近未来的な3輪スポーツカーゴE-Bike「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5」に乗ってみた

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2021年10月23、24日に世田谷公園(かえで広場)で、開催された「三宿みちまちフェア2021」。このイベントでは、ヨーロッパ製カーゴバイクや、ヤマハ発動機のニュースタイルモビリティ「NeEMO」、3輪スポーツカーゴE-Bike「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5」の試乗会が開催されていた。今回はSTREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5を紹介する。

STREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5は、エンビジョンが開発している3輪スポーツカーゴE-Bike。ヨーロッパで主流となっているカーゴバイクよりもコンパクトな車体は、”長さ190cm幅60cmを超えず、側車及び鋭利な突起物が付いていない二輪及び三輪の自転車”という日本の普通自転車規格に収まるサイズなのが特徴だ。

ドライブユニットは日本電産の「NIDEC 41R」。36V電圧で定格出力250W、最大出力不明、最大トルク95Nmを発揮する。センサー関連はトルク, ケイデンス, 角度, スピードの4つのセンサーを搭載。他にもブレーキカットオフや、ウォークアシストなどを搭載している。

STREEK ACTIVE CARGO TRIKE T4には日本電産のプロトタイプモーター搭載

旧モデルのSTREEK ACTIVE CARGO TRIKE T4には、日本電産製のプロトタイプモーターを搭載している。プロトタイプと量産仕様のNIDEC 41Rの違いは、量産仕様のNIDEC 41Rは、耐久性を高くするためにギアの素材を金属製に変更(プロトタイプはナイロン製)。外観はNIDEC 41Rとプロトタイプは同じだが、内部構造は全く違うとのこと。

NIDEC 41Rのスタート時のアシストはややマイルドに変更されている。音に関しては、Bosch Performance Line CXより静かで、日本国内の高出力、高トルク型ドライブユニットではトップクラスの静音性能を誇るヤマハ PW-X2よりも少し煩い程度。音質はヤマハ PW-X2系の低音系だ。

金属ギアを搭載したE-Bike用ドライブユニットのノイズは煩いのが一般的だったが、ヤマハ PW-X2やNIDEC 41Rの登場で、金属ギアを搭載しても煩くないのが当たり前の時代になるだろう。

STREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5のハンドリングは、安定性を重視している。旧モデルのT4は、2輪自転車と同じ感覚でバンクできる一方、自立ができないという欠点があった。今回、試乗を行ったT5は、自立性能を重視しつつ、できるだけ車体を傾けてコーナリングできるようにしている。2輪車に慣れている人と慣れていない人でも両立したセッティングだと思われる。

2輪車に慣れている人なら旧モデルのSTREEK ACTIVE CARGO TRIKE T4の方が面白いが、自立機構が無いと、停車中に車体が倒れてしまう問題が発生しやすい。STREEK ACTIVE CARGO TRIKEのような3輪E-Bikeは、車体重量が重く、搭載されている荷物も重いため、車体を起こすのが難しくなる。

筆者の考えは、単純に走らせるのなら、旧モデルのSTREEK ACTIVE CARGO TRIKE T4の自立機能を無くしても車体がバンクしてコーナリングを重視したモデルが良い。しかし、停車時、駐車時の事を考えるとSTREEK ACTIVE CARGO TRIKE T5のように、自立性能とコーナリング性能を両立したモデルの方が良いだろう。

ステアリング機構は、一見すると複雑に見えるが開発者曰く、スポーツ自転車の整備ができる人なら修理可能な設計になっており、専用工具も自転車の整備で使用する工具だけで、整備可能な設計になっているとのこと。量産モデルでは、車体に装着されたスタンドを立てると、前輪が浮いて簡易ジャッキになるようだ。

積載重量は最大60キログラムと、たくさんの荷物を積むことができる。そのため従来のサイクルキャンプではできなかった事も可能だ。変速機はenvioloの無段変速を搭載。今回は試乗コースが短いため詳しいインプレは控えるが、性能は期待できるだろう。

STREEK ACTIVE CARGO TRIKEは世界的な部品不足の影響により、受注開始は2021年内を予定しているが、具体的な時期は改めて告知を行う。

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