Panasonic 新型ハードテールE-MTB「XEALT(ゼオルト)M5」発表 日本人の体型を考慮した車体設計が特徴

パナソニック サイクルテックは2022年2月25日、電動アシスト自転車スポーツタイプ(E-Bike)の新ブランド「XEALT(ゼオルト)」を立ち上げたと発表。第一弾として、ハードテールE-MTB「XEALT(ゼオルト)M5」を2022年4月8日より発売する。

アルミフレームを採用した車体は、27.5インチホイールに、パナソニック製E-Bikeで初めてのインチューブバッテリーを採用。車体重量は25.5キロとなる。フロントフォークはeMTBの新規格 下側1.8インチのテーパーコラムを採用した高剛性フロントサスペンションフォーク「SR SUNTOUR “AION35 EVO Boost RLR-PCS”, トラベル :150mm」で、ブレーキはシマノ・SLX。コンポーネントはシマノ・DEORE 12段変速。

ドライブユニットは欧州市場で先行投入されていた「GXドライブユニット」を国内向けモデルに初搭載。最大トルク90Nmと、2022年2月25日現在、日本国内市場で販売されている、日本市場向けE-Bike用ドライブユニットでは一番トルクが強い。(日本国内市場で販売されている欧州市場向けE-Bike用ドライブユニット「Brose Drive S」は最大トルク90Nm(記事)。また、最大トルク95Nmを発揮する日本電産のNidec 41R(記事)は執筆時点では発売されていない)

アシストモードはHIGH、AUTO、ECOの走行モードを用意。AUTOモードは踏力によってアシストの強弱を最適化するモードでオフロードでのコントロール性を重視。バッテリーは36V、13Ah、468Wh。充電時間は5.5時間。

ディスプレイは、視認性の高いカラー液晶ディスプレイを採用。市販のOTGケーブルを使用し、USB対応機器への給電や、Bluetooth接続により、スマートフォン用アプリのkomootと連動し、簡易ナビゲーションの表示が可能だ。価格は44万5000円(税込)。詳細スペックは以下の通り。

  • フレーム: フォーミングアルミ, FiB用ダウンチューブ, エンド幅 :148mm, スルーアクスル:12mm, リヤフラットマウントディスクブレーキ, 樹脂製モーターカード付き
  • フロントフォーク:SR SUNTOUR “AION35 EVO Boost RLR-PCS”, トラベル :150mm, フォークコラム:1-1/8″ to1.8″ アルミ, オフセット : 44mm, エンド幅 :110mm, スルーアクスル :15mm
  • 重量:25.4キロ
  • ブレーキ:シマノ SLX, BR-M7100。前: シマノ SM-RT54-M(180mm),センターロック式。後 :シマノ SM-RT54-S(160mm)。
    センターロック式
  • ギア(前):アルミ ISIS, L=170mm /スチールチェーンリング,35T, 樹脂ガード付
  • ギア(後):シマノ DEORE CS-M6100-12段カセット10×12×14×16×18×21×24×28×33×39×45×51T
  • フロントホイール:アルミ ワイドタイプ 27.5”32H+シマノ HB-MT410-B, OLD:110mm
  • リアホイール:アルミ ワイドタイプ 27.5”32H+シマノ HB-MT410-B, OLD:148mm
  • タイヤ:MAXXIS ARDENT 27.5×2.40(仏式バルブチューブ)
  • ドライブユニット:Panasonic GX DriveUnit(定格出力250W、最大トルク90Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:パナソニック 36.0V-13.0Ah(定格468Wh)フルインテグレーテッドバッテリー(FiB),車載充電可
  • 充電時間:約5.5時間
  • アシストモード:3段階(ECO/AUTO/HIGH)
  • 航続距離:135km/96km/73km

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