デイリーアーカイブ May 11, 2025

ドンキホーテ限定 15万円以下の折りたたみファットEバイクが登場 型式認定取得で公道走行可能

フェニックス合同会社は11月16日、電動アシスト自転車「DART」を発表しました。 同社は、電動アシスト自転車ブランド「EMOTORAD」との協力によって設計されたとのこと。「DART」は近年流行しているファットバイクタイプの折りたたみ電動アシスト自転車で、価格は149,800円(税抜)と、低価格を売りにしています。 サイズ面では、展開時には全長172cm、幅58cm、高さ132cmの寸法を持ち、折りたたむと全長102cm、幅65cm、高さ81cm。総重量は28.5kgのため、折りたたみ機能自体はおまけに近いと言っても良いでしょう。推奨身長は158cmから190cmとなっており、アシストモードは5段階。変速機はShimano製の外装7段で、ブレーキシステムにはメカニカルディスクブレーキが採用。バッテリーは36V 10.2Ahで、充電時間は5時間から7時間です。モーターは36V 350Wのリアインホイールモーターで、最大走行可能距離は約80km。型式認定を取得しており価格は149,800円(税抜)です。 関連リンク PHOENIX LLC. | We are a forward-thinking corporate consulting and trading company. (phoenix-h.com)

スズキの電アシ風折りたたみ電動モペッド「e-PO」 中小企業の電動モペッドを駆逐するか?

東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2023において、スズキブースが新しい乗り物「e-PO」を披露したことが注目を集めていた。このe-POは、パナソニックサイクルテック株式会社の電動アシスト自転車「オフタイム」をベースに、スズキ独自の電動アシスト制御を施した電動モペッドだ。 e-POは、無免許で運転できる電動アシスト自転車とは違い、免許が必要な第1種原動機付き自転車扱いとなる。そのため、ペダルのみの走行に加えて、電動アシスト走行とフル電動走行モードを備えている。 電動アシスト状態でも、e-POは法律で定められた電動アシスト自転車のアシスト速度である時速24キロの制限を超えてもアシスト機能がオフにならない。この件に関して開発者に伺った所、開発テストなどを行ってくうちに電動アシストの良さを見直したため、従来の電動アシスト自転車のようにアシスト機能を備えたとのこと。アシスト比率は無免許で運転できる電動アシスト自転車のように最大2倍+アシスト比率低減とは違い、3倍のアシスト比率を採用しているようだ。 e-POにはスズキの電動アシスト自転車「ラブ」やパナソニックの電動アシスト自転車と共通のバッテリーが使用されており、16Ahの大容量バッテリーが装着されている。安全性の面では、ベースモデルのオフタイムが備えるVブレーキからディスクブレーキや前照灯の変更を実施。但し、車体に関してはベースのオフタイムとは全く変わっていない。 大手企業の乗り物は通常の法律で定められている基準よりも厳しい独自基準が存在していることがあり、自転車ベースの電動原付はそのような独自規格を満たさないのではと思ったが、ブレーキなどの小変更を行うだけで問題ないというのは、元の車体が頑丈だということだろう。そのため、オフタイム同様、折り畳みが可能なため、車のトランクに積んで移動することができる。 世界的に電動モペッドは電動アシスト自転車(Eバイク)と比較すると非常にマイナーな乗り物で、このような乗り物を作るメーカーは中小企業が多い中、世界的大手企業のスズキがコンセプトモデルながら発表するのが面白い。 日本では様々な中小企業が電動モペッドを販売しているが、大手企業で大規模な販路があり、開発能力があるスズキが電動モペッドに参入したら、ライバルを踏み潰すだろう。 関連リンク スズキ株式会社 (suzuki.co.jp)

ヤマハ発動機 PAS CITY-SP5の2024年モデルを発表 新型小型バッテリー搭載

ヤマハ発動機株式会社は2023年11月14日、通学や通勤に適した27型電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5(パス シティ エスピーファイブ)」の2024年モデルを、12月15日に発売すると発表しました。このモデルは通勤を重視した構成が特徴で、27型リムと太めのタイヤの組み合わせ、内装5段変速などを装備しています。 重要な進化点として、新型の大容量バッテリーと充電器が導入されています。バッテリーは、従来モデルと比較して、容量が0.4Ah増加しながらも、重量は450g軽減し、サイズも約20%小型化されました。また、持ち運びを容易にするためのハンドル部分のデザイン変更、脱着の容易さを考慮した左右非対称デザイン、高級感あるレーザー刻印ロゴなどが採用されています。 充電器についても、サイズが約40%縮小され、インテリアに馴染むシンプルなデザインが採用されています。これにより、狭いスペースでも充電が可能で、使用しない時の収納も容易になりました。 新しいカラーリングには、「マットネイビー(ツヤ消し)」、「ミラーシルバー」に加えて、新たに「バーガンディ」が加わりました。これらの色合いは、大人っぽい印象と上質感を演出しています。PAS CITY-SP5の価格は152,900円(税込み)です。 関連リンク PAS CITY-SP5 - 電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)