2020年最新版 10万円クラスのE-Bikeまとめ おすすめモデルも紹介

モーターと電池の力で、脚力をアシストする電動アシスト自転車。そんな電動アシスト自転車の中でも、スポーティな走りが楽しめるのがE-Bikeだ。日本では、足に電気モーターが入るような「自転車型パワードスーツ」と感じさせるレベルのE-Bikeはエントリーモデルで20万円台から。E-MTBなどオフロード走行に対応したモデルや、パワフルにアシストを行うドライブユニットを搭載したE-Bikeは30万円台から、フルサスペンションタイプのマウンテンバイク型E-Bike(E-MTB)は、40万円台からと、非常に高価だ。

しかし、2020年では10万円クラスのE-Bikeが少ないが登場している。この価格帯でもBESVやミヤタ、ヤマハなど大手モデルのE-Bikeも用意されており、比較的安心して購入できるE-Bikeもある。今回は日本国内で購入できる10万円台のE-Bikeを紹介しよう。

E-フラットバーロードバイク

ヤマハ・YPJ-C

電動アシスト自転車のリーティングカンパニーのヤマハ発動機のE-Bikeブランドが「YPJ」シリーズ。YPJシリーズの中でも、エントリーモデルに位置するのがYPJ-Cだ。E-Bikeの中でも、バッテリーのサイズを小さくすることで、車体重量を軽くし、アシストOFFの状態でも軽快に走行でき、軽快なハンドリングを売りにしている。バッテリー容量が少ないため最大航続距離が短いのが欠点。前2段変速を採用しているのでバッテリー切れなどの場面でもなんとか対応できるだろう。ドライブユニットはヤマハ PWで2014年に登場。2020年現在、BoschやShimanoなど様々なブランドからドライブユニットが登場しており、20万円以上のE-Bikeと比較すると見劣りするが、踏んだ時のアシストが瞬時にかかる感覚、漕いだ時に滑らかにアシストが追従し、足にモーターが入るような「自転車型パワードスーツ」感覚がある貴重なE-Bikeの1台。また、10万円台のE-Bikeでは航続距離表示がある貴重なモデルだ。平地重視のサイクリングを行う、電池が切れたらすぐに充電して使うなど、割り切った使い方を行う人向けのE-Bikeだ。価格は185,000円(税抜)

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:アルミ
  • 重量:16.1kg(Mサイズ)
  • ブレーキ:SHIMANO 105 キャリパーブレーキ
  • ギア(前):46/34T
  • ギア(後):11-30T 9段変速
  • フロントホイール:700C クイックリリースレバー
  • リアホイール:700C クイックリリースレバー
  • タイヤ:700×28c
  • ドライブユニット:ヤマハ PW(定格出力 240W、最大トルク-Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:25.2V 2.4Ah
  • 充電時間:約1時間
  • アシストモード:3段階(ECO/STD/HIGH)
  • 航続距離:(48km/22km/14km)

出典:yamaha-motor.co.jp

TRANS MOBILLY E-MAGIC700

ルノー・ライトシリーズで有名なGicのE-BikeブランドがTRANS MOBILLY。そのシリーズの中でフラットバーロード版がTRANS MOBILLY E-MAGIC700。バッテリーは内蔵脱着式を採用し、すっきりとした見た目を採用。E-Bikeでは珍しく前2段変速を採用している。アシストはパワー重視よりもマイルドな感覚に近い。スタンドはセンタースタンドを装備。価格は150,000円(税抜)。

  • フレーム:アルミフレーム
  • フロントフォーク:不明
  • 重量:15.3kg
  • ブレーキ:キャリパーブレーキ
  • ギア(前):42/32T
  • ギア(後):SHIMANO 13-32T 8段変速
  • フロントホイール:700C、クイックリリース
  • リアホイール:700C インホイールモーター
  • タイヤ:700×28C
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター方式
  • バッテリー:36V 7.0Ah
  • 充電時間:約4時間
  • アシストモード:5段階
  • 航続距離:最大80km

出典:gic-bike.com

E-クロスバイク

アサヒサイクル・EVOL C700

アサヒサイクルのE-Bikeブランド「EVOL」のクロスバイクがC700。採用しているドライブユニットは「BAFANG M400」で、最大トルク80Nmを発揮。スペックだけを見ると、有名ブランドのE-Bikeと同等のトルクがあるが、アシストカットが大手ブランド上位モデルよりも、やや雑でトップクラスには入らないが、10万円台では悪くないだろう。10万円台のE-Bikeの中では大容量バッテリーと高トルクを生かして、楽に走りたい人に向いている。価格は198,000円。

  • フレーム:アルミフレーム FS470
  • フロントフォーク:リジッド
  • 重量:21.3kg
  • ブレーキ:シマノ ALTUS BR-M375 メカニカルディスク
  • ギア(前):44T
  • ギア(後):シマノ 11-32T 9段変速
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C
  • タイヤ:KENDA K193 700×32C
  • ドライブユニット:BAFANG・M400(定格出力 250W、最大トルク80Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:36V、10.4Ah
  • 充電時間:-
  • アシストモード:5段階
  • 航続距離:(モード1 約103Km/モード3 約52Km/モード5 約42Km)

出典:evol-bikes.com

ミヤタ・クルーズ5080

日本では、いち早くシマノ製E-Bikeドライブユニットを搭載したことで有名なミヤタ。ミヤタのクロスバイク型E-Bike「E-クロスバイク」のクルーズ5080は、10万円台で唯一、シマノ製ドライブユニット「STEPS E5080」を搭載したE-Bikeだ。トルクは40Nmと低いが、 10万円台のE-Bikeの中では踏んだ時のアシストが瞬時にかかる感覚、漕いだ時に滑らかにアシストが追従し、モーターが人間の一部になる「自転車型パワードスーツ」の感覚がある貴重なE-Bikeの1台。YPJ-Cと同じく、10万円台のE-Bikeでは航続距離表示がある貴重なE-Bikeだ。バッテリーも大容量タイプを搭載しているため、航続距離も最長105kmと長距離サイクリングも楽しめ、ブレーキも油圧式を搭載し安心してブレーキをかけることが可能だ。上位モデルのE-Bike感覚を10万円クラスで楽しめる貴重なE-Bike。価格は199,000円(税抜)。

  • フレーム:CRUISE Lite-Alloy Special Edition Internal Cable & Post Mount
  • フロントフォーク:CRUISE Alloy Disc
  • 重量:18.7kg
  • ブレーキ:シマノ BR-MT220油圧式 ディスクブレーキ
  • ギア(前):シマノ SM-CRE50、W/CG、44T + FC-E5010 170mm
  • ギア(後):SUNRACE、12-40T 9段変速
  • フロントホイール:ALEXRIMS、MD-19、ALLOY、Black、700C、W/O CNC SIDE、32H+シマノ TX-505、32H
  • リアホイール:ALEXRIMS、MD-19、ALLOY、Black、700C、W/O CNC SIDE、32H+シマノ TX-505、32H
  • タイヤ:KENDA K-193、700×38C
  • ドライブユニット:シマノ・STEPS E5080(定格出力 250W、最大トルク40Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:シマノ STEPS BT-6010 36V、11.6Ah
  • 充電時間:約6.5時間(EC-E6002+BT-E6010の場合)PDFから
  • アシストモード:3段階(ECO/NORMAL/HIGH)
  • 航続距離:(105/80/70km)

 

E-ミニベロ

BESV PSA1

E-Bike専門ブランド「BESV」のエントリーモデルのE-ミニベロが「PSA1」。未来的なマウンテンバイク風のデザインの街乗りE-Bikeで、ハンドル位置が高い見晴らしの良いアップライトポジションに、前後にサスペンションを搭載することで、荒れた道や段差での乗り心地が良く、ママチャリからの乗り換えでも安心できる。また、バッテリーを車体中心部に装着することで軽快なハンドリングを実現した。足にモーターが入り、人間の一部になるような「自転車型パワードスーツ」感があるアシストではなく、モーター感覚が残るアシストで、主流のE-Bikeの乗り味とは違う。デザインで買っても街乗りだけでなくサイクリングも楽しめるだろう。価格は185,000円(税抜)。

    • フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き)
    • フロントフォーク:RST CAPA 20 50mmトラベル
    • 重量:19.6kg
    • ブレーキ:TEKTRO 機械式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備)
    • ギア(前):48T
    • ギア(後):12-28T 7段変速
    • フロントホイール:20インチ
    • リアホイール:20インチ インホイールモーター
    • タイヤ:CST C1854 20×1.95
    • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力、最大トルク不明)
    • アシスト方式:リアインホイールモーター
    • バッテリー:36V 10.5Ah
    • 充電時間:約4.5時間
    • アシストモード:最大3段階
    • 航続距離:90/74/60km

出典:besv.jp

E-フォールディングバイク

Benelli Mini Fold 16

イタリア系ブランドの「Benelli」の10万円クラスE-Bikeは折りたたみ自転車が中心だ。その中でもMini Foldは16インチホイールに、リアスイングアームを活用した折りたたみ方式を採用した折りたたみ自転車タイプのE-Bike。フレームはフロントヘッドライトを装備しただけでなく、バッテリーも内蔵している。変速機は内装3段変速を搭載。価格は158,000円(税抜)。

  • フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061
  • フロントフォーク:BENELLI ALUMINUM リジッドフォーク
  • 重量:17.6kg
  • ブレーキ:Vブレーキ
  • ギア(前):BENELLI 52T
  • ギア(後):内装3段変速
  • フロントホイール:16インチ インホイールモーター
  • リアホイール:16インチ SHIMANO SG-3R40搭載
  • タイヤ:KENDA K841 16×2.25
  • ドライブユニット:BAFANG フロントインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36V 5.2Ah
  • 充電時間:約4~6時間
  • アシストモード:4段階
  • 航続距離:最長80km

出典:benellibike.jp

Benelli ZERO N2.0FAT

BenelliのE-フォールディングバイクの中でも、Benelli ZERO N2.0FATは、20インチのフレーム横折れタイプのE-フォールディングバイク。タイヤは2.4インチ幅のブロックタイヤを採用し、オフロード風の雰囲気を持っている。バッテリーは荷台に装備。10万円クラスのE-フォールディングバイクの中では、サイクリングも楽しめるスポーティ風モデルの1台。価格は158,000円(税抜)。

  • フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061
  • フロントフォーク:BENELLI ALUMINUM リジッドフォーク
  • 重量:19kg
  • ブレーキ:TEKTRO MD-M300 機械式DISK(160mm・160mm)
  • ギア(前):BENELLI 52T
  • ギア(後):SHIMANO TOURNEY 外装7段変速
  • フロントホイール:BENELLI MD SM 20リム
  • リアホイール:BENELLI MD SM 20+インホイールモーター
  • タイヤ:チェンシン(CST) 20×2.4
  • ドライブユニット:BAFANG リアインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7.8Ah
  • 充電時間:約4~6時間
  • アシストモード:4段階
  • 航続距離:最長65km

出典:benellibike.jp

Benelli ZERO N2.0

Benelli ZERO N2.0は、Benelli ZERO N2.0FATの小変更バージョン。タイヤ幅を1.75インチと細くし、新たに泥除けを装備した。カタログ値の航続距離も変わらないため、気に入った物を選んだほうがいいだろう。こちらお、10万円クラスのE-フォールディングバイクの中では、サイクリングも楽しめるスポーティ風モデル。価格は148,000円(税抜)。

  • フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061
  • フロントフォーク:BENELLI ALUMINUM リジッドフォーク
  • 重量:18.5kg
  • ブレーキ:TEKTRO MD-M300 機械式DISK(160mm・160mm)
  • ギア(前):BENELLI 52T
  • ギア(後):SHIMANO TOURNEY 外装7段変速
  • フロントホイール:BENELLI MD SM 20リム
  • リアホイール:BENELLI MD SM 20+インホイールモーター
  • タイヤ:チェンシン(CST) 20×1.75
  • ドライブユニット:BAFANG リアインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7.8Ah
  • 充電時間:約4~6時間
  • アシストモード:4段階
  • 航続距離:最長65km

出典:benellibike.jp

 

Harry Quinn Portable E-Bike

ブロンプトン風デザインを採用したE-フォールディングバイクとして有名なHarry Quinn Portable E-Bike。変速機は無いシングルスピードモデルのためか、重量は14.6kgとE-フォールディングバイクの中では軽量だ。バッテリーはフレーム内蔵タイプ。価格は135,000円(税抜)。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:14.6kg
  • ブレーキ:キャリパーブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):シングルスピード
  • フロントホイール:16インチ、インホイールモーター
  • リアホイール:16インチ
  • タイヤ:16×1 3/8
  • ドライブユニット:フロントインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7Ah
  • 充電時間:約3.5時間
  • アシストモード:-
  • 航続距離:最長80km

www.gic-bike.com/

Qi CYCLE EF-1 Pro

2014年に中国大手スマホメーカーである「小米(Xiao mi)」の投資を受けたことで知られている「Qi Cycle」。EF-1 Proはリアスイングアームを活用した折りたたみ方法を採用したE-フォールディングバイクだ。変速は街乗り向けの内装3段変速を搭載。ハンドルには液晶ディスプレイを装備しスピードや消費カロリーなどが表示される。価格は150,000円(税抜)

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:アルミ
  • 重量:15.8kg
  • ブレーキ:前 TEKTRO キャリパーブレーキ
    後 SHIMANO ローラーブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):SHIMANO Nexus 内装3段
  • フロントホイール:16インチ。インホイールモーター
  • リアホイール:16インチ
  • タイヤ:16×1.75
  • ドライブユニット:フロントインホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36V 5.8Ah
  • 充電時間:約3時間
  • 4段階(ECO/NORMAL/HIGH)
  • 航続距離:(45/35/30km)

出典:gsglobal.co.jp

10万円台のE-Bikeでおすすめはミヤタ・クルーズ5080、BESV PSA1、ヤマハ・YPJ-Cの3台

10万円台のE-BikeはクロスバイクやフラットバーロードタイプのE-Bikeから、折りたたみ自転車タイプのE-Bikeまで多種多様なモデルが用意されている。その中でも、10万円台のE-Bikeで手堅いのを挙げるとすれば、ミヤタ・クルーズ5080、BESV PSA1、ヤマハ・YPJ-Cの3台だろう。

ミヤタ クルーズ5080

ミヤタ クルーズ5080の一番の特徴は10万円台のE-Bikeながら、20万円クラスのE-Bikeの感覚を楽しめること。ドライブユニットは、10万円台ながら自転車業界大手のシマノ「STEPS E8080」を搭載。最大トルク40Nmは、20万円後半以上のE-Bikeと比較するとトルクが少ないが、高価なドライブユニットを搭載したE-Bike特有である、モーターが人間の一部になる「自転車型パワードスーツ」の感覚が体験できる。バッテリーも大容量(36V、11.6Ah)タイプのため、気軽に長距離サイクリングが楽しめる。また、ハンドルに装着されているディスプレイは、一回の充電で走行できる航続距離表示を搭載。あくまでも参考値だが、具体的な走行距離でわかるため、電池切れが把握しやすい。シマノ製ドライブユニットの性能、大容量バッテリーを採用することで長距離サイクリングが楽しめる、ミヤタブランドで取り扱い店舗が多く、お買い得なE-Bikeだろう。

BESV PSA1

マウンテンバイク風のデザインのE-ミニベロ「BESV PSA1」は、モーター感覚が残るアシストで、「自転車型パワードスーツ」の感覚は無いが、見晴らしの良いアップライトポジションに、乗り心地が良い前後サスペンションを搭載。一般的な自転車なら、アップライトなポジションは空気抵抗が悪いためスピードが出しにくく、前後サスペンションはパワーロスになる欠点があるが、PSA1はモーターの力により、これらの欠点を解消し、ママチャリから乗り換えても楽しめるE-Bikeを実現した。バッテリーも大容量タイプを搭載したため、長い距離のサイクリングも楽しめるだろう。

ヤマハ YPJ-C

ヤマハ YPJ-Cは、2020年1月現在でも10万円台のE-Bikeではトップクラスのレベルのドライブユニット「ヤマハ PW」を搭載。モーターが人間の一部になる「自転車型パワードスーツ」の感覚があり、ハンドルに装着されているディスプレイは、一回の充電で走行できる航続距離表示を搭載している。しかし、タイヤ幅が細いため、スポーツ自転車に慣れない人はやや不安があり、バッテリー容量が少ないため航続距離が短い欠点がある。特に上り坂では、電池の消耗が激しいためYPJ-Cのようなバッテリー容量が少ないE-Bikeは非常に不利。そのような欠点を理解して割り切って使う人向けのE-Bikeだ。

(参考)10万円台のE-Bike動画まとめ

 

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