デイリーアーカイブ Jul 8, 2025
MUC-OFFからEバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売
自転車用ケミカルで有名なMUC-OFFから、Eバイク用チェーンオイル、防錆スプレーが発売されている。今回は、eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml、eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlを紹介する。
https://youtu.be/-FmyTVpLifw
eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485ml
eBIKE ULTRA CORROSION DEFENCE 485mlは、Eバイクを長期間、湿気やサビの侵食から守るために作られたスプレーです。このスプレーは、MUC-OFFが開発した防錆添加剤と抑制剤を配合しており、フレームやバッテリーケース、バッテリー端子、金属部品、プラスチックおよび塗装面に対して防錆層を形成し、湿気の有害な影響を阻止するとのこと。価格は2970円(税込、以下同)です。
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eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50ml
eBIKE DRY/WET CHAIN LUBE 50mlは、Eバイクチェーンの低摩擦を実現すると謳うチェーンルブ。価格は1430円で、窒化ホウ素化合物を含むセラミックの調合を特徴としています。ラインナップは乾燥した環境での使用を重視したドライタイプと、湿気や荒天などの過酷な環境下での使用を考えたウェットタイプの2種類があります。
このチェーンルブは、Eバイク特有の高トルク負荷に対応する能力があると謳っており、使用方法は、最初にチェーンに残存した油脂を完全に除去する必要があります。その後、ボトルをよく振ってから、チェーン内側リンク全体にルブを塗布し、余分な液体は布などで拭き取るだけ。乗車の3~4時間前に使用するのが理想的とのことです。
関連リンク
Muc-off | diatec (diatechproducts.com)
GLM 事業者向けの軽自動車型EVの取り扱いを開始
京都府京都市に本拠地を置く電気自動車(EV)開発企業、GLM株式会社は8月17日、カーシェアリング向けの軽自動車規格EV「MiMos(ミモス)」を日本での取り扱いを開始することを発表しました。全長3m未満のコンパクトサイズで、日本の道路事情に適合した設計となっています。
「MiMos」は、欧州市場で人気のある超小型サイズのEVで、日本の市場に新しい選択肢を提供する目的で投入されます。一般的な軽自動車よりも小さいサイズながら、4人乗車可能で、最大航続距離は約130km。家庭用200V充電器で約6時間でフル充電が可能です。
国内の軽自動車市場におけるEVの選択肢が非常に少ない中、GLMは海外メーカーの欧州向け車両を国内保安基準と軽自動車規格に適合するよう改良し、登録を実現。このプロジェクトは、スピーディーな日本市場への投入が可能となり、各種行政や企業向けのシェアリングサービスに利用される予定です。
GLMは、この取り扱い開始を通じて、環境対応や交通手段の衰退への解決策としてEV導入を検討している行政及び企業に新たな選択肢を提供することを目指しています。
関連リンク
MiMoS - GLM Co.,Ltd.
噂のHONBIKEは新型車を日本に投入か?型式認定を取得
2021年から騒がれていた電動アシスト自転車と言えばHONBIKEに、新たな進展があったようだ。
HONBIKEとは、世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車で、特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれており、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した電動アシスト自転車として有名だが、一方で、不安定な走りやアシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質、アフターサポートの放棄等が問題になった。
クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、HONBIKEは事業の継続を行う意思があるようだ。2022年11月30日に公開された事業進捗状況によると、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したとのこと。また、新型車両の開発も着手しており改良したフラッグシップモデルを2023年春頃を目標にリリースを予定していると書いていたが、2023年8月21日時点では、詳しい内容は公開されていない。
また、HONBIKE事業で多大な商品瑕疵とサポートに累積損失を続けたため、製造物責任と損害賠償を中国HONGJI社に交渉を行い、HONGJI社の日本における総販売代理店権の設定とマーケティングサポート支援で5億円程度の出資を受けたとのこと。HONGJI社の電動アシスト自転車の輸入案件も進行し、2023年度よりスタートすると公表している。
そんな状況の中、日本交通管理技術協会の型式認定対象品検索では、HONBIKE株式会社が型式認定を取得したとのことだ。取得製品の名称はHCL、型式はHC01で、型式認定番号は交A23-64、交N23-70。型式認定取得を見る限りではHONBIKEは再出発を考えているようだ。
BGS公式サポートサイト|BGSサポートシステム (bgs-support-system.com)
公益財団法人日本交通管理技術協会 (tmt.or.jp)