2020年度最新版 5万円以下のサイクリング用クロスバイク4選

サイクリングから通勤・通学まで汎用的にこなせるクロスバイクは初心者が手軽にスポーツサイクルを楽しむ自転車としてはピッタリの自転車だ。

クロスバイクに限らずスポーツ自転車を購入するときは、予算は多ければ多いほど選択肢が広がる。クロスバイクの場合、最低でも6万円は欲しい所だ。しかし、選べる数は少ないながら5万円以下でも、サイクリングができるクロスバイクを選ぶ事ができる。よくわからない3万円以下の変なクロスバイクを買うのなら、ここで紹介したクロスバイクを選んだほうが遥かに良い。

今回は、5万円以下で購入できるサイクリング用クロスバイクを紹介する。選定基準は、ある程度の距離を走行し、気晴らしなどサイクリングをメインで使うクロスバイクだ。選考基準は、多くの自転車店で購入でき、サイクリング用自転車の基準(前後車輪は簡単に脱着できる、靴のようにサイズを選ぶことができる、詳しい諸元表が公開されており知識がある人でも選定対象になる等)に合ったクロスバイクをピックアップ。価格は注記が無い限り税抜きとなる。

サイクルベースあさひ プレシジョンスポーツ:44,800円(税込)

全国に展開する自転車店「サイクルベースあさひ」のプライベートブランドで有名なクロスバイクがプレシジョンスポーツ。2019年10月にモデルチェンジを実施し、スポーク数の少ないフロントホイールや、軽量なタイヤなど軽さを重視することで、従来モデルより約1.0kgの軽い11.4kg(※フレームサイズ470mm。サイドスタンド約0.4kgを含めている)を実現した。ホイールの取り外しは六角レンチで脱着を行うスキュワーナットを採用。価格は税込みで44,800円と、税込み5万円以下で購入可能な貴重なクロスバイクだ。

  • フレーム:6061アルミフレーム
  • フロントフォーク:アルミフォーク
  • ギア:前 Shimano FC-TX801/後SHIMANO 8S 11-32T
  • メインコンポーネント:Shimano Tourney TX
  • ブレーキ:アルミ Vブレーキ
  • タイヤ:700x28C
  • 付属品:サイドスタンド

前モデルより1.0kg軽量化したクロスバイク「プレシジョン スポーツ」が登場

Khodaa-Bloom Rail700A:48,000円

Khodaa-Bloom Rail700Aは自転車専門店で購入できるクロスバイクでは貴重な4万円台のクロスバイクの1つ。フレームはRAIL全シリーズにロードバイクと同じ「EAST-L」アルミパイプを使用している。 箇所によって 3 段階の厚みを使い分ける「トリプルバテッド加工」を施しており、フレーム重量は1,350gを実現した。

Rail700Aは、乗りやすさを追求したモデルで、タイヤはロードバイクよりも太い32ミリ幅タイヤを採用。また、ラフに使っても安心して使えるようにスポーク数が多い頑丈なホイール、乗り心地を重視した厚めのサドルを装着している。また、通常は購入する必要があるサイドスタンド・フロントライトがついてくる。

  • フレーム:AL6011 EAST-Lアルミフレーム
  • フロントフォーク:アルミフォーク 1-1/8インチ リフレクトデカール
  • ギア:前 48/38/28T 170mm/後SHIMANO CS-HG200 8S 12-32T
  • メインコンポーネント:Shimano Tourney TX
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T4000Vブレーキ
  • タイヤ:KENDA K1029 700×32C
  • 付属品:サイドスタンド・ベル・フロントライト

リンク:Khodaa-Bloom

軽量スピードクロスバイク Khodaa-Bloom Rail700シリーズを解説

NESTO VACANZE1:45,000円

ホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO」には、量販店向けの「スタンダードモデル」と自転車専門店向けの「プレミアムモデル」の2種類がある。量販店向け「スタンダードモデル」VACANZE1は、量販店向けでは珍しいサイクリング用のクロスバイク。VACANZE1は自転車専門店向けの「プレミアムモデル」のLIMIT2とほぼ同じフレーム(LIMIT2は溶接の表面を滑らかにしている。)を採用し、車体重量は国内販売中の4万8千円未満クロスバイク(2018年11月現在)では一番軽い10.2㎏ (480mm)を実現した。

タイヤは、乗り心地と軽快感を両立した「MAXXIS DETONATOR ケブラービード」と高価なタイヤを装備。また、標準装備でライト・ベル・リフレクター・スタンド・バルブアダプターがあり、いきなり自転車通勤やサイクリングを行うこともできる。それに加え、オプションで簡易泥除けや前後荷台、前カゴがあるため、より実用性を重視した仕様にすることもできる。

  • フレーム:6061アルミフレーム
  • フロントフォーク:アルミフォーク
  • ギア:前 48x38x28T 165mm(400、440) 170mm(480)/後SHIMANO CS-HG200 7S 12-32T
  • メインコンポーネント:Shimano Tourney TX
  • ブレーキ:TEKTRO J310 Vブレーキ
  • タイヤ:MAXXIS DETONATOR 700x32C FOLDABLE
  • 付属品:サイドスタンド・ベル・フロントライト

リンク:NESTO

NESTO LIMIT2:50,000円

NESTO LIMIT2は自転車専門店向け「プレミアムモデル」のクロスバイク。自転車芸人でトライアスロン年代別世界選手権代表を目指している「安田大サーカス団長」の安田さんが、伊香保温泉で有名な群馬県渋川市を早朝に出発し、東京湾に沈む夕日を見るために日没までに千葉県浦安市を目指してサイクリングする動画「クロスバイクLIMIT 2で1日にどこまで走れるか」をチャレンジしたスペシャルムービー「LIMIT 200」で使われた自転車として知られている。

国内販売中の5万5000円未満クロスバイクにおいて(2019年8月現在)で最軽量の9.9kgを達成。フレームはNESTO VACANZE1と同じだが、溶接を滑らかにし部品のグレードアップを実施。また、タイヤもVACANZE1より細い28Cタイヤを採用した。標準装備でライト・ベル・リフレクター・スタンド・バルブアダプターがあり、VACANZE1と同じく、買ってすぐ自転車通勤やサイクリングができる。

NESTOのクロスバイク「Vacanze1」と「LIMIT2」は何が違うのか?

NESTOのスピードクロス LIMITシリーズを解説 ライバル車との違いも紹介

  • フレーム:6061アルミフレーム
  • フロントフォーク:アルミフォーク
  • ギア:前 48x38x28T 165mm(400、440) 170mm(480)/後SHIMANO CS-HG31 8S 11-32T
  • メインコンポーネント:Shimano ALTUS
  • ブレーキ:SHIMANO BR-T4000 Vブレーキ
  • タイヤ:MAXXIS DETONATOR 700x28C FOLDABLE
  • 付属品:サイドスタンド・ベル・フロントライト

 

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