マンスリーアーカイブ 5月, 2019

Pep Cyclesからグラベルスタイルのシングルスピード「NS-S1」が登場

2018年4月に登場した新興自転車ブランドのPep Cycles。最初に登場した「NS-D1」は、650Bホイールとドロップハンドルを採用したシングルスピードのグラベルロードで、カスタマイズを楽しめる自転車として有名だ。そんなNS-D1も完売し、新たにNS-S1が登場した。   この投稿をInstagramで見る   新しくなったNS-S1、値段は高くなってしまいましたが…改良とグレードアップで乗りやすく、拡張性も広がりました! そして5月中旬にはフレーム&カーボンフォークが発売されます。 気になる方は取扱店までお問い合わせ下さいね。 https://pepcycles.com/dealer-list/ #pepcycles #ns-s1 Pep cyclesさん(@pepcycles)がシェアした投稿 - 2019年 5月月7日午後6時44分PDT NS-S1の一番の特徴といえばハンドルバーだ。NS-D1ではドロップバーが採用されていたが、NS-S1ではグラベルバイクにも使われているスワローバーを採用。このようなハンドルをドロップハンドル用フレームに装着すると、長時間乗ると窮屈な乗車姿勢になりやすい。 https://www.cyclorider.com/archives/19603 しかしNS-S1では街乗りがメインなのを考えると悪くないチョイスだろう。気になるのは、ハンドルバーのライズ、バックスイープの数字が書いていないこと。別のスワローバーやトレッキングハンドルに交換する場合の参考になるからだ。 ブレーキ本体はマウンテンバイク用のシマノ・M375から、ロードバイク用のシマノ・R317に変更された。これによりドロップハンドル化も容易に行うことが可能となった。チェーンリングも42Tのナローワイドチェーンリングに変更し、チェーン落ち対策も行っている。フレームもエンド部分やトップチューブの肉厚が少し薄くなる等変更があるようだ。価格は105,000円(税抜き) https://pepcycles.com

白馬岩岳が電動アシストマウンテンバイクを使用した観光振興を開始

白馬観光開発はパナソニック サイクルテック株式会社と協業を白馬岩岳を「電動アシストマウンテンバイクの情報発信拠点」にしていくため、電動アシストマウンテンバイクを導入・普及する取り組みを行うこととなった。 白馬観光開発は、オールシーズン楽しめる世界有数の“マウンテンリゾート”の構築を進めるため、様々な取り組みを積極的に展開している。岩岳では、かつて休止していた「白馬岩岳MTB PARK」を2015年に再開。ワールドカップコースに携わるオーストラリア人トレイルビルダーによって、国内唯一の国際基準に沿った初級者からエキスパートまで楽しめるコースを2本(最長6,850m)造成し、昨年のグリーンシーズンは約1万人が来場し、今年は120%増の約1万2千人の来場者数を予定している。 今回の取り組みでは、パナソニック社製の電動アシストマウンテンバイクを活用した白馬エリアにおけるガイドツアーや、白馬岩岳マウンテンリゾートでの試乗会イベント、またレンタルなどを行う。また、ガイドツアーでは、白馬を知りつくしたスタッフが案内するとともに、訪日外国人旅行者にも対応する。従来のガイドツアーコースよりも村内を回る範囲を広くすることができ、岩岳から白馬村内の名所を多く回り、より充実したコースが楽しめる。 また、南北に広がる北アルプスを一望できる絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」を有する白馬岩岳マウンテンリゾートでは、電動アシストマウンテンバイクの様々なイベントを開催予定。レンタルでは、高い走破性と機能美を実現した電動アシストマウンテンバイク「XM1」「XM2」「XM-D2」が体験でき、「白馬岩岳MTB PARK」のコースの一つである岩岳山頂を360°一周する、マウンテンサイクリングコースの上り返しをストレスなく走り、3,000m級の北アルプスの絶景を眺めながら周遊可能だ。 白馬観光開発株式会社は、パナソニック サイクルテック株式会社と協業して白馬岩岳を「電動アシストマウンテンバイクの情報発信拠点」としていくため、今後も様々な取り組みを行っていくとのこと。 【『白馬岩岳 MTB PARK』概要】 営業期間:4月27日(土)~11月10日(日) 営業時間:8:30~16:00 (季節によりOPEN時間が変わる事があります) 料金:1日券 大人4,200円、小児3,000円(ゴンドラ片道含む)

パナソニックが横浜のスマートタウンでIoTシェアサイクルの実証実験を開始

パナソニック サイクルテック株式会社(は、2019年5月20日より、神奈川県横浜市港北区にある「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」にて、地域住民や学生などを対象としたIoT電動アシスト自転車のシェアリングサービスを通し、実際の生活環境におけるIoT電動アシスト自転車の技術や有用性に関する実証実験を開始する。 使用する自転車は、フロントバスケット搭載で利用者に使いやすく、小径でスタイリッシュな電動アシスト自転車「グリッター」をIoT化。通信機能を備え、インターネットに繋がることで、スマートフォンによる電子錠の開錠や、電池残量情報の取得ができるほか、走行データの記録、GPSによる高い防犯性・追尾性と駐輪位置管理を実現する。 シェアリングサービスによる実証実験では、綱島SST内の3カ所と慶應義塾大学日吉キャンパスに駐輪場を設置し、地域住民や学生などを対象に30台のIoT電動アシスト自転車を提供する。実証期間は3年間を予定。2019年9月30日までは、綱島SST内の住民や学生などから募集したモニター会員を対象に実施し、定期的なアンケートで、モニター会員の意見をサービスに反映し、2019年10月以降は周辺地域の住民へと拡大する。 今後、IoT電動アシスト自転車から収集したデータを分析し、ショッピングモデル、子育てモデル、スポーツバイクなどへ車種を拡大することで、利用者の多様なライフスタイルにあったサービスを展開するとともに、シェアリングサービス利用システムの操作性、利便性などを改善を行う。 また、将来的なIoT電動アシスト自転車の販売を見据え、自転車の走行データ、電池残量、故障状況などのデータを蓄積し、分析をすることで、新たなサービスに活用。さらに、位置情報を自動車に知らせることによる事故の軽減や、盗難防止などの取り組みも検証していく予定。 http://tsunashimasst.com/JP/