デイリーアーカイブ Nov 9, 2025

クロモリ×BOSCHのEバイク マリンバイクスジャパンから「DONKY E」登場

マリンバイクスジャパンは2月17日、約5年の開発期間を経て生み出した新Eバイク「DONKY E(ドンキー E)」を発表。同社が掲げる「ご家族全員でマリンバイクスに乗って頂きたい」というブランドコンセプトを体現し、通勤や週末のツーリングなど幅広いシーンで活躍する一台として注目を集めている。 クロモリブデン鋼フレームを採用 「DONKY E」の最大の特徴は、一般的なアルミ製ではなく剛性・しなりに優れたクロモリブデン鋼を使用している点だ。長距離走行でも衝撃を逃がしてくれ、疲労を軽減する。さらに前傾姿勢を抑えるプロムナードハンドルバーやクッション性に富んだサドル、27.5×2.35の幅広タイヤによる安定感が、快適なライドをサポートする。 パワーユニットはドイツブランドBOSCHの最新ドライブユニット「アクティブラインプラス スマートシステム」を装備。定格出力250W、最大トルク50Nmで滑らかなアシストを提供し、ボッシュEバイクシステムの最新システム「スマートシステム」にも対応している。 バッテリーは400Whバッテリーの「BOSCH POWER PACK400」は、バランスのとれた容量と重量が特徴で約3.5〜4.5時間の充電でフル充電が可能で、エコモードなら最大100km程度のアシスト走行が期待できる。 直感的でシンプルなディスプレイ ハンドルに装着されるディスプレイスイッチ「PURION200」は、1.6インチTFT画面のコンパクト設計。速度やバッテリー残量など必要最低限の情報を一目で確認でき、5段階のアシストモード(OFF、ECO、TOUR、AUTO、TURBO)を素早く切り替えられるため、走行シーンに合わせた使い分けが可能である。 耐食性・耐久性に優れるクロモリブデン鋼フレームに加え、前述のハンドルやクッション性の高いサドル、外装7段変速などを採用。スポーツバイクとしての走行性能を重視しながらも、街中の段差や重い荷物運搬でも安定感を発揮する太めのタイヤも装備している。 価格は34万9,800円(税込み)。カラーはマットブラック、マットモカの2色展開。サイズはONE SIZE(適正身長150cm~170cm)で、2025年7月の発売が予定されている(型式認定番号は2025年5月取得見込み)。 MARIN JAPAN

新型電動三輪アシスト自転車「noslisu」登場 カワサキ、日常の移動を一新へ

カワサキモータースジャパンは2月17日、電動三輪アシスト自転車「noslisu(ノスリス)」を3月15日に発売すると発表した。独自の技術を取り入れた三輪構造と、パナソニック サイクルテック社製の電動アシストユニットを組み合わせたことで、「快適で気軽な移動体験」を実現するという。 noslisuは、川崎重工業の社内ベンチャープロジェクトから誕生したモデル。最大の特徴は、特許取得済みの「二輪ステア機構」を前輪に採用した点にある。路面に合わせて左右の前輪がそれぞれ独立して傾くため、二輪自転車のような爽快な走行感と安定性を両立させた。さらに荷台をフレームに直結することで、大きな荷物を積載した場合でもハンドル操作がブレにくい設計となっている。 加えて、カワサキのモーターサイクル設計技術が生んだ細身の「トラスフレーム」を採用。20インチタイヤを前後含め三輪すべてに装着することで、段差や路面変化にもしっかりと対応する安定性が魅力だ。電動アシストユニットは車体中央にモーターを配置するセンターモーター式を採用し、パワフルな加速ときめ細かいコントロールを実現する。 充電1回あたりの走行距離は、ロングモードで103.1km、オートモード58.3km、パワーモード54.6km。4.5時間でフル充電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、オートスリープ機能も備えている。シート高は745mmから905mmまで調整できるため、小柄な人でも乗車しやすい。また、明るさに応じて自動点灯するオートライトや、後輪にサークル錠も標準装備され、安全面や利便性にも配慮されている。 カラーは「グリーニッシュカーキ」「ウララブルー」「パールブライトイエロー」「ソリッドペイルアイボリー」の4色展開。メーカー希望小売価格にはバッテリや充電器が含まれており、取り扱い店は限定されるという。カワサキは「乗ってみたいと思った瞬間を応援する新時代の電動アシスト自転車」として、幅広い世代の利用を見込んでいる。価格は39万8200円(税込)で、発売日は3月15日で、1台ずつ丁寧に組み立てているため、納車までに時間を要する場合があるとのことだ。 バイクメーカーとして培った技術力をもとに、安定感と爽快感を兼ね備えたnoslisu。カワサキは「自由なライフスタイルをサポートする乗り物として、日常の移動をもっと楽しくしたい」としており、新しい三輪アシスト自転車市場への本格参入に期待が高まっている。 Kawasaki noslisu | 3輪電動ビークル| 快適で気軽な移動体験をすべての人へ

前を向きながら後ろも見える!? イギリス発サングラス“HINDSIGHT”が日本上陸

前方を向いたまま後方の状況を“見る”ことができる画期的なサングラスブランド「HINDSIGHT(ハインドサイト)」が、2025年3月に日本国内で販売を開始する。イギリス発の同ブランドは、サイクリストや都市生活者の安全確保を目指した独自機能を搭載しており、交通状況をいち早く把握できるのが特徴だ。 HINDSIGHTのサングラスは、特殊なミラーをレンズ端部に組み込むことで、前方と後方の視界を同時に確保。前を向いたままでも自動車の接近や後方の動きを把握しやすくなる設計となっている。紫外線カットについては米国空軍グレードの光学テストをクリアし、耐久性に優れた高級アセテート素材を採用するなど、サングラスとしての機能性や装用感も追求されている。 モデルはウェリントン型の「アルテミス」(フレームはブラックもしくはクリア)と、ラウンド型の「モーフィアス」(トータスフレーム)の全3種を展開。価格は28,000円(税込30,800円)で、全国の自転車販売店で取り扱われる。ファッション性を重視したトラッドモダンなデザインで、街中やアウトドアなど幅広いシーンでの活用を想定している。 https://youtu.be/W9DFc7GA3p8 開発には、自転車競技の世界的アスリートであるカラム・スキナー氏が協力。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」での成功を機に誕生したサングラスは、後方確認が容易になることからサイクリストを中心に世界中で注目を集めている。今回の日本上陸を機に、安全性とデザイン性を兼ね備えた“リアビューサングラス”の国内での普及が期待される。 HINDSIGHT 公式サイト | ハインドサイト – ライトウェイ – パーツ&アクセサリー