アメリカの新興Eバイクブランド「SONDERS」IPOの価格帯を2度目の下方修正 株式公開で最大2400万ドル調達へ

投資信託の格付け評価などを行う「モーニングスター」によると、電動バイクとモーターサイクルメーカーのSonders Inc.は、2回目の下方修正となる株式公開(IPO)の価格帯を、1株当たり4ドルから6ドルに引き下げたと発表しました。

本来の価格帯は、12月に8ドルから10ドルに設定されていたが、すでに一度6ドルから8ドルに引き下げられました。

SONDORSは2015年に500ドルの電動自転車を発売したことで知られているブランド。同社は、IPO申請書において、「デザインに特化したカリフォルニア発の電動モビリティ企業であり、プレミアムな電動自転車と電動バイクを製造・販売している」と述べています。

海外の電動モビリティメディア「electrek」によると、同社は2022年9月30日までの9か月間の純損失は423万ドルで、前年同期の178万ドルの損失よりも拡大。一方で、売上高は1120万ドルから1680万ドルに上昇しているとのことです。また、新たに立ち上げる電動オートバイ「Metacycle」の開発と生産に多額の投資をしており、これが会社の負債に影響を与えているようです。

ここ近年、新興ブランドが、割安な価格でEバイクを販売して注目を集めて、投資ファンドから多額の資金を集めるのをよく見かけます。SONDERSは、このIPOにおいて400万株を公開し、価格帯の最高値で2400万ドルを調達を予定しています。

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