デイリーアーカイブ Jul 12, 2025
BeTriton TRAILER 電動アシスト自転車で牽引することができるサイクルトレーラー型ボートが海外で発表
BeTritonから、自転車トレーラーとボートを組み合わせたBeTritonトレーラーが登場しました。
https://youtu.be/GvAyKr_wAk8?si=UpU8PttYY9Bu4fXW
これまでアンフィビアンEバイク「Z-Triton」で知られていたBeTriton社は、顧客の要望に応え、自身のEバイクを使用できるトレーラーバージョンを開発しました。新しい自転車用ボートトレーラーは2人乗りで、完全統合型Eバイクバージョンよりもコストパフォーマンスに優れています。同社は、ほぼ全てのEバイクに取り付け可能で、時速45kmまでアシストを行うS-ペデレック(高速Eバイク)にも対応しています。
BeTritonトレーラーは、最大2,150ワットのモーターを搭載し、水上で最大時速8kmの速度で移動可能。エネルギーは1,440Whのバッテリー1つまたは2つから供給され、最大25kmの航続距離を実現します。このトレーラーは内陸水域や浅い沿岸水域に適しており、ドイツでは運転免許や運行許可が不要です。
トレーラーの寝台部分は幅97cmで、バッテリー、大人2人、犬、荷物を含む総重量は最大260kgです。の全体寸法は2.4×4.5mで、ディッチェルと側面のポントンを含みます。水上ではこのサイズが適していますが、陸上では側面のポントンを外すと幅が1.40mに減少します。
BeTritonの標準バージョンは9,900ユーロで、日帰り旅行に必要な全てが含まれています。12,300ユーロのアップグレードバージョンには、水上での宿泊に必要な追加装備が含まれています。これには寝袋、折りたたみ式アンカー、位置灯、収納スペースがあります。2024年夏に販売が開始されるとのことですが、日本での販売は不明です。
Amphibious Camper-Trike (betriton.com)
A4サイズに折り畳める電動スクーター「Arma」 Kickstarterで予約を開始
SMZ株式会社はジャパンモビリティショーで注目を集めた電動スクーター「Arma」の予約販売をKickstarterで開始しました。
「Arma」は、世界最小・最軽量クラスで、A4サイズに折り畳める電動スクーターです。このコンパクトなサイズと携帯性は、毎日の移動をより便利で快適にする可能性を秘めています。また、数ステップで持ち運びモードから乗車モードに変更可能なシームレスなトランジション機能を備えており、日本のエンジニアによってデザイン・設計された日本製電動スクーターです。
立ち乗り電動スクーターと言えば、折りたたみ部分がハンドルステムのみが一般的ですが、Armaはハンドルだけでなく車体も折り畳めるように設計することで、コンパクトな車体を実現しています。
「Arma」の主な特徴は、A4サイズの携帯性、シームレスな乗車モードへの変更、そして日本製であることです。2時間でフル充電可能な交換式バッテリーを搭載し、最高速度は24km/h、1回の充電で約11km走行可能です。重量は約4.5kgで、最大100kgまでの耐荷重を備えています。ただし、これらの仕様はプロトタイプに基づくものであり、将来的に変更される可能性があります。
製品化に向けてのタイムラインは、2023年9月から12月にかけてデザインの最終化を行い、2024年1月から5月にプロトタイプのテストを実施します。その後、2024年6月から7月に生産を開始し、8月から10月にかけて出荷を予定しています。
販売地域は主にアメリカを想定していますが、日本の法規制にも対応する方針です。ただし、現状では日本での利用の実現可能性は未定であり、日本での購入は顧客の判断に委ねられています。
価格設定は、Early Bird Special(30台限定)が900ドル(約135,000円)、Kickstarter Special(100台限定)が1,050ドル(約158,000円)、Stretch Goal Reveal(100台限定)が1,125ドル(約170,000円)、Buy One, Get the Second at Half Price(100台限定)が2,000ドル(約300,000円)で2台、Buy Two, Get One Free(100台限定)が2,850ドル(約429,000円)で3台となっています。
SMZ株式会社 (smz-ev.jp)
ランドナータイプのEバイクが日本で誕生 ベルクレッタから
自転車工房ベルクレッタは2023年12月15日、旅自転車の愛好家の間で人気のランドナーをベースにしたEバイク(電動アシスト自転車)、E-ランドナー「シン・ベルクレッタモデル」を開発しました。このモデルは、独自にチューニングされたアシスト比率を採用し、ベルクレッタの特許技術を組み込んで短時間での輪行準備が可能な点が特徴です。
開発の背景として、体力や脚力の低下により長距離のサイクリングや峠越えが困難になる中高年層のサイクリストを支援し、生涯にわたって自転車旅を楽しんでいただくためにEバイク化を図ったとされています。
モーターやバッテリーの詳細なスペックは不明ですが、画像から見るとモーターはミッドマウント。バッテリーはボトルケージ装着タイプとなっています。モーターは独自にチューニングしたアシスト比率により、1回の充電で約100kmのロングライドや総上昇量1,000mのヒルクライムが可能。アシスト比率は日本車両検査協会(JVIA)によって道路交通法基準に適合することが確認されていると謳っています。
車体重量は約15kgに抑えられ、特許技術により輪行準備が短時間で可能。自転車旅における輪行の負担を軽減します。また、従来のE-bikeが電気系統の劣化で使い捨てとなる問題を解決し、フレームが正常であれば最新のアシストユニットに交換可能。これにより長期間の使用と地球環境への配慮を両立したサスティナブルな製品と謳っています。
様々な試作と検証を経て完成したこのモデルは、2024年のハンドメイドバイシクル展で実車が披露される予定です。
関連リンク
自転車工房ベルクレッタ 自転車の修理・販売/横浜市/鶴見区 (velcletta.com)