Search results for :

If you're not happy with the results, please do another search.

2021年モデル最新版 10万円以下のグラベルロード/シクロクロスまとめ 注目モデルを中心に紹介

ロードバイクは舗装路を高速走行できる面白さがある一方、砂利道など荒れた道を走るのは難しく、汎用性が低いという欠点があります。 https://youtu.be/lOiiCpzafWE そのため、ロードバイクよりももっと幅広い楽しみ方がしたい人にオススメなのがグラベルロードです。元々は砂利道を高速走行するために生まれた自転車ですが、舗装路でもクロスバイクよりも快適に走れるため、サイクリングも楽しむために購入する人が増えています。 https://youtu.be/JRlYgNsPic0 グラベルロードには、何十万円もするモデルや、100万円クラスの非常に高価なモデルが多いです。しかし、そんなグラベルロードの世界でも、10万円クラスのモデルが用意されています 今回は10万円以下のグラベルロードやシクロクロスをピックアップ。また、参考として10万円にプラスアルファで購入できるグラベルロードやシクロクロスも紹介します。10万円に少し加えると、最新のトレンドを採用したモデルを選ぶ事ができるので、可能であれば予算は増やしたほうが良いでしょう。価格は追記が無い限り税抜き表示です。 2021年モデルの10万円以下のグラベルロード/シクロクロスの傾向 2021年モデルでは、10万円以下で購入できるグラベルロードやシクロクロスは少なく、10万円プラスアルファのモデルが多い傾向です。10万円以下のグラベルロードでは、フラットバー仕様も用意している所も多いため、ここでは、そのようなフラットバー仕様のグラベルロードも含めることとしました。 グラベルロードは、ロードバイクとは違い、メーカーやブランドによって車体設計に特徴があります。シクロライダーでは、車種別の解説を行っていますので、それらの解説を見て購入するのをお薦めします。 グラベルロードバイクとシクロクロスバイクの違いは? グラベルロードを購入する時、購入検討の1つにシクロクロスを加えている人も少なくないでしょう。シクロクロスバイクは、グラベルロードとは違いシクロクロス競技を重視した設計を採用しているのが特徴です。 https://youtu.be/pPcGHnVyn4M シクロクロスは、不整地にコースを作りレースを行う自転車競技。短い周回コースで走るため、グラベルロードよりも俊敏性を重視した設計になっているモデルが多いです。また、レース用自転車のため、タイヤの太さ等に規則が定められており、グラベルロードよりも太いタイヤを装着できるモデルは多くありません。 ただ、10万円以下のシクロクロスバイクは、競技性よりも街乗りやツーリング性能を重視しているのが多いのが特徴です。10万円プラスアルファで購入できるシクロクロスでレース向けなのがCannondale CAADX 2ぐらいでしょう。 10万円以下のグラベルロード JAMIS RENEGADE A1   JAMISは1979年に創業したスポーツ自転車ブランド。日本ではロードバイクよりもグラベルロードのRENEGADEが有名な事で知られています。RENEGADEシリーズにはカーボンフレームのレースモデルや、軽量スチールフレームの高価格帯のモデルもありますが、10万円以下で購入できるモデルも用意されています。 RENEGADEシリーズのエントリーモデルのA1は、10万円以下ながら流行のグラベルロードの設計を採用したモデルです。フレームは、一番小さい車体はホイールサイズを650Bにすることで、車体サイズの適正化を行っているのを売りにしています。700Cホイールを採用したモデルは一回り小さい650Bに変更し、47ミリタイヤを装着したロードプラス規格も可能です。 コンポーネントはShimano CLARISで、クランクはFSA Vero, 50/34T、スプロケットはShimano HG41 11-34T, 8速。ブレーキはTektro Lyra機械式ディスクブレーキ。タイヤはWTB Byway 650B x 40c(44) Ridder 700 x 37c(48-61)、protection belt。価格は9万9800円です(税抜、以下同)。 出典:JAMIS NESTO GAVEL FLAT GAVELNESTOのグラベルロード。、グラベルロードの中では比較的オンロード走行も重視している設計を採用し、舗装路走行も重視しており650Bホイールは非対応です。シートステーとチェーンステーを縦方向にしならせることで柔軟に路面状況に追従する振動吸収機構FLEXOR(フレクサー)を搭載。フレームには4箇所、フォークに2箇所のボトルケージ台座を装備しています。 また、NESTO サポートアスリート「安田大サーカス団長安田」がGAVELに乗って1泊2日のキャンプツーリングをしながら富士山を目指すアドベンチャームービーをYoutubeで公開している事でも知られています。 GAVEL FLATはドロップハンドルモデル「GAVEL」のハンドルをフラットバーにした低価格モデル。幅広ライザーバーと、油圧ディスクブレーキを搭載し、お手頃な価格でグラベルロードを楽しむことが可能。フラットバー仕様の安定性を生かして街乗りや林道をそのまま走るのもよし、最初はフラットバー仕様で乗って、後々ドロップバー仕様に変更するのも良いでしょう。 車体は6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスルアルミフレームと、 カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 12x100mmスルーアクスルフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Acera M3000で、クランクはアルミ 40/28T、スプロケットはシマノ SHIMANO CS-HG200 11-32T 9速。ブレーキはSHIMANO...

2021年モデル版 SCOTTのE-Bikeを解説 BOSCHユニットを搭載したE-MTBを展開

スイスに本拠地を置くスポーツ用品企業として知られているSCOTT(スコット)。ウインタースポーツやランニング、モーターサイクル用品だけでなく、自転車も製造しています。 https://youtu.be/SN7yL9sfpKs 自転車の中にはE-Bikeも含まれており、海外市場ではマウンテンバイクやクロスバイクタイプのE-Bike、ロードバイクタイプのE-Bikeもラインナップし、幅広い展開を行っています。そして、日本市場のSCOTT製E-Bikeは、マウンテンバイクを展開。ここでは、SCOTT製のE-Bikeについて解説します。 SCOTT製E-Bikeの特徴 ハードテールE-MTBとフルサスペンションE-MTBの2種類のE-MTBを用意 日本市場でのSCOTT製E-BikeはE-MTB(電動アシストマウンテンバイク)のみの展開となっています。E-MTBはフロントにサスペンションを搭載したハードテールE-MTBと、フロントとリアの両方にサスペンションを装着した、フルサスペンションE-MTBの2種類を用意しています。 E-MTBの世界では、山を本格的に走行する場合、フルサスペンションE-MTBがベストです。人力MTBでは欠点だった、サスペンションの損失をモーターパワーで帳消しにし、下り坂だけでなく上り坂でも安定して走ることが可能です。 SCOTT製のE-MTBに関しては、お手頃価格で街乗りやサイクリング、林道ライドが楽しめるハードテールE-MTBのSCALE eRIDEと、本格的なオフロード走行が可能なGENIUS eRIDEの2種類を用意しています。 ドライブユニットは全車BOSCH製を搭載 E-Bikeで重要な部分の1つと言えるライダーをアシストするドライブユニットは、全車にドイツBosch社のドライブユニットを搭載しています。 Boschはドイツを本拠とする総合自動車部品、電動工具メーカー。ヨーロッパ市場ではトップクラスのE-Bikeサプライヤーの1つとして知られており、2017年に日本市場に参入しました。 SCOTT製E-Bikeには、2種類のBosch製ドライブユニットを搭載。ハードテールE-MTBの「SCALE JAPAN SPEC」には、Active Line Plusを搭載。静かでスムーズなフィーリングを売りにした、街乗り、サイクリング用ユニットです。定格出力は250W、最大トルクは50Nmを発揮します。   フルサスE-MTBのGENIUS eRIDEは「Performance Line CX」を搭載。こちらは、ヨーロッパで高い支持を得ているハイエンドE-Bike用のドライブユニットで、Active Line Plusよりもパワフルでシャープなレスポンスに加え、ライダーの踏み込み力に応じ可変的にアシストを行う、E-MTB用途に特化したアシストモード「eMTBモード」が搭載されています。定格出力は250W、最大トルクは85Nmを発揮します。 SCOTTのE-Bike最新モデル 2車種を紹介 SCALE eRIDE JAPAN SPEC SCALE eRIDEは、SCOTTの29インチタイプのハードテールE-MTB。日本国内ではE-Bikeの中では一番安いエントリーモデルで、本格的なオフロードライドよりは、林道ライドなど気軽なサイクリングを楽しむのに向いています。 車体は脱着可能な内蔵式バッテリーを採用したアルミフレームを採用することで、すっきりとしたデザインを実現。フロントサスペンションはSR Suntour XCM 120ミリトラベルで、ハンドルに装着されたレバーで、サスペンションの動きを固定することができる」リモートロックアウト機構を搭載しました。 バッテリーはBosch PowerTube500で500Whクラスのバッテリーを採用。ハードなオフロードライドでも電池切れになりにくい容量を搭載しています。 ドライブユニットは静かでスムーズなフィーリングを売りにしたサイクリング用ユニットのBosch Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nm。価格は32万8000円(税抜、以下同)です。 フレーム:Alloy frame Tapered Headtube E2 custom butted tubing internal cable routing Bosch Gen4 integr. DT Battery...

チェレステカラーで有名なビアンキのiPhoneケースが登場 iPhone12シリーズ対応モデルも用意

CCCフロンティアは、イタリアの自転車ブランド「Bianchi」のiPhoneケースをUNiCASEオンラインストアにて予約販売を開始した。 Bianchi(ビアンキ)は、1885年エドワルド・ビアンキにより創業されたイタリアの名門自転車ブランド。現存する中では世界最古の自転車ブランドで知られており、碧色のイメージカラ―“チェレステ”(イタリア語で碧空・天空)は有名だ。今回登場したBianchiのiPhoneケースは以下の通り。 Bianchi Hybrid Shockproof Case 「Bianchi Hybrid Shockproof Case」は耐衝撃iPhoneケース。碧色を光沢塗装したチェレステ(Celeste)と、ツヤを抑えた滑らかな質感のメタリックカラーの2色を用意した。 ケースは全体を強度の高いポリカーボネイトで覆い、TPU素材のインナーケースを合わせた二層構造で耐衝撃性が高く、米軍軍事規格の衝撃試験MIL-STD-810G Method 516.6を取得し、落下テストをクリアしている。 対応機種はiPhone12、iPhone 12 Pro、iPhone12 mini、iPhoneSE(第2世代)、iPhone 8、iPhone 7の展開となる。価格は3900円(税抜、以下同)。発売日は、iPhone12/12 Pro、iPhoneSE(第2世代)/8/7が、2020年10月23日(金)で、iPhone12 miniが2020年11月13日(金)。 Bianchi Water Repellent Folio Case Bianchi Water Repellent Folio Caseはシンプルなデザインと機能性を両立したフォリオケース。 トレンドのヘザー素材の質感に、撥水加工を施すことで水や汚れを弾き、サイクリングやアウトドアシーンでも使用可能な万能iPhoneケースで。カード収納、ストラップホール、動画視聴に便利なスタンド機能も搭載している。 対応機種はiPhone12、iPhone 12 Pro、iPhone12 mini、iPhoneSE(第2世代)、iPhone 8、iPhone 7の展開となる。価格は4500円。発売日は2020年11月中旬。   Bianchi Ultra Slim Aramid Case Bianchi Ultra Slim Aramid Caseは、ロードバイクにも使用されるデュポン社のアラミド繊維「ケブラー」を採用。高強度・超軽量を誇るケブラーの特徴を生かし、薄さ約0.7mm、重量約10gと、薄さと軽量性を実現。マットコーティングが手に馴染み持ちやすく、気になる指紋や汚れがつきにくい仕様になっている。 対応機種はiPhone12、iPhone 12 Pro、iPhone12...

E-Bikeのバッテリーが切れないで上れるか!?スペシャライズド Turbo VADO SLインプレ 柳沢峠ヒルクライムテスト編

E-Bikeに乗っていて気になるのが、バッテリーの電池切れだ。E-Bikeは自転車なので、電池が切れても走ることができるが、できるだけ電池切れを起こさずに走りたいもの。E-Bikeの電池切れテストを試す方法と言えばヒルクライムのサイクリングで、E-Bikeの実力を調べるために、シクロライダーでもヒルクライムテストを行っている。 今回のE-Bikeヒルクライムテストで使う自転車は「Specialized Turbo VADO SL 4.0」。SpecializedのクロスバイクタイプのE-Bikeで、Specialized製の軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」を搭載。従来のクロスバイクよりも軽量なドライブユニットやバッテリーを搭載し、車体を軽く作ることで、平均的なE-Bikeと比較して40パーセント軽量なのを売りにしている。車体重量は公式では公開されていないが、15キロほどだと思われる。価格は36万3000円(税込、以下同)。 今回E-Bikeのヒルクライムテストを行ったのは柳沢峠(やなぎさわとうげ)。山梨県甲州市にある柳沢峠は、国道411号(青梅街道)が通り、青梅街道の最高地点として知られている。標高1472メートルで関東有数のヒルクライムコースで知られている。 テストを行うコースは、青梅駅からスタートし柳沢峠まで行くルート。自転車NAVITIMEで調べた所、総距離約58キロ、獲得標高1618メートルと、それなりにハードなコースとして知られている。また、このコースは、E-クロスバイク「Corratec E-POWER SHAPE PT500」でもテストを実施している。 シクロライダーを読んでいる読者の中で気になるのが、ヒルクライム中にバッテリーが切れるかどうかだろう。E-Bikeのバッテリー容量はWhで決めるのが一般的で、数字が大きいほどバッテリーの容量が大きくなる。一般的なE-クロスバイクは400Whから500Whサイズのバッテリーを搭載しており、これはバッテリー切れを発生させにくくするためだ。 一方、Turbo VADO SLに搭載されているバッテリー容量は320Whと、一般的なE-Bikeよりもバッテリー容量が少ない。しかし、車体重量16キロ以下の軽量系のクロスバイクタイプのE-Bikeのバッテリー容量は、ヤマハ YPJ-Cが60Wh、FUJI MOTIVATORが200Wh、BESV JF1が252Whのため、Turbo VADO SLは軽量系E-Bikeの中ではバッテリー容量は一番大きい。但し、VADO SLのバッテリーは内蔵式でユーザーが車体から外すにはできないため注意が必要だ。 因みにTurbo Vado SLには、オプションでボトルケージに装着するレンジエクステンダーを用意している。レンジエクステンダーの容量は160Whで、合計で480Whとなる。今回のヒルクライムテストではレンジエクステンダーを使用せず、内蔵バッテリーのみの320Whでのテストとなる。 また、Turbo VADO SLには、スマートフォンでモーターアシストを調節する「MISSION CONTROL」を搭載している。これは、3種類のアシストモードがあり、各モードでは最大出力およびアシストの持続力の両方を調整できる。 標準の設定では、ピークパワー/アシストは、TURBOモードが100/100、SPORTモードが60/60、ECOモードが35/35だ。 また、Turbo VADO SLは、バッテリーの状態や長期の使用を考慮して意図的にパワーを下げる時がある。バッテリーの残量が15パーセント以下になると、Turbo Vado SLはモーターのパワーを自動的に75パーセントに落とす。残量が10パーセントではパワーを50パーセントに、残量が5パーセントでは25パーセントに落とすとのこと。 今回のヒルクライムテストでは、ピークパワー/アシストを、TURBOモードが100/100、SPORTモードが65/65、ECOモードが40/40に変更。SPORTモード、ECOモードをそれぞれ5パーセントアップさせたのは、長いヒルクライムでもパワーを少し持たせて速く走りたいのと、パワーが足りないと感じて、アシストモードを上げないためだ。 また、MISSION CONTROLアプリでは、車体に搭載されているファームウェアのバージョンを確認できる。今回使用したTurbo VADO SLは、バッテリーが2.4.11、モーターが44.6.18、ディスプレイが26.B.0だ。 Turbo VADO SL 青梅~柳沢峠ヒルクライムテスト 今回のテストは午前5時5分に青梅駅からスタート。Specialized Turbo VADO SLには、メーター等のディスプレイが無いため、スマートフォンのMISSION CONTROLアプリを使用することとなった。MISSION CONTROLアプリには航続距離表示が無く、バッテリー容量のみの表示だ。 柳沢峠まで走るこのコースの特徴は、平地が殆どなく上り坂がメイン。青梅駅から奥多摩駅までは緩やかな上りだ。Specialized Turbo VADO...

ポラールから、サイクリング等スポーツに対応したスマートウォッチ「Vantage V2」を発表

ポラール・エレクトロ・ジャパンは10月16日、プレミアムマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage V2」(ポラール ヴァンテージ ブイ ツー)を発表した。 ポラールは、1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発したことで知られている会社。Polar Vantage V2では、心拍数計測とパワー計測、加速度センサーなどから得られる情報を基にパフォーマンスを数値化する機能や、脚力の回復状況をテストできる機能を新たに搭載。カラーはブラック、グリーン、グレー・ライムで、希望小売価格は6万9800円(税抜、以下同)。胸ストラップ型心拍センサー「Polar H10」とのセットは、希望小売価格7万5800円となる。以下、プレスリリースから。 Vantage V2は、心拍数計測に加えてパワー計測を使い、トレーニング効果や回復レベルを可視化します。新設計のアルミニウム合金素材ボディを採用することで、より安定したGPSの受信が可能になり精度が向上、また重さも52gとトレーニング時に気にならない軽量性を実現しました。バッテリーは、トレーニング時にGPSや心拍計測などの全機能を使った場合は最大40時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間の連続使用が可能です。堅牢性(耐衝撃、防水、防塵など)では、ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠しています。 新機能の「ランニング パフォーマンス テスト」は、徐々にスピードを上げていくビルドアップ走を行い、最大有酸素スピード(MAS)、最大有酸素パワー(MAP)、最大酸素摂取量(VO2max)を計測します。時計画面に表示されたスピードに合わせて走り、表示されるスピードは時間がたつにつれ少しずつ早くなっていきます。表示されるスピードについていけなくなると計測は自動で終了し、MAX、MAP、VO2maxなどの数値をフィードバックします。テスト結果によって、心拍ゾーン、スピード、パワーゾーンが最適化(更新)され、より現状の能力に合ったトレーニングを行うことができます。Vantage V2でパワー計測が可能なため、フットポッドなどのセンサーは不要です。 「サイクル パフォーマンス テスト」は、1時間を全力で走り切ったときに出せる平均パワー(FTP)と、VO2max、パワーウェイトレイシオ(W/kg)を計測します。設定した時間(20、30、40、60分)、ロードバイクなどの自転車に乗り続けます。計測には別売りのパワーメーターが必要になります。 「脚力回復度テスト」はジャンプを3回行うことで、脚の回復度を数値化します。プロのアスリートでもトレーニング前にジャンプの高さを測って、回復度を確認しますが、これをVantage V2で計測することができるようになりました。 そのほか、スマートフォンの音楽再生コントロール機能や、ウェブサービス「Polar Flow」上では様々なテストで計測したデータを一括で分析できるサービスを追加しました(Vantage V2ユーザのみ対応)。 Vantage V2の開発テストには、ポラールのオフィシャルグローバルアスリートで世界トップクラスのレーシングドライバー、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)氏が参加しました。ボッタス氏は、トレーニングの時間確保が難しくなる本格的なレースシーズンが始まるときにVantage V2をテストし、次のように述べています。「トレーニングの時間を確保し、睡眠をしっかりとって身体を回復させることは、パフォーマンスを向上させるために重要なことです。しかし、忙しい生活を送っていると、この時間を確保することが非常に難しくなります。そのため、より効率的にトレーニングするために必要なデータとツールが必要になります。Polar Vantage V2 は、この条件を満たしてくれるため、トレーニング時間の確保が難しい時期でも活用することができました」 Polar Vantage V2に新たに搭載された主な特徴は以下の通りです。 ■ランニングのパフォーマンスを計測できる「ランニングパフォーマンステスト」 ■ロードバイクなどの自転車のパワーデータなどを計測できる「サイクルパフォーマンステスト」 ■脚の筋力の回復度を計測できる「脚力回復度テスト」 ■スマートフォンの音楽再生コントロール機能 ■週間トレーニングサマリーの表示 ■ウォッチ画面を使いやすい仕様にカスタマイズ ■ウェブサービス「Polar Flow」にVantage V2ユーザ専用のデータ分析サービスを追加 ■省電力設定によるウルトラロングバッテリー 最大100時間(心拍計測オフ+GPS2分間隔記録) ■ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠した堅牢性 ■3色10LED(グリーン・レッド・オレンジ)、4フォトダイオードに進化した、心拍計測センサー「Polar Precision Prime™センサー」 ■100m防水「WR100」 <Polar Vantage V2製品概要> 製品名 Polar Vantage V2 色 ブラック、グリーン、グレー・ライム(M/Lサイズ) バッテリー 24時間心拍計測使用で最大7日間 高精細記録によるトレーニング連続使用で最大40時間 (GPS1秒毎、心拍計測オン) 省電力設定によるトレーニング連続使用で最大100時間 (GPS2分毎、心拍計測オフ) 操作 カラータッチディスプレイ+5ボタン 重さ 52g(リストバンド含む) サイズ 直径47mm×厚さ13mm 防水 100m防水(WR100) 希望小売価格 単体69,800円(税別)、H10心拍センサーセット75,800円(税別) 発売日 2020年11月5日 セット内容 単体:Polar Vantage V2、USBケーブル、スタートガイド H10セット:Polar Vantage V2、Polar H10、USBケーブル、スタートガイド   <Polar...

2021年モデル版 TREK(トレック)のE-Bikeを解説 E-MTBに新モデルやアップデートを実施

ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクまで、様々な自転車を製造しているアメリカのスポーツ自転車ブランド「TREK」。電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」にも力を入れており、日本市場ではE-クロスバイクとE-MTBをラインナップしています。 2021年モデルでは新モデルの登場や新たにフルサスE-MTBを投入しました。今回はTREKのE-Bikeの特徴や2021年モデルの改良点を解説します。 TREKのE-Bikeの特徴 全モデルにBosch製ユニットを搭載 TREKのE-Bikeに搭載されているユニットは全車、ドイツを本拠とする総合自動車部品、電動工具メーカー「Bosch(ボッシュ)」製ユニットを搭載しています。Bosch製のE-Bikeユニットは、街乗り、舗装路サイクリング向けのActive Line Plusと、E-MTBやスポーツ向けのPerformance Line CXの2種類が用意されており、TREKのE-Bikeには2種類とも搭載されています。   Verve+ 2シリーズ(2020年モデル)は、Active Line Plusを採用。アシストの音は静かでスムーズなフィーリングが特徴の街乗り、舗装路サイクリング用のドライブユニット。定格出力は250W、最大トルクは50Nmを発揮し、必要十分なパワーとトルクを発揮します。 クロスバイクタイプのAlliantシリーズと、E-MTB(電動アシストマウンテンバイク)全車には、スポーティなサイクリングやオフロードライドを楽しむ「Performance Line CX」を採用。定格出力は250W、最大トルクはモデルにより75Nm、もしくは85Nmを発揮。舗装路でパワフルな走りを楽しみたい人や、オフロードを走る人にピッタリのユニットです。 https://youtu.be/ZuhKoNxQVgs また、Performace Line CXを搭載したE-MTBのPowerfly 5、Railシリーズには、E-MTB用途に特化したアシストモード「eMTBモード」が搭載されています。eMTBモードではライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力が瞬時に提供し、狭い箇所でのターンや滑りやすい斜面を駆け上る場面で、予期せぬアシストの挙動を排除したのを売りにしています。 一部モデルに、着脱式一体型バッテリーを採用 https://youtu.be/I7l7ffGRny4 AlliantシリーズとE-MTBには、TREK独自の着脱式バッテリーシステム「Removable Integrated Battery(RIB、着脱式一体型バッテリー)」を搭載してます。これは、バッテリーが車体に一体になり見た目がすっきりしているだけでなく、バッテリーが簡単に着脱できるシステム。バッテリー本体には折りたたみ式ハンドルが装備されており、バッテリーを持ち運んで気軽に別の場所で充電を行うことができます。 2021年モデルTREKのE-Bikeは、E-MTBに注目 E-MTBに大容量バッテリー「Bosch PowerTube625」を採用 一番の注目は、2021年モデルのTREK製E-MTB全車に625Whの大容量バッテリー「Bosch PowerTube 625」を搭載した事でしょう。2020年モデルで搭載されていた500Whの「Bosch PowerTube 500」と比較して、バッテリー容量が約1.25倍アップ。ハードなオフロードライドでも電池切れが起きにくくなります。 アルミフレームのRail 5が登場 2021年モデルでは、フルサスE-MTB「Rail」シリーズに、新たにアルミフレームモデルのRail 5が登場しました。Rail 5は、カーボンフレーム仕様のRail 9.7と同じく29インチのフルサスE-MTB。Rail 9.7に搭載されているRemovable Integrated Battery(着脱式一体型バッテリー)や、アクティブ ブレーキング ピボット(ABP)といった機能を搭載しています。 TREKのE-Bike最新モデル 7モデルを解説 Verve+2/Verve+ 2 Lowstep(2020年モデル) Verve+ 2は、街乗りやサイクリング向けのクロスバイクタイプのE-Bike。車体デザインは、一般的なダイアモンドフレームの「Verve+ 2」と、軽快車のようにまたぎやすいスタッカート型の「Verve+ 2 Lowstep」の2種類を用意しています。 夜間走行で必需品の前後ライトに、服が汚れにくい泥除けやチェーンカバー、荷物が積めるリアキャリア、街乗りでは必需品のスタンド、振動を吸収するサスペンションシートポストを装備しており、街乗りや通勤などで活躍する装備が充実しています。 搭載されているドライブユニットは「Bosch Active Line Plus」。定格出力250W、最大トルク50Nmと舗装路走行やサイクリング向けのユニットを搭載。バッテリーはBosch PowerPack300でバッテリー容量は300Wh。バッテリー容量はやや小さめで100キロを越えるロングライドよりも、街乗りや気軽なサイクリングを楽しむのに向いています。 バッテリー容量に関して不満がある場合、別売りのBosch...

新興バイシクルコンポーネンツメーカー「SENSAH(センサー)」が日本上陸

HYPERHOLIC(ハイパーホリック)は2020年10月15日、バイシクルコンポーネンツメーカー(SENSAH)の、国内での代理店業務を開始すると発表した。 「SENSAH(センサー)」は大手メーカー技術開発者が独立し、「より身近に触れることのできる最新性能」をコンセプトに立ち上げたベンチャー企業。シンプルなデザインに最新の機能性と非常に高いコストパフォーマンスを売りにしている。業界最大手に先行し、変速段数の多い製品をリリースしており、ロードバイク用ギアは12段変速、マウンテンバイクは13段変速を実現した。 製品レンジはロードバイク、マウンテンバイク、小径車に加え、近年のトレンドであるグラベルロード用コンポーネントなど。幅広いスタイルに対応。他社メーカーの補修部品や、旧車のレストア用部品、コストを抑えたレース活動など自転車を楽しむ方を幅広くサポートできる商品だと謳っている。 初年度は5,000万円、3年後には1億円の売り上げを見込んでいる。導入企業は2021年春までに300社が目標。 関連リンク HYPERHOLIC  

Amazonプライムデーでセールを行っている自転車用品や注目の品をピックアップ

2020年10月13日から、Amazonが送る、年に1度のセール「Amazonプライムデー」がはじまった。10月13日から10月14日までのの2日間で行われるこのセール。今回は注目の自転車用品等、注目の品を紹介しよう。 (当サイトで公開されている価格は、通常価格の場合があります。実際の価格はAmazon公式サイトで確認してください) 自転車用品 TIOGA製輪行袋「ロードポッドシルバー」 TIOGAの縦置き型輪行袋「ロードポッド」が大幅割引で販売中。 GORIX キャリングバッグ 航空機輸送向けのキャリングバッグが15パーセントOFFで販売中 Ibera 室内保管用バイクハンガー Iberaの壁掛けフック型の室内保管用バイクハンガーが31パーセントOFF。 GORIX バラ柄バーテープ GORIXのドロップハンドル用バラ柄バーテープは15パーセントOFFで販売中。 GORIX ロックオングリップ バーエンドバー一体のGORIX ロックオングリップが15パーセントOFFで販売。 ヘルメット、サイクルウェア関連 LAZER Century AF アジアンフィットモデル カラー、サイズ限定でプライムデーセールを実施。定価から53パーセントOFF。 シマノ U-6バックパック シマノのサイクリング用バックパック「U-6」が15パーセントOFF。 シマノ レーシングキャップ シマノのレーシングキャップのレッドが23パーセントOFF。 シマノ バンダナ シマノの春夏向けのバンダナが19パーセントOFF。 シマノ サイクリング用グローブ シマノのサイクリング用グローブがサイズ、カラー限定で最大75パーセントOFF。 パールイズミ サイクルウェア パールイズミの秋冬用サイクルウェアが最大で35パーセントOFF。 デジタル ガジェット関連 Anker PowerCore III Fusion 5000 モバイルバッテリーとUSB急速充電器が一体となったAnker PowerCore III Fusion 5000が20パーセントOFF。 Anker PowerPort Atom III Slim 世界最薄デザインの急速充電器が31パーセントOFF。 Amazon Fireシリーズ 7インチディスプレイで、外出先でも電子書籍や動画が楽しめるFire 7が3280円。 Fire 7よりも高性能で少し画面が大きいFire HD 8シリーズや、自宅で楽しめるFire HD10もプライム限定セールを実施。  

28万円のE-Bikeをプレゼント サイクルスポットがオリジナルE-Bike「eVITA」のプレゼントキャンペーンを実施

自転車専門店サイクルスポットの公式twitterアカウントで、同社のオリジナルE-Bike「eVITA」が1名に当たるプレゼントキャンペーンを実施している。 サイクルスポットは関東圏に100店舗以上を持つ自転車専門店。オリジナルブランドの自転車も販売しており、E-Bikeの「eVITA」もサイクルスポットオリジナルブランドのモデルだ。 eVITAは、27.5インチホイールを採用したクロスバイクタイプのE-Bike。SRサンツアー製のMTBタイプのフロントサスペンションと、太めのスリックタイヤを装着することで、街中の段差や荒れた道でも気にしなくても走行でき、オールマイティに楽しめるE-Bikeだ。6mm厚ブレードの自転車用ロックとLEDライト、サイドスタンドが付いているのも特徴だ。 応募方法は下記Tweetを参照。期間は10月1日から10月31日まで。当選はDMにてお知らせとなる。 衝撃の #ebike ⚡️プレゼント企画🎁 twitterフォロー&リツイートで「eVITA」を1名様にプレゼント!🚴‍♂️ ■応募方法 ① @cyclespot_lecycをフォロー🐸 ②このツイートをRT ■期間 10/1 木-10/31 土 迄 当選はDMにてお知らせ ■対象商品https://t.co/QabYvABYAW#Eバイク #ロードバイク #クロスバイク pic.twitter.com/ssK3ZC88Ra — サイクルスポット/ル・サイク (@cyclespot_lecyc) October 1, 2020 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/35551 関連リンク eVITA

猪苗代湖エリアにある“SAKE”と名水を愉しむ宿「ゆとりろ磐梯熱海」でサイクリングプラン販売開始

ワールドリゾートオペレーションは10月8日、同社が福島県郡山市で運営、管理を行っている温泉宿「ゆとりろ磐梯熱海」で、ロードバイクの客室持ち込みやメンテナンス工具の無料貸し出しなど、サイクリストが安心して利用できる特典が付いた本格ツーリスト向けのサイクリングプランを販売開始したと発表した。 「ゆとりろ磐梯熱海」は、“SAKE”と名水を愉しむ宿をコンセプトとし、2020年7月1日にリニューアルオープン。福島は全国からサイクリストが集まるサイクリングの聖地ともいわれ、猪苗代湖ではイベント開催もされている。 特徴は、化粧水のような美肌温泉やフィンランド式サウナによる名水ミストなどの「名水コンテンツ」。 サイクリングプランでは、ロードバイクの預かりや客室持ち込みを始め、メンテナンススペースや工具の無料貸し出し、着替え室に洗濯機の無料開放など7大特典が付いている。価格は7590円から(税込) (朝食付き、1部屋2名利用の場合の1名料金) ■サイクリングプラン詳細 【特典】 1.館内にてロードバイク預かりOK(洋室は、客室内に持込みOK!) 2.自社製スタンドあり 3.着替え室と大型駐車場完備 4.洗濯機無料開放(洗剤も付いています) 5.洗車スペース無料開放 6.メンテナンススペースの提供 7.メンテナンス工具の無料貸し出し 関連リンク ゆとりろ磐梯熱海(るるぶトラベル/じゃらん/近畿日本ツーリスト)

「自転車NAVITIME」が未舗装の道路を回避したルートを提供可能に

ナビタイムジャパンは、2020年10月6日から、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の推奨ルートで、未舗装の道路を回避したルートを提供すると発表した。 「自転車NAVITIME」は、自転車専用のナビゲーションアプリ。交通規制や道幅などを考慮し、自転車が通行可能なルートを提供し、自転車が通行可能な道路だけを使ったルートを検索できるようにするために、独自調査で自転車通行に関する地図データや交通情報等を収集、整備を行っている。また、坂道が多いルートや、サイクリングロード優先ルートなど、自転車ならではのルートも提供している。 今回は、砂利道などの未舗装路を考慮して回避したルートを「推奨」ルートにて提供可能になった。ロードバイクなどの細いタイヤの自転車で林道や川沿いの道を走る場合などに、通行は可能だが、走りづらい等のユーザーからの意見から本機能を開発した。今後、推奨ルート以外の6種のルートについても、未舗装路を回避できるように、開発・検討している。 関連リンク 自転車専用ナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』のURL iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id447024088?mt=8 Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle

スポーツバイクの個人間シェアサービス「CycleTrip」が「CycleTrip公式Twitter感謝キャンペーン」を実施 500円クーポンを全員にプレゼント

スポーツバイクの個人間シェアサービス「CycleTrip」を運営するZuttoRide Sharingは、2020年10月5日から、「CycleTrip公式Twitter感謝キャンペーン」を実施。 「CycleTrip」内で使える500円クーポンを全員にプレゼントを実施する。 「CycleTrip」は、ロードバイク、E-Bike等のスポーツバイクを、誰でも気軽にシェアできるサービス。今回のキャンペーンでは、サービスを多くのユーザーに体感するのをを目的として、「CycleTrip公式Twitter感謝キャンペーン」を開催する。 キャンペーンでは、CycleTrip公式Twitterで、10/5(月)23:59時点での、【プレゼント企画】ツイートのRT数に応じてCycleTripで使えるクーポンをプレゼントを実施。500RT(確定)で、500円分クーポンを、1,000RTで、1,000円分のクーポンを、1,500RTで1,500円分のクーポンを全員にプレゼントを行う。 今回のキャンペーンは、「CycleTrip」Twitter公式アカウントをフォローし、プレゼント企画ツイートをリツイートする事で参加できる。 ■特典付与条件 ※既存の登録ユーザー様へのクーポン付与は、2020/10/5(月)23:59を基準に行います。 ※クーポンは随時配付されますが、最大で1週間程度時間がかかる場合があります。 ※クーポンの有効期限は配付より1ヶ月間です。 ■注意事項 ・不正行為等によるクーポン取得を確認した場合、クーポン付与の対象外とし、付与されたクーポンは取消となる場合があります。 ・本キャンペーンは予告なく変更・中止・延長する場合があります。 ・CycleTripでは、今後も同種または類似のキャンペーンを行う場合があります。 関連リンク CycleTrip CycleTrip公式Twitterアカウント

ロングライドが余裕を持って楽しめるE-Bike「Corratec E-POWER SHAPE PT500」レビュー

電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」の中でも、比較的お手頃な価格で購入できるのがクロスバイクタイプのE-Bikeだ。クロスバイクタイプのE-Bikeはヤマハ、パナソニック、ミヤタ等、20万円台で購入できるモデルが多く激戦区だ。 今回紹介するE-Bikeは、Corratec E-POWER SHAPE PT500。ドイツブランド「Corratec」のクロスバイクタイプのE-Bikeで価格は29万8000円(税抜)。 Corratecは、1990年に南ドイツのローブリングで誕生した自転車ブランド。ロードバイクやクロスバイクだけでなくE-Bikeも展開しており、日本では日本市場向けのオリジナルモデルを用意している。   E-POWER  SHAPE PT500も日本市場オリジナルモデルだ。ドイツ市場にあるCorratec製のクロスバイクタイプのE-Bikeは、太いタイヤにリアキャリアや泥除けを装着したトレッキングバイクタイプのE-Bikeがメインで、SHAPE PT500はトレッキングバイクタイプのE-Bikeとは違い、タイヤが細く少し前傾姿勢で運転するスポーティなクロスバイクタイプのE-Bikeだ。 E-POWER SHAPE PT500の車体をチェック 最初にE-POWER SHAPE PT500の車体をチェックしよう。デザインは直線的でスポーティなデザインを採用したダウンチューブを採用したフレームで、ブラックカラーとCorratecロゴを組み合わせた、スポーティで高級感を重視している。リアキャリアや泥除け装着用のダボ穴も用意されている。ボトルケージ台座はダウンチューブのみで1箇所のみ。 車体を見て、目につくのが車体後方部が長い事。所謂チェーンステーが一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeより長いからだ。これは直進安定性を高めるために採用したとのこと。 それ以外に、大型サイドバッグを装着した状態で、ペダルを漕いでもかかとが当たりにくいという利点もある。E-Bikeをツアラーとして使うなら、リアチェーンステーは長い方が良いだろう。 タイヤは「CONTINENTALCONTACT SPEED 700×32C」。クロスバイクタイプのE-Bikeではタイヤ幅は細い部類に入る舗装路用タイヤだ。車体の間隔が広いため、32ミリよりも太いタイヤが装着できるようだ。ホイールの固定方法は前後とも12ミリスルーアクスルを採用。 ディスプレイはBosch Intuviaを搭載。2013年に登場したクラシックなディスプレイで、ハンドル中心部に装着する脱着可能なタイプ。ディスプレイのサイズは比較的大きく、ハンドルにスマートフォンやライトなどのアクセサリーの取り付けが難しいが、時計や平均速度、走行時間、ドライブユニットの出力レベルが表示することができ、走行中に外部デバイスをマイクロUSBポートから充電も可能だ。 ドライブユニットはBosch Active Line Plus。定格出力は250W、最大トルクは50Nmで、静音でスムーズなのが特徴で、舗装路でのサイクリングを重視したドライブユニットだ。 バッテリーは、取り外し可能なインチューブ(内蔵型)バッテリー「Bosch PowerTube 500」で容量は500Wh。625Whクラスの大型バッテリー「Bosch PowerTube 625」の搭載はできない。 気になった所では、バッテリーはダウンチューブ下側から外す事ができるが車体の間隔が狭いため、着脱は非常に難しい。筆者の場合は何とか外すことはできたが、装着はできなかった。車体に充電口が用意されているため、そちらを使うのをお薦めする。返却後に考えた限りでは前輪の空気を抜けば、バッテリーの脱着は簡単にできたのかもしれない。 さらに調べている内に疑問に思ったのが、ドイツ市場向けのCorratec製の一部E-Bikeは、バッテリーの取り外しが実質的に脱着不可のモデルがある事。バッテリー自体は外せる構造を採用しているが、間隔が狭く、泥除けを装着しているため、バッテリーは実質的に店舗でしか取り外せないE-Bikeが多い。 この件に関してCorratecの代理店であるグローブライドに訪ねた所、設計時に別のバッテリー着脱方法を検討したが、Corratec側のパーツに希望のタイプが無く、やむなく採用したとの事。そのため、Corratec側に別の方法での作成を要望している。 また、ドイツ市場用のCorratecの一部E-Bikeのバッテリーが実質的に外せないのは、ヨーロッパ市場の特徴もあるようだ。ヨーロッパでは、E-Bikeはガレージに置くのが主流で、充電を行う時は、バッテリーを外さず車体にある充電口から充電を行うため、バッテリーが外れなくても関係無いという考えがあるようだ。 平地では加速が良くて、航続距離が伸びやすい 一般的にE-Bikeはミニベロタイプや折りたたみ自転車タイプ、マウンテンバイクタイプ(E-MTB)でも、モーターの力によって時速24キロまでアシストを行ってくれる。そのため、人力自転車では舗装路の走行性能が高くなかったミニベロや折りたたみ自転車、マウンテンバイクでも、簡単に時速20キロ前半まで速度が出るため、人力自転車よりも自由な楽しみ方ができるようになった。そのため、人力モデルでも舗装路を楽しめるクロスバイクタイプのE-Bikeに疑問を持つ人は少なくない。 しかし、クロスバイクタイプのE-Bikeには、ロングライドが楽しめるという他のE-Bikeには無い特徴を持っている。 E-Bikeと言うと、同じドライブユニットと搭載すると乗車感覚や航続距離は変わらないと思う人もいるかもしれないが、実際は車種によって違う。車体が折りたたむ事により車体性能が下がる折りたたみ自転車タイプや、太いタイヤで路面抵抗が高いマウンテンバイクタイプは、クロスバイクタイプのE-Bikeと比較して、モーターの力を多く使う事で楽に走れる。逆の見方をすると、モーターの力を余分に使っているため、実際の航続距離は伸びにくいと捉える事もできるだろう。 クロスバイクタイプのE-BikeであるE-POWER SHAPE PT500は、クロスバイクらしい軽快な走行感を持っている。 SHAPE PT500に搭載されているドライブユニット「Bosch Active Line Plus」は、定格出力は250W、最大トルクは50Nmと、Bosch製ドライブユニットの上位モデルである「Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク85Nm)」と比較してパワフルでは無いが、32ミリのやや細めのタイヤや車体性能が高いため、アシストがおとなしいTOURモードでも、ゼロ発進から時速24キロまで僅か2秒ほどで達成する。その気になれば、人力自転車より重い車体でも時速30キロぐらいは出すことが可能だ。 弱いアシストでも快適に走れるという事は、バッテリーの消耗を抑えることができる。E-POWER SHAPE PT500で平地を走ると、ディスプレイに表示される航続距離がグングン伸びるので、ロングライドは強いだろう。 大容量バッテリーのおかげで上りも強いE-POWER SHAPE PT500 E-Bikeの強みと言えば、モーターの力によって坂道が楽に走れる事だが、気になる事と言えば、坂道でのバッテリーの消耗だろう。筆者はCorratec E-POWER SHAPE PT500で関東有数のヒルクライムスポット「柳沢峠」(獲得標高1650メートル)でテストを行ったが、バッテリーに余裕を持たせてクリアした。 https://www.cyclorider.com/archives/39449 バッテリーに余裕を持たせてクリアできた理由は主に3つある。 1つ目はバッテリーの容量が大きい事。E-POWER SHAPE PT500には、Bosch PowerTube500という500Whクラスのバッテリーを搭載している。一般的にE-Bikeのバッテリー容量はWhで表すのが一般的で、500Whは大容量クラスに入る。バッテリー容量が大きければ、消耗が激しくなる上り坂でも電池切れになりにくい。 2つ目は車体性能が高い事。弱いアシストモードでもスイスイと走れるほど車体性能が高いと、平地や上り坂でも電池の消耗を抑えて走行できる。 3つ目が、フロントクランクのギア(チェーンリング)が、ペダルバイク(人力自転車)より小さい38Tを採用している事。軽いギアを回す事で、少ない力で楽に走れるのに加えて、ドライブユニット側も余分なアシストを抑えてくれるため、上りに強いだろう。 前輪荷重が少し強くで、ややベタつく感覚がある E-POWER...

コルナゴから2021年モデルのクロスバイク「PORTA」「EPOCA」が登場

コルナゴの2021年モデルで2台のクロスバイク「PORTA」「EPOCA」が登場した。ロードバイクで有名なコルナゴはクロスバイクも用意しており、PORTAは油圧ディスクブレーキを採用したクロスバイクで、EPOCAはVブレーキを搭載したクロスバイクと異なった特徴を持っている。 スポーティデザインのディスククロスバイク「PORTA」 PORTAは、油圧ディスクブレーキを採用したスポーティタイプのクロスバイク。車体のグラフィックは、ロードバイク風のスポーティなロゴを採用しており、シンプルな操作性が特徴のフロントダブルギアを搭載した。 車体はコルナゴ 6061アルミフレームと、 アルミフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは Shimano FC-MT210 46/30T、スプロケットはSHIMANO CS-HG201-9 9速。ブレーキはTEKTRO油圧ディスクブレーキ。タイヤはKENDA KWICK-TRAX 700×32C 。価格は7万9000円(税抜、以下同)。 モダンクラシックなアルミクロスバイク「EPOCA」 COLNAGOの定番クロスバイク「EPOCA」が2021年モデルでリニューアルを実施。往年のコルナゴバイクを彷彿させるクラシカルなグラフィックになった。ブレーキはシンプルなVブレーキで、コストや軽さを重視する人向けのモデルだ。 車体はコルナゴ 6061アルミフレームと、 アルミフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは Shimano FC-T3010 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO CS-HG201-9 9速。ブレーキはSHIMANO BR-T4000 Vブレーキ。タイヤはKENDA KWICK TENDRIL 700x32T 。価格は6万9000円。 関連リンク COLNAGO

個人間スポーツ自転車シェアアプリ「CycleTrip」公式Twitter開設記念キャンペーン 抽選でGACIRON製ライトをプレゼント

個人間スポーツ自転車シェアアプリ「CycleTrip」を運営しているZuttoRide Sharingは9月28日、 公式Twitter開設記念で、抽選でGACIRON製、800ルーメンのライトをプレゼントするキャンペーンを開始すると発表した。 CycleTripは、世界中でスポーツ自転車を貸したい人(OWNER)と借りたい人(RIDER)をマッチングさせるオンラインプラットフォーム。現在、東京を中心にロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、E-バイクなど約300台以上のスポーツ自転車が登録されており、スポーツバイクでは日本最大級の規模となる。 今回のキャンペーンは、公式Twitter開設記念として、GACIRON製、800ルーメンのライト「V9C800」の日本限定カラー(シルバー/レッド)を抽選で1点ずつ、計2名様にプレゼントを行う。 応募方法は、「CycleTrip」公式アカウントの@cycletrip_share(https://twitter.com/cycletrip_share)をフォローし、対象ツイートをリツイートする事。応募期限は10月5日23時59分まで。 結果発表に関しては、「CycleTrip」が当選者様のアカウントをフォローの上、ツイッターのダイレクトメッセージで連絡を行う。 関連リンク Twitter「CycleTrip」公式アカウント CycleTrip  

2021年モデル版 TREK(トレック)のクロスバイクまとめ オールマイティなクロスバイクからE-Bikeまで定番モデルを用意

アメリカの総合自転車ブランド「TREK」のクロスバイクは、オールマイティに使えるクロスバイクから、舗装路を快適にするスポーツタイプのクロスバイク、サスペンションを装着し砂利道も快適に走れるデュアルスポーツタイプのクロスバイク、そして電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」と幅広いスポーツ自転車を用意しています。 2021年モデルのTREKのクロスバイクは、FXシリーズ、FX Sportシリーズ、DualSportシリーズの3モデルを展開しています。 https://youtu.be/CsBrmeFnD5w FXシリーズは、サスペンションが無いリジッドフォークに、32ミリから35ミリまでのタイヤを装着し、通勤、通学からサイクリングまで幅広く楽しむためのクロスバイク。 FX Sportシリーズは、カーボンフレームを採用し、FXシリーズよりも走行性能を重視したクロスバイク。シートチューブとトップチューブの接合部には、ロードバイク「Domane」等に搭載されているIsoSpeed テクノロジーが装備されています。 DualSportシリーズは、マウンテンバイクのようにフロントサスペンションを搭載し、段差や砂利道も安心して走行できるクロスバイク。29インチタイヤの場合、1.8インチ幅のタイヤを装着することができ、クロスバイクながら、その気になれば林道サイクリングを楽しむことも可能です。 新たな主流になりつつある「E-Bike」も用意 https://youtu.be/Lpj26hi-ymY モーターの力により、人力自転車では大変な上り坂を平地のようにスイスイと走行でき、発進が楽なのがE-Bike。オートバイに近い乗り物では思う人もいますが、E-Bikeは自転車のカタチをしたパワードスーツであり、全く別の乗り物です。 E-Bikeの利点は、モーターの力で誰でも気軽にサイクリングを楽しむ事ができ、行動範囲が広がること。車体価格が20万円台後半からと高価で、車体重量が20キロ近くあるため、輪行(自転車を分解して、専用の袋に入れ、公共交通機関で移動する)が無理ですが、輪行に関しては、ヤマト運輸のらくらく家財宅急便等を使う方法もあります。予算に余裕があるのならE-Bikeから始めるのをお薦めします。 TREKのクロスバイクタイプのE-Bikeは、全モデルにドイツ ボッシュ(BOSCH)製ユニットを搭載。低価格でスムーズな「Active Line Plus」を搭載した、街乗り、サイクリング向けのVerve+ 2と、パワフルな「Performance Line CX」を搭載したAllant+ 8シリーズを用意。どちらも、泥除けや荷台、ライトを装備しているため、通勤や街乗りからサイクリングまで幅広く楽しめます。 FXシリーズ FX1 Disc FX1 DiscはTREKのスタンダートなクロスバイクの中で一番安いエントリーモデル。ママチャリよりも少し細い35ミリ幅のタイヤにTEKTRO製機械式ディスクブレーキを搭載。車体のサイズも豊富で幅広い体格の人に合うのが特徴です。 車体はAlpha Goldアルミフレームと、 スチール製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Altusで、クランクは48/38/28T、スプロケットはSunrace MFM300 14-34, 7速。ブレーキは Tektro HD-U310機械式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager H2, wire bead, 30 tpi, 700x35c。価格は5万5000円(税抜、以下同)。 FX2 Disc/FX2 Disc Woman FX2 DiscはFX1 Discよりも高価なモデル。フロントフォークは軽量なアルミ製となり、軽い力でブレーキがかかるTEKTRO製油圧ディスクブレーキ等を搭載しており、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。 車体はAlpha Goldアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Altusで、クランクは48/38/28T、スプロケットはShimano HG31, 11-32T, 8速。ブレーキは Tektro...

【自転車漫画】こまめちゃんの定期巡回など「サイクル。」Part49

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回は小豆の定期巡回をお届けします。   この投稿をInstagramで見る   【サイクル。】こまめちゃんの定期巡回 1/3 SNSマトメズン2Amazon電子版発売中 amzn.to/3066Edg #イラスト #漫画 #マンガ #自転車漫画  #自転車 #自転車女子 #サイクリング  #サイクリング女子 #ロードバイク #ロードバイク女子  #ロードバイク漫画 #ロードバイク乗り #illustrations   #コミック #ひやしあめ 五十嵐英貴(@rengokulab)がシェアした投稿 - 2020年 8月月14日午前7時24分PDT   この投稿をInstagramで見る   【サイクル。】こまめちゃんの定期巡回 2/3 SNSマトメズン2Amazon電子版発売中 amzn.to/3066Edg #イラスト #漫画 #マンガ #自転車漫画  #自転車 #自転車女子 #サイクリング  #サイクリング女子 #ロードバイク #ロードバイク女子  #ロードバイク漫画 #ロードバイク乗り...

自転車シェアサービス「CycleTrip」が「秋のバイシクルシェア”大”応援キャンペーン」を開催 500円分のクーポンをプレゼント

自転車シェアサービス「CycleTrip」が、「秋のバイシクルシェア"大"応援キャンペーン」を開催している。 CycleTripは、C2Cタイプの自転車シェアサービス。ロードバイクやクロスバイク、E-Bike等のスポーツ自転車を中心にシェアリングが可能なのが特徴。500円分のクーポンをプレゼントするキャンペーンを実施している。以下リリースから。 特典1「既に登録してくれているユーザーさんを応援!」 既存の登録ユーザー様全員に、サービス内で使える500円分のクーポンをプレゼント 特典2「新規ユーザーさんも応援!」 期間中に新規アカウント登録して頂いたユーザー様全員に、もれなくアプリ内で使える500円分のクーポンをプレゼント 特典3「オーナー様を応援!」 さらに!期間中にお持ちのスポーツ自転車を新たにオーナー登録(シェア可能自転車に登録)してくれた方に、登録自転車1台につき500円分のクーポンをプレゼント 特典3は、特典1または2と同時にご利用可能です。 期間中にアカウント登録をしてスポーツバイクをオーナー登録すると、 合計1000円分のクーポンを獲得することができます。 キャンペーン期間 2020/09/19(土)0:00~2020/09/30(水)23:59 特典付与条件 ※既存の登録ユーザー様へのクーポン付与は、2020/09/19(土)0:00を基準に行います。 ※クーポンは随時配付されますが、最大で1週間程度時間がかかる場合があります。 ※クーポンの有効期限は配付より1ヶ月間です。 ※特典3で複数の自転車を登録して頂けた場合、500円分のクーポンを登録台数分配付いたします。 ※1度のシェアで複数のクーポンを同時にご利用いただくことはできません。 注意事項 ・本キャンペーン参加時から特典付与完了までの期間に退会済みおよび、オーナー登録が削除済みのお客さまは特典付与の対象外となる場合があります。 ・不正行為等によるクーポン取得を確認した場合、クーポン付与の対象外とし、付与されたクーポンは取消となる場合があります。 ・本キャンペーンは予告なく変更・中止・延長する場合があります。 ・CycleTripでは、今後も同種または類似のキャンペーンを行う場合があります。 関連リンク CycleTrip