土曜日, 1月 23, 2021
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ロードバイクタイプ、ミニベロタイプ、E-MTBの3台のE-Bikeで行く房総半島E-Bikeレビュー

E-Bikeサイクリングは、人力自転車よりも自由で、他の人と一緒にサイクリングが楽しめると言われています。人力自転車だと、脚力が違う人や自転車のジャンルが違う場合、どうしても差が発生するのが一般的です。

人力自転車の場合、ロードバイクとマウンテンバイクとミニベロの3台で一緒に走ったら、差が広がって一緒に走れないので、楽しくないでしょう。それなら、ロードバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、ミニベロタイプのE-Bikeならどうでしょうか。

そこで、今回はロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロの3台のE-Bikeで房総半島サイクリングを行い、検証してみました。

東京から房総半島に行くには、自走や自動車に自転車を積むカーサイクリングなど、様々な方法がありますが、今回選んだのはB.B.BASEです。

「B.B.BASE」は、両国から房総半島各を走るJR東日本のサイクルトレイン。車内には99台分の自転車積載ラックが用意されており、今までは、ロードバイクやクロスバイクなど、サイクルラックに積載できる自転車しか載せられませんでした。

しかし、2020年初旬から、小径車やMTB、E-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車もB.B.BASE車内に持ち込みが可能になり、E-Bikeでの旅行が楽しめるようになりました。

B.B.BASEがE-Bikeの乗車を歓迎! B.B.BASEにE-Bikeを載せてサイクリングを楽しもう!

今回は、両国から本千葉、上総一ノ宮、勝浦、安房鴨川を往復する「B.B.BASE 外房」に乗車。3台のE-Bikeで外房エリアのサイクリングを実施しました。

E-Bikeで房総半島サイクリング

今回使用するE-Bikeの紹介

最初に、今回レビューする3台のE-Bikeを紹介します。

1台目は「BESV PS1」。2014年度グッドデザイン賞 BEST100を受賞したことで知られているミニベロタイプのE-Bikeです。

車体は舗装路サイクリングを楽しむ自転車ながら、フロントフォークとフレームにサスペンションを装備したフルサスペンション仕様で、フレーム素材にカーボンを採用しています。また、フルサスペンションMTBを意識しつつ、曲線的な流れるカーボンフレームは、車体中央部にバッテリーを装着し、一体感があるデザインを実現しました。2020年モデルでは小型フルカラー液晶ディスプレイ等を採用しています。

ドライブユニットは後輪に搭載されたBESVオリジナルのインホイールモーターで、定格出力250Wを発揮。バッテリーは36V 10.5Ahで、容量は378Wh。アシスト可能航続距離は最大100キロ。車体重量は17.6キロで、価格は27万6000円(税抜)です。

2台目はマウンテンバイクタイプのE-Bike「Corratec E-POWER X VERT CX」。ドイツブランド「Corratec」のアルミフレームハードテールE-MTBで、日本市場向けにトレイルライドを楽しめる構成に進化しているのが特徴です。7月にシクロライダーでもトレイルライドや林道走行でもインプレッションを行っていますが、今回のB.B.BASEサイクリングでは、未舗装路一切無しの完全舗装路でサイクリングを行います。

ドライブユニットはBosch Performance Line CXで、定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮。バッテリーは、Bosch Powerpack500 36V 13.4Ahで、容量は500Wh。アシスト可能航続距離は最大140キロ。車体重量は22キロで、価格は39万8000円(税抜)です。

そして、3台目がロードバイクタイプのSpecialized S-Works Turbo Creo SL。各所で話題となったSpecialized製のロードバイクタイプの超軽量E-Bike。今回借りたのは、最上級モデルであるS-Worksで、カーボン製ホイール「Roval CLX 50 Disc」や、カーボン製ハンドル、シートポストを搭載。コンポーネントもレース用電動コンポーネントを搭載しており、スーパーE-Bikeと言える存在に仕上がっています。

ドライブユニットはSpecialized SL1.1で、最大出力240W、最大トルク35Nmを発揮。バッテリーは、完全内蔵式48Vで、容量は320Wh。アシスト可能航続距離は最大130キロ。車体重量は12.2キロで、価格は135万円(税込)です。

B.B.BASEのサイクルラックは車体重量15キロまでに制限されており、車体重量が重いE-Bikeはサイクルラックを使わず、車内の空いたスペースに置くのが一般的です。しかし、S-Works Turbo Creo SLは車体重量が12.2キロと軽く、B.B.BASEのサイクルラックに積載できる貴重なE-Bikeでもあります。

勝浦駅から勝浦タンタンメンを食べに江ざわへ

今回は、筆者以外に2人も同行

9時50分、勝浦駅下車。勝浦駅などの外房エリアは様々なサイクリングルートがありますが、今回は、海岸沿いを走り安房鴨川まで行くルートを走る事にしました。

走る前に、今回の昼食場所を駅員さんに聞いてみた所、薦められたのが勝浦タンタンメン。勝浦は担々麺が有名で、市内には担々麺を出す店が沢山あるとのこと。数ある勝浦タンタンメンの中でも有名なのが勝浦タンタンメンの元祖の「江ざわ」。ただ、話を聞いた限りでは、勝浦駅から離れた内陸側にあるとのこと。しかも、有名店なので11時に開店で、非常に混むようです。

人力自転車なら、いきなりコースを変えるだけでも大変ですが、今回乗っている自転車はE-Bike。ルートが多少変わっても特に問題はないため、ルート変更。江ざわに行くことにしました。

勝浦駅から江ざわに行くには、国道297号線を通る必要があります。スタート地点の勝浦駅から、江ざわまではずっと上り坂で、人力自転車だと、初心者には向かないコースでしょう。

しかし、E-Bikeだと特に問題にはなりません。ただ、この国道297号線は自動車の往来が多いのが欠点。サイクリングでわざわざ交通量が多い道を走ってもつまらないため、脇道を走る事にしました。

入った脇道は、クルマやオートバイが少ない一方、国道よりも急な上り坂が待っていました。全車E-Bikeなので、3台ともスイスイと進んで行きますが、走行感覚は3台とも違います。

BESV PS1は、後輪にモーターが付いているインホイールモーターで、現代のE-Bikeの主流であるクランク軸からアシストを行う方式ではありません。そのため、漕いだ場面に合わせてシンクロしつつ、モーター後ろから押される独特の感覚があります。

因みに、PS1は長年に渡って発売されていますが、細かい改良を行っており、初期型(36V 6.6Ahバッテリー搭載車)と、今回試乗した2020年モデル(小型フルカラー液晶ディスプレイ搭載車)では大きな違いがあります。現行型はモーターユニットの変更を実施しており、漕いだ時の脚の追従感が圧倒的に向上しています。

Specialized Turbo Creo SLは、最大出力240W、最大トルク35Nmと、今回のE-Bikeの中ではドライブユニット単体だけでみるとパワフルではありません。しかし、車体重量12.2キロと非常に軽く、本格ロードバイク並みの車体や部品構成で、平地ではモーターの力が無くても、普通のロードバイクに近い感覚で乗車ができるほどの車体性能を実現。

さらに、アシストの立ち上がりを脚力に追従する設計にし、楽しく漕がせるようにし、アシストに頼らせないセッティングにすることで、アシストの減退が切れても楽しく漕げるE-Bikeという独特の世界観を持っています。そのため、舗装路の上り坂は他社を大きく引き離す性能を備えているのが特徴です。

E-MTBのCorratec E-POWER X VERT CXは、この中では車体が一番重く、2.8インチのマウンテンバイク用タイヤを装着しているため、不利に思えます。しかし、E-POWER X VERT CXに搭載されているドライブユニット「Bosch Performance Line CX」により、楽々と付いていくことができます。

Bosch Performance Line CXの定格出力は250W、最大トルクは75Nm。最大出力は公開されていませんが、体感ではSpecialized S-Works Turbo Creo SLに搭載されているドライブユニットよりも2倍以上の出力を発揮しているのでは無いかと思うぐらいのパワフルさ。最大トルクも2倍ほどあり、力強いです。

これだけパワフルなユニットを搭載しているのは、重い車体で急坂や人力MTBでは躊躇うような荒れた道を楽に走るため。人によっては過剰だと思うかもしれませんが、過剰なパワーとトルクのおかげで、舗装路でも人力MTBではできないパワフルな走りが楽しめ、舗装路では楽々と時速24キロ出せます。

今回、3台のE-Bikeで裏道を走りましたが、どのE-Bikeでも言えるのが、裏道を走るのが楽しい事。裏道は自動車が少ないだけでなく、細く入り曲がりアップダウンがあります。発進・減速が多いため人力自転車では、あまり楽しくない場所ですが、E-Bikeなら積極的に走りたくなります。

また、このような道は、クルマが多い国道には無い景色も見ることができ、途中で止まって気軽に写真を撮ることも可能です。このような場面で欲しいのはスタンドで、車体が重いE-Bikeは立てかけて置くのが難しいため、スタンドは必要です。BESV PS1はスタンドは標準装備。Corratec E-POWER X VERT CXは、スタンドはオプションで用意されています。Specialized S-Works Turbo Creo SLは、スタンドのオプションは無く、装着は想定されていません。

11時過ぎに「江ざわ」に到着。すでに多くのクルマが止まっており、1時間ほど待つ事に。ウエイティングボードに名前と携帯番号を記入し、時間が近づくと携帯電話で呼ぶため、1時間ずっとお店の前で待たなくてもよいのが特徴です。

今回注目したのは「担々麺」。勝浦タンタンメンが他の担々麺と違うのは、一般的な担担麺に使われるゴマや芝麻醤は使用せず、醤油をベースにしたスープに中華麺が入り、ラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉が載っており、独自の風味と辛さで美味しいのが特徴です。

因みに、なぜ勝浦で担々麺が名物になったのか調べると、寒い海仕事を行った海女・漁師など漁業関係者が冷えた体を温めるためのメニューとして好んで食されたのが始まりとのこと。今では、エースコックから勝浦タンタンメンのカップラーメンが登場し、B級グルメ大会で入賞するなど、全国的に注目されるご当地ラーメンになったとのことです。

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勝浦から安房鴨川まで裏道を使いながらサイクリング

担々麺を食べた後は、勝浦駅に戻り安房鴨川までのサイクリングを行うことにしました。今回のコースは、安房鴨川まで約30キロほどあるアップダウンが多いコースです。

平坦な道で3台一緒に走る時、気になったのがS-Works Turbo Creo SLがやたら速い事。E-Bikeはみんなと一緒に走れるのが売りの1つです。しかし、S-Works Turbo Creo SLは、一番パワーが無いECOモードで、普通に漕いでも、あっという間に時速24キロに達し、アシストが無い速度でもグングンスピードが出てしまい、2台を引き離していく事態になりました。

そのため、S-Works Turbo Creo SLに乗っている時は時速24キロに抑えて走っているうちに、興味深いと思ったのが直進安定性の高さ。

Turbo Creo SLシリーズの車体は、ロードバイクとグラベルロードで同じ設計を採用しており、設計自体はグラベルロード「DIVERGE」と同じオープンロードジオメトリを採用。そのためロードバイクタイプのS-Works Turbo Creo SLでも、車体自体は安定性が高いグラベルロードの設計のため、低速でも安定性が高いのです。

車体設計を直進安定性重視にすると、俊敏性が低くなりロードバイク感がなくなるのが一般的な傾向ですが、Turbo Creo SLはモーターパワーのおかげで俊敏性も実現。公道走行した限りでは、直進安定性と俊敏性を両立し、人力ロードバイクには無い世界を実現しています。

勝浦から安房鴨川の30キロ弱のコースには、様々な観光施設があります。季節によって様々な魚や海底の様子が見れる海中展望塔がある「かつうら海中公園」や、房総半島の海の自然をテーマにした海の博物館など、ポタリングのついでによりたくなる施設もあります。

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勝浦の海沿いは、せまい湾が複雑に入り込んだリアス式海岸がある貴重なエリア。国道はトンネルが多く、交通量もあるため、ここは、細い道を走ることにしました。

E-Bikeなら、自動車やオートバイが停車するのに躊躇するような場所でも気軽に止めることが可能です。アップダウンが多いリアス式海岸を走るのなら、脚力を消耗する人力自転車や、駐停車に困る原付きよりもE-Bikeをお薦めします。

そして、リアス式海岸と言えば、起伏が多くアップダウンや曲がりくねったカーブが多く、E-Bikeのインプレッションに最適な道の1つ。今回登場した3台のE-Bikeは、どれも車体バランスが良いのが特徴ですが、ハンドリングは3車とも違います。

Specialized S-Works Turbo Creo SLのハンドリングは、一言で表すと人力自転車と同じ感覚でカーブが曲がれるフィーリング。

一般的にE-Bikeは重いバッテリーをダウンチューブに入れているため、カーブを曲がる時に重い感覚があるE-Bikeがありますが、Turbo Creo SLは、車体にバッテリーが入っているのを忘れるほどのレベルで前後荷重バランスが良いのが特徴です。車体設計はグラベルロード「DIVERGE」譲りのため、直進安定性も高く、初心者でも安心して運転できます。

BESV PS1は、車体と一体のデザインを採用したバッテリーを、中心部に搭載することで、前輪荷重を少なくし、”前が重い感覚”が無いのが特徴。

乗車姿勢もアップライトで、太いタイヤや前後サスペンションを装備することで、ミニベロでも荒れた道を安心して走行できます。ミニベロらしいクイックなハンドリングを採用しているのに、路面からの突き上げ等で発生する不安感がなく、ミニベロの良さを活かしながら安定感があります。

Corratec E-POWER X VERT CXは、重いバッテリーをダウンチューブ内に入れて、重心位置を人力自転車に近いデザインを実現。大容量の500Whバッテリーの重さはありますが、かつての外付けバッテリーを搭載したE-MTBとは雲泥の差があるほど進化しています。

トレイルライドでカーブを楽しめるE-POWER X VERT CXの良さは舗装路でも健在。直進安定性の高さは3台の中で一番です。太いブロックタイヤで荒れた舗装路を無視し、リラックスしながらワインディングを走れます。

そして、ついに安房鴨川駅に到着。3台ともバッテリーは半分以上残っており、トラブルはありませんでした。

注意したいのはB.B.BASEを予約すると付いてくるフリークーポン券。このフリークーポンが使用できる店は限られており、発車時刻ギリギリに駅に到着してしまうと、折角のフリークーポンが使える時間が無くなる事もあるので気をつけましょう。

B.B.BASEでの外房サイクリングの感想

今回のB.B.BASEサイクリングでは、3台のE-Bikeで勝浦を走りましたが、感じた事をまとめて紹介します。

サイクルトレインはE-Bikeを載せるのが非常に簡単

B.B.BASEは2020年にE-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車も公式に載せることができるようになりました。E-BikeはTurbo Creo SLやVado SLといった、一部モデルを除き、車体重量が重いため、自転車を袋に入れて公共交通機関に載せる”輪行”がほぼ不可能だという欠点があります。

ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便や、自動車を使用したカーサイクリング等、様々な方法がありますが、輪行と比較すると気軽ではありません。その輪行も、自転車を分解する必要があり、中級者以上の人向けの方法です。

それが、サイクルトレインなら、E-Bikeでも気軽に遠くに行ってサイクリングを楽しむことができます。また、カーサイクリングとは違い、帰りは電車の中で休みながら移動もできます。B.B.BASEは、房総半島エリアでしか運行されていませんが、他でも普及してほしい電車です。

みんなと一緒に走ることができる

人力自転車のサイクリストではロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロが一緒に走るのは、体力差や車体性能の差が大きくなってしまうため、非常に難しいです。しかし、E-Bikeはモーターと電気の力により、平地では時速24キロぐらいなら簡単に出すことができます。

Turbo Creo SLの場合、あっという間に時速24キロに達するため、他のE-Bikeと走るときは時速24キロに抑える必要があります。

しかし、人力自転車で抑える走りと違うのは、モーターアシストにより楽な部分があり、人力自転車よりも最適なペダリングが広がるため、E-Bikeのほうが楽しく抑えた走りができるので、特に問題はありません。

人力自転車よりも時間を余分に取る必要が無い

E-Bikeは時速24キロまでアシストせず、絶対的な速度は人力ロードバイクのほうが速いです。しかし、E-Bikeはモーターアシストにより、向かい風や上り坂等、人力自転車では遅くなる場面でも、E-Bikeは安定したスピードで出すことができます。そのため、人力自転車よりもE-Bikeのほうが、時間に余裕を持って走ることが可能です。

ただし、時間に余裕を持ってギリギリの時間で走った場合、トラブルが発生した時、電車に乗り遅れてしまうので、余裕を持ってサイクリングを楽しみましょう。

服を選ばない強み

人力自転車でのサイクリングは、どうしても汗を多くかくため専用のサイクリングウェアを使う機会が多くなります。しかし、E-Bikeの場合、人力自転車よりも汗がかきにくいため、人力自転車よりも自由な服装で楽しむことができます。

良い例が、Thousand Helmet(サウザンドヘルメット)でしょう。このヘルメットはBESV JAPANが取り扱いをしている街乗り用自転車用ヘルメットです。

ロゴマークのキャップを外してU字ロックや、チェーンロックを通して盗難を防ぐことができる

オートバイのハーフキャップタイプを意識したこのヘルメットは、エアインテーク部分が7箇所と自転車用ヘルメットとしては少なく、人力自転車だと真夏で使うには不向きです。

しかし、E-Bikeは、人力自転車よりも強烈な負荷がかかりにくいので、大量の汗が出る場面が少ないため、真夏の場面でも比較的使用できます。

また、服装に関しても、人力自転車はペダリングを効率化するために、レーサーパンツ等自転車専用ウェアを着る必要がありますが、E-Bikeは動きやすい服でも楽しくサイクリングができるため、服装の自由度が増えるでしょう。

サイクリングはE-Bike一択の時代が来る

今回、3台のE-Bikeでの房総半島サイクリングは、人力自転車ではできないE-Bikeならではのサイクリングと言えます。3台ともジャンルが違っても一緒に走ることができ、いきなりルートを変更して、坂道に遭遇しても不安なく走れるのはE-Bikeだけです。

人力自転車で坂道や時間、体力の疲れといった不安感をカットするE-Bike。近い将来、サイクリングはE-Bike一択の時代が来るのは間違いないでしょう。

(参考)今回、使用したE-Bikeのスペック

BESV PS1

 

  • フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き)
  • フロントフォーク:Spinner GRIND20 50mmトラベル
  • 重量:17.4kg
  • ブレーキ:TEKTRO 油圧式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備)
  • ギア(前):48T
  • ギア(後):12-28T 10段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ、インホイールモーター
  • タイヤ:Schwalbe Big Apple 20×2.0
  • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 10.5Ah(378wh)
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:3段階+スマートモード
  • 航続距離:100/83/60km

Corratec E-POWER X VERT CX

  • フレーム: E-POWER SHADOW TUBE アルミ
  • フロントフォーク:SR SUNTOUR XCR34-AIR-Boost LOR DS 27.5″、Travel:140mm
  • 重量:-
  • ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 HYD DISC SM-RT30、180mm
  • ギア(前):SAMOX GEN4、34T
  • ギア(後):SHIMANO CS-HG50、11-36T、10S
  • フロントホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • リアホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • タイヤ:WTB RANGER 27.5×2.8
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch Powerpack500 36V 13.4Ah 500Wh
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:140km/101km/99km/79km※Bosch E-Bike Systemから引用

Specialized S-Works Turbo Creo SL

  • フレーム:FACT 11r carbon, Open Road Geometry, front/rear thru-axles, fully integrated down tube battery, internal cable routing, fender/rack mounts, Boost™ 12x148mm
  • フロントフォーク:Future Shock 2.0 w/ Smooth Boot, Boost™ 12x110mmmm thru-axle, flat-mount disc
  • 重量:-
  • ブレーキ: Shimano Dura-Ace R9170, hydraulic disc
  • ギア(前):Praxis, Carbon 46T
  • ギア(後):Shimano XT, 11-speed, 11-42t
  • フロントホイール:Roval CLX 50 Disc, carbon, tubeless-ready, Win Tunnel Engineered, 50mm depth, CeramicSpeed bearings, 21h
  • リアホイール:Roval CLX 50 Disc, carbon, tubeless-ready, Win Tunnel Engineered, 50mm depth, DT Swiss 240 internals, CeramicSpeed bearings, 24h
  • タイヤ:S-Works Turbo, 700x28mm
  • ドライブユニット:Specialized SL1.1(最大出力240W、最大トルク35Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:内蔵式 320Wh
  • 充電時間:約2.5時間
  • アシストモード:3段階※Mission Controlアプリでアシスト力を変更可能
  • 航続距離:最大130km

文:松本 健多朗

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サイクルベースあさひのロードバイク/クロスバイクで有名な「プレシジョン」シリーズから、新型プレシジョンスポーツが登場した。2019年10月下旬より全国のサイクルベースあさひ各店ならびにあさひ公式オンラインショップにて販売を行う。 今回のプレジションスポーツの特徴は重量。スポーク数の少ないフロントホイールにタイヤなど軽量パーツを採用し、車体重量11.4kg(※フレームサイズ470mm。サイドスタンド約0.4kgを含めている)と、従来モデルより約1.0kgの軽量化を実現した。 またホイールの装着は、従来のクイックリリース式からスキュワーナット式を採用している。クイックリリースレバーは工具無しで脱着できる一方、レバーの固定力不足やいたずら対策が必要なこともある。そのため、一部の自転車ブランドは、六角レンチで脱着を行うスキュワーナットを採用しつつある。スペック表は以下の通り。       カラーリングはライムグリーン、ピーコックブルー、ホワイト、マットブラック、コーラルオレンジの5色。ただしコーラルオレンジは510mmサイズの設定が無い。販売価格は44,980円(税込)。 www.cb-asahi.co.jp

メンテナンスフリー自転車「アルミス・Rich」を解説

自転車に限らず、あらゆる物はメンテナンスフリーで運用したいだろう。特にシェアサイクルに関しては、メンテナンスフリー化を行ったほうが、メンテナンスコストが下がる。そのため一部のシェアサイクルでは、メンテナンスフリー自転車を採用している所もある。 アルミスのメンテナンスフリー自転車「Rich」は、徹底的にメンテナンスフリーに拘った自転車として知られている。アルミフレームを採用した車体は、片持ち式のデザインを採用されている。また、バスケットは、フロントフォーク支持タイプを採用しており、左右にハンドルを振った場合も、従来の自転車と同じ感覚で運転できる。 機構面では、シャフトドライブを採用することで、チェーン切れやチェーン外れ、衣服が絡むトラブルを削減。ホイールはスポークを使っていないマグネシウムホイールを採用し、パンクしないノーパンクタイヤを採用している。ノーパンクタイヤの硬い乗り心地が合わない場合でも、一般的のチューブタイヤを装着可能だ。また、片持ち式のため車輪を外さなくてもタイヤ交換できるため、チューブタイヤにしてもパンク修理が楽な利点がある。 また、この自転車は簡単に組み立てができるとのこと。簡単に組み立てできるので、梱包サイズを小さくして輸送費のコストを下げる効果もあったとのこと。フレームも分割式を採用しているが、これはあくまでも梱包サイズを小さくするための方法で、頻繁な分割は想定されていない。 筆者が気になるのは、ノーパンクタイヤを使用した場合の乗り心地の硬さと、シングルギアのため、どれくらいの上り坂が登れるか。ただ、噂では多段仕様の開発も検討しているという話もあるので期待しよう。 https://rich-cycle.alumis.jp/

5万円以下の激安ロードバイクフレーム一覧

スポーツ自転車の世界では、ハンドルやブレーキ等の部品を集めて、自転車を組み立てる事ができる。そのため、一部の自転車ブランドではフレームだけを売る「フレーム売り」を行っている所もある。 一般的にフレーム売りは高価な場合が多い、しかし一部の会社では低価格でフレーム売りを行っている所もある。2019年現在、低価格で購入できるフレームはロードバイクのみ。これは、レースやスポーツ走行を行う人のためのセカンドバイク用に向けたのもある。ここでは、5万円以下で購入できるロードバイクフレームを紹介しよう。 TNI 7005MKⅡ/3万8000円 低価格のロードバイクフレームとして有名なのがTNI 7005MKⅡ。トラッドなアルミフレームにカーボンフォークを採用し、黒、白、赤、黄、青、ビアンキ、 ピンクと幅広いカラーリングをラインナップしている。乗り心地の意見は硬めという意見が多いようだ。 フレーム:7005アルミフレーム フォーク:カーボンフォークアルミコラム 付属品:ヘッドパーツ、シートクランプ フレーム1520g(460サイズ)) / フォーク530g   NESTO ALTERNA FRAMESET/3万9900円 激安ロードバイクフレーム=TNIという時代が多い中で登場したのがNESTO。コストパフォーマンスが高いロードバイク「ALTERNA」のフレームセットが登場した。トラッドなTNIとは違い、立体的なデザインのパイプや、溶接をなめらかにするスムーズウェルディング、上下異径ヘッドパーツと、現代のロードバイクの規格を採用している。レーシングとコンフォートの中間の設計で乗り心地に関してはアルミフレームとしては柔らかめ。カラーリングはブラックのみ。NESTOのロゴはクローム仕様となっている。 NESTO フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング フォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 付属品:ヘッドパーツ、RDハンガー、シートクランプ フレーム1,540g(RDハンガー込) / フォーク675g

小径電動アシスト自転車「ヤマハ PAS CITY-C/CITY-X」2021年モデル登場 ヤマハ独自のスマートパワーアシストを搭載

ヤマハ発動機は1月8日、20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C(パス シティ シー)」「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」を発表。2月3日より順次発売する。 「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」は、軽量で取り回しがしやすいコンパクトなアルミ製フレームを採用した20インチ電動アシスト自転車。「PAS CITY-C」は、跨ぎやすく太目のタイヤの装着し、カジュアルなデザインのコンパクトモデル。「PAS CITY-X」はスポーティなデザインのフレームと、一般的なタイヤ幅を採用した電動アシスト自転車として知られている。 2021年モデルの「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」には、新たに「スマートパワーアシスト」を搭載。登坂時などの高回転ペダリングでも伸びやかで快適な乗り心地(アシストフィーリング)の実現、負荷が大きい坂道、負荷が小さい平坦路など状況に合わせて全自動でアシスト力を制御する機構となっている。 今回搭載されるアシスト制御、法律で定められたアシスト範囲内で、さらなる快適登坂走行を目指した。高回転領域の出力アップを行い、低速~中速ギアを使った登坂がさらに快適になったのを謳っている。また、坂道で軽いギア(1速、2速)に切り替えた時などにペダルを漕ぐスピードが速く(高回転)なっても、空回り感なくパワフルなアシストを得られる。 「スマートパワーモード」は、自転車のペダルを漕ぐ力やペダルを回す速さや路面の状況から、最適なアシストパワーを自動で制御する。急な坂道や荷物積載時などアシストパワーが必要なシーンではパワフルにアシストし、アシストの必要性が低くなる平坦路や下り坂ではアシストパワーをセーブする。走行中に「強」モードへの切り替え操作を行わなくても、常に自動で最適なアシスト力が提供される。 PAS CITY-Cは、アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、12.3Ahバッテリーを採用することで、航続距離は48キロから83キロを実現。充電時間は3.5時間。タイヤサイズは20×1.75で、乗車可能身長は140センチメートルから。重量は20.8キログラム。3年間盗難補償付きで11万3000円(税抜、以下同)。 PAS CITY-Xは、アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、12.3Ahバッテリーを採用することで、航続距離は54キロから90キロを実現。充電時間は3.5時間。タイヤサイズは20×1 3/8で、乗車可能身長は153 センチメートルから。重量は21.1キログラム。3年間盗難補償付きで11万7000円。 関連リンク ヤマハ発動機 PAS

Bianchiのクロスバイク「C・Sport」「ROMA」シリーズの選び方等を解説

独特の青緑色で有名な「チェレステ」カラーで知られているビアンキ。クロスバイクのラインナップはC・SportシリーズとROMAシリーズの2種類に分けられている。 C・Sportシリーズはママチャリに近い太さのタイヤを採用したクロスバイクで、汎用性を重視したビアンキのクロスバイクが欲しい人に向いている。一方、ROMAシリーズはロードバイクに近いほどの細いタイヤを装備したスピードクロスバイク。サイクリングロードなど綺麗な舗装路をスポーティに走りたい人に向いているだろう。 C・Sportシリーズ C・Sportシリーズは2種類のモデルが用意されている。ビアンキのクロスバイクで一番安いC・Sport1はVブレーキを採用したクロスバイク。シンプルでメンテナンスしやすく、メンテナンス時のコストが安いのが特徴だ。ディスクブレーキモデルのC・Sport2は油圧ディスクブレーキを搭載した。マウンテンバイクでは定番の油圧ディスクブレーキは、軽い力で強力なブレーキが聞き、車輪が汚れにくい、雨天でも制動力が変わらないメリットがある。 C・Sport1:¥59,800 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ ギア(前):Shimano FC-TY301 42/34/24T ギア(後):Shimano CS-HG200 8sp 12/32T(Shimano Acera仕様) ブレーキ:TEKTRO Vブレーキ タイヤ:Tec Quantum 700 x 35C C・Sport2:¥69,800 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ ギア(前):Shimano FC-TY301 42/34/24T ギア(後):Shimano...

超小径折りたたみ自転車「DAHON K3」用カーボンホイールが登場

アキボウは1月12日、DAHON K3向けのカーボンホイールを、全国のDAHON販売店で発売を開始した。 DAHON K3はDAHONの14インチ折りたたみ自転車。超小径自転車ながら、ホイールベースを長くし、直進安定性を重視した車体設計に加え、3段変速を搭載することでちょっとしたポタリングに対応している。 今回登場した極小径車専用カーボンクリンチャーホイールは、DAHON K3にインストールが可能。リアホイールには3速カセットが標準で装着しており、Vブレーキに対応したブレーキパッドホルダーとブレーキシューも同梱される。スポークはSapim製で重量はフロントが300ぐらむ、リアが445グラム。価格はフロントが5万4000円(税抜、以下同)、リアが5万9000円。 スペック Colors / Black Sizes / ETRTO254 Front:74mm Rear:85mm Rim Height / 30mm Weight / Front:300g Rear:445g ※スプロケットを含む Price / Front:¥54,000- Rear:¥59,000- ※税別 関連リンク DAHON