デイリーアーカイブ Jul 13, 2025
自転車乗りやアウトドアユーザーも注目のホンダ・N-VANが先行公開
https://www.cyclorider.com/archives/21287
4月20日、ホンダは新型軽商用車「N-VAN」の情報を先行公開した。N-VANはホンダの軽自動車「N」シリーズの中で、唯一の商用モデルとなる。
ティザーサイトでは、形と内装しかわからないが、他の商用ワンボックスカーとは大きく違うのがわかる。車体デザインは、N-BOXと同じようにフロントにボンネットを装着したスーパーハイトワゴンを元にしている。また、画像では通常のN-BOXよりも屋根が高いハイルーフ仕様となっており、N-BOXと比較して荷物の積みやすさに期待ができる自動車になっていると思われる。
出典:N-VAN|Honda
内装の写真を見ると、N-BOXとの違いがさらに大きくなる。N-VANは助手席側の柱を無くした「助手席ピラーレス」機構を採用し、車体側面からの荷物の積載を容易にしている。助手席と後席はダイブダウン機構を採用し、畳むと荷室がフルフラットになる。安全運転支援システムのホンダ・センシングは標準装備するとのことだ。
N-VANは、アウトドアユーザーやサイクリストにも注目される可能性がある理由
はたらく人のために作られた軽商用車のN-VANだが、個人的にはアウトドア系の人やサイクリングを楽しむ人にも注目される可能性がある。ハイルーフや助手席・後席フルフラット機構は、商用ユーザーに扱いやすくするための装備だが、自転車を積んだりキャンプ道具を積むような場面でも役に立つだろう。特に助手席・後席フルフラット機構は、通常のスーパーハイトワゴンでは実現できないフラットさで、車中泊を行う人に向いているだろう。
N-VANは、前にエンジンを搭載した商用バンのためアクティバン等の従来の軽キャブオーバーバンと比較して、車内が狭いという欠点がある。一方で軽キャブオーバーバンよりも前席足元が広い、エンジンが車内に無いため騒音が少ない、軽キャブオーバーバンよりも操縦安定性が高い等の利点もあり、荷室の大きさに極端にこだわらない場合は、N-VANの良さが光ると思う。
N-VANで注目したい所は後席もあるということ。N-VANのライバルであるダイハツ・ハイゼットキャディは、後席が無い2シーター仕様となっており、割り切った設計となっている。
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ハイゼットキャディのように割り切った設計だと、何かしらの事情で人が乗る場合がある時は使うことができない問題がある。N-VANのように補助席でもいいから人を乗れるようにしたほうが良いのだ。
軽スーパーハイトワゴンの利点を活かした軽商用車「N-VAN」は2018年夏に発売するとのことだ。
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PATTOBIKE 16インチ仕様(S349)は18インチ仕様に設計変更を行うとのこと
20インチの中でも車輪径が大きく細いタイヤを装備したPATTO BIKE 451シリーズは、スーツケースに入る折り畳み自転車の中でもスポーティな特性を売りにしている。
そんなPATTO BIKEが次に登場させるのは16インチホイールを装備した349シリーズ。 PATTO BIKE 451シリーズと基本のデザインは同じながら、折り畳みサイズは480×685×285(三辺合計1450)㎜以下になり、B社の折り畳み自転車よりも3辺合計の折り畳みサイズが小さくなるのを売りにしている。
https://www.cyclorider.com/archives/15584
そんなPATTOBIKE 349シリーズだが、ほぼ完成の域に入った所で車輪径を16インチから18インチに変更するようだ。日本市場では18インチがポピュラーなので18インチに変更するとのこと。Facebookでは16インチ仕様のPATTOBIKE 349に18インチを入れた写真を公開しており、16インチ仕様のPATTOBIKE 349でも18インチホイールの装着が可能なのがわかるが、フレーム設計を一からやり直して18インチ仕様に変更するとのこと。どのような折り畳み自転車になるのか注目したい。
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ブリヂストンのクロスバイクのすべて お薦めのサイクリング用から通学用まで紹介
街中を走るための一般車から、レース用自転車、電動アシスト自転車まで様々な自転車を製造しているブリヂストンサイクル。ブリヂストンサイクルのクロスバイクは、通勤通学向けのクロスバイクからサイクリング用のクロスバイクまで、幅広いクロスバイクがラインナップされている。
今回はブリヂストンサイクルのクロスバイクの中で、サイクリング用クロスバイクの「CYLVA」、内装変速機+ベルトドライブを採用した街乗り用クロスバイク「オルディナ」、クロモリフレームを採用したレトロスタイルスポーツサイクル「クエロ」、通勤通学用クロスバイク「TB1」の特徴を紹介する。
CYLVAシリーズ
CYLVAシリーズは街乗りからサイクリングまで行うことができるスポーツサイクルのブランド。CYLVAにはドロップハンドルを装着したロードバイクのCYLVA Dシリーズ、ロードバイクのCYLVA Dシリーズのハンドルをフラットハンドル化したフラットバーロードバイクのCYLVA FRシリーズ、オールマイティなサイクリングをクロスバイクのCYLVA F24、スポーティなデザインを採用したCYLVA F8F/F6Fがラインナップされている。
CYLVAシリーズの中でクロスバイクと言えるモデルがCYLVA F24。一般的なサイクリング用のクロスバイクで、軽いギアから重いギアまである24段変速を採用している。一般的なサイクリング用クロスバイクでは装着されないスタンド、ライトといった街乗りに必要な装備が最初から装備されており、余分な費用がかからない。タイヤはパンクガード付リベルクタイヤという耐パンク仕様を採用しており、突き刺しパンクの軽減を行っている。5万円台のクロスバイクでは珍しく身長140cm台の小柄な人から身長180cmを越える大柄な人まで乗れるように4種類のフレームサイズを採用している。
オルディナシリーズ
サイクリング用のクロスバイク「CYLVA」の対局とも言えるクロスバイクがオルディナシリーズだ。オルディナシリーズは街乗りで快適に走るのを売りにしたクロスバイクで、注油いらずで手が汚れないベルトドライブ、停車時でも変速できる内装変速機、一般車に多く採用されている扱いやすいリング錠を採用している。CYLVAシリーズのように長距離サイクリングやスポーツサイクルライフを楽しむには向かないが、街乗り重視ならオルディナシリーズを選ぶのがベストだろう。
オルディナにはF5BとF8Bの2種類のグレードがある。F5Bは街乗り用の内装5段変速を採用したモデル。一般車で多く使われている27×1-3/8タイヤを採用することで、タイヤやチューブの価格が比較的安価に済む。F8Bは軽いギアから重いギアまである内装8段変速を採用。タイヤは700×32Cで一般的なスポーツサイクルに採用してされている。ブレーキはフロントにディスクブレーキを装備している。
https://www.cyclorider.com/archives/14883
クエロシリーズ
レトロなデザインを採用したファッショナブルなスポーツサイクルがクエロシリーズ。クエロシリーズには、ドロップハンドルを装備した古典的なツーリング車を意識したクエロ700D、クエロ700Dの車体(フレーム)を使用し、フラットハンドルを装備した700F、小柄な人でも乗れるようにするために、700Cよりも小さい650C車輪を採用したクエロ650F、小径車の20Fがラインナップされている。クエロシリーズの中では700Fと650Fがギリギリクロスバイクに入ると思われる。
クエロシリーズの一番の特徴は、低価格でレトロスタイルの街乗りスポーツサイクルに乗れることだろう。細身でスマートなクロモリフレームから、綺麗な真鍮ベルや手をハンドルから離してフレームに装着されているシフトレバーを操作するWレバーを採用している。ハンドルから手を離して変速を行うWレバーは好き嫌いが分かれる変速レバーとなっている。変速レバーの扱いについて気になるのなら、自転車店と相談して変速レバーを交換する方法もある。
クエロ700Fと650Fの違いは車輪のサイズの違いとなっている。700Fは一般的なクロスバイクに採用されている700C規格を採用し、650Fは700Cよりも小さい車輪規格「650C」を採用している。クエロ650Cは女性や小柄な人でも乗れる設計となっている。
TB1
ブリヂストンのクロスバイクの中で通勤通学向けのクロスバイクを売りにしているのがTB1。スポーツサイクルのデザインを意識したアルミフレームを採用しながら、雨や水たまりなどを通過しても服に汚れがつかない泥除けや、暗くなると自動で点灯するオートライト、一般車と同じように扱いやすい後輪リング錠、音鳴りや車輪がロックしにくくするためにリアにローラーブレーキを装備している。タイヤは、パンク修理やタイヤ交換を容易に行うことができる一般車用の規格を採用している。TB1のオプションには前カゴやチェーンケース、リアキャリア、両立スタンドがあり通勤・通学と割り切った使い方をするのならベストな1台だろう。
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