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島根県・隠岐諸島の自然観光をE-Bikeで楽しむ「E-BIKE ADVENTURE OKI」が始動

隠岐観光協会、ヤマップ、パナソニック サイクルテックは、2020年9月8日から、島根県・隠岐諸島で電動アシスト自転車周遊サービス「E-BIKE ADVENTURE OKI」の提供を開始すると発表した。

隠岐諸島は、島根半島の北方約80kmに位置し、大小180を超える島々で構成される群島。人が住む大きな島は4つあり、その中でも、知夫村・海士町・西ノ島町を「島前(どうぜん)」、隠岐の島町を「島後(どうご)」と呼ぶ。

人口は全島合せて約21,000人で、貴重な生態系、気候風土から、昭和38年には「大山・隠岐国立公園」に指定されており、2013年には「大地の世界遺産」である世界ジオパークに認定されている。

「E-BIKE ADVENTURE OKI」はエコ・ツーリズムの本格的な推進・強化に適した環境にある隠岐諸島で行う実験的サービス。隠岐諸島の新たな体験型観光コンテンツ並びに「着地型旅行商品」の企画・開発を加速させ、個人客・グループ客の受け入れ体制充実を図るため、そして新たな旅行商品を造成するための実証実験を兼ねている。提供期間は2020年12月7日迄。

「E-BIKE ADVENTURE OKI」開催概要

 

  • 実施期間 2020年9月8日〜12月7日(予定)
  • URL https://e-bike.yamap.com/oki/
  • 主催 隠岐観光協会
  • 共催 隠岐の島町観光協会、西ノ島町観光協会、海士町観光協会、知夫里島観光協会、株式会社ヤマップ、パナソニック サイクルテック株式会社

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パナレーサーがグラベル・アドベンチャータイヤ「GRAVELKING SS」のプレゼントアンケートを実施

パナレーサーは9月4日。「GRAVELKING SS プレゼントアンケート」の実施を発表した。

グラベルキングは、舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストのために開発されたスポーツ自転車用タイヤのシリーズ。

タイヤパターンは、センター部に転がりを重視した全く新しいパターンに加え、サイドにはGRAVELKING SKのセミノブを改良して配置することでオンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立しているのが特徴。

下記URLのアンケートに答えた人の中から抽選で5名様にGRAVELKING SSが2本セットで当たるプレゼントキャンペーンを実施。サイズ、サイドカラーは選択可能だ。実施期間は2020年9月4日から2020年9月30日17時まで。

※商品の発送を持って発表にかえさせていただきます。

GRAVELKING SS プレゼントアンケート

パナレーサー グラベルキング SS スペック

  • サイズ/重量:700×28C(310g)、32C(黒サイド320g/茶サイド330g)、35C(380g)、38C(410g)、43C(480g)、650B×48(540g)
  • カラー:ブラック/ブラック・ブラウンサイド
  • タイプ:TUBED(チューブド)/ 28C TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル)/ 700×32C,35C,38C,43C,650B×48
  • テクノロジー:
    ・「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)
    ・「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)
    ・「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング)

<商品に関するお問い合わせ>
パナレーサー株式会社 お客様相談室
電話番号:0795-82-6806
(土日祝日および休業日を除く平日9:00~17:00)
URL:https://panaracer.co.jp/

パナレーサーからセミスリックタイプのグラベルタイヤ「グラベルキングSS」が登場

Corratec(コラテック)2021年モデルのクロスバイクまとめ アドベンチャースタイルのSHAPE CHUBBYが登場

コラテックから2021年モデルのクロスバイクが発表された。

クロスバイクのSHAPEシリーズは、MTBの開発経験の流れトップチューブには路面の段差等によって受ける衝撃に強いBENDED TUBEに、扁平加工されたシートステーは振動吸収性に優れているのを売りにしている。2021年モデルは650Bホイールを採用したアドベンチャースタイルの「SHAPE CHUBBY」。ディスクブレーキを採用した「SHAPE URBAN DISC」。Vブレーキ仕様のエントリーモデル「SHAPE SPORT」を用意。

E-Bikeに関しては、2020年モデルで登場したE-クロスバイク「E-POWER SHAPE PT500」が続投となる。

SHAPE CHUBBY

SHAPE CHUBBYは、SHAPEシリーズの中ではグラベルやアドベンチャースタイルを採用したクロスバイク。タイヤは650Bx47Cサイズと太いスリックタイヤを装着し、多少荒れた砂利道でも安心して走行可能。ブレーキは、軽い力で制動するシマノ製油圧ディスクブレーキを搭載。舗装路をスポーティな走りで楽しむより、太いタイヤを活かしてスピードよりも乗り心地、耐パンク、安定感を重視したい人に向いている。

車体はSHAPE DISC 6061 ハイドロフォーミング アルミフレームと、 SHAPE 650B DISC アルミ
製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALIVIOで、クランクは40T。スプロケットはSHIMANO 11-36T 9速。ブレーキはShimano MT200 油圧ディスクブレーキ。タイヤはWTB HORIZON COMP 650B×47C。価格は7万9000円(税抜、以下同)。

SHAPE URBAN DISC

SHAPE URBAN DISCは、SHAPE SPORTにディスクブレーキを採用したモデル。ブレーキは、TEKTRO製の油圧ディスクブレーキを搭載。舗装路をスポーティな走りで楽しみ、油圧ディスクブレーキの軽いタッチの恩恵を受けたい人に向いている。

車体はSHAPE DISC 6061 ハイドロフォーミング アルミフレームと、 SHAPE DISC アルミ
製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSHIMANO FC-TY5012 46x30T。スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO HD-T275 油圧ディスクブレーキ。タイヤはWTB SLICK COMP 700x32C。価格は6万9000円。

SHAPE SPORT

SHAPE SPORTは、SHAPEシリーズのエントリーモデル。車体サイズは4種類と多く、小柄な体格の人やジュニア向けのサイズをラインアップ。クランク、ハンドル、ステムなど各パーツも適合サイズのパーツを採用しているのが特徴。

車体はSHAPE DISC 6061 ハイドロフォーミング アルミフレームと、 SHAPE アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSHIMANO FC-TY501 48x38x28。スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはVブレーキ。タイヤはWTB SLICK COMP 700x32C。価格は5万9000円。

Corratec E-POWER SHAPE PT500(E-Bike)

2020年モデルで登場したE-クロスバイク「E-POWER SHAPE PT500」は、2021年モデル継続となる。バッテリーは車体内部に搭載された脱着可能なインチューブバッテリーを採用。大容量バッテリーにより、航続距離は最大160キロを実現した。価格は29万8000円。

  • フレーム: E-POWER SHADOW TUBE アルミ、BOSCH ACTIVE LINE PLUS
  • フロントフォーク:E-POWER SHAPE アルミ DISC
  • 重量:19.5kg
  • ブレーキ:Shimano MT200 hydraulic disc
  • ギア(前):CORRATEC アルミ 38T
  • ギア(後):SHIMANO CS-HG50、11-36T、10S
  • フロントホイール:JD200 700C 14G×36H DISC
  • リアホイール:JD200 700C 14G×36H DISC
  • タイヤ: CONTINENTALCONTACT SPEED 700x32C Reflex
  • ドライブユニット:Bosch Acitive Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube500, 500Wh
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/SPORT/POWER)
  • 航続距離:165km/110km/95km/85km※Bosch E-Bike Systemから引用

ヒルクライムでE-Bikeのバッテリーはどれだけ持つか? Corratec E-POWER SHAPE PT500で柳沢峠ヒルクライムテスト

出典

 

ヒルクライムでE-Bikeのバッテリーはどれだけ持つか? Corratec E-POWER SHAPE PT500で柳沢峠ヒルクライムテスト

E-Bikeサイクリングが、ペダルバイク(人力自転車)と大きく違うのは、坂道が苦にならないこと。E-Bikeでヒルクライムサイクリングは定番となっており、E-Bikeの実力を調べるために、様々なメディアでヒルクライムテストを行っている。そこで、シクロライダーでもE-Bikeヒルクライムテストを実施することとなった。

Yanagisawa Pass, Enzan, Yamanashi, Japan.jpg
出典:Wikipedia

今回E-Bikeのヒルクライムテストを行ったのは柳沢峠(やなぎさわとうげ)。山梨県甲州市にある柳沢峠は、国道411号(青梅街道)が通り、青梅街道の最高地点として知られている。標高1472メートルで、ハードなサイクリングコースとして有名だ。

柳沢峠を選んだ理由は、かつては、ロードバイクで何回も上った事がある峠だということ。人力ロードバイクで走行した事がある峠をE-Bikeで走ってみたらどうなるのか試す狙いもある。

今回のテストで使用するE-BikeはクロスバイクタイプのE-Bike「Corratec E-POWER SHAPE PT500」。すっきりした見た目を採用するために、内蔵されているバッテリーは500Whの大容量バッテリー「Bosch PowerTube 500」を搭載することで、最大航続距離は160キロを実現し、長距離サイクリングにも対応している。価格は29万8000円(税抜)。

コースは、青梅駅からスタートし柳沢峠まで行くルート。自転車NAVITIMEで調べた所、総距離約58キロ、獲得標高1618メートルと、それなりにハードなコースだ。

青梅~柳沢峠ヒルクライムテスト

 

午前4時50分に青梅駅からスタート。Corratec E-POWER SHAPE PT500に装着されているディスプレイ「Bosch Intuvia」には、走行条件に応じて航続距離表示が変化する。電源を切ってもいままでの走行条件を覚えている仕様で、ディスプレイ内に表示されている航続距離はカタログ値よりも多い。これは、今まで走っていた道が平地でバッテリーの消耗が抑えられていたのもあるだろう。

柳沢峠まで走るこのコースの特徴は、平地が殆どなく上り坂がメインなのが特徴。その中でも青梅駅から奥多摩駅までは緩やかな上りだ。Corratec E-POWER SHAPE PT500に搭載されているBosch Active Line PLUSは、アシスト力が弱い順にECO/TOUR/SPORT/POWERの4つのモードが用意されており、今回はTOURモードをメインに上ることとした。

5時20分にハイキングで降りる人が多い事で有名な御嶽駅に到着。緩やかな上りを殆ど上っていたが、法律上アシスト力が弱くなる時速20キロ以上で常時走行していたため、メーター上の航続距離は減るどころか、むしろ増えている。緩やかな道では、バッテリーの消耗は抑えられているのがよく分かる。

筆者はこのテストを行うために、午前3時30分に起きて実施している。ロードバイクやクロスバイクといった人力自転車だと、寝不足等でちょっと体調が悪いだけで、通常時よりも速度が落ちてしまうが、E-Bikeのモーターアシストにより、寝不足程度では苦にならずに、サイクリングができる。

また、長距離ヒルクライムを行っているのに、人力自転車と比較して非常に気が楽。今回のテストでは平地は時速20キロ前半で走行しているが、モーターアシストのおかげで身体的、精神的にも余裕がああり、体感的に速く感じる。そのため、所々で景色を見つつ止まりながら走行していた。

6時5分に奥多摩駅に到着。ここまで平均時速20キロほどで走行しているが、体力面に問題はない。航続距離に関しては緩やかな上り坂のおかげで減少している。

奥多摩駅から奥多摩湖までの道は、坂が急になるだけでなく、所々にトンネルが登場する。この場所上り坂とトンネルのおかげで自転車ではあまり走りたくない場所だ。しかし、E-Bikeだと、このように走るのが嫌な場所は、アシストを強くして素早く走れる。

Corratec E-POWER SHAPE PT500に搭載されているドライブユニット「Bosch Active Line PLUS」のスペックは、定格出力250W、最大トルク50Nm。街乗りや舗装路でのサイクリング向けのユニットだ。E-MTB用のシマノ・STEPS E8080(定格出力250W、最大トルク70Nm)やBosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)などパワフルなユニットと比較するとマイルドに感じるが、長いヒルクライムでも必要にして十分なアシスト性能だ。

上り坂を難なくクリアし、6時35分に東京都の貴重な水源として有名な奥多摩湖に到着。人力自転車の場合、青梅から奥多摩湖は十分に準備を行って走るイメージだが、E-Bikeだと庭に近い感覚で行くことができる。航続距離表示は長い坂を上ったため、奥多摩駅と更に比較して少なくなっているのがわかるだろう。

 

奥多摩湖を抜けて、大菩薩ラインに入り、長い上り坂が始まった。ロードバイクなどの人力自転車の場合、奥多摩湖で相当消耗しており、ここからは時速10キロ程度でゆっくりと走っている状況だ。しかし、Corratec E-POWER SHAPE PT500は電池が切れるまで平地のポタリングのように走れる。

もっとも、上り坂が増えているため電池の消耗を減らすために、アシスト力を不必要に使わないで走る必要がある。Bosch Intuviaディスプレイ右上にあるドライブユニットの出力レベルの見つつ、ペダリングするのが良いだろう。

この出力レベルを見てわかった事は、ある程度軽いギアでクルクルと漕いだほうが程々のアシスト力で長時間アシストしてくれる事。重いギアにして漕いだ場合、力強いアシストが必要だと判断して、パワフルにアシストしてくれるが、電池の消耗も激しくなるため、不必要に力強いアシストを使わないで走行しよう。

 

7時45分に道の駅たばやまで休憩。メーターで表示されている航続距離を確認すると、奥多摩湖で見た数値とあまり変わらない事がわかるだろう。これは、坂道が緩いのと、不必要に強力なアシストを使わなかったため。疲労感に関しては、人力自転車の時の強烈な疲労感と言うよりも、程よい疲労感に近い。

道の駅たばやまから柳沢峠まで約17キロで、獲得標高は895メートル。航続距離表示を見た限りでは、余裕をもって柳沢峠まで行くことができると思うかもしれない。しかし、ここから先は殆ど上り坂。E-Bikeは上り坂になるとバッテリーの消耗が激しくなるので、過信ないで走行することにした。

8時45分に、アマゴの釣り場やキャンプ場が近くにある「ドライブインふるさと」周辺で休憩。さすがに、足が少し疲れてきたが、観光できるぐらいの脚力は残っている。しかし、バッテリーの消耗は激しく、道の駅たばやまから約11キロ走行するだけで、航続距離が目に見えて減っていった。

航続距離の減りを気にしながら、柳沢峠頂上まで走っていく。時速15キロから16キロほどで上る状況で、疲労感は増えているが、周りの景色をみるほどの余裕は残っている。これが人力自転車だと、周りの景色を見る余裕が無く、一回休むと二度と走りたくないと思う状態だろう。

そして9時20分、ついに柳沢峠に到着。途中でバッテリーも切れずに柳沢峠までたどり着いた。

柳沢峠ヒルクライムでバッテリーはどのくらい残った?平均速度や走行時間は?

今回の柳沢峠ヒルクライムテストでバッテリーはどのくらい残っているのか気になるだろう。Bosch Active Line PLUSはバッテリー残量のパーセンテージ表示が無い代わりに、航続距離表示がある。

航続距離表示はパワフルなモードから順に、TURBOモードで7キロ、SPORTモードで9キロ、TOURモードで11キロ、ECOモードで20キロ。TURBOモード、SPORTモード、TOURモードの航続距離が殆ど変わらないのは、高い負荷の場面では電流の出力に依存するためとも言われている。ECOモードの航続距離が他のモードよりも多いが、ECOモードで上った場合、TOURモードよりも遥かに弱いアシストなのもあるだろう。

バッテリー残量メモリは2個になっているが、柳沢峠頂上少し前から2メモリになっているため、実際は1.6メモリ程度だろう。

走行時間は停車中の時間はカウントしていない状態で約3時間。平均速度は時速20キロ。今回、万が一の電池切れを考えて、サポートカーも来てもらったが人力自転車よりも遥かに速いのに驚いていた。

E-Bikeのヒルクライムの疲れ方はどんな感じ?

E-Bikeは、人間の脚力をモーターで”補助”するため、アシストはあくまでも手助けの役割しか持っていない。運動になるが、人力自転車のような強烈な疲れで観光や景色を見る楽しみができないという疲れ方ではなく、観光や景色を見る楽しみが残っている疲れだ。

また、モーターアシストにより、精神的不安感が無いため、体力の過度な消耗を気にしないで走れるのも大きい。人力自転車の場合。体力の消耗が不安になった場合、スピードを落とす事があるが、E-Bikeは体力の消耗を気にせず走るため、想像以上に運動しているのだ。

500Whバッテリー1本の獲得標高はどのくらい?

今回のヒルクライムテストでは、柳沢峠を下りそのまま青梅駅まで帰るのではなく、山梨県北都留郡小菅村と山梨県大月市の間にある「松姫峠」(標高1250メートル)を上る事にした。柳沢峠を17キロほど下り、道の駅たばやま近くで止まった時、航続距離が増えていたため、バッテリーが切れるまでどれだけ走れるのか気になったのと、サポートカーのドライバーがE-Bikeで上ってみたいと言うことで交代した。

 

 

航続距離表示は20キロ以上あったが、松姫峠頂上(バス停)まで僅か1~2キロの所で電池切れとなった。その後、獲得標高を計算した所、約2400メートルと判明。E-MTBの場合、同容量(500Whクラス)のバッテリーを搭載した場合、獲得標高は1500メートルが多い。

E-クロスバイクのCorratec E-POWER SHAPE PT500がこれだけ上れたのは、車体の要因が大きい。平地ではTOURモードでも普通に4漕ぎ程度で時速24キロまで出て、上り坂もE-MTBよりも車体が軽く、舗装路用のタイヤで軽い力で上れるため効率が良いのもあるだろう。

初心者はE-Bikeでハードなヒルクライムが楽しめる?

E-Bikeは初心者でもハードなヒルクライムが楽しめる。しかし、ここで注意したいのはバッテリー容量だろう。

E-Bikeの航続距離はバッテリー容量で決まる。初心者の場合、サイクリング経験者よりもモーターアシストに頼るため、バッテリーの消耗が激しくなる。そのため、E-Bikeでロングライドを楽しみたい初心者は、大きいバッテリーを搭載したE-Bikeを買うのをお薦めする。バッテリーの容量はWhで表すのが一般的で、日本市場では300Whから630Whまでの容量がメイン。舗装路の峠道やロングライドを楽しみたい人の場合、クロスバイクタイプで最低でも400Whは欲しい。できれば500Wh以上のバッテリーを搭載したE-Bikeをお薦めする。

今回のヒルクライムテストで実感したのは、E-Bikeは初心者やサイクリング経験者も坂道が楽しくなる事。初心者は辛い坂道が楽に走る事ができ、人力自転車でも坂道が走る事ができるサイクリング経験者の場合、モーターアシストの余裕を活かして、今まで気になっていた細い道を走ったり、観光が楽しめるだろう。

(参考)Corratec E-POWER SHAPE PT500のスペック

 

  • フレーム: E-POWER SHADOW TUBE アルミ、BOSCH ACTIVE LINE PLUS
  • フロントフォーク:E-POWER SHAPE アルミ DISC
  • 重量:19.5kg
  • ブレーキ:Shimano MT200 hydraulic disc
  • ギア(前):CORRATEC アルミ 38T
  • ギア(後):SHIMANO CS-HG50、11-36T、10S
  • フロントホイール:JD200 700C 14G×36H DISC
  • リアホイール:JD200 700C 14G×36H DISC
  • タイヤ: CONTINENTALCONTACT SPEED 700x32C Reflex
  • ドライブユニット:Bosch Acitive Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube500, 500Wh
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/SPORT/POWER)
  • 航続距離:165km/110km/95km/85km※Bosch E-Bike Systemから引用

文:松本健多朗

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ネコ好きによる、ネコ好きのための、折りたたみ自転車「NESTO kocka (コチカ) 」が登場

総合自転車メーカーのホダカ のスポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」は9月3日、折りたたみ自転車「kocka (コチカ)」を全国のNESTO取扱店で発売した。

キジトラ

Kockaは全国の猫好きのための猫がコンセプトの折り畳み自転車。フレームデザインそのものを猫に見立てており、社内の猫を愛してやまないスタッフが部署の垣根を飛び越えて意見交換を重ね、遊び心あふれる『猫バイク』というアイディアが形になったとのこと。製品名のKockaもチェコ語で猫という意味をもつ言葉だ。

キジトラ
クロ
シロ

猫の柄は、スタッフが飼う愛猫でありバイク開発のきっかけとなった「キジトラ」のほか、「クロ」「シロ」の全3種類。フレームを猫に見立てて全体に猫の表情や柄を表現している。

車体はフレームとハンドルが折りたたむ事が可能な、一般的な横折れ式折りたたみ方式を採用。ペダルも折りたたみタイプを搭載している。

車体はアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、スプロケットはSHIMANO MF-TZ20  14-28T 6速。ブレーキはVブレーキ。タイヤはKENDA K193 20×1.5インチ。価格は5万円(税抜)。2021年モデル継続となる。

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SpecializedのE-Bikeで誰もがしまなみ海道を楽しめる「Turbo Experience Station Shimanami」がスタート

スペシャライズドジャパンは9月2日、しまなみ海道の真ん中にある大三島のサイクリング総合施設WAKKA、「自転車って、楽しいね!」をテーマに活動を続けるサイクルショップ「B-shop OCHI(ビーショップオチ)」、自転車メーカー「SPECIALIZED(スペシャライズド)」が”e-Bike Turbo”を通して、しまなみの魅力を余すことなく体験するサービス「Turbo Experience Station Shimanami(ターボ・エクスペリエンスステーション・しまなみ)」プロジェクトを開始すると発表した。

スペシャライズドは、Turboを使った新しいアクティビティを広めていくため、日本全国で”Turbo Experience Station”プロジェクトを開始する。

先駆けとして、サイクリストの聖地と名高い、しまなみ海道の真ん中にある大三島のサイクリング総合施設WAKKA、サイクルショップB-shop OCHIと協力。2020年9月5日(土)よりプロジェクトを開始する。

「WAKKA」は、しまなみ海道の中間地点である大三島で、旅行を総合的にサポートする総合施設。増加するしまなみ海道の観光客数に対して、総合的なサービスを提供する施設が少ない、全長70kmあるサイクリングロードにおいて適切な休憩地点やサポートサービス、インバウンドの受け入れ体制が足りていないなどの問題を解決すべく、しまなみ海道の真ん中である大三島にオープンした。

ホテルはコテージ・テント・ドミトリーを用意し定員34名で自転車持込が可能。また、サイクリスト専用タクシー(最大7名+自転車7台、乗客のみ9名積載可能)や、サイクリスト専用ボート(最大5名+自転車5台、乗客のみ9名積載可能 施設内に乗船所あり)を用意している。

WAKKAでレンタルできるE-BikeはVado SL 4.0(Sサイズ5台/Mサイズ4台/Lサイズ1台)。Turbo Vado SLは、SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)を搭載することで、車体重量は14.9キロを実現。その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるのを売りにしている。バッテリーの容量は320Whで最大航続距離は130キロを実現した。

メンテナンスは愛媛県西条市にある「自転車って、楽しいね!」がキャッチフレーズのB-shop OCHIで定期点検を行っている。

レンタル料金は2時間2000円(税込)。延長料金は1時間1000円から。その他、事前予約制のカスタムガイドツアーや各種サポートサービスも用意している。予約は電話かメールで行っている。

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GIANT初のE-ロードバイク「ROAD E+」E-フラットバーロード「FASTROAD E+」が登場【E-Bike2021年モデル】

ジャイアントジャパンは9月1日。2021年モデルを公開した。ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクからE-Bikeまで2021年モデルを見ることができる。

GIANT ROAD E+(出典:GIANT、以下同)

2021モデルのE-Bikeでは、Eロードバイク「ROAD E+」とフラットバーEロードバイク「FASTROAD E+」が新登場した。

ROAD E+、FASTROAD E+共に、新型モーターユニット「SYNCDRIVE SPORT MOTOR」と大容量バッテリー「ENERGYPAK SMART COMPACT」を採用。SYNCDRIVE SPORT MOTORは、最大トルクは70Nmと前モデルと同じだが、最大ケイデンスは140rpmにアップし、高回転でのペダリングにも対応した。

GIANT FASTROAD E+

ENERGYPAK SMART COMPACTバッテリーは、フレームと一体化したデザインの取り外し可能なインチューブバッテリーを搭載。バッテリー容量は大容量の500Whとなる。

タイヤは両車とも700×32cタイヤを装着。コンポーネントはROAD E+はシマノ・GRXで、FASTROAD E+はシマノ・DEORE。価格はROAD E+は42万円(税抜、以下同)。FASTROAD E+は35万円。

E-ロードバイク「ROAD E+」スペック

  • フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD142mm
  • フロントフォーク:Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive コラム 12mm Axle
  • 重量:19.3kg
  • ブレーキ: SHIMANO GRX
  • ギア(前): Aluminum 46T
  • ギア(後):SHIMANO DEORE 11S 11-42T
  • フロントホイール:GIANT P-R2 DISC WheelSet 28H
  • リアホイール:GIANT P-R2 DISC WheelSet 32H
  • タイヤ:MAXXIS RE-FUSE 700x32C
  • ドライブユニット:GIANT SyncDrive Sport(定格出力250W、最大トルク70Nm、Max Cadence 140rpm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:GIANT ENERGYPAK SMART COMPACT 500、36V-13.8Ah 500Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:-
  • 航続距離:-

E-フラットバーロードバイク「FASTROAD E+」スペック

  • フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD142mm
  • フロントフォーク:ALUXX SL-Grade Aluminum、OverDrive コラム 12mm Axle
  • 重量:19.4kg
  • ブレーキ: SHIMANO UR300+SHIMANO MT200 lever
  • ギア(前): Aluminum 46T
  • ギア(後):SHIMANO DEORE 10S 11-42T
  • フロントホイール:GIANT P-R2 DISC WheelSet 28H
  • リアホイール:GIANT P-R2 DISC WheelSet 32H
  • タイヤ:MAXXIS RE-FUSE 700x32C
  • ドライブユニット:GIANT SyncDrive Sport(定格出力250W、最大トルク70Nm、Max Cadence 140rpm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:GIANT ENERGYPAK SMART COMPACT 500、36V-13.8Ah 500Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:-
  • 航続距離:-

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シマノから新型E-Bike用ドライブユニット「EP8」が登場 トルクアップしカスタマイズ性強化【海外E-Bikeニュース】

シマノは8月31日、新型E-Bike用ドライブユニット「EP8」を発表した。

シマノ初のマウンテンバイク専用ドライブユニット「SHIMANO STEPS DU-E8000」は、従来のマウンテンバイクで使用されていたチェーンステーの長さとQファクターを維持しながら、オフロード走行を優先したアシストアルゴリズムを採用したE-Bike用ドライブユニットとして知られており、EP8はE8000のモデルチェンジ版と言える。ここでは新しく発表されたEP8のリリースを紹介しよう。(現時点では日本市場での発売に関してのアナウンスは無い)

 

最大トルク85Nm、300gの軽量化を実現した「DU-EP800」

出典:Shimano、以下同

ドライブユニット「DU-EP800」は、STEPS E8000モーター・プラットフォームと比較して21%増加した最大85Nmのトルクを発揮する。新しいマグネシウム・ドライブ・ユニットのケーシング・デザインは、10%小さいフォーム・ファクタで300gの軽量化を実現。

他にも放熱材の採用、ケース表面積の拡大、改良された熱管理アルゴリズムにより耐熱性が向上し、過酷な状況下でもより多くのトルクを発揮できるようになった。また、新しいシール構造とギア設計により、抵抗を36%低減し、従来の自転車の通常のペダリング感覚に大幅に近づけたとのこと。最大アシスト速度に達した時のスムーズな切れ味を感じ、アシストなしでの軽快なペダリングが可能になるのを売りにしている。

コンピューターディスプレイ「SC-EM800」は、SC-E8000ディスプレイと多くの外観上の類似点を共有しているが、より高性能なチップセット、サードパーティ製コンピューターとの互換性の拡大、2つの異なるカスタムライドプロファイルの選択機能などの新機能を備えている。

SC-EM800コンピューターは、Bluetoothを介してシマノのE-TUBE PROJECTアプリとワイヤレスで通信し、ライダーは必要に応じてパワー特性を瞬時にカスタマイズすることができる。また、SC-EM800はANTワイヤレスプロトコルを介してサードパーティ製サイクルコンピュータと通信し、ライドモード、スピード、ギアポジション、航続距離、オドメーターに加えて、より詳細なバッテリー容量と出力情報を表示することが可能だ。

バッテリーは、シマノが最近リリースした新しいバッテリーのBT-E8016(外付けタイプ)とBT-E8036(内蔵タイプ)の2つの630Whバッテリーオプションを含む、EP8用に用意されている。他のシマノ製バッテリーと同じく、元の容量の60%を維持しながら最大1000回のフル充電サイクルを持ち、他のバッテリーの2倍の充電サイクル容量を持っている。

新しいアシストアルゴリズムで制御を最大化

EP8に搭載されている新しいアシストアルゴリズムは、ライディングモードごとに単一のアシスト率ではなく、常に状況に応じた理想的なアシスト率を計算している。加速時の前傾姿勢や無駄なエネルギーを排除すると同時に、トレイルが厳しくなってライダーがよりハードに走るようになったときには、追加のアシストを提供し続けるとのこと。滑りやすい場所や、大きな岩を乗り越えたりするために、ライダーは自分のパワーを自然に調整しながらバイクを走らせ、EP8ドライブユニットが直感的なパワーアプリケーションに即座にシームレスに対応することで、より優れたトラクションと楽なステアリングを実現し、E-Bikeとの一体感が得られるとのこと。

85NmのトルクはすべてTRAILモードで発揮され、アルゴリズムがアシスト率を継続的に増加させるため、モードを変更することなく、最も過酷な地形以外のすべての走行が可能に。同時に、ライダーは、新しいアシストアルゴリズムが必要のないときにエネルギーを無駄にしないため、航続距離が伸びたとのこと。また、ブーストモードの追加サポートを好むライダーや、不可能に近い登りに挑戦する予定のライダーは、新しいアルゴリズムのおかげで、ブースト時に最大出力を出してもバイクのコントロール性が向上しているのを売りにしている。ECOモードも新アルゴリズムの採用により、経済性が格段に向上し、TRAILモードと比較して航続距離が2倍になり、ライディングタイムを最大限に延ばすためのモードとなっている。

E-Tubeテクノロジーを強化し、カスタマイズ性を向上

新しくなったシマノのE-Tubeテクノロジーはライダーは、E-TUBE PROJECTアプリを使って複数の設定をカスタマイズすることができ、自分のバイクの走り方をより自由にコントロールすることが可能だ。

EP8では、BOOST、TRAIL、ECOの各モードを10種類のアシストカーブでカスタマイズすることができ、力の入れ具合に合わせてパワーの立ち上がりをコントロールすることが可能。さらに、最大トルク制限を20~85Nmの間で任意に設定できるので、ライダーはTRAILモードやBOOSTモードでライディングレンジを広げたり、ECOモードでオフロード性能を高めたりすることも可能だ。

5段階のスタートアップアシストが用意されており、街乗りのスタート時の加速をさらに緩やかにしたり、急勾配のマウンテンバイクのトレイルでのスタート時は、最初からより大きなパワーを発揮させることができる。すべての設定をE-TUBE PROJECTアプリにプロファイルとして保存し、好みのプロファイルを2つ選んでバイクにロードすれば、ハンドルバーに取り付けられたディスプレイからその場で簡単にアクセスすることができる。これにより、好みの異なる2人のライダーの間で簡単に移行することができ、通勤モードとマウンテンバイクモードを両立も可能だ。

E-TUBE RIDEアプリは、E-BIKEライダーがスマートフォンで重要なライディング情報をリアルタイムで確認できるようになった。画面表示オプションは、ECO、TRAIL、BOOSTモードでの詳細なライディングメトリクスに加え、ライディングヒストリー、ライブマップ、ユーザーフレンドリーなグラフィックアップデートなどの新機能を表示する。SC-EM800と同様に、E-TUBE PROJECTアプリでもメンテナンスのリマインダーを表示することが可能だ。

「E-TUBE PROJECT」アプリと「E-TUBE RIDE」アプリは、iPhoneまたはAndroidアプリストアからダウンロードでき、シマノEP8に完全対応している。

EP8 Technical Features

  • ドライブユニット重量:2.6kg(DU-E8000は2.9kg)
  • ケース素材:マグネシウム
  • DU-E8000と比較して10%の体積減
  • 最大トルク出力:85Nm
  • 最大出力:500W
  • 抗力を36%低減
  • DU-E7000よりも静かな走行音を大幅に低減
  • 改良された熱管理システムにより、過酷な条件でもトルクを発揮します。
  • 177mmのQファクターをフレーム中央に配置し、通常のMTBのライドフィールを実現
  • シマノの様々なドライブトレインに合わせて、3種類のクランクアームオプションが用意されています。
  • 165, 170, 175に加え、新たに160mmの長さを追加しました。
  • Di2、機械式、ディレイラー、内部構造に関わらず、すべてのシマノ製ドライブトレーンと互換性があります。
  • チェーンリングとスパイダーは他のSTEPSシステムと共通で、50のチェーンラインをサポートしています。
  • 53、56.5mmで9、10、11、12速に対応しています。
  • 新しいアシストスイッチ(SW-EM800)は、より大きなボタンと触覚フィードバックを特徴としています。
  • シンプルでコンパクトなCD-MT800のデザインに、新しいチェーンガイド(CD-EM800)が登場。
  • 新しいEW-SD300電子管ワイヤは、帯域幅の増加により高速化され、より多くの機能を提供します。
  • コンポーネントとワイヤの軽量化を図りながら、将来の新機能の機会を提供します。
  • 取付ボルトは他のSTEPSドライブユニットと同じ位置にあり、自転車メーカーは複数の価格帯で共通のフレームプラットフォームを設計することができます。

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TREKのハードテールE-MTB「Powerfly5」2021年モデルが登場

TREKのハードテール電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)「Powerfly 5」の2021年モデルが公開された。

Powerfly 5(出典:トレック・ジャパン、以下同)

Powerfly 5はアルミフレームを採用したTREKのハードテールE-MTB。キックスタンド台座を採用し、着脱式一体型バッテリー(RIB)システムを採用した内蔵型バッテリーを搭載しているため、本格的なトレイルライドから街乗りまで幅広く使う事ができる。

2021年モデルでは、バッテリー容量が500Whから625Whと大容量化を実現。ブレーキもシマノ・MT420に変更されている。価格は48万5000円(税抜)。

TREK Powerfly 5(2021年モデル)のスペック

  • フレーム:Alpha Platinum Aluminum, Removable Integrated Battery (RIB), tapered head tube, Control Freak internal routing, Motor Armor, Boost148, 12mm thru axle
  • フロントフォーク:RockShox Recon Silver RL, DebonAir spring, Motion Control damper, lockout, tapered steerer, 46mm offset, oversized crown for eMTB, Boost110, Maxle Stealth, 120mm(XSは80mm)travel
  • 重量:23kg
  • ブレーキ:Shimano 4-piston hydrauilc disc, MT4100 lever, MT420 caliper+Shimano RT66, 203mm, 6-bolt
  • ギア(前):SRAM X1 1000, 36T, 165mm
  • ギア(後):SRAM PG-1230 Eagle, 11-50, 12 speed
  • フロントホイール:Bontrager Kovee Comp 23, Tubeless Ready, 6-bolt, Boost110, 15mm thru axle
  • リアホイール:Bontrager Kovee Comp 23, Tubeless Ready, 6-bolt, Shimano 8/9/10 freehub, Boost148, 12mm thru axle
  • タイヤ:
    Size: S、Bontrager XR3 Comp, wire bead, 30 tpi, 27.5×2.35”
    Size: M , L , XL、Bontrager XR3 Comp, wire bead, 30 tpi, 29×2.30”
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク85Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube625  625Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:-

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ウインカー、ライト付きヘルメット「LUMOS Ultra」のクラウドファンティングを開始 最大25パーセントオフで購入可能

UPJは8月31日、自転車用ヘルメット「LUMOS Ultra」の日本国内でのクラウドファンディングをMakuakeにて8月31日14時に開始すると発表した。

LUMOS Ultraは、LUMOSヘルメットに搭載されている補助灯やウィンカーランプといった基本的な機能を採用し、低価格を実現した自転車用ヘルメット。前後にLED補助灯を装着し、暗い夜道でも周囲の人に対しての視認性を高めている。

また、後部にはウィンカーランプを搭載。同梱されているリモートコントローラをハンドルに装着して、ボタンを押すと進む方向を後方に知らせることができるだけでなくApple Watchによるジェスチャーコントロールにも対応している。

LEDライトは、iOSとAndroid対応の専用アプリで前後の補助灯の点灯パターンをカスタマイズ可能だ。

重量は約360グラムでIPX6に対応。CPSC、EN1078、AS/NZS 2063 : 2008を取得している。サイズはM-Lサイズ(54-61cm)と、XLサイズ(61-65cm)の2種類を用意。カラーはブラックとホワイトの2色。

LUMOS Ultra クラウドファンディングプロジェットに関して

Makuakeからプロジェクトを応援購入した人には、以下のリターンを提供を行う。

【超早割】LUMOS Ultra 1個 25%OFF (Makuake価格 12,980円の25%OFF)
数量100個限定 9,735円 (税込)

【早割】LUMOS Ultra 1個 20%OFF (Makuake価格 12,980円の20%OFF)
数量200個限定 10,384円 (税込)

【Makuake割】LUMOS Ultra 1個 10%OFF (Makuake価格 12,980円の10%OFF)
数量200個限定 11,682円 (税込)

【Makuake価格】LUMOS Ultra 1個

数量500個限定 12,980円 (税込)

各リターンに関する詳細情報

  • 色は黒と白の2色からお選びいただけます。
  • サイズはM-LサイズとXLサイズの2サイズからお選びいただけます。
  • デザイン・仕様は変更になる可能性もございますのでご了承ください。
  • ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

各リターンのお届け目安

  • M-Lサイズ: 2021年4月頃
  • XLサイズ: 2021年5月頃

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JR東日本「房総観光キャンペーン」を開催 B.B.BASEが潮来駅、鹿島神宮駅、佐倉駅にも停車

東日本旅客鉄道株式会社千葉支社(JR東日本千葉支社)は8月26日、2020年10月1日(木)~11 月 30日(月)までの房総観光キャンペーン「ちょっとひと息、房総休日。~五感で味わう千葉の秋~」を開催。それに合わせ、サイクルトレイン「B.B.BASE」の2020年10月~11月出発分を発表した。

サイクルトレイン「B.B.BASE」は、東京の両国駅から内房エリア、外房エリア等の房総半島を結ぶジョイフルトレインの一種。

車内には、自転車を解体せず、そのまま車内のサイクルラックへ搭載できる。また、ビンディングシューズでも滑らないよう、凹凸をつけたゴムの床面や、スマートフォンなどが充電できるコンセントを設置している。

因みに、小径車やMTB、Eバイク等、サイクルラックに積載できない自転車も、B.B.BASE車内に持ち込み可能だ。

新たに佐倉駅、潮来駅、鹿島神宮駅に停車

10月から、土・日・祝日のみ「佐原コース」を「佐原・鹿島コース」として運転し、潮来駅と鹿島神宮駅に停車する。また「銚子コース」では佐倉駅に停車を行う。10 月7日(水)、21 日(水)の佐原コースは平日運転を実施する。

他にも10 月 31 日(土)、11 月 21 日(土)は久留里線の木更津~久留里駅間で、菜久留(サイクル)トレインを運転する。

ガイドブックを発行

モデルコースやおすすめ情報を掲載した、B.B.BASE オリジナルガイドブックを、9月以降首都圏の主な駅で無料配布する。

両国駅西口にベックスコーヒーショップがオープン

B.B.BASE発着駅である総武線両国駅西口にベックスコーヒーショップがオープン。店外にはサイクルラックを設置し、店内には B.B.BASE 仕様の自転車を展示するとともに収納した自転車等を置けるスペースを設け、ベックスコーヒー初となる自転車をコンセプトとした店舗を目指す。

また、B.B.BASE利用者限定で、乗車日当日に好きなドリンクの無料サイズアップサービスを提供する
ご注文時に B.B.BASE 乗車票を提示する必要がある。(B.B.BASE 降車の際に乗車票をお持ち帰りください。)

※S→M サイズまたは M→L サイズに限ります。セット商品や他の割引・サービスとの併用はできません。

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【自転車漫画】団子のロードバイクグレードアップ計画Part2「サイクル。」Part48

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回は団子のロードバイクグレードアップ計画のPart2をお届けします。


最新作は作者のTwitter・Instagramで公開されています。

アルミフレーム版も登場!TREKのフルサスE-MTB「Rail」シリーズの2021年モデルが公開

TREKのフルサスペンションタイプの電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)「Railシリーズ」の2021年モデルが公開された。

Rail9.7(出典:トレック・ジャパン、以下同)

Rail 9.7はカーボンフレームを採用したTREKのフルサスE-MTB。2020年モデルでは、税抜価格79万円と非常に高価格ながら、発売後2週間で完売したことでも知られている。

2021年モデルでは、ディスプレイはBosch Kioxに変更。1.9 インチ高解像度のカラーディスプレイに、速度、バッテリー残量や時刻、ライダーがペダルを漕いでいる力や、Bluetooth 接続の心拍計(別売り)との連動による心拍等が表示可能なのに加え、Bluetooth経由でスマートフォンと連動する事で、ボッシュ製スマートフォン用アプリケーション「eBike Connect app」に走行データを連動させる事ができ、走行後にライドの軌跡やトレーニング状態の確認ができるのが特徴だ。

バッテリーはBosch PowerTube 625。2020年モデルでは500Whサイズだったのが、625Whの大容量バッテリーになり、ハードなオフロード走行でも電池切れになりにくい。価格は79万円(税抜、以下同)。

Rail 5

2021年モデルでは、新たにアルミフレームモデルのRail 5が登場した。カーボンフレーム仕様のRail 9.7と同じく29インチのフルサスE-MTBで、Removable Integrated Battery(着脱式一体型バッテリー)や、アクティブ ブレーキング ピボット(ABP)といった機能を搭載。ドライブユニットはBosch Performance Line CXの85Nm仕様で、バッテリーはBosch PowerTube 625(容量625Wh)。価格は59万9000円。

TREK Rail 9.7のスペック

  • フレーム:OCLV Mountain Carbon main frame & stays, Removable Integrated Battery (RIB), tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, magnesium rocker link, Motor Armor, Mino Link, ABP, Boost148, 12mm thru axle, 150mm travel
  • フロントフォーク:RockShox Yari RC, DebonAir spring, Motion Control RC damper, e-MTB optimized, tapered steerer, 44mm offset, Boost110, 15mm Maxle Stealth, 160mm travel
  • 重量:22.77kg(M Size)チューブ付き
  • ブレーキ:Shimano hydraulic disc  M6120 4-piston caliper
  • ギア(前):SRAM X1 1000, 34T, 165mm
  • ギア(後):SRAM PG-1230 Eagle, 11-50, 12 speed
  • フロントホイール:Bontrager Line Comp 30, Tubeless Ready, 6-bolt, Boost110, 15mm thru axle
  • リアホイール:Bontrager Line Comp 30, Tubeless Ready, 6-bolt, Boost148, 12mm thru axle
  • タイヤ:Bontrager XR5 Team Issue, Tubeless Ready, Inner Strength sidewall, aramid bead, 120 tpi, 29×2.60”
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube625  625Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:-

TREK Rail 5のスペック

  • フレーム:Alpha Platinum Aluminum, Removable Integrated Battery (RIB), tapered head tube, Control Freak internal routing, magnesium rocker link, Motor Armor, Mino Link, ABP, Boost148, 12mm thru axle, 150mm travel
  • フロントフォーク:RockShox 35 Gold RL, DebonAir spring, Motion Control damper, e-MTB optimized, tapered steerer, 44mm offset, Boost110, 15mm Maxle Stealth, 160mm travel
  • 重量:23.53kg(M Size)
  • ブレーキ:Tektro HD-M745 4-piston hydraulic disc
  • ギア(前):SRAM X1 1000, 34T, 165mm
  • ギア(後):SRAM PG-1230 Eagle, 11-50, 12 speed
  • フロントホイール:Alex MD35, Tubeless Ready, 32-hole, 35mm width, presta valve+Bontrager sealed bearing, alloy axle, 6-bolt, Boost110, 15mm thru axle
  • リアホイール:Alex MD35, Tubeless Ready, 32-hole, 35mm width, presta valve+Bontrager alloy, sealed bearing, alloy axle, 6-bolt, Shimano 8/9/10 freehub, Boost148, 12mm thru axle
  • タイヤ:Schwalbe Nobby Nic Performance, tubeless, aramid bead, 29×2.60″
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク85Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube625  625Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:-

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街・峠・山のすべてを走破する怪物E-MTB「TREK Rail 9.7」をインプレ【E-Bike】

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全日本選手権出場ライダーが使用するシクロクロスフレーム「NESTO CLAUS PRO FrameSet」が登場

総合自転車メーカーホダカ株式会社のスポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」は8月26日、カーボンシクロクロスバイク「CLAUS PRO FrameSet (クラウスプロフレームセット) 」を発売した。

CLAUS PROはJCXシリーズ (ジャパンシクロクロスシリーズ) 現役C1カテゴリーライダーが使用するシクロクロスフレーム。軽量かつしなやかなT-700カーボン素材を使用し、トップチューブやシートステーを扁平かつ弓なりの形状にすることでオフロードにおいても高い路面追従性を発揮するのを売りにしている。

また、ホイールのねじれを受け止めるエンド部の前後スルーアクスルと、水や泥の影響を受けにくいディスクブレーキによりコーナリングやストップ&ゴーの激しいシクロクロスレースで走りの安心感を高めている。

そして、シクロクロスの特性に合わせてフォーク・シートステー・チェーンステーのクリアランスを広く取っているので泥詰まりしにくく、広いクリアランスを活かして幅広タイヤの装着もできるため、グラベルなどのオフロード走行やバイクパッキングスタイルでのツーリングなど幅広い目的にも使用可能だ。

サイズ/適応身長は、520mm(160-170cm)、540mm(170-180cm)、560mm(180-190cm)の3種類で、カラーはカーボンブラック。重量は1,180g (540mmフレーム)、485g (フォークコラム未カット)で、付属品はヘッドパーツ、RDハンガー。価格は10万円(税抜)。

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ビットリアからE-MTB用タイヤが登場 XC、トレイル、エンデューロ向けタイヤを用意

Vittoriaから、近年注目されているE-MTB向けに、4C(クアッドコンパウンド)、グラフェン2.0コンパウンドを採用したタイヤを発表した。

出典:ビットリアジャパン、以下同

ラインナップはe-BARZO、e-AGARRO、e-MARTELLO、e-MAZZAの4種類で、XC、トレイル、エンデューロのE-MTBライダーのニーズを満たすように設計されれているとのこと。

タイヤは、ペダルバイクよりも高い加速トルクと重量により、耐摩耗性の高いトレッドゴムと、丈夫なサイドウォールを採用。XCトレイルTNTケーシングにはサイドウォールプロテクトレイヤー、トレイルTNTケーシングには更にAPF(アンチピンチフラット)を追加し、ショルダー部を強化。エンデューロセグメントは2PLYケーシング(2層)とAPFの採用し、耐久性を重視。

他には、同じトレッド内の4つの異なるコンパウンド層により、ノブの強度と柔軟性が向上している4Cグラフェンテクノロジーを採用し、e-MTBの強力な加速に対応。また、グラフェン2.0コンパウンドの低い転がり抵抗は、バッテリーの消耗を助けるのを売りにしている。

XC | e-BARZO

  • テクニカルなテラインにも対応するアグレッシブなトレッドデザインのXCタイヤ
  • 傾斜に沿って角度をつけたサイプ(ノブ上の溝)による高いコーナリンググリップ
  • 四角いノブによる安定性と耐久性
  • 機能的なグラフェン2.0コンパウンドによるウェット時の究極のグリップ力
  • 4つのコンパウンドを使用したトレッド(4C)によるテクニカルなコースでの比類の無いトラクション性能
  • サイドウォールに追加した耐パンクレイヤー
  • ケーシング:XCトレイル TNT(チューブレスレディ)
  • サイズ:29x2.25、29x2.35、29x2.6
  • 希望小売価格:7,300円(税別)

トレイル| e-AGARRO

  • エンデューロとXCの両方の良いところを組み合わせ、さまざまな条件で予測可能なグリップと効率を提供。
  • 先進的なサイプパターンに加え、クラシックなノブの配列も特徴。これにより根や石があっても安心して走れ、コーナリング、クライミング、ブレーキングも全て柔軟に対応します。
  • サイドウォールに追加した耐パンクレイヤーと、APF(アンチパンクフラット)による高い耐パンク性能
  • ケーシング:トレイル TNT(チューブレスレディ)
  • サイズ:27.5×2.6、29×2.35、29x2.6
  • 希望小売価格:7,800円(税別)

エンデューロ| e-Mazza

  • 新しいVittoria Mazzaのeバイクバージョンは、eエンデューロパフォーマンスの混合を向上させます
  • 徐々に変えたサイプ幅(ノブ上の溝)による、岩や木の根の上でも触知感のあるグリップ
  • ステップを付けたリーディングエッジ・センタートレッドがスピードを維持し、クライミング時のトラクションを発揮します。
  • 2PLYケーシングとAPF(アンチパンクフラット)採用で、丈夫で高い耐パンク性能
  • ケーシング:エンデューロ2PLY(チューブレスレディ)
  • サイズ:27.5×2.4、27.5x2.6、29x2.4、29x2.6
  • 希望小売価格:7,800円(税別)

エンデューロ| e-Martello

  • 用途の広いオールコンディションタイヤ
  • モーターサイクルからインスパイアされた四角いノブによる安定性と耐吸性
  • 先進のサイプ幅のパターンにより、スピードやグリップ力を損なわずにノブ表面で繊細なグリップ感を発揮
  • 2PLYケーシングとAPF(アンチパンクフラット)採用で、丈夫で高い耐パンク性能
  • ケーシング:エンデューロ2PLY(チューブレスレディ)
  • サイズ:27.5×2.35、27.5x2.6、29x2.35、29x2.6
  • 希望小売価格:7,800円(税別)

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LEDテールライトも装着可能なカジュアルタイプの自転車ヘルメット「LAZER CAMELEON」

ベルギーのヘルメットブランド「LAZER(レイザー)」から、街乗りやトレイルなどで使用できるヘルメット「CAMELEON(カメレオン)」が登場した。

出典:LAZER、以下同

丸みを帯び、後頭部を守るデザインに加え、取り外し可能なバイザーを装備。ベンチレーションは13ほどあり、頭を涼しく快適に保つのを売りにしている。シンプルなカラーと合わせて、カジュアルな服装にもマッチするのが特徴だ。調整はダイヤルが頭頂部にあり、フィット感の調整が簡単なのが売りのアドバンスドロールシステムを搭載した。

また、後頭部には別売りの充電式LEDライトが装着可能。価格は2000円(税抜、以下同)。

サイズは Mサイズは55-59センチ、Lサイズは58-61センチと2種類用意。重量はMサイズで約265g。規格は、「CEマーク」の自転車用ヘルメットの安全規格である「EN1078」をクリア。カラーは、マットダークブルー、マットブラックレッド、マットブラックグレー、マットホワイトの4色で、価格は7000円。シマノニュースポータルページでは2020年9月4日出荷予定。

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フラットペダルに最適なサイクリングシューズ「シマノ・ET3」

一般的にサイクリングシューズと言えば、シューズとペダルを固定するビンディングタイプが主流だが、ビンディングで固定しないサイクリングシューズも登場している。

(出典:シマノ、以下同)

シマノ・ET3はビンディングで固定しないフラットペダル用のサイクリングシューズ。ヨーロッパでE-Bike用シューズとして開発され、E-bikeだけでなく、フラットペダルを使用したサイクリングや自転車通勤・通学など幅広い使い方が可能なのを売りにしている。

ET3は、歩行を重視し、ソールが柔らかいスニーカーとは異なり、ソールとアッパーの間に「パワートランスファーブレード」というセミリジットのプレートを内蔵している。スニーカーよりもソール剛性が高いため、ペダルを踏む力が逃げにくく、ダイレクトに力を伝えることが可能なのを売りにしている。

また、アウトソールには、母指球周辺に配置された溝(クロスグルーブ)が、多種多様なペダルケージやピンに食いつく「ADAPTIVE CONTROL」に加え、つま先とかかとに配置したブロックパターン「TRACTION CONTROL」により、歩行時の快適性を高め、ペダリング時と歩行時、両方の快適性を高めているとのこと。

グレー
ネイビー
カーキ

重量はサイズ42で332g。サイズは36-48で、カラーはグレー、ネイビー、カーキの3色。希望小売価格は8500円(税別)で、発売予定時期は8月下旬。

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E-Bike界のテスラか!?超軽量でパワフルな未来のフルサスE-MTB「Forestal Siryon」【海外E-Bike情報】

日進月歩のように進むE-Bikeの世界。日本市場でもMERIDA、GIANTなど大手自転車ブランドや、Boschなど大手サプライヤーも本格参入し、競争が激しくなっている。

日本市場よりも熾烈な争いのEU市場では、従来の流れとは違うE-Bikeが登場している。その中で注目されているのがForestal Siryonだろう。

出典:Forestal、以下同

Forestal Siryonは、29インチのエンデューロタイプのフルサスペンションE-MTB。車体重量18キロを切る軽い車体に、最大トルク60NmとライトウェイトE-Bikeでは高いトルクを実現。また、スマートフォンとの連携し、E-Bike界のテスラとも言えるだろう。Forestal Siryonの日本市場導入に関しては不明だが、今回はSiryonのリリースを紹介しよう。


 

SiryonはアンドラにあるForestalのテクノロジーセンターで全て開発されている。Forestal曰く「設計とエンジニアリングに新しいベンチマークを設定し、統合とパフォーマンスを次のレベルに引き上げる」とのこと。

フレームはカーボンファイバーモノコックに、特許取得済みの専用サスペンションを搭載。また、ユニットは独自開発されたカスタム開発の超軽量モーターやバッテリーを採用し、完全に統合されたタッチディスプレイ、独自のアプリを介してスマートフォンに接続することもできる。

モデル名は星座と星から名前を付けており それぞれが歴史の伝説と神話に基づいた独自の性格を持っているとのこと。Siryonの名前は、夜空に見える最も明るい星、シリウスに由来し、パワーと偉大さを意味している。

Forestalのデザインは完全に独立し、サードパーティの統合や要求による妥協や制限は一切無いのを売りにしている。

Alpha Boxフレームは、フレームの各部に高・中弾性カーボンファイバーを採用。快適性を必要とする重要な部分では柔軟性を、その他の部分では剛性を高めてハンドリングレスポンスを向上させるように配合していると謳っている。

リアサスペンションはTwin Levityを採用。パフォーマンス、ライディングエクスペリエンス、効率性に重点を置いて設計された特許取得済みのサスペンションシステムで、シングルピボットシステムをベースに、パフォーマンスを向上させる主要な追加リンケージを備えている。シンプルさと軽量化といったあらゆる要素を、マルチリンクシステムの運動学的な改良によってさらに高めているとのこと。

 

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Wishing you a happy New Year. This is definitely going to be an exciting one. 2020, the Year of Forestal #rideforestal #2020 #forestalbikes

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Twin Levityのサスペンションキネマティクスは、システムの特性に合わせて最適なショックを選択することで完成する。設定は、ライダーがさまざまなシナリオで行ったテストから得た情報に基づいて行われ、大量のテレメトリデータが記録される。その結果、システムを最適化し、フォレスタルのバイクと調和のとれたパフォーマンスを実現するためのカスタム調整が行われ、それぞれのバイクの個性が強調する。

 

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Revolution of modern cycling for first-class riding with high-end technology. Be the first. #rideforestal

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また、サスペンションシステムは、あるフレームサイズに合わせて単に大きくしたり小さくしたりするのではなく、サイズごとに異なる設計と最適化を行っている。つまり、Sサイズを使用しているライダーとXLサイズを使用しているライダーでは、同じ重量配分で同じ乗り心地を得ることができ、完璧なバランスのバイクと最高のサスペンション反応を楽しむことができると謳っている。

ドライブユニットはForestalが独自に開発した「Eon Drive」。軽量・コンパクト・自然をコンセプトにしており、コンパクトで軽量なEonDriveユニットは、アシストを選択したときにはライディングを強化するように設計されているが、アシストを選択しないときには自然なライディング体験を妨げないようになっているとのこと。ドライブユニットの重量は1.95kg。170mmの狭いQファクターを可能にするスリムな形状で、ペダル操作は他の自転車と同じように自然に感じる設計のを売りにしている。アシスタンスをオフにした状態では、EonDriveは完全に切り離されているので、追加の変速機の摩擦がゼロになる。


EonDriveのスペックは、公称出力250ワットで最大出力800ワット。60rpmでの最適なパフォーマンス。最大トルク出力は60Nm。エコ、スポーツ、レースの3つのアシストレベルモードがある。他には、最も困難な走行状況のための「ワイルドカード」機能であるニトロモードを搭載。これを使用すると、アシストをさらに強化し、ピークパワーのロケットブースターのようなもので、ナイトロコントロールボタンを押すと使用できる。

EonDriveの主要部品にはチタン、モーターカバーにマグネシウムなどの先進的な素材を使用。IP67認証を取得し、高いレベルの耐水性と防塵性を備えている。ユニットはフレームと完全に統合されているため、整備も簡単とのこと。

Forestal Siryonに搭載されているAuroraバッテリーは、完全に統合された取り外しのできないバッテリー。高性能350WhのAuroraバッテリーは、高性能、長寿命で知られる18650 3500mAhのバッテリーセルを使用し、充電容量の減少によるメモリー効果への耐性があるため、コンパクトなバッテリーに最適と判断し採用された。

 

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A High Definition 3.2” Transflective touchscreen on the top tube is your key to the most advanced piece of communications technology ever used on a bike. #rideforestal

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トップチューブには、「Forestal Smart Dashboard」を搭載。どんなコンディションでも屋外での使用にも十分な明るさを発揮する高精細3.2インチのトランスフレクティブタッチスクリーンには、Wi-Fi、Bluetooth、ANT+、GPS、4Gに完全対応し、ほぼすべてのシステムと通信することが可能で、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気計、環境光センサー、パワーメーターなど、様々なテクノロジーが詰まっており、主要な接続オプションがすべて搭載されている。

Smart Dashboardではバッテリーの状態やモーターモードなどの重要な基本情報から、地図やジオロケーション機能を備えた完全なナビゲーションシステムや、ライディングに関するすべてのデータを記録、表示、共有するための新しい方法など、より高度な機能まで、欲しい情報にすぐにアクセスできる。さらに、ターン中にヒットしたGフォースや、ジャンプや落下時に空中で過ごした時間の秒数など、エクストリームなライディングデータも。Smart Dashboard独自のペアリングアプリを使用し、ライドが終了した際には、情報を取得して分析することができる。さらに、大切なForestalのバイクが万が一消えてしまっても、盗難防止システムや「ロストモード」などの安全機能が搭載されている。

またForestalのE-Bikeには、Forstalアプリを介してユーザーのスマートフォンと常時接続し、データ分析やサードパーティ製アプリケーションとの同期が可能。このアプリは、バイクのほとんどのパラメータや機能のカスタマイズオプションに加え、バイクのチェックやメンテナンス、セットアップ、保証のためのチャットなど、幅広いツールを用意し、ユーザーとブランドの距離を縮めることができる。Forstalアプリは、アンドラのフォレスタル技術センターで社内開発され、継続的なアップデートの流れを確保しており、フォレスタルの自転車に搭載されているすべてのフォレスタルコンポーネント(EonDrive、Auroraバッテリー、Forestalスマートダッシュボード、スマートトリガー)に利用可能な新機能やオプションなどの付加価値を提供するとのことだ。

ForestalのEonDriveとAuroraの開発は、ForestalとBAFANGの技術パートナーシップで行われている。

Forestal Siryonの独占先行販売価格は7,999.00ユーロ。発売予定日は欧州/英国/米国/カナダで2020年12月。日本市場での発売は不明だ。

Forestal Siryonのスペック

  • Frame:Forestal Alpha Box Carbon Enduro 29″ TR 170Monocoque construction/ Track Ready/ 170mm Travel / 2.4kg Size M
  • Sizes:S / M / L / XL
  • Motor:Forestal EonDrive 250W / 60Nm / IP67 / 1.95kg / 165 x 105 x 147mm
  • Battery:Forestal Aurora Performance350Wh / 51V / Integrated / Rapid Charge / 1.8kg
    / 350 x 72 x 50.5mm
  • Display:Forestal Smart Dashboard 3.2″ Integrated HD Transflective touch screen/ All conditions resistant
  • Remote:Forestal Smart Trigger3 Buttons / Battery & Assistance LED Indicators
  • Fork:DVO Onyx Coil 29″ 170mmTapered alloy / Offset 44mm / Stanchions 36mm
    / Axle 15mm Boost / High & low speed compression/ Rebound / OTT
  • Shock:DVO Jade X Coil 230x65Metric / Coil spring preload / High & low speedcompression / Dynamic Rebound/ Bladder pressure adjust
  • Headset:Acros Integrated IS 52 Top / IS 52 Bottom / Internal cable routing/Stainless steel bearings
  • Stem:Forestal Oxydon 45mm ⌀ ĂĀ.8mm / 7ÿ75 Heavy duty Aluminum
  • Handlebar:Forestal Oxydon C 800mm ⌀ĂĀ.8mm / Toray T7ÿÿ & T8ÿÿ Carbon
  • Grips:Production Privée CR35+ – 1° backsweep & upsweep adjust
  • Seatpost:Crankbrothers Highline 7 ⌀ĂĀ.6mm / Aluminum 7ÿ76 T6 / Length Āā5mm Size S/ Length 150mm Sizes M, L / Length 175mm Size XL
  • Saddle:Fizik Monte Kium EnduroCarbon reinforced / Kium rails / Low density for low
    pressure / 230g / 275 x 143mm
  • Front Brake / Rotor:Magura MT7 / Storm HC 203mm 4-piston caliper with HC Lever / 6-Bolt Rotors
  • Rear Brake / Rotor:Magura MT7 / Storm HC 180mm 4-piston caliper with HC Lever / 6-Bolt Rotors
  • Cranks:Praxis Carbon Q-Factor 170mm / ISIS Drive / 104 BCD / Length 160mm Sizes S, M / Length 165mm Sizes L, XL
  • Chainring:SRAM X-Sync 2 Eagle 32T, 104 BCD
  • Rear Derailleur:SRAM GX Eagle 12 Speed / Cage Lock / Roller Bearing Clutch
    / X-Actuation 1X
  • Cassette:SRAM Eagle XG-1275 Eagle / 10-50T / 12 Speed / XD Driver Body/ Full Pin
  • Chain:SRAM GX Eagle 12 Speed / Powerlock / Flowlink
  • Shifter:SRAM GX Eagle 12 Speed / X-Actuation 1X / Zero Loss
  • Front wheel:Crankbrothers Synthesis E Carbon 29” Enduro Hub CB Standard / 15 x 110mm Boost / Spokes Sapim D-Light / 6-Bolt / Inner Rim 31.5mm / Outer Rim 37.5mm
  • Rear Wheel:Crankbrothers Synthesis E Carbon 29” EnduroHub CB Standard / 12 x 148mm Boost / Spokes Sapim Race / XD Drivetrain/ 6-Bolt / Inner Rim 29.5mm/ Outer Rim 36.5mm
  • Front Tyre:Panaracer Romero 29 x 2.4 HO 3Comp.High Output / Tubeless Ready / Triple Compound/ Puncture resistant wall
  • Rear Tyre:Panaracer Aliso 29 x 2.4 HO 3Comp.High Output / Tubeless Ready / Triple Compound/ Puncture resistant wall
  • Weight:17.4kg Size M

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