デイリーアーカイブ May 1, 2025
アドベンチャー動画「グランツール・エベレスティングプロジェクト」を公開、日本語字幕で閲覧可能
オランダのサイクルパーツ総合ブランド「BBB(ビービービー)」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンは5月20日、BBBアンバサダー、ジャック・トンプソンのアドベンチャー動画「グランツール・エベレスティングプロジェクト」(日本語字幕付)の公開を発表した。
今回の動画は、2019年に行われた3か国、3日間のうちに3回のエベレスティングを達成する「グランツールエベレスティング計画 」の記録。エベレスティングは各地の山岳を往復し獲得標高を合算することで、エベレストの標高8,848mと同じ獲得標高を達成するチャレンジ。
ジャックは3日間のうちにイタリア ステルヴィオ峠を5往復と6割登頂、フランス ボネット峠を5往復と8割登頂、 アンドラ デンバリラ峠を6往復と5割登頂という過酷な挑戦に挑んでいる動画を見ることが可能。アドベンチャー記録ビデオ「グランツール・エベレスティングプロジェクト」は日本語字幕付で、YoutubeのJack Ultra Cyclistチャンネルで閲覧できる。
https://youtu.be/cT4eCSgyFVk
・ジャック・トンプソン(BBBアンバサダー)について
地球上で最も過酷な長距離ライドに挑むサイクリスト。西オーストラリア州パースで生まれ、現在はスペインのジローナ在住。2015年よりウルトラサイクリング(超長距離のサイクリング)の限界に挑戦し、現在では世界中のメディアから「地球上で最もエクストリームなサイクリスト」と評されています。
これまでに以下のような極限のチャレンジを完走しています。
・2017年 – 12ヶ月間で50,000kmのサイクリングを達成
・2018年 – 台湾KOM(4xノンストップ – 720km&標高13,600mを56時間で走る)
・2019年 – エベレスティング3カ国3日間(71時間の全移動を含む880km&標高26,768m横断)
・2019年~GP1200(56時間で1,200km&標高12,000m~スペイン・ジローナ~ポルトガル・カラムロ)
ジャックは彼の挑戦を記録した映画や、世界中のイベントで話すことを通して、彼が自転車に乗ることによってうつ病や精神疾患を克服した方法を共有してきました。
ジャックはBBBの製品についてこのように話しています。
「地球上で最も人里離れた場所をサイクリングするためには、自分の装備に全幅の信頼を置く必要があります。私が使用している様々なBBB製品は、どれも自信を持って信頼できるものばかりです。どんな冒険でも、トレーニングや装備の選択には膨大な準備が必要です。BBBがあれば、自信を持って未知の世界に飛び出すことができます。」
関連リンク
Jack Ultra Cyclist
BBB
コーダーブルームからアルミエンデュランスロードバイク「FARNA DISC」が登場
総合自転車メーカー「ホダカ」のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」は5月25日、ロードバイクFARNAシリーズをリニューアルし、ディスクブレーキ仕様のアルミエンデュランスロードバイク「FARNA DISC (ファーナディスク)」を発売した。
トリプルバテッド加工を施したパイプに、地面からの突き上げを和らげる横方向に扁平加工したチュービングを取り入れたアルミフレームは欧米人と比較して小柄で手足が短めな日本人に合わせた設計を特長で、スムースウェルド工法を用い、2 重の溶接を施し手作業で溶接部の凹凸を研磨することで応力集中の原因となる溶接部の急激な肉厚の変化を除去が特徴。
ブレーキはロードバイク用ディスクブレーキで標準的なフラットマウントで、前後160mmのローターを採用しています。また、前後スルーアクスル、下側1.5インチの上下異径ヘッドパーツやフルカーボンフォークの他に、ホイールは内幅18mmのワイドリム、Continental製の高性能タイヤを装備した。
ラインナップは油圧ディスクブレーキを採用した105、TIAGRAの2モデル。105モデルでは140cm代の小柄なライダー向けにフレームサイズ395mm(XSサイズ)を用意した。また、共通の特長として395/430mm サイズは小柄な方が扱いやすいコンパクトハンドルとショートリーチブレーキレバーを搭載している。2モデルとも2021年モデル継続となる。
FARNA DISC 105のコンポーネントはシマノ 105で、クランクはSHIMANO FC-R7000 50/34T、スプロケットは CS-R7000 11-32T 11速。ブレーキはシマノ 105油圧式ディスクブレーキ。タイヤは Continental GRAND PRIX5000 700X25C BK/BK。重量は9.0kg (500mm)。カラーはマットブルーで、価格は17万5,000円(税抜、以下同)。
FARNA DISC TIAGRAのコンポーネントはシマノ TIAGRAで、クランクはSHIMANO FC-4700 50/34T、スプロケットは CS-HG500 11-32T 10速。ブレーキはシマノ TIAGRA油圧式ディスクブレーキ。タイヤは Continental ULTRASPORT 700X25C BK/BK。重量は9.4kg (500mm)。カラーはマットブラックで、価格は13万4,000円(税抜、以下同)。
関連リンク
コーダブルーム
https://www.cyclorider.com/archives/36846
小型電動アシスト自転車によるシェアサイクルサービス「LUUP」がサービス開始
電動キックボードのLuupは、小型電動アシスト自転車を用いた短距離移動シェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」を開始する(※1)。
Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通して、短距離移動インフラを作る会社。 電動キックボードなどの新しいモビリティを日本で安全かつ便利に利用するための「新しい機体の実証」と、シェアリングの形での移動体験を検証する「新しいシェアサービスの実証」の2つに取り組んでいる。
LUUPは、街中の電動マイクロモビリティに、どこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアリングサービス。将来的に同サービス内に様々な電動マイクロモビリティを導入予定行うが、はじめに小型電動アシスト自転車のシェアから開始する。
LUUPのモビリティが貸し借りできる場所「ポート」は、小型な電動アシスト自転車を使用し、自販機一台分のスペースにも設置ができるため、コンビニや飲食店の入り口横など小さなスペースへのポート設置が可能になった。既存のシェアサービスに比べて様々なスポットにポート設置ができ、高密度なポート設置と駅から少し遠い店舗へも気軽にアクセスが両立できるのを売りにしている。
使用する自転車は、Luupが自社開発した「LUUP Cycle Lite(ループサイクル・ライト)」という小型電動アシスト自転車。最高速度を抑えている一方で、坂道などを軽い負荷で登れるようアシスト力を強化している。
エリアは渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の一部。料金は、初乗り10分100円で、10分以降は1分あたり15円がかかる。2020年5月25日より提供開始となる。
サービス概要
アプリダウンロードURL:https://itunes.apple.com/app/id1445630390 (※2)
提供開始日:2020年5月25日(月)
利用方法:下図参照
料金:初乗り100円/10分(10分以降は1分あたり15円がかかります)(※3)
利用可能エリア:渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の一部
ポート数:57ヶ所(サービス開始時点)(※3)
機体台数:50台(サービス開始時点)
備考:最大限に安全性に配慮するため、サービス開始時は機体を50台に大幅に制限しています。順次、台数を増やしていく予定です。
※1…本サービスは、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に基づいて開始するものです。
※2…現在はiOS版のみ提供となります。Android版も順次対応予定です。
※3…料金やポート数は今後変更になる可能性があります。