デイリーアーカイブ May 11, 2025
リユース自転車専門店国内店舗数No.1のバイチャリがついに一般自転車(シティサイクル)の買取販売を開始
株式会社ちゃりカンパニーは、自転車買取販売専門店「buychari(バイチャリ)」の一部店舗において、2023年12月1日から、ロードバイクやクロスバイク、電動アシスト自転車などのスポーツタイプの自転車に加え、「ママチャリ」として知られる一般車の買取と販売も開始することを発表しました。
「バイチャリ」は、国内でNo.1の流通総額と店舗数を誇る自転車買取販売専門店チェーンです。ロードバイク、ミニベロ、マウンテンバイク、電動アシスト自転車を中心に、年間約98,000点の自転車関連用品の買取販売を行っており、現在全国で23店舗を運営しています。この新しいサービス拡充は、「自転車の、次のあたりまえをつくる」というミッションの実現に向けた一環であり、より多くの自転車保有者を対象とする取り組みとなります。
同社は、リユース品の仕上げ(クリーニングと再整備)に強みを持ち、従来はスポーツタイプの自転車のリユースを主に取り扱ってきました。
日本では、年間約570万台の自転車が供給されており、そのうち約260万台がアフリカや中近東を中心に輸出されています。これらの輸出自転車の多くは、自治体によって回収された放置自転車であり、この状況は放置自転車の処分先として確立されてきたことを示しています。
円安や原材料の高騰を受け、一般自転車の価格は2018年度と比較して約30〜40%上昇し、中心価格帯は2万円台後半から3万円台前半で推移しています。リユース自転車は、地球環境や家計に優しい選択肢として、多くの顧客に利用されることが期待されています。
今回の一般自転車の買取・販売は、関西と四国エリアの以下の店舗で実施されます:大阪門真店、大阪美原北インター店、奈良店、京都八幡店、滋賀大津店、阪急塚口店、高知店。ただし、走行不可能と判断される自転車は対象外です。
関連リンク
スポーツの自転車高価買取【バイチャリ公式オンラインショップ】 (buychari.com)
Kuwaharaからファットタイヤミニベロ「Perfetto」登場
KuwaharaからPerfetto(ペルフェット)という新型ミニベロが登場しました。
Perfettoは輪行や車を使ったツーリング、そしてバイクパッキングに適したコンパクトな設計が登場のファットタイヤミニベロ。特徴の一つは、前後ともにスルーアクスルを採用している点です。これにより、オフロードでの走行性能が向上し、ディスクブレーキの採用も必然となりました。加えて、フロントには最大3インチ、リアには最大2.5インチ幅の太いタイヤを装着することが可能で、グリップ力の向上に寄与しています。
また、ミニベロと輪行の相性の良さを考慮し、フレームには多数のボトルケージ台座を装備。これによりバイクパッキングスタイルでのツーリングが容易になります。さらに、前後にはキャリア台座も備えており、バイクパッキングスタイルよりも重い荷物を運搬するのも考慮されています。
車体はシングルやギアード、街乗りから山岳地帯まで、さまざまな環境や用途に適応するミニオールテレインバイクとして設計されており、お馴染みのドロッパーポストのインターナルケーブルタイプにも対応し、ドロッパーシートポストの装着も考慮。カラーバリエーションはNight Mission(ナイトミッション)、Bright Navy(ブライトネイビー)、Desert Sand(デザートサンド)の3色で、サイズはワンサイズで展開されており、サドルを最低限に下げることで身長150cm前半の方も乗車可能です。
フレームサイズは400mm(C-T)、トップチューブ長は535mm(C-C)、ヘッドアングル71°、シートアングル73°となっており、リアーセンターは405-425mmです。OLDはフロント100x12mm、リア142x12mm、ヘッドパーツは1 1/8インチオーバーサイズ、シートポスト径は31.6mm(インターナルドロッパー対応)、B.B.はBSA Thread 68mm、ホイールサイズは20インチとなっています。販売形態はフレームとフォークのセットで、重量は公表されていません。
価格は132,000円(税込)です。
関連リンク
Kuwahara Bike Works | BMX | MTB | 日本 (kuwahara-bike.com)
電動ロードバイクSCOTT ADICCT eRIDE(EU仕様)に試乗 SpecializedのCreoとは何が違う?
マイナーながら注目されている電動ロードバイク(E-ロードバイク)。日本国内でもSpecializedやBESVなど、様々なメーカーが販売している。
その中でも発売が噂されているのがSCOTT ADDICT eRIDE。Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のEバイクバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用しフレーム重量は1.04キロと非常に軽量。
モーターはドイツのMahle社製のEバイクユニット「X20」を使用した。このリアインホイールモーターは、わずか3.2kgの軽量ドライブユニットで、業界最軽量のシステムを実現していると謳っている。バッテリーは新しい236Wh/350Whの内蔵タイプで、172Whのレンジエクステンダーで容量を増やすことが可能となっている。
ワイズロードが11月に開催した社員・メディア向け試乗会に参加した時、 ADICCT eRIDE(EU仕様で日本未発売)に試乗することができた。
電動ロードバイクと言えば有名なのがSpecialized Creoシリーズだが、Creoは旧型のCreo SLも2023年に登場したCreo 2もグラベルロードの設計となっており、純粋なロードバイクとは違い直進安定性が高いという特徴があった。
一方で、ADICCT eRIDEは、ほぼロードバイクの設計を元にしているため、タイヤは細く乗車姿勢もCreoシリーズよりも前傾姿勢となっている。
モーターはMahle製のリアインホイールモーター。定格出力250Wで最大トルクは55Nm。コンパクトでモーターに見えにくいのが特徴だ。
モーターのアシストは穏やかで、瞬時の力の出し方は軽量モーター「Specialized SL1.1日本仕様(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)」のほうが、パワー感やアシストのレスポンスは高いと感じるだろう。流石に高速域でのアシストの力強さはEU仕様のMahle X20のほうが強く、アシストを切った時の走行感も、リアインホイールモーターを装着したモデルとしては、後輪に重さを感じにくい。
モーターらしい力強いアシスト力よりもよりも、自然なアシスト力を重視しておりオンロードタイプのロードバイクやクロスバイクやグラベルバイク向けだ。
SCOTT ADDICT eRIDEは、日本仕様の開発を行っているようだ。
関連リンク
株式会社スコットジャパン(公式ホームページ) (scott-japan.com)