)」を搭載してます。これは、バッテリーが車体に一体になり見た目がすっきりしているだけでなく、バッテリーが簡単に着脱できるシステム。バッテリー本体には折りたたみ式ハンドルが装備されており、バッテリーを持ち運んで気軽に別の場所で充電を行うことができます。 2021年モデルTREKのE-Bikeは、E-MTBに注目 E-MTBに大容量バッテリー「Bosch PowerTube625」を採用 一番の注目は、2021年モデルのTREK製E-MTB全車に625Whの大容量バッテリー「Bosch PowerTube 625」を搭載した事でしょう。2020年モデルで搭載されていた500Whの「Bosch PowerTube 500」と比較して、バッテリー容量が約1.25倍アップ。ハードなオフロードライドでも電池切れが起きにくくなります。 アルミフレームのRail 5が登場 2021年モデルでは、フルサスE-MTB「Rail」シリーズに、新たにアルミフレームモデルのRail 5が登場しました。Rail 5は、カーボンフレーム仕様のRail 9.7と同じく29インチのフルサスE-MTB。Rail...

新興バイシクルコンポーネンツメーカー「SENSAH(センサー)」が日本上陸

HYPERHOLIC(ハイパーホリック)は2020年10月15日、バイシクルコンポーネンツメーカー(SENSAH)の、国内での代理店業務を開始すると発表した。 「SENSAH(センサー)」は大手メーカー技術開発者が独立し、「より身近に触れることのできる最新性能」をコンセプトに立ち上げたベンチャー企業。シンプルなデザインに最新の機能性と非常に高いコストパフォーマンスを売りにしている。業界最大手に先行し、変速段数の多い製品をリリースしており、ロードバイク用ギアは12段変速、マウンテンバイクは13段変速を実現した。 製品レンジはロードバイク、マウンテンバイク、小径車に加え、近年のトレンドであるグラベルロード用コンポーネントなど。幅広いスタイルに対応。他社メーカーの補修部品や、旧車のレストア用部品、コストを抑えたレース活動など自転車を楽しむ方を幅広くサポートできる商品だと謳っている。 初年度は5,000万円、3年後には1億円の売り上げを見込んでいる。導入企業は2021年春までに300社が目標。 関連リンク HYPERHOLIC  

ポラールから、サイクリング等スポーツに対応したスマートウォッチ「Vantage V2」を発表

ポラール・エレクトロ・ジャパンは10月16日、プレミアムマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage V2」(ポラール ヴァンテージ ブイ ツー)を発表した。 ポラールは、1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発したことで知られている会社。Polar Vantage V2では、心拍数計測とパワー計測、加速度センサーなどから得られる情報を基にパフォーマンスを数値化する機能や、脚力の回復状況をテストできる機能を新たに搭載。カラーはブラック、グリーン、グレー・ライムで、希望小売価格は6万9800円(税抜、以下同)。胸ストラップ型心拍センサー「Polar H10」とのセットは、希望小売価格7万5800円となる。以下、プレスリリースから。 Vantage V2は、心拍数計測に加えてパワー計測を使い、トレーニング効果や回復レベルを可視化します。新設計のアルミニウム合金素材ボディを採用することで、より安定したGPSの受信が可能になり精度が向上、また重さも52gとトレーニング時に気にならない軽量性を実現しました。バッテリーは、トレーニング時にGPSや心拍計測などの全機能を使った場合は最大40時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間の連続使用が可能です。堅牢性(耐衝撃、防水、防塵など)では、ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠しています。 新機能の「ランニング パフォーマンス テスト」は、徐々にスピードを上げていくビルドアップ走を行い、最大有酸素スピード(MAS)、最大有酸素パワー(MAP)、最大酸素摂取量(VO2max)を計測します。時計画面に表示されたスピードに合わせて走り、表示されるスピードは時間がたつにつれ少しずつ早くなっていきます。表示されるスピードについていけなくなると計測は自動で終了し、MAX、MAP、VO2maxなどの数値をフィードバックします。テスト結果によって、心拍ゾーン、スピード、パワーゾーンが最適化(更新)され、より現状の能力に合ったトレーニングを行うことができます。Vantage V2でパワー計測が可能なため、フットポッドなどのセンサーは不要です。 「サイクル パフォーマンス テスト」は、1時間を全力で走り切ったときに出せる平均パワー(FTP)と、VO2max、パワーウェイトレイシオ(W/kg)を計測します。設定した時間(20、30、40、60分)、ロードバイクなどの自転車に乗り続けます。計測には別売りのパワーメーターが必要になります。 「脚力回復度テスト」はジャンプを3回行うことで、脚の回復度を数値化します。プロのアスリートでもトレーニング前にジャンプの高さを測って、回復度を確認しますが、これをVantage V2で計測することができるようになりました。 そのほか、スマートフォンの音楽再生コントロール機能や、ウェブサービス「Polar Flow」上では様々なテストで計測したデータを一括で分析できるサービスを追加しました(Vantage V2ユーザのみ対応)。 Vantage V2の開発テストには、ポラールのオフィシャルグローバルアスリートで世界トップクラスのレーシングドライバー、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)氏が参加しました。ボッタス氏は、トレーニングの時間確保が難しくなる本格的なレースシーズンが始まるときにVantage V2をテストし、次のように述べています。「トレーニングの時間を確保し、睡眠をしっかりとって身体を回復させることは、パフォーマンスを向上させるために重要なことです。しかし、忙しい生活を送っていると、この時間を確保することが非常に難しくなります。そのため、より効率的にトレーニングするために必要なデータとツールが必要になります。Polar Vantage V2 は、この条件を満たしてくれるため、トレーニング時間の確保が難しい時期でも活用することができました」 Polar...

最軽量モデルは僅か10キロのE-Bike! ロードバイクタイプのE-Bike「SCOTT Addict eRIDE」【海外E-Bike情報】

日本ではSpecialized Turbo Creo SLシリーズの登場により注目されたロードバイクタイプのE-Bike「E-ロードバイク」。海外では、既に多くの企業がE-ロードバイクに参入しており、レーシングモデル顔負けのモデルも登場している。今回、紹介するSCOTT Addict eRIDEもその1つだ。 Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のE-Bikeバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用。フレーム重量はわずか1.04キロとE-Bikeのフレームでは非常に軽量だ。 Addict eRIDEはレーシングロードバイク「AddictRC」の名前を借りているだけでなく、同じ車体デザインを採用した。これにより、一見しただけでは、どちらがE-Bikeなのか見分けるのが難しいほど似ている。   ドライブユニットはMahle(マーレ)。Mahleは、自動車部品を製造しているドイツの会社でE-Bike用ユニットも製造している。スペックは250Wで最大トルク40Nm。モーターは、リアホイールに装着したリアインホイールモーターを採用した。アシストに関してはロードバイク用に合わせたアシストを実現したとのこと。 バッテリーはMahle製の内蔵式36V 208Whを車体に内蔵。それに加え、ボトルケージに装着するレンジエクステンダー「xTra Power Bottle Cage Battery」も用意。レンジエクステンダーのスペックは36V 250Whで、両方組み合わせた場合のバッテリー容量は458Whを実現した。アシスト可能な航続距離は最大120キロで獲得標高2200メートルと謳っている。 グレードはADDICT eRIDE PREMIUM、ADDICT eRIDE10、ADDICT eRIDE20、女性向けモデルのCONTESSA ADDICT eRIDE10を用意。最上級グレードのADDICT eRIDE PREMIUMは10.75キロを実現した。 価格は最上級グレードのADDICT...

ロードバイクタイプ、ミニベロタイプ、E-MTBの3台のE-Bikeで行く房総半島E-Bikeレビュー

E-Bikeサイクリングは、人力自転車よりも自由で、他の人と一緒にサイクリングが楽しめると言われています。人力自転車だと、脚力が違う人や自転車のジャンルが違う場合、どうしても差が発生するのが一般的です。 人力自転車の場合、ロードバイクとマウンテンバイクとミニベロの3台で一緒に走ったら、差が広がって一緒に走れないので、楽しくないでしょう。それなら、ロードバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、ミニベロタイプのE-Bikeならどうでしょうか。 そこで、今回はロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロの3台のE-Bikeで房総半島サイクリングを行い、検証してみました。 東京から房総半島に行くには、自走や自動車に自転車を積むカーサイクリングなど、様々な方法がありますが、今回選んだのはB.B.BASEです。 「B.B.BASE」は、両国から房総半島各を走るJR東日本のサイクルトレイン。車内には99台分の自転車積載ラックが用意されており、今までは、ロードバイクやクロスバイクなど、サイクルラックに積載できる自転車しか載せられませんでした。 しかし、2020年初旬から、小径車やMTB、E-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車もB.B.BASE車内に持ち込みが可能になり、E-Bikeでの旅行が楽しめるようになりました。 https://www.cyclorider.com/archives/34253 今回は、両国から本千葉、上総一ノ宮、勝浦、安房鴨川を往復する「B.B.BASE 外房」に乗車。3台のE-Bikeで外房エリアのサイクリングを実施しました。 E-Bikeで房総半島サイクリング 今回使用するE-Bikeの紹介 最初に、今回レビューする3台のE-Bikeを紹介します。 1台目は「BESV PS1」。2014年度グッドデザイン賞 BEST100を受賞したことで知られているミニベロタイプのE-Bikeです。 車体は舗装路サイクリングを楽しむ自転車ながら、フロントフォークとフレームにサスペンションを装備したフルサスペンション仕様で、フレーム素材にカーボンを採用しています。また、フルサスペンションMTBを意識しつつ、曲線的な流れるカーボンフレームは、車体中央部にバッテリーを装着し、一体感があるデザインを実現しました。2020年モデルでは小型フルカラー液晶ディスプレイ等を採用しています。 ドライブユニットは後輪に搭載されたBESVオリジナルのインホイールモーターで、定格出力250Wを発揮。バッテリーは36V 10.5Ahで、容量は378Wh。アシスト可能航続距離は最大100キロ。車体重量は17.6キロで、価格は27万6000円(税抜)です。 2台目はマウンテンバイクタイプのE-Bike「Corratec E-POWER X VERT CX」。ドイツブランド「Corratec」のアルミフレームハードテールE-MTBで、日本市場向けにトレイルライドを楽しめる構成に進化しているのが特徴です。7月にシクロライダーでもトレイルライドや林道走行でもインプレッションを行っていますが、今回のB.B.BASEサイクリングでは、未舗装路一切無しの完全舗装路でサイクリングを行います。 ドライブユニットはBosch Performance Line CXで、定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮。バッテリーは、Bosch Powerpack500 36V 13.4Ahで、容量は500Wh。アシスト可能航続距離は最大140キロ。車体重量は22キロで、価格は39万8000円(税抜)です。 そして、3台目がロードバイクタイプのSpecialized S-Works Turbo Creo SL。各所で話題となったSpecialized製のロードバイクタイプの超軽量E-Bike。今回借りたのは、最上級モデルであるS-Worksで、カーボン製ホイール「Roval CLX 50 Disc」や、カーボン製ハンドル、シートポストを搭載。コンポーネントもレース用電動コンポーネントを搭載しており、スーパーE-Bikeと言える存在に仕上がっています。 ドライブユニットはSpecialized SL1.1で、最大出力240W、最大トルク35Nmを発揮。バッテリーは、完全内蔵式48Vで、容量は320Wh。アシスト可能航続距離は最大130キロ。車体重量は12.2キロで、価格は135万円(税込)です。 B.B.BASEのサイクルラックは車体重量15キロまでに制限されており、車体重量が重いE-Bikeはサイクルラックを使わず、車内の空いたスペースに置くのが一般的です。しかし、S-Works Turbo...