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日本最南端のスキー場がある宮崎県五ヶ瀬町に車中泊が最適なRVパークがオープン

九州周遊観光活性化コンソーシアム代表、トラストパーク株式会社は、車中泊・RVパークsmartの展開を通じた地域観光の振興を目指し、五ヶ瀬ワイナリーに当該サービスを導入。中山間地域での観光拠点作りを推進し、車中泊事業をスタートします。

車中泊(くるまはく)とは、未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等を有料で車中泊可能にするシステムのことを指し、無人・キャッシュレス・非接触の運用が可能な「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」を通じて、通過型地域や過疎地域における滞在を促し、地域経済の活性化を図ります。

五ヶ瀬ワイナリーは、阿蘇の外輪山や雲海が望める絶景ロケーションに位置しており、2023年6月1日から車中泊の予約受付を開始します。

五ヶ瀬町は、宮崎県の北西部に位置し、美しい自然環境と冷涼な気候が魅力の地域です。しかし、交通アクセスの不便さや宿泊施設や飲食店の不足等により、観光資源が十分活用されていないのが現状です。

トラストパークは、福岡在住の車中泊利用者を対象にしたアンケート調査結果をもとに、五ヶ瀬町の地域資源の強みと課題を分析。官民連携による車中泊利用者の楽しむための施策を検討しています。

調査結果によれば、五ヶ瀬町に対する知名度は高くはないものの、興味を示す人々は多いことが明らかになりました。また、ワイナリーへの訪問に興味を示す人々は全国的に多く、特に訪問経験がない人々からは新たな訪問機会を求める声が寄せられています。

五ヶ瀬ワイナリーでは、車中泊サービスを通じて滞在時間の延長やリピーターの獲得を目指します。具体的には、予約者や来訪者に提携施設への入館を促し、車中泊予約完了画面を提示することで特典を提供。これにより、五ヶ瀬町への観光消費の増加を見込んでいます。

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モニタス マイクロモビリティに関する意識調査を実施 法改正で電動キックボードに乗車したい人は約3割

株式会社モニタスは6月7日、同社が提供する、顧客理解と市場把握の可視化をサポートするツール『スパコロ』を用いて行った「マイクロモビリティに関する意識調査」の結果が発表されました。対象は一都三県在住の16~69歳の2,400名です。

都市部では、特に首都圏で設置ポート間での乗り捨て利用が可能な電動自転車や電動キックボートをよく見かけるようになりました。これらのマイクロモビリティは、自動車の使用によるCO2排出を抑え、地域の交通を緑化する新たな手段として期待されています。しかし、利用者による交通ルールの違反も目立っており、この問題は注目されています。

2022年4月に改正道路交通法が成立し、これによりマイクロモビリティの車両区分が新設されました。この法律は2023年7月から施行され、これによりマイクロモビリティの利用が一層促進されることが予想されています。

モニタスが行った調査によれば、マイクロモビリティに乗ったことがある人は全体の16%で、その理由は「楽しそうだから」が40%、「遠すぎて歩けないが電車やタクシーを使うほどでもない距離を移動するため」が29%、「気持ちよさそうだから」が29%となっていました。また、乗ったことがない人は「今の交通手段で十分だから」が32%、「近くに利用場所がないから」が21%、「利用方法や仕組みがわからないから」が18%という理由でした。

認知度・利用状況については、代表的なサービス「LUUP」や「ドコモ・バイクシェア」の認知率は各々約2割でしたが、利用経験がある人は1割未満でした。これは、これらのサービスがまだ新しいため、多くの人が試してみる機会が少ないことを示しています。

電動キックボードに乗りたいと思う人は全体の約3割で、今年7月の法改正による規制緩和に期待感を持つ人が多いことがわかりました。また、マイクロモビリティが今後普及していくと思う人は全体の約5割です。

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TREKからフルサスE-MTB「Rail」シリーズの新型が登場 ボッシュの新型モーターを搭載

TREKからフルサスE-MTB「Railシリーズ」の新型モデルが登場した。

Railシリーズは、TREKのフラグシップE-Bike。ダウンヒルにも対応する車体には、新たにボッシュ パフォーマンスラインCX スマートシステムモーター搭載。定格出力250W、最大トルク85Nmを発揮する。今回登場したモデルはRail 5とRail 9.7の2モデルは、両方とも最新の パフォーマンスラインCX スマートシステムモーターを搭載した。

Rail 5

Rail 5はアルミフレームを採用したモデルで、160mm RockShox 35 Gold RLフォーク、Shimano Deore M6100, 12速コンポーネントを搭載。バッテリー容量は500Whで、価格は77万7590円。

カーボンフレームを採用したRail 9.7は、160mmトラベルのRockShox Domainフォーク、150mmトラベルのRockShox Deluxe Select+リアショック、 Shimano SLX M7100, 12速コンポーネントを搭載。バッテリー容量は750Whで、価格は99万8690円となる。

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ストリートウェアブランド「Maharishi」とドイツのアウトドア用品メーカー「HEIMPLANET」がコラボしたテントが登場

ロンドンを拠点とするストリートウェアブランド「Maharishi」とドイツのアウトドア用品メーカー「HEIMPLANET」が、特別デザインのDPMゴールデンタイガーストライプカモフラージュのコラボレーションモデルをリリースします。

Maharishiは自然界に存在する模様や構造をデザインに取り入れ、HEIMPLANETも自然から新しい視点を取り入れて新しいデザインを開発。また、軍事的な実用性に重きを置いたデザインに平和主義的なアプローチを取り入れ、迷彩柄を自然や芸術の象徴として表現し、自然を尊重しながらテクノロジーを活用しています。

コラボレーションテントは、Maharishiが再現した1960年代のベトナムで生まれた「ゴールデン・タイガースキン」の迷彩柄を内部に使用し、HEIMPLANETのアイコン的モデル「THE CAVE」を採用しています。フライシートはオリーブグリーンを基調としたカラーを使用し、ジオデシックドーム構造を採用したテントは過酷な環境でも使用することができます。また、インフレータブル構造により1分以内で設営できるので、あらゆるアウトドアシーンや冒険に最適なパートナーとなることでしょう。

この限定版テント「HEIMPLANET x Maharishi limited edition THE CAVE」は、6月8日からHEIMPLANETの公式サイトで販売され、価格は187,000円(税込)です。

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トイファクトリー 車載用キャビネットシステムのEU最大手「bott社」の日本総代理店に

株式会社トイファクトリーは5月30日、EU最大手の車載用キャビネットシステムメーカーbott社(本社:ドイツ)と総代理店契約を締結したと発表しました。

同社はハイエースベースのキャンピングカー製造台数で国内首位を誇り、RV業界のリーダー的存在として知られています。また、フィアットプロフェッショナル正規ディーラーとして、デュカトの国内販売も開始し、さらなる市場拡大を図っています。

bott社製品の活用例として、自転車整備ルームとして仕上げたフィアットデュカト車両のサイクルピット特別仕様を発表しました。強度・安全性・種類の豊富さが強みであるbott製品を用い、多様化するワークスタイルやバイクのトランスポータ―など、企業や個人向けに様々な提案を本格的に開始するとのことです。

bott社は、1930年にドイツで創業した車両機器、職場システム、工場設備の製造から販売までを手掛ける国際大手メーカーで、欧州を中心に35ヶ国で取引を展開しています。

bott製品は、約25,000種類の部品から成型される多種多様なユニットから選択可能で、ガスボンベや脚立などの固定が難しい工具や細かい補修パーツの収納など、ニッチな問題も解決します。また、専用工具箱などの車外持ち出しアイテムもあり、車載時にキャビネットに戻すと自動ロックされるため、運転時に飛び出すことがなく安全です。

ハイエースやキャラバン、デュカトなどの大型バンやピックアップトラック、プロボックスなどのライトバン、軽バンなど様々なサイズ、形状の車両に適合した設置も可能で、信頼性の高い衝突安全テストをクリアし、ドライバーの安全を第一に考えた設計になっているとのことです。

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SWALLOWS 免許不要モデル電動キックボードZERO9 Liteを7月1日より販売開始

SWALLOW合同会社は6月9日、改正道路交通法に準拠した特定小型原付「ZERO9 Lite」が、国土交通省認定機関による性能等確認の認定を取得したと発表されました。予約分の出荷は7月1日から順次開始され、8月発送分の一般予約販売も開始されます。

新たに施行される道路交通法では、「特定小型原付」という新たな乗り物の区分が誕生します。これにより、16歳以上であれば免許不要で運転が可能になる(ヘルメットの着用は努力義務)。特定小型原付には速度によって3つのタイプがあり、「ZERO9 Lite」は最高速度が時速20km未満に制限された2のタイプに該当します。

ZERO9 Liteは、SWALLOWが2019年から2000台以上販売している50cc原付相当の電動キックボード「ZERO9」をベースにした新モデルで、最高速度20km/h、一回の充電で最大30kmの航続距離を持ちます。充電は家庭用100Vコンセントで可能で、一度の充電にかかる電気代は約8円となっています。

なお、発送までには年齢確認と交通ルールの確認が必要となります。また、購入後のアフターサポートについても、SWALLOWは修理等にも注力しており、商品到着後30日間の初期保証から、最大6ヶ月までの製品保証を行っています。

また、一足先にZERO9 Liteの体験を希望する人向けに無料試乗会も開催されます。試乗会では専任スタッフが乗り方をレクチャーしたり、電動キックボードに関する質問に答えます。申し込みはSWALLOWの公式ウェブサイトから可能です。

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HW ELECTRO ELEMO L 日本で購入できる貴重な中型EVバンの特徴は?

5月12日から13日に開催されていたBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。HW ELECTROのブースでは、バンタイプの電気自動車「ELEMO-L」が展示されていた。

HW ELECTRO初の中型EVバン。外観は短いがボンネットがやや立っており、電気自動車らしいグリルレスデザイン(バンパーに大型のグリルはあるが)を採用している。また、通常のワンボックスバンにあるスライドドアは装備されていない一方で、上下に開くドアを採用している。

バックドアは、日本の商用バンでは珍しい観音開き。車体サイズは全長5450ミリ、全幅1850ミリ、全高2050ミリと、ハイエーススーパーロング並の大きさだ。

運転席に乗るには大きなステップを踏んで乗る。ハイエースやキャラバンなどのエンジンが床下にあるキャブオーバースタイルよりは乗りやすいが、ステップワゴンなどのFF乗用車系のミニバンに慣れていると、よっこいしょと乗る必要があるだろう。イメージとしてはかつてのタウンエースノア/ライトエースノアのようなFR商用車系バンに近い。

展示車両は、荷室内部を板張りにするだけでなく、椅子やテーブルなどを装着しており、車内で仕事がなどができるバンライフ仕様となっている。HW ELECTROの担当者によると、当初は商用利用を目的に販売したが、個人向けで購入する人もいるとのこと。バッテリーの容量は43.5Kwhで、航続距離はWLTCモードで推定210キロと、長距離移動を行うのは難しいが、大容量バッテリーを搭載した移動できる部屋と考えて購入しているのかもしれない。

HW ELECTRO ELEMO Lの価格は450万円(税抜き)から。

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ホンダ「SmaChari」システム搭載の電動アシ「RAIL ACTIVE-e」 後付け電動アシスト自転車として初の型式認定を取得

株式会社ワイ・インターナショナルは、電動化・コネクテッド化する日本初のシステム「SmaChari®」を搭載した自転車「RAIL ACTIVE-e」の型式認定を取得したと発表しました。

「SmaChari®」は、Hondaの新事業創出プログラム「IGNITION」から生まれたシステムで、既製の自転車を電動化し、新たな電動アシスト自転車モデルを提供することが可能です。スマートフォンアプリと連携し、アシストユニットを自転車に取り付けることで、法規に準拠した出力制御が可能になります。

「RAIL ACTIVE-e」は、市販第一号製品として「SmaChari®」システムを搭載し、システムの安全性と法規適合性を証明するために型式認定を取得しました。この型式認定は、あくまでも任意ですが、道路交通法令の基準に適合していることを証明し、利用者の安心や交通安全の推進を図るためのものです。

7月中旬からは「RAIL ACTIVE-e」の試乗機会が提供され、予約受付が開始される予定で、9月下旬からは販売も開始されます。定価は220,000円(税込)で、車両重量は15.0kg、定格出力は250Wです。

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三重県に森林レンタルサービス「forenta」の新エリアが誕生

株式会社山共は6月2日、オカダトラスト株式会社とのフランチャイズ契約により、三重県多気郡大台町に新たな森林レンタルエリアを設けると発表しました。

同社が展開する森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ)」は、特別な事情を除き更新可能な1年間の契約を行うことで、事前予約なしにいつでも利用可能な森林空間を提供します。近年のキャンプブームに伴い、一区画を専用として借りることが可能なこのサービスは、周囲の喧騒から離れて静かに過ごすことができる点が特徴です。

新たなレンタルエリアは「forenta – MIE 大台エリア」と名付けられ、名古屋から車で約1時間半の場所に位置します。ここは、「ユネスコエコパーク」に認定された豊かな生態系と生物多様性を持つ森林が広がるエリアで、車で15分圏内には温泉、スーパー、ICがあり、利便性も優れています。また、区画に隣接する未舗装路から荷物を直接運べるため、利用者にとって非常にアクセスしやすい環境となっています。

このエリアでは、平坦な区画もあり、ワイルドキャンプに挑戦したい方にも適しており、広々とした駐車場が完備されており、人目を気にせずに静かな森林を満喫できます。さらに、エリア近くには過去11回「水質日本一」に選ばれた宮川の支流が流れ、夏場には川遊びが楽しめます。また、エリアからは滝頭不動滝や北総門山・総門山へのアクセスも可能で、キャンプだけでなく大台町の自然を満喫する拠点として利用することができます。

forenta – MIE 大台エリアでは、1区画あたりの平均面積が約200坪(約660㎡)で、年間利用料金は66,000〜77,000円(税込)となっています。

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立ち乗りマイクロモビリティ「ストリーモ」 特定小型原動機付自転車の型式認定を取得

電動マイクロモビリティの開発を行っている株式会社ストリーモは6月8日、特定小型原動機付自転車の性能等確認制度で「適合」の通知を受けたことを発表しました。これは、新たに設けられた「特定小型原動機付自転転車」の新カテゴリーへの対応として、令和 4 年国土交通省告示第 1294 号に基づくもので、公益財団法人日本自動車輸送技術協会(JATA)が認定したものです。

株式会社ストリーモは、ユーザーの「安心感」を最優先に開発を進めている立乗り三輪電動マイクロモビリティのメーカー。ストリーモには、歩く速度でも自転車のような速度でも安心して利用できる独自のバランスアシストシステムを搭載。このシステムにより、静止状態から極低速、快適な速度まで安定した走行が可能で、20kgの荷物を乗せてもバランスを保つことができます。

また、石畳や轍、傾斜でも走行姿勢を乱すことなく進行でき、ユーザーは容易にバランスを取ることが可能です。さらに、低速での走行でも安定感があり、足をつかずに停止することができるため、歩行者や他の車両とも互いに安心して走行できます。

「ストリーモ」の型式はS01JTで、最高速度表示灯(緑ランプ)が前後に装備され、速度抑制装置に連動しています。この新型自転車は、2023年7月施行予定の改正道路交通法に対応し、量産に向けて動き出しています。

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TREK 新型フルサスE-MTB「POWERFLY FS4」登場 

TREKからフルサスE-MTB「Powerfly FS」が登場しました。

Powerflyシリーズは海外ではフルサスペンションモデルが用意されており、今回、日本初登場しました。

TREK Powerfly FS4は、TREK製の中で最も手頃な価格の電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)。TREKは既にフルサスE-MTBで「Rail」シリーズを展開していますが、Powerfly FSは、Railよりも起き上がった乗車姿勢や、クロスカントリータイプの設計に近い車体設計、Railよりも短いサスペンションストロークを採用しているのが特徴です。

ラックとフェンダーを追加できる設計を採用したアルミフレームには、TREK独自のRemovable Integrated Battery(RIB、着脱式一体型バッテリー)システムを採用。バッテリーはフレーム内に完全に収納されるだけでなく、工具無しでバッテリーを取り外すことが可能で、さらにボトルケージも取り付け可能です。海外市場ではPowerfly FS専用のリアキャリアや泥除けなどがありますが、日本での展開は不明です。

部品は、Shimano 1×10ドライブトレインと、ロックアウト機能付きのSR SUNTOUR XCRサスペンションフォークを装備。また、スマートホイールサイジングにより、大きなフレームには29インチホイール、小さいフレームには27.5インチホイールが装着されています。

電装系に関しては、最上級モデルのRailと同じパワフルなボッシュ製モーターとLEDコントローラーを装備。モーターはボッシュ パフォーマンスラインCX スマートシステムを搭載しており、定格出力250W、最大トルク85Nmを発揮。バッテリー容量は500Whで価格は67万1990円です。

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Wimo ショールームの開業を記念し公式オンラインストア限定で最大10%OFFのキャンペーンを開催

自転車とライフスタイルを融合した生活提案を行う、wimo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:洪佳莎)が6月2日(金)にオープンしたwimoショールーム「CASA WIMO」の開業を記念し、2023年6月7日(水)から14日(水)まで公式オンラインストア限定で最大10%OFFのキャンペーンを開催することを発表しました。

新設された「CASA WIMO」は、洗練された街並みが特徴の中目黒に位置し、wimoの国内初となるショールームです。自転車のあるオシャレなイエをコンセプトにデザインされ、スペイン語で家を意味する「CASA」の名が冠されました。一つの空間で異なる雰囲気を楽しむことができ、自転車が置かれた三つのスペースでwimoの商品と世界観を楽しむことができます。

開業を記念してのキャンペーンはオンラインとオフラインの両方で実施されます。まずオンラインでは、2023年6月7日(水)から14日(水)まで、公式オンラインストアで5万円以上の購入をすると全品が10%OFFとなる特典があります。対象商品は電動アシスト自転車COOZY、子ども自転車wimo kids、その他となっています。割引は自動的にカートに適用されます。

また、ショールーム限定のキャンペーンとして、「電動アシスト自転車COOZY」「wimo kids」を試乗し、wimoの公式アカウント@wimo_ebike(Twitter、Instagram)をフォローして試乗の様子を投稿すると、オリジナルグッズをプレゼントするとのことです。

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ダイワサイクル オリジナルブランドの電動アシスト自転車の販売を開始

DAIWA CYCLE株式会社は6月7日、オリジナルの電動アシスト自転車6モデルを全国のダイワサイクル店舗およびオンラインストアで販売を開始すると発表しました

電動アシスト自転車は、販売当初はシニア世代や子育て世代を中心に利用されていましたが、通勤・通学やスポーツ、レジャー、宅配業務など多様な用途に対応する利用者層の拡大を受けて普及が進んでいます。そんな中で同社は、顧客のニーズに応えるため、物価高の影響で家計の負担が増えている現状を鑑みて、低価格のオリジナル電動アシスト自転車の開発に取り組んだとのことです。

電動アシスト自転車のラインナップは、スタンダードモデルの「e-Fit’z Ⅱ」、コンパクトで小回りの利く「e-Fit’z mini」、高輝度ライトを搭載し安全性を重視した「e-Lumina」、通勤・通学に便利な装備を一体化した「e-BIZNEO」、外装7段変速付きで軽快な走行を楽しめる「e-ACORDE」、そしてコンパクトでシンプルな設計の「e-BMME」と、6つのモデルが揃っています。

「e-Fit’z Ⅱ」は、シティサイクルのように気軽に乗れる電動アシスト自転車として設計され、普段使いに便利なスタンダードモデル。販売価格は95,700円(税込み、以下同)で、カラーバリエーションはマットベージュ、マットネイビー、マットオリーブの3色をラインナップ。26インチサイズ(対応身長146cm以上)で、バッテリー容量は5.8Ah。約4時間の充電で、エコモードで約28km、平坦モードで約21km、坂道モードで約20km走行可能となっています。変速機は内装3段変速で、車両重量は25.0kgとなります。

「e-Fit’z mini」は、漕ぎ出しが軽く小回りが利く設計が特徴で、街中での使用に最適なモデル。信号や曲がり角が多い場所でも容易に操作することができます。さらに、ハンドルの取り回しも良好で、エレベーターなどの狭いスペースでも扱いやすいため、マンション住まいで駐輪スペースに困っている人にも向いています。

販売価格は91,300円で、カラーはマットオリーブとマットブラックの2色が選択可能です。20インチサイズ(対応身長142cm以上)で、バッテリー容量は5.8Ah。約4時間の充電で、エコモードでは約23km、平坦モードでは約17km、坂道モードでは約15kmを走行できます。変速はシングルスピードで、車両重量は23.0kgです。

「e-Lumina(イールミナ)」は、ダイワサイクルのオリジナル通勤・通学車「ルミナ」シリーズの電動アシストモデルで、視認性の高い高輝度ライトを搭載し、薄暮時間帯や夜間の走行を安心・安全にサポートします。

「e-Lumina」は、104,500円の価格で、カラーバリエーションとしてマットオリーブ、マットベージュ、マットブラックの3色が選択可能です。26インチサイズ(適応身長160cm以上)で、バッテリー容量は8.5Ah。約6時間の充電で、エコモードでは約53km、平坦モードでは約37km、坂道モードでは約34km走行可能です。変速は外装6段で、車両重量は26.0kgです。

「e-BIZNEO」は、フロントバスケットや泥除け、ライトなどの通勤・通学に欠かせない装備が搭載された電動アシスト自転車です。

価格は102,300円でサイズは27インチ(適応身長160cm以上)、カラーはマットネイビーです。バッテリー容量は8.5Ahで、約6時間の充電でエコモードで約43km、平坦モードで約33km、坂道モードで約29kmの走行が可能です。車両重量は24.4kgです。

「e-ACORDE」は、後ろから押し出されるようなアシスト力が特長のリアハブモーターを搭載しています。フレームは軽量で剛性の高いアルミ素材を採用し、トップチューブを傾斜させたスローピング形状を実現しています。

価格は102,300円で、サイズは700×32C(適応身長160cm以上)、カラーはマットブラックです。バッテリー容量は8.5Ahで、約6時間の充電でエコモードで約50km、平坦モードで約41km、坂道モードで約35kmの走行が可能です。車両重量は17.1kgで、外装7段変速を採用しています。

「e-BMME」はマンションのエレベーターにも乗せられるコンパクトサイズで、持ち運びが容易なのを売りにした電動アシスト自転車。アシストモードは、「ON(アシストあり)/OFF(アシストなし)」のワンモードだけを採用しています。坂道の少ない地域ではアシストモードを切り替えることが少ないという声もあることから、走行モードはシンプルにし、低価格を実現したとのことです。

価格は76,780円で、サイズは16インチで適応身長は142cm以上、カラーはラメホワイト、マットオリーブ、マットブラックから選べます。バッテリー容量は4.0Ahで、約2時間20分の充電で約25kmの走行が可能です。車両重量は17.4kgで、変速はシングルです。

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沖縄のキャンピングカーレンタルショップ ふるさと納税でレンタル利用券の提供を開始

株式会社キャンピングカーレンタルトミーアップは5月30日、ふるさと納税の返礼品として、沖縄県八重瀬町から「キャンピングカーレンタルご利用券」の提供を開始したと発表しました。これは沖縄県で初めての取り組みであり、地域経済の活性化と観光滞在日数の長期化を目指すものです。

提供される返礼品には、寄付金額に応じたキャンピングカーレンタル割引券やご利用券が含まれます。具体的には、10,000円の寄付で「3,000円割引券」、100,000円の寄付で「1泊2日ご利用券」、200,000円の寄付で「2泊3日ご利用券」が得られます。これらの詳細は楽天市場やふるさとチョイスのウェブサイトで確認可能です。

沖縄県は観光地から離れた地域や北部地域において観光収入や所得の格差問題を抱えていますが、その一方でこれらの地域は豊かな自然に恵まれ、高品質な観光体験の可能性を秘めています。トミーアップは、この自然の中で気軽に滞在できるキャンピングカーの提供を通じて、地域経済の活性化と新しい観光価値の創出に貢献することを目指しています。

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TREK ハードテールE-MTB「Powerfly 4 Gen 4」発表 ボッシュ・パフォーマンスラインCXスマートシステム搭載

TREKからハードテールE-MTB「Powerfly4 Gen 4」が登場しました。

TREK Powerfly 4は、トレック製品の中でも最も手頃な価格の電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)で、最上級モデルのRailと同じパワフルなボッシュ製モーターとLEDコントローラーを装備しています。バッテリーの小型化とパーツ選択により、価格を抑えているのが特徴です。

ラックとフェンダーを追加できる設計を採用したアルミフレームには、TREK独自のRemovable Integrated Battery(RIB、着脱式一体型バッテリー)システムを採用。バッテリーはフレーム内に完全に収納されるだけでなく、工具無しでバッテリーを取り外すことが可能で、さらにボトルケージも取り付け可能です。部品は、Shimano 1×10ドライブトレインと、ロックアウト機能付きのSR SUNTOUR XCMサスペンションフォークを装備。また、スマートホイールサイジングにより、大きなフレームには29インチホイール、小さなフレームには27.5インチホイールが装着されています。

モーターはボッシュ パフォーマンスラインCX スマートシステムを搭載しており、定格出力250W、最大トルク85Nmを発揮。価格は55万6490円です。

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便利な航路情報とEチケット販売でしまなみ海道を楽しもう!WAKKAがスマホ専用サイト「KASHO-KI」を公開

旅行代理店WAKKA(株式会社わっか)は、6月1日からしまなみ海道(西瀬戸内)周辺の定期航路(フェリーや旅客船)の時刻表や路線図、Eチケットの販売・使用を多言語で提供するスマホ専用サイト、「KASHO-KI(カショキ)」の一般利用を開始しました。英語版も同時リリースとなります。

しまなみ海道は、20以上のフェリーや高速船の路線が存在し、サイクリング以外にも短距離の船旅が楽しめます。しかし、各運航会社が異なり、時刻表情報がインターネット上で確認できないなど、利用が困難であったため、この問題を解決するためにKASHO-KIが開発されました。名称の「KASHO-KI」は村上海賊の時代に用いられた通行手形「過所旗」から取られ、海の旅を楽しむためのツールとして利用できます。

KASHO-KIでは、しまなみ海道エリア全体をカバーした20以上の航路図を多言語対応で見ることができ、各船会社のウェブサイトを個別に確認する手間が省けます。Eチケットの購入・乗船も可能で、2023年6月時点で土生商船グループ(大崎上島を除く)、家老渡フェリーの路線が対応しています。ただし、Eチケットは外部地域からの観光客を対象としており、地元住民の方は利用できません。

KASHO-KIは今後、対象エリアの拡大、Eチケット対応航路の拡充、代理店/ガイド向けの代理購入・事前購入機能の追加、MaaS政策としてのシェアサイクルとの連携などを予定しています。

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ボッシュ パフォーマンスラインCXスマートシステム(日本仕様)登場! 新型モーターの特徴を解説

ボッシュから、新型Eバイク用ドライブユニット「パフォーマンスラインCX スマートシステム」が登場した。

パフォーマンスラインCXは、ボッシュ製Eバイクドライブユニットの中でも、フラグシップモデルに位置するモデル。パフォーマンスラインCX スマートシステムは、2021年9月に海外で発表され、今回、日本国内に登場した。今回紹介するのは、ボッシュが製作した広報車。正式発表前に特別に試乗することができたので紹介する。この試乗記事を読む前に注意したいのは、広報車のサイズが小さい、公式発表前に広報車を破損による消失を行わない、試乗当時は機密車両のため走行場所を制限していたため、普段の5割以下の感覚で走行している。

今回搭載されていたスイッチは新型のLEDリモコンタイプ。カラーでアシストモードやバッテリー残量がわかるという利点があるが、左端に集約されたハンドルスイッチは、上下左右にボタンがあり、軽いタッチで反応するため、オフロード走行ではいつの間にか押してしまうことがある。スイッチの形状は出っ張っているが、今回のスマートシステムには、よりシンプルなミニリモコンタイプが用意されている。ディスプレイはKIOX300で、スマートフォンのような高精度カラーディスプレイを採用している。

パフォーマンスラインCX スマートシステムのモーター音はギューン系からヒューン系と大きく音質が変化している。パフォーマンスラインCX初期(75Nm仕様)と比較して明らかに音が静かだ。モーター音は走行中の風切り音やタイヤのロードノイズといい勝負で、ヤマハ PW-X3には劣るが優良ラインに達している。アシスト切れの速度はほぼ時速24キロでキッチリと切れて、パワー感やトルク感は、ヤマハPW-X3日本仕様とほぼ同等だ。

今回のパフォーマンスラインCX スマートシステムの売りは、アシストモードを入れ替えることができるということだ。パフォーマンスラインCXスマートシステムのアシストモードは、TURBO、SPORT、eMTB、AUTO、TOUR+、TOUR、ECOの7モードがあり、そのうち5モードを車体に入れることができる。今回は、新たに登場したTOUR+とAUTOモードを紹介する。

TOUR+モードは、パフォーマンスラインCXの特徴である可変アシスト「eMTBモード」のアシストをより穏やかにしたような可変アシストだ。基本的には平地では必要十分のアシスト力を提供しつつ、もっとパワーが欲しい所で踏んだ時にパワーを出す特性があり、一々アシストモードを切り替えなくて良い。ボッシュパフォーマンスラインCXのTURBO、SPORT、TOURモードのアシストは、発進時にグワっとアシストが出るような意図的な盛り上がり感があるイメージだが、TOUR+モードは舗装路からトレイルまで対応する扱いやすさがある。

速度をなるべく保つのを売りにしているAutoモードは、ダラダラとアシスト力を出すイメージで舗装路をダラダラと走るのに向いている。

一方で、踏んだ時とアシスト感覚が微妙にズレる感覚があり、写真のような落ち葉が積もっている滑りやすい場所では、実際には滑っていないが少し滑りやすいような感覚がある。このような場所は、eMTBやTour+で走行したほうが良いだろう。

パフォーマンスラインCXスマートシステムのAUTOモードは、ヤマハ・PW-X2/X3のオートマチックサポートのようにオフロード走行でも乗りやすくする特性とは違う。舗装路モードといったほうが正しい。

今回、試乗したモデルは容量750Wh「パワーチューブ750」を搭載している。気になったのが前輪荷重の大きさで、前輪の接地感はバッテリーの搭載方法の違いを加味していても、625Whよりもあきらかに大きく、コーナーではブレーキやペダリングのオン・オフ、体の動かし方を明確に行う必要があると感じた。

個人的な意見としてはTREK Railシリーズ、SCOTT GENIUS eRIDEなど、従来の500Whバッテリー、625Whバッテリーを搭載したE-MTBで慣れていたユーザーが、同じ感覚で曲がろうとすると前輪荷重の大きさを実感するのではないかと思う。YPJ-MT Proなど例外を除いて500WhバッテリーE-MTBから625Whバッテリー搭載E-MTBに乗り換えると、頭が少し重いと感じるが違和感なく走行できるが、625Whバッテリー搭載E-MTBから750Whバッテリー搭載E-MTBに乗ると前輪荷重の大きさに驚くだろう。他車を知らない人なら、こんな物かと思い普通に走ると思うが、500Wh、625Whバッテリーを搭載したE-MTBに乗っていて、750Whバッテリー搭載車に乗り換える場合、前輪タイヤの選択や空気圧調整、フロントサスペンション調整、前輪荷重の大きさを逆に活かした走りに変えるのを考えたほうがいいのかもしれない。

出典:ebike E-MTB All Mountain XMF 1.7 (fantic.com)

Eバイク業界ではバッテリーの大容量化が流行しているが、大容量バッテリーのEバイクは、車体設計で走りは大きく変わるだろう。例えば、ファンティックE-MTB 720Whバッテリー搭載車は、今回試乗した、パフォーマンスラインCXスマートシステム広報車と比較して、前輪荷重過大の感覚をあまり感じなかった。おそらく、前後異形ホイールで、バッテリーの全長を切り詰めた形状もあると思われる。700Whクラスのバッテリーを搭載するE-MTBは、車体の軽さで誤魔化しがきかないので車体設計が重要になるだろう。

750Whバッテリーのサイズは484x84x65mm。参考として容量500Whのパワーチューブ500は349 x84x65mmで、容量625Whのパワーチューブ625は415x84x65mm。750Whバッテリーは長く、重量も4.3キロと重い(パワーチューブ500は3キロ、パワーチューブ625は3.6キロ)ため、バッテリーをバッグパックに入れて背負う運用は非常に難しい。基本的に1バッテリー運用と考えるのがメインだろう。

スマートシステムで注意したいのが、従来のボッシュEバイクシステムと互換性が無いことと、世界市場ではスマートシステムの売りであるスマートフォン接続が2023年6月6日時点では、日本国内ではできないこと。実際、ボッシュスマートシステムアプリをAndroidの野良アプリ(公式のアプリケーションストア以外で提供しているアプリストア)から入れて、広報車との接続を試したが接続できなかった。現時点ではボッシュ側で接続できないようになっているとのこと。ボッシュは、日時は未定だが将来的にはスマートフォン接続に対応するとは表明している。

ボッシュ パフォーマンスラインCXスマートシステムのライバルは、ヤマハ PW-X3だろう。PW-X3のエクストラパワーモード特有のトルクの出し方など、PW-X3が勝っている部分もあるが、ボッシュ パフォーマンスラインCXスマートシステムのカラーディスプレイや新アシストモードなどPW-X3に勝っている部分が多くある。

また、2023年からは、オルベアからフルサスE-MTB「WILD」が、トレックからは「パワーフライFS」などが登場する。パフォーマンスラインCX スマートシステムは、スマートシステム接続機能が無いという不満があるが、日本投入時のパフォーマンスラインCXの欠点は潰している。現時点でもヤマハ PW-X3と同等のトップクラスのドライブユニットと言えるだろう。

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