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E-Bike/電動アシスト自転車インプレッション記事まとめ シクロライダーの中でも注目のモデルをピックアップ

注目されつつある電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」。従来型の電動アシスト自転車は、E-Bikeが大々的なブームになっていない日本国内ですら、50CCの原動機付自転車よりもラインナップが多い状況だ。そこで気になるのが、実際にE-Bikeや電動アシスト自転車に乗った時の評価。E-Bikeや電動アシスト自転車は、アシストの追加により従来の自転車より車両特性が違いが簡単にわかる。また、車両価格も高額なため、見た目だけで簡単に購入するのも難しいため、インプレッション記事を読んだり、実際に試乗するのがベストだ。今回ばシクロライダーで紹介したE-Bikeや電動アシスト自転車のインプレ記事をまとめて紹介する。 クロスバイクタイプ YAMAHA YPJ-C YPJ-Rのフラットバーロードバイク版のE-BikeがYPJ-Cだ。こちらも超小型バッテリーの採用で航続距離が短くなった一方、マスの集中化を実現。車体設計も変えており、タイヤは太めの28ミリタイヤを装備するなど、YPJ-Rよりも公道走行向けのモデルを実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/20982 Louis Garneau AVIATOR-E AVIATOE-Eは、シンプルなデザインにShimano STEPS E5080ユニットを組み合わせたクロスバイクタイプのE-Bike。20万円台前半とE-Bikeの中では手頃な価格を実現した。また、オプションも豊富なのが特徴だ。 https://www.cyclorider.com/archives/32143 Corratec E-POWER SHAPE PT500 ドイツの自転車ブランドで知られているCorratec。その中でもE-POWER SHAPE PT500は日本市場向けにデザインされたクロスバイクタイプのE-Bike。大容量の内蔵型バッテリー「Bosch PowerTube 500」を採用しロングライドも楽しめるようになっている。 https://www.cyclorider.com/archives/40010 Specialized Turbo Vado SL Turbo Vado SLは、日本市場で購入できるSpecialized製のクロスバイクタイプのE-Bike。価格は36万3000円(税込、以下同)と、Specialized製E-Bikeの中では一番安いのも特徴だ。軽さを重視した車体やバッテリー、モーターを採用することで輪行できる車体重量を実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/44176 マウンテンバイクタイプ Benelli TAGETE 27.5 2017年春に販売開始したE-MTBの「Benelli TAGETE 27.5」。20万円台前半の価格で購入できる貴重なE-MTBの1つとして有名だ。 https://www.cyclorider.com/archives/26951 MIYATA RIDGE RUNNER 27.5×2.8サイズのワイドタイヤを採用したE-MTBがリッジランナー。ドライブユニットにはSHIMANO STEPS E8080の搭載し、リニアなフィーリングを実現した。また、ロングトレイルライドにも使用できる36V/14Ahの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、サイクリングからハードなオフロードライドを楽しめる。 https://www.cyclorider.com/archives/24764 YAMAHA YPJ-XC ヤマハ発のマウンテンバイクタイプのE-Bikeが「YPJ-XC」。大容量の大型バッテリーに、パワフルなE-MTB用ユニット「ヤマハ・PW-X」ユニットを組み合わせる事で、ロングライドとオフロードライドの両立が可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/21794 TREK Rail9.7 2020年モデルのE-Bikeで一躍話題となったのがTREK Rail 9.7。カーボンフレーム、カーボンホイールを採用し、日本初投入のBOSCH製E-MTBユニット「Performance Line CX」を搭載したフルサスペンションE-MTB。 https://www.cyclorider.com/archives/37082 Specialized Turbo LEVO SL 2020年に軽量フルサスE-MTBとして一躍有名となったSpecialized Turbo LEVO SL。軽量なSpecialized製ドライブユニットや、バッテリーを脱着不可能にして、軽量化を重視することで、カーボンフレーム仕様では車体重量は17キロ台を実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/42176   Corratec E-POWER...

勢いづくE-Bikeブームを体感した2019年をまとめる

2019年の自転車界では、グラベルロードやディスクブレーキロードバイクが流行したが、一番大きいのがE-Bikeブームだろう。 2019年は、様々な企業がフルサスペンションE-MTBを発売し、BoschやShimanoから新型E-Bike用ユニットが登場するなど、少しづつE-Bikeが注目されている状況だ。 50CCの原付はスポーツモデルは死滅し、スクーター等を含めても17台(ホンダ:10種類、ヤマハ:4種類、スズキ:3種類)しか無く、地方にあるホームセンターの自転車売場みたいに魅力が無いラインナップだ。一方で、E-Bikeは大手4ブランドユニット搭載車(Bosch、Panasonic、Shimano、Yamaha)の場合、50台以上のE-Bikeが登場した。(Yamaha、PanasonicはE-BikeのYPJシリーズやXシリーズのみの集計)ラインナップも、本格的なオフロードコースを走行するフルサスE-MTBから、泥除けや荷台を装着したE-クロスバイク、ビーチクルーザータイプなど、様々なE-Bikeが用意されており、ファッションを重視したい人やスポーツ性を求めたい人にも満足するラインナップだ。クルマやオートバイでは無くなった「新しい時代が胎動している」感覚がE-Bikeにはあるだろう。 僅か数ヶ月で流れが変わる2019年の日本E-Bike界 「新しい時代が胎動する」感覚があるE-Bike。そのため、クルマやオートバイとは違い、僅か数ヶ月で流れが変わってしまう。 一例を挙げるとすれば、フルサスペンションE-MTBだろう。2019年2月に登場したパナソニック・XM-D2(60万円)は、日本国内初のフルサスペンションE-MTBとして注目を浴びた。しかし8月にインチューブバッテリーを採用し低重心化を実現したBESV TRS2 AMが44万5,000円と戦略的低価格で販売され、2019年後半にはカーボンフレームにBosch Performance Line CXを搭載したフルサスE-MTB「Rail9.7」が発表され、1年も経たずに洗練されたE-Bikeが登場した。この流れは当分続くだろう。 E-Bikeの鍵を握るドライブユニット E-Bikeの性能の中で、重要な物の1つが「電動アシストユニット」。クルマやオートバイで言う「エンジン」に当たる存在だ。 シマノは新たに中級グレードのE6180とエントリーグレードのE5080を投入し、20万円クラスのE-Bikeでシェアを増やそうとする状況だ。 一方でBoschは、2019年後半にBoschからE-MTB用ユニット「Performance Line CX」を登場させる。他の最上級E-Bikeユニットより静音化と、eMTBモードを搭載することで、日本市場ではヤマハ PW-Xを差し置いて、トップに立つE-Bikeユニットを実現。特にヤマハは執筆時点では他社にE-Bikeユニットを供給していない(GIANT SyncDrive SystemはヤマハとGIANTの共同開発モデル)ため、多種多様なメーカーに供給しているBoschのほうが有利だ。 https://www.youtube.com/watch?v=FgBPI2D_RC4 https://www.youtube.com/watch?v=Lg5-srDAdlQ しかし、ライバルも進化している。海外ではヤマハのPW-X2や、パナソニックのGX Ultimateといった新たなE-Bikeユニットが登場している。また、日本では知られていない48V電圧に最大トルク95Nmを叩き出す某E-Bikeユニットを作る某企業も日本市場に参入する噂も聞く。2020年も気が抜けないだろう。 日本の本格的E-Bikeブームはいつやってくるか 「新しい時代が胎動している」感覚がある日本のE-Bike界だが、第1次バイクブームのような本当のブームはやって来ていない状況だ。 https://www.cyclorider.com/archives/10266 その理由は様々あるが、一番の大きな理由は「E-Bike」という乗り物が社会に認知されていない事だろう。E-Bikeを認知させるには、乗って体験するのが一番簡単だが、どうしても限界がある。既存の電動アシスト自転車と比較して、どれほどの違いを打ち出すのか。従来の電動アシスト自転車や50CC原動機付き自転車と比較して、どのようなライフスタイルを提案できるかが鍵だ。  

注目のE-ロードバイク「Specialized Turbo Creo SL」を読み解く 他とは何が違うか?【E-Bike】

2019年12月にSpecializedからE-ロードバイク「Turbo Creo SL」シリーズが発表された。 Turbo Creo SLは、日本のE-Bikeでは見られなかった数々の機能を採用したE-ロードバイク。重量わずか12.2kgと超軽量級E-Bikeを実現した最上級モデルのS-Works Turbo Creo SLの価格は1,485,000円(税込み)と、他のE-Bikeでも見られない100万円オーバーのE-Bikeだ。今回、Turbo Creo SLを読み解く事で、どのようなE-ロードバイクなのか考察する。 フレームはオンロードとグラベルに両方対応 Turbo CREO SLは、日本のE-Bike界では数少ないカーボンフレームを採用している(FACT 11r カーボンフレーム)。ステムは衝撃吸収仕様のFuture Shockを車体設計はロードバイクというよりもグラベルロードに近く、タイヤクリアランスは700Cホイールの場合、最大42mmのタイヤが装着でき、フェンダーを装着した場合でも、最大38mmのタイヤに対応している。 また、Turbo CREO SLは650Bホイールに対応しており、最大47mmのタイヤが装着可能。ラインナップも、Specializedモデルに関しては700×28ミリタイヤにカーボンシートポストを装着したE-ロードバイクの「Turbo Creo SL」と、700×38ミリタイヤに、ドロッパーシートポストを搭載した「Turbo Creo SL Evo」の2種類を用意している。(S-WORKSモデルはE-ロードバイクのみ) デュアルバッテリー化が可能なバッテリー Turbo Creo SLには、フレーム内蔵型バッテリーに加え、ボトルケージに装着するバッテリー「レンジエクステンダー」も用意されている。航続距離は内蔵バッテリーで130キロメートル。レンジエクステンダーで65キロメートル。両方使用すると195キロメートルとなる。 充電方法は、ボトムブラケット真上にあるシートチューブ上のポートに挿し込む方式を採用。内蔵バッテリーを充電のために取り外すことが不可で、フレームに取り付けたまま充電を行う必要がある。バッテリーを取り外す場合モーターを取り外す必要がある。そのため、Turbo Creo SLで飛行機輪行を行う場合、内蔵バッテリーを取り外す必要がある。(レンジエクステンダーのみを使用してTurbo Creo SLに乗ることも可能) 充電時間は内蔵バッテリーを残量3%から100%に充電する場合、約2時間35分。レンジエクステンダーを残量3%から100%に充電する場合は約3時間20分。内蔵バッテリーとレンジエクステンダー両方充電する場合、Y字型ケーブルを使用すると約3時間20分となる。 レンジエクステンダーはS-Worksモデルに標準装備。他のモデルではオプションで用意されている。装着方法は通常のボトルケージに収まるサイズで、荒れた路面を走る場合はSpecializedのZee Cageと固定力を高めるバンドの併用を推奨している。レンジエクステンダーを使用した場合、レンジエクステンダーと内蔵バッテリーを同時に消費するよう初期設定されており、Mission Control アプリでレンジエクステンダーを最初に消費するよう、設定を変更することもできる。 コンパクトに収まりスマートフォンと連携できるドライブユニット Turbo Creo SLに搭載されているSpecialized SL 1.1 モーターのスペックは最高出力240W、最大トルク35Nm、重量1.95kg。Bosch Performance Line CX(最高出力250W、最大トルク75Nm、重量2.9kg)等、他のE-Bikeユニットよりも低トルクなのに対し、他のミッドドライブタイプのクランク駆動式ユニットよりも軽量だ。 Sprcializedによれば、アシストはさまざまなケイデンス範囲で一貫したパワフルなアシストを発揮させ、自然なペダリング感覚を得られるようにチューニングを施したとのこと。走行モードはECO、SPORT、TURBOの3種類。アシスト力は、ECOモードでモーター出力の30%、SPORTモードで60%、TURBOモードで100%となる。また、モーターから一切のアシストを受けたくない非アシストモードも搭載されている。 E-Bikeとスマートフォンを連携するMission...

Khodaa-BloomやNESTOのホダカから「THIRDBIKES」という新自転車ブランドが登場

ロードバイク等のオンロードスポーツサイクルブランド「Khodaa-Bloom」や、マウンテンバイク、グラベルロード等で有名な「NESTO」等のブランドを持つホダカから、新しいスポーツサイクルブランド「THIRDBIKES」が登場した。 THIRDBIKESは”「ファン」「イージー」「セーフティー」を大切に考え、「あらゆる人が気軽に楽しめるスポーツバイク」という新しい常識を作り出すスポーツサイクルブランド”とのこと。2019年12月9日現在、「FESCROSS」「FESROAD」「SURFSIDE」「SUPERSONIC」「SOON」「FACT」の6台の自転車が公開されている。 クロスバイクのFESCROSSは6061アルミフレームを採用したクロスバイク。3×7段変速と700×28Cタイヤを採用したスポーツタイプのクロスバイク。価格は32,800円(税抜)。ロードバイクのFESROADはベル、ライト、キックスタンドを採用した街乗り向けロードバイク。アルミフレームに2×7段変速の組み合わせで52,900円(税抜)。   SURFSIDEはRivendell ClemSmith Jr等を連想させるMTBタイプのアップライトスポーツサイクル。スチールフレームは、クロスバイクよりも寝かしたヘッドアングルとシートアングルに、リアセンターを採用。26×1.95と太いタイヤを装備しており、価格は29,900円(税抜)。 26インチホイールとまたぎやすいスタッカードタイプのフレームを採用したSOON。サンヨーブランドのハブダイナモライトに前カゴ、泥除け等を装着し、通勤・通学に対応した自転車となっている。価格は32,900円(税抜)。   SUPERSONICは、スチールフレームを採用したピストバイク。ブレーキはVブレーキを採用した。価格はオープン価格。 FACTは、スポーティタイプの街乗りクロスバイクに泥除けとハブダイナモを搭載した街乗りクロスバイク。価格は32,900円(税抜)。 価格はスポーツサイクルの中でも低価格の部類に入る。フレームサイズは現時点では1種類しかないようだ。 リンク THIRDBIKES:thirdbikes.com

安いディスクロードバイクまとめ 15万円以下で油圧ディスクブレーキ搭載モデルも登場

https://www.youtube.com/watch?v=XPegYaPTy7w 近年、ロードバイクの世界で流行しているのがディスクブレーキだろう。今では、ディスクブレーキロードバイクは15万円を切る低価格帯のエントリーモデルでも採用している事もあり、従来型のキャリパーブレーキのロードバイクは衰退しつつある状況だ。 ディスクブレーキロードバイクの利点は、ブレーキ性能が高いという事。キャリパーブレーキで問題になる晴天時と雨天時のブレーキングの差が、ディスクブレーキでは少ないため、時を問わず強力な制動力が得られる。また、油圧ディスクブレーキの場合、ワイヤーよりも軽い力でブレーキがかけられるため、初心者でも運転しやすい。また、ロングアーチブレーキ等のクリアランスが大きいキャリパーブレーキは、進化が止まっているため制動力強化が難しいが、ディスクブレーキでは部品交換で簡単に制動力を上げられるのも魅力だ。 制動力以外の利点としては、ブレーキシューが減ることによる汚れがないため、リムを綺麗に保つのが簡単だと言う事だ。輪行等で車輪を外す時、ブレーキシューのカスが手に付いて汚れを取る面倒が無いのは大きな利点だ。また、フレームとタイヤのクリアランス(隙間)が取りやすいため、太いタイヤが装着できるロードバイクが増えているのも魅力だ。 勿論、ディスクブレーキの欠点もある。フレームの剛性強化と部品点数の増加で車体重量が増える。ホイール等の部品選択肢が少ない、剛性強化で先端部分の剛性が高く、リムブレーキタイプよりもしなりにくく、乗り心地が硬いモデルがある。そのような欠点があっても、強力な制動力は魅力だろう。 15万円以下のディスクブレーキロードバイクはどのようなのがあるか? ロードバイク用ディスクブレーキには、ワイヤーを使用してブレーキパッドを押し出す「機械式」、オイルの圧力を使いブレーキパッドを押し出す「油圧式」、ワイヤーを経由してオイルの圧力を使いブレーキパッドを押し出す「ハイブリッド仕様」の3種類がある。 機械式の利点は、低価格でメンテナンスも簡単なためコスト面に優れている事。一方でワイヤーを使うため、油圧式やハイブリッド式と比較するとブレーキをかけた時は重くなってしまう欠点がある。15万円以下のディスクブレーキロードバイクの中では、一番主流の方法だ。 ハイエンドディスクブレーキロードバイクで主流な油圧式の利点は、軽いタッチでブレーキがかかる事。欠点は、油圧式専用のデュアルコントロールレバー等の専用部品を使う必要がある、油圧式特有のメンテナンスが必要でコストがかかる欠点がある。 機械式のデュアルコントロールレバーを使い、油圧ブレーキを引くハイブリッド式は、機械式のデュアルコントロールレバーを使いながら、機械式よりも軽いタッチでブレーキがかかるため、コストと制動力を両立できる。欠点は、ワイヤーがあるため油圧式と比べてワイヤーの摩擦感が出てしまうのと、マイナーな仕様のため部品のラインナップが少ない事。完成車で採用する例は少ない。 「機械式ディスクブレーキ搭載」ディスクロードバイク一覧 FELT VR60 FELTのロードバイク「VR60」は、わずかに寝かせたヘッドアングルとロングホイールベースを採用したマルチロードバイク。競技用ロードバイクよりも上体の起きたアップライトポジションを採用し、35mm幅のタイヤも装着できるため、23Cタイヤを装着してスポーツライドを楽しんだり、35Cタイヤを装着してロングライドや街乗りもできる。価格は108,000円(税抜)。 フレーム:FLite custom バテッドアルミ、BB386シェル、12 x 142mmスルーアクスル、フラットディスクマウント、機械式専用 フロントフォーク:Felt Variable Road UHC Advanced カーボンモノコック、カーボンコラム、フラットディスクマウント、12 x 100mmスルーアクスル 重量:- ブレーキ:Tektro MD-C550 dual piston ディスク、160mm ローター ギア(前-後): Shimano Claris R2000、50/34T-8スピード、12-34T タイヤ/ホイールサイズ:Vittoria Zaffiro、700 x 28c 前後12ミリスルーアクスル。リムはDevox Variable Road VR21、チューブレスレディ 出典:riteway-jp.com/bicycle/felt GIANT Contend AR3 GIANTのロードバイク「Contend」をベースにし38Cタイヤまで装着可能なフレームを採用したオールロードバイク。D-Fuseピラーに32Cタイヤ、フェンダー装着などの汎用性を備えている。価格は125,000円(税抜)。 フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD142mm,D-FUSE Seat...

サイクルモード2019で展示されていた注目のE-Bikeをピックアップ

サイクルモード2019では、E-Bikeブームの流れに乗るように、様々な会社からE-Bikeが展示されていた。多種多様なE-Bikeの中でも注目のモデルを紹介しよう。 BESVよりも低価格のE-Bikeブランド「Votani」 サイクルモード2019のBESVブースでは、VotaniブランドのE-Bikeが公開されていた。Votaniは2020年発売予定の新しい自転車ブランド。BESVよりも低価格で購入できるE-Bikeブランドとのことだ。 車種はVotani Type for Male/Femaleの2モデル。Femaleモデルは、軽快車のように跨ぎやすくしたフレームを採用。Maleモデルは、今回展示されていたモデルにはフレームにカゴが装着されている。 フロントインホイールモーター(250W)のドライブユニットに、36V・7.0Ahのバッテリーを組み合わせることで、最長航続距離は80kmを実現した。また、アシストモードはスマートモードも用意している。 クラシックなE-フォールディングバイク「Benelli Minifold Classic」 E-MTBやE-フォールディングバイクで有名なBenelliブースでは、Minifoldのクラシック版が展示されていた。フレームデザインはそのままに、シルバーパーツの装着やメッキ加飾を行うことで、クラシック風のE-Bikeに大胆にチェンジした。 benellibike.jp キャンプも楽しめそうなE-カーゴバイク「benno BOOST E」 アップライト・スポーツサイクルやE-カーゴバイクを海外で展開しているBennoが日本上陸。その中でもBOOST Eシリーズは、子供乗せや重い荷物が乗るE-カーゴバイクだ。ビッグスクーターを連想させるロングホイールベースは、普通自動車規格に抑えている。直進安定性が強く、川沿いのサイクリングロードをずっと走りたいE-Bikeだ。ドライブユニットは、写真のモデルはBosch Active Line Plusを搭載しているが、販売モデルではハイエンドE-BikeユニットのPerformance Line CXを装備する。 intertecinc.co.jp 一体感があるデザインが特徴「De Rosa E-ロードバイク」 E-Bikeユニットブランドで有名な中国の「BAFANG」ブースに展示されていたのがDe RosaのE-ロードバイク。ドライブユニットはグラベルロード/ロードバイク用ドライブユニット「M800」を搭載している。M800ユニットはevol D700に搭載している事で有名だ。   新しく日本に進出する新興ブランド「KOHAKU」 Eバッテリーが新たに登場するE-Bikeブランドが「Kohaku」。公式サイトでは、子供乗せ自転車型が公開されているが、サイクルモード2019では、トレッキングバイクタイプも展示されていた。ドライブユニットはFUSIONブランドというユニット。ディスプレイは明るい液晶タイプを採用しているようだ。 kohaku-ebike.jp 他のE-Bikeの記事を見る    

自転車の世界で「公道仕様」の次にやって来るのは「E-Bike」だ

かつてのロードバイクブームで、多くのメディアではレース仕様を推奨するのが殆どだった。一方で、シクロライダーでは、レースではなく、サイクリングやロングライドを楽しむ「公道仕様」を中心に取り上げていた。 https://www.cyclorider.com/archives/14229 2019年現在、その読みは大きく当たり、ロードバイクでは、競技用ロードバイクではなく、砂利道も走行できるグラベルロードバイクがブームになった。それだけでなく、競技用のロードバイクから長距離ライド用のエンデュランスロードまで、太いタイヤを装着し、一般ユーザーでも快適に走行できる軽いギアレシオを採用するなど、より実情にあった自転車や自転車用品が登場した。また、クロスバイクでは、舗装路走行を重視したスピードクロスだけでなく、650Bホイールに太いタイヤを装着したグラベルタイプのクロスバイクが登場しており、綺麗な舗装路だけでなく、街中やグラベルまでマルチに楽しめるようになった。 公道仕様の次はE-Bike 「公道仕様」の次に来るのは「E-Bike」だろう。従来の電動アシスト自転車よりもスポーティに走行できるE-Bikeは、平地では電動アシスト自転車よりも快適に走行でき、上り坂では、パワフルで楽に走行でき、従来のスポーツ自転車では難しかった非自転車層も獲得できる。よくできたE-Bikeはモーターで動くパワードスーツや人工筋肉のような絶妙なアシストで走る独特の面白さがある。このアシストのおかげで、初心者にとっては辛かった長距離サイクリングや楽に楽しむことができ、人力での達成感や小回り性能、安全性といった自転車のサイクリングの楽しさと、安楽なドライブの楽しさを両立することが可能となった。 ヨーロッパのE-Bikeの市場規模は、ドイツ、オランダを中心に全体で213 万台の市場規模がある。E-Bikeブームの火付け役であるドイツでは、新車販売の 4台に1台がE-Bikeで、2018 年は前年比 36%増の 98 万台とのことだ。オランダは41 万台、スイスは11 万台と、E-Bike市場が成長し、北欧や南欧州でも ブームが起きている。 日本のE-Bike市場はこれからだが、ほぼ絶滅した原付きスポーツバイク市場と比較すると活気がある状況だ。自転車界の頂点に立ち、高価でも世界的にマニアや富裕層が購入してくれる。E-Bikeのエントリーモデルは20万円からで、30万円クラスは当たり前、フルサスペンションE-MTBとなると最低価格40万円、最高で80万円近くするモデルある。その一方で、オートバイの底辺に位置し富裕層やマニアが手を出さない50CC原付きスポーツバイクは、高価なモデルは売れないため、世界的に絶滅危惧種に指定されているレベルだ。 日本でも、30万円近くする某大手自転車会社のE-Bikeが1年も立たずに2,000台ほど売れて、さらに増産を行ったという話もある。また、全国各地でE-Bikeのレンタルを行っている所が増えており、サイクルツーリズムではE-Bikeという流れになるだろう。 サイクルツーリズムだけでなく、実用面でもE-Bikeが注目されている。ロードアシスト事業・ホームアシスト事業・パークアシスト事業の現場対応を行う「PREMIER Assist」では、サイクルトレーラーを連結したE-Bikeを使うと発表した。「PREMIER Assist」では大型オートバイを使用した駆けつけサービスを行っているが、誰でも運転でき小回りが効くE-Bikeを使うことでサービス圏拡大を行うとのことだ。既存の人力スポーツ自転車はこれからも残るが、車体単価が高く運転しやすいE-Bikeが支持されて、時代の中心になるだろう。シクロライダーでもE-Bikeに注目しており、力を入れる予定だ。

FUJIから2台のE-Bike「FARPOINT」「MOVIATOR」が登場

株式会社アキボウは、シマノSTEPS E5080を採用したE-Bike「FARPOINT」と、Bafang製リアハブモーターにダウンチューブ内蔵式バッテリーを採用したE-Bike「MOTIVATOR」を発表した。 FARPOINT FARPOINTは、グラベルロード「Jari」のフレームをベースにした、SUVライクなE-Bike。Hot Drawn Formingによって、軽量でEバイクとして耐えうる強度に仕立てられたアルミフレームに、シマノ STePSシリーズ内最新・最小・最軽量のドライブユニットE5080を採用。また、悪路走行時、瓦礫などからからドライブユニットを保護するプロテクトステー「EXTRNL PRO」も搭載している。 リアセンターは、545mmのロングリアセンターを採用し、専用リアキャリア(別売予定)が装備できる。また、5つのボトルケージの装着を可能にし、トップチューブ上面には様々なストレージをボルトオンで固定するマウントも用意。 フロントフォークは、ブレーキケーブル内蔵型のフルカーボンフォーク採用。ブレード側面にボトルケージやラックなどをマウントできるUtility mountを装備。 E-BikeのSUVらしく、アルミフルフェンダーに、閉じると左側に両足が収納されるダブルレッグセンタースタンドを標準装備した。 MOTIVATOR MOTIVATORは、オンロードスポーツタイプのE-Bike。フレームは、軽量且つ振動吸収性に長けた6061番アルミチューブをスムースウェルディング溶接を採用。ドライブユニットは、Bafang製のコンパクトなリアハブモーター。バッテリーはダウンチューブ内蔵式を採用することで、Eバイクに見えないスタイルを実現した。 アシストは5段階のモードを有し、手元のスイッチでモードを切り替えることが可能。また、アシストシステムのディスプレイにはUSBポートが装備され、電子機器への電源供給もできる。ヘッドライトは、アメリカ LEZYNE製のアルミCNCボディーのコンパクトなLEDヘッドライトを標準装備した。 車体価格:¥229,000(税別) 発売日:来春 サイズ:S / M / L カラー:Matte Black ドライブユニット:Bafang H-600 compact rear hub motor https://www.fujibikes.jp/boost_u/

ディスクブレーキが付いた650Bクロス「GIANT GRAVIER Disc」

グラベルロードブームの流れで、クロスバイクにも太いタイヤを装着したグラベルクロスバイクが増えつつある。そんなグラベルクロスバイクの先駆車と言えるのが「GIANT GRAVIER」だろう。 https://www.cyclorider.com/archives/15612 GIANT GRAVIERは軽量なフレームに、650B用のホイールとタイヤを搭載したクロスバイク。軽量フレームの軽快な走りに、太いタイヤの安定性も持っており、多目的な使い方を行う人にピッタリのクロスバイクだ。そんなGRAVIERで気になっていたのがディスクブレーキモデルが無かったことだが、2020年モデルでついにディスクブレーキモデル「GRAVIER DISC」が登場した。 GRAVIER DISCは名前の通りディスクブレーキを搭載している。ブレーキはSHIMANO MT200油圧ディスクブレーキ。6万円台で軽い力で握れる油圧ディスクブレーキが装着されているのは貴重だ。 ギアはフロント3段、リア8段の24段変速。近年流行のフロントダブルやフロントシングルではない古典的な組み合わせだが、峠越えやグラベルライド、ロングツーリング等、幅広い使い方に対応している。グリーンやネイビーのフレームカラーや、ブラウンサイドのタイヤは、アドベンチャーバイクをイメージさせるだろう。 GRAVIER DISCはクロスバイクのスタンダードになるか? クロスバイクと言えば、GIANT Escape R3のように、舗装路を軽快に走行できるスピードクロスが一般的だ。しかし、クロスバイクは舗装路のサイクリングだけでなく、荒れた道がある街中や、砂利道など幅広い道を走る必要がある。そんな人にはグラベルクロスバイクが合っている。その中でもGRAVIER DISCは、GIANTの販売網や¥62,000と手頃な価格等で売れるだろう。 GRAVIER DISCのようなグラベルクロスバイクをスタンダードにする場合、重要なのがタイヤだ。低価格の太いタイヤは、重量が重く走りが鈍重なモノが多い。軽快な走りを楽しむ場合、軽量なタイヤを付ける必要があるが高価だ。このようなグラベルクロスバイクは、軽いタイヤを装着して、走りの良さをアピールしたほうが良いだろう。 https://www.giant.co.jp

サイクルベースあさひ限定モデル「ミヤタ・FLYER」が登場

あさひは、創業70 周年を記念した「あさひ70th anniversary プロジェクト」として、MIYATA社製オリジナルグラベルバイク「FLYER あさひ70周年特別モデル」を数量限定で発売する。 ミヤタ・FLYERは、チューブ内部に螺旋状のリブを設けフレーム剛性と軽量化を実現した、MIYATAオリジナルのチューブテクノロジー「S.S.T.B(スパイラル・スプライン・トリプル・バテッド)」を採用したクロモリチューブを使用したグラベルロード。チューブはイタリア「COLUMBUS」のクロモリチューブを採用。また、ヘッド部分はOS-1.5テーパーヘッドを採用した。 また、エンド部が両側に広がったフレア形状のハンドルや、油圧式ディスクブレーキなど、グラベルロードらしさも持っている。 グラベルロードの中では650B対応かは不明。コンポーネントはシマノ・105でロードバイク用のギアレシオを採用している。販売台数は70台限定。購入方法は、サイクルベースあさひ公式自社ネット通販の「ネットで注文・お店で受取りサービス」のみとなる。販売価格は159,980円(税込) 詳細スペック フレーム:Cr-Mo, COLUMBUS-CROMOR TUBE w/S.S.T.B フロントフォーク:CARBON ALLOY TAPER FORK BBセット:SHIMANO BB-RS500 ギアクランク:SHIMANO 105 FC-R7000 50/34T 170mm(50/52)、172.5mm(54) チェーン:SHIMANO CN-HG601 F.ディレーラー:SHIMANO 105 FD-R7000 R.ディレーラー:SHIMANO 105 RD-R7000 GS シフター:SHIMANO 105 ST-R7020 ブレーキセット:SHIMANO 105 BR-R7070 FLAT MOUNT ブレーキレバー:SHIMANO 105 ST-R7020 ギア:SHIMANO CS-HG700-11 ヘッドセット:TANGE ZS-225X ZERO STACK SEALED BEARING ハンドルバー:CONTROLTECH FLARE 400mm(50/52)、420mm(54) ハンドルステム:CONTROLTECH 80mm ±5°(50/52)、90mm ±5°(54) サドル:CIONLLI w/MIYATA...

ハブダイナモ付きも選べるモダンツーリングバイク BREEZER DOPPLERシリーズ

ロードバイクに砂利道走行の走破性を加えた物として有名なグラベルロード。多くのグラベルロードには、グラベルライドの走破性に加えただけでなく、泥除けや荷台も装着でき、スポーティなツーリング用自転車として購入する人もいる。そんな中、グラベルロードバイクのデザインを活用し、現代的なツーリング用自転車を作る所が登場している。 アメリカの自転車ブランド「BREEZER」のツーリングバイク「DOPPLER」シリーズは、泥除けなどを装備したツーリング用自転車だ。しかし、古典的なランドナーとは違い650Bホイールにロードプラス規格のタイヤ、前後スルーアクスル、ディスクブレーキを採用し、現代的な佇まいとなっている。 2020年モデルのDOPPLERシリーズには、通常モデルにハブダイナモライトが装着された「DOPPLER PRO+」「DOPPLER CAFÉ+」が新たに加わった。 DOPPLER PRO+は、DOPPLER PRO(¥168,000(税別))にヘッドライトは Axa Blueline 50 lux。テールライトにAXA Retroを採用したハブダイナモモデル。価格は¥188,000(税別)。 DOPPLER CAFÉ+はDOPPLER CAFÉ(¥128,000(税別))に、フロントライトにBusch & Muller IQ-XS, 70luxを搭載。カタログにはテールライトにAXA Retroもあると表記されている。価格は¥155,000(税別)。 ハブダイナモライトが搭載された+シリーズは、ロングライドや日常使いを行う人にとってはお買い得だろう。ハブダイナモライトは、ハブダイナモホイールとライトが高価なので、最初から装着したモデルを買ったほうがお買い得だ。また、スルーアクスル規格のハブダイナモホイールは、完組みタイプが殆どないため簡単に購入できない。そのうちハブダイナモライトを装着したいと思うのなら、最初からハブダイナモライト付きモデルを購入するのが良いだろう。 https://www.breezerbikes.jp

静岡県でロードバイクやクロスバイクがレンタルできるレンタサイクル一覧

近年、サイクルツーリズムで注目されている場所が静岡県だ。平坦が多く観光場所もあることで有名な浜名湖には、ロードバイク・クロスバイク・E-bikeのレンタサイクルが揃っている。それだけでなく、山道が多くハードなサイクリングコースとして有名な伊豆半島も、電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」を使ったサイクルツーリズムが行われている。今回は静岡県にあるレンタサイクルをまとめてみた。レンタサイクルは、レンタサイクル会社の都合によって情報が変わる可能性が非常に大きいため、ご自身の責任において利用してください。 コナステイ伊豆長岡:ロードバイク・クロスバイク・E-bike サイクリングを行う人にも気軽に泊まれる宿泊施設。一般客用のレンタサイクルでクロスバイク・E-Bikeも用意している。宿泊者は割引料金でレンタルできる。 じゃらんで詳細を見る 場所:静岡県伊豆の国市古奈307 コナステイ伊豆長岡 車種:サイクルカタログ(PDF)から E-Bike:Miyata CRUISE(E-クロスバイク)、BESV PSA1(E-ミニベロ)、BESV JR1(E-ロードバイク)、DAVOS E-600(E-グラベルバイク) クロスバイク:MERIDA CROSSWAY、Bianchi C Sport、TREK FX、Specialized Sirrus、Felt Verza Speed、Khodaa-Bloom Rail700 ロードバイク:MERIDA SCULTURA 4000、EDDY MERCKX BLOCKHAUS 67 キッズバイク:MARIN DONKY Jr26 料金:1日:¥4,000(クロスバイク) アロハバイクトリップ:ロードバイク・クロスバイク 下田市内ならどこでも配達する宅配レンタサイクル。1台のみの利用には配達料金500円が別途必要。レンタルできる自転車はTREKブランドのロードバイク、クロスバイク。 http://www.alohabike.com/shimoda-chari/shimoda-rental.htm 場所:貸し出しと返却は下田市内どこでも配達 車種:TREKのロードバイク/クロスバイク 料金:1日料金 ロードバイク:¥4.500 クロスバイク:¥3,500 MERIDA XPERIENCE CENTRE 伊豆ゲートウェイ函南:ロードバイク・シクロクロスバイク・E-Bike 道の駅・伊豆ゲートウェイ函南内にあるレンタサイクル。レンタサイクルのメインはロードバイクで、メリダのレース用ロードバイクやシクロクロス、グラベルロードと、ミヤタブランドのE-Bike(E-クロスバイク、E-MTB)がレンタルできる。 MERIDA エクスペリエンスセンター 場所:静岡県田方郡函南町塚本887-1 車種: Meridaのロードバイク、シクロクロスバイク ミヤタブランドのE-Bike(CRUISE・RIDGERUNNER) 料金:7時間 ロードバイク:¥4,000 E-Bike:¥5,000 MERIDA X BASE:ロードバイク・シクロクロス・グラベルロード・マウンテンバイク・E-Bike メリダブランドの殆どのロードバイク・グラベルロード・シクロクロス・クロスバイク・キッズバイク・E-BikeとミヤタブランドのE-Bikeがレンタルできる。 http://www.merida.jp/x-base/use/ 場所:静岡県伊⾖の国市⽥京195-2 伊⾖ビレッジ内 車種:メリダブランドの殆どのロードバイク・グラベルロード・シクロクロス・クロスバイク・キッズバイク・E-BikeとミヤタブランドのE-Bike 料金:要確認 桃沢野外活動センター:E-Bike ミヤタのE-MTB「リッジランナー」がレンタルできる。 https://www.momozawa.fun/news/37/ 場所:静岡県駿東郡長泉町元長窪895-108 ...

2020年モデル注目のクロスバイクまとめ

ディスクブレーキロードバイクがブームになっているが、クロスバイクでも、その流れが来そうな2020年モデルのクロスバイク。また、E-Bikeブームで、クロスバイクのE-Bikeも増えている。この記事では2020年モデルのクロスバイク、クロスバイクタイプのE-Bike「E-クロスバイク」の中でも、注目のモデルを紹介する。 Cannnondale Quick4 キャノンデールのクロスバイク「Quick」シリーズの中で異色なのがQuick4。フロントシングルに、リアワイドギアを採用したクロスバイクだ。コンポーネントはMicroShift ADVENTという、アドベンチャーバイクやマウンテンバイク用のコンポーネント。8速・9速とギア段数を減らし、耐久性や精度を向上させたコンポーネント。 TREK FXシリーズ TREKのクロスバイクでは定番モデルと言えるのがFXシリーズ。2020年モデルでは全車ディスクブレーキを搭載。リムが痛みにくい、油圧ディスクブレーキ化が簡単、ディスクブレーキ用ホイールが選べる等様々な利点がある。35ミリ幅のタイヤを装着し、マルチに使うことができるFXシリーズにとっては良いモデルチェンジだ。 GIANT Escape RX Disc ロードバイク風の走りを持ち、クロスバイクの機能を合わせたスピードクロスバイク「Escape RX」シリーズ唯一のディスクブレーキモデルがEscape RX Disc。油圧ディスクブレーキはフラットマウントタイプとなっているので、幅広いディスクブレーキ本体が装着可能。フロントギアは46-30Tのダブルクランクを採用し、低速、中速での走行が多いクロスバイクにとって扱いやすい仕様だ。 Escape R Drop(ドロップバークロスバイク) GIANTの定番クロスバイク「Escape R3」をドロップハンドルに交換したのがEscape R Drop。ドロップハンドルを装備しただけでなく、ギア比の変更やフレームのトップチューブ長を短くし、ドロップハンドルに適正化を行っている。7万円を切る価格は、初心者向けロードバイクの代わりにもなるだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/32050   Liv Escape RX-E+(E-クロスバイク) 女性専用のE-Bike(E-クロスバイク)として登場したLiv Escape RX-E+。GIANT Escape RX-E+の3サイズに加え、Liv Escape RX-E+の1サイズと合計4サイズと展開し、GIANTがE-Bikeに力を入れているかわかるだろう。 MERIDA(E-Bike) 2020年モデルはひと足早くE-Bikeを発表したMERIDA。E-クロスバイクの中でも、MERIDAはドイツで売れているトレッキングバイクのE-Bike版「E-トレッキングバイク」が登場し、一般層の獲得を行おうとしている。 ePASSPORTシリーズ(E-トレッキングバイク) クロスバイクにスタンド、泥除け、ライト、サークルロック、荷台等を装着し、従来のクロスバイクよりも多目的に使用できるトレッキングバイク。日本では輪行が難しい、車体が重いため普及しないタイプだが、E-トレッキングバイクの登場で変わる可能性がある。車体重量の重さによる走行感のスポイルは電動アシストにより軽快に走行することで、デメリットは無くなる。輪行に関しては自転車宅配便の活用で解決するしかないだろう。 MERIDA ePASSPORT TK 600 EQはママチャリ並みに跨ぎやすいフレームを採用し、老若男女乗車できるE-トレッキングバイク。ePASSPORT 400 EQは立体的なフレームと、ダウンチューブと一体化したバッテリーを装着し、低重心を実現した。 オートバイやクルマでは、長距離走行を安楽に楽しく走行できるグランドツーリングカー(長距離旅行車)があるが、ePASSPORTシリーズがグランドツーリングE-Bikeになるか Miyata 日本のE-Bikeブランドとして注目されるようになったMiyata。2020年モデルではフルサスペンションE-MTB、E-グラベルロード、E-クロスバイクを投入し、独走しようと意気込んでいる。 CRUISE 6180/5080(E-クロスバイク) 「E-クロスバイク」の中でも早期に投入したミヤタ・クルーズ。2020年モデルでは20万円を切る「CRUSE 5080」と、立体的なフレームを採用した「CRUISE 6180」が登場。初代クルーズに装着されていたユニット「SHIMANO・STEPS E8080」よりも、最大トルクを下げたユニットを搭載。どんな走りをするか気になる所だ。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/31547 https://www.cyclorider.com/archives/31563 https://www.cyclorider.com/archives/31559

【全国版】E-Bike/電動アシスト自転車がレンタルできるレンタサイクル一覧

電気のパワーで脚力をアシストしてくれる電動アシスト自転車が観光地で注目されている。従来の自転車よりも楽に移動できるため、観光を楽しむ余裕が増えるので、徒歩よりも効率よく移動できるのだ。さらに最近では、電動アシスト自転車よりも爽快で高速で走れるE-Bikeのレンタサイクルも登場している。このページでは電動アシスト自転車とE-Bikeの違い、全国にある電動アシスト自転車・E-Bikeのレンタサイクルを紹介する。 レンタサイクルは、レンタサイクル会社の都合によって情報が変わる可能性が非常に大きいため、ご自身の責任において利用してください。   電動アシスト自転車とE-Bikeの違い 電動アシスト自転車の世界で、注目されているのが「E-Bike」だ。E-Bikeは、従来の電動アシスト自転車よりも、軽快に走行できるドライブユニットを搭載し、スポーツサイクル並の走りを実現している。 電動アシスト自転車は、発進の出だしや力は強い一方で、スポーツサイクルのように軽快にスピードを出すのが難しい問題がある。一方、E-Bikeは発進や出だしの力は電動アシスト自転車よりも抑えているが、従来の電動アシスト自転車で問題だった中速以上でのアシストを向上させることで、スポーツサイクルのような軽快感がある走りを実現した。クルマで言うのならライトバンとスポーツカーぐらいの違いがあるだろう。 一般の人にとってややこしいのが電動アシスト自転車とE-Bikeが見分けにくい事。マウンテンバイクやクロスバイクのような電動アシスト自転車や、ママチャリのようなE-Bikeがあるからだ。シクロライダーでは、電動アシスト自転車とE-Bikeの違いはアシストユニットで決めている。アシストユニットはクルマで言う所のエンジンで、走りの特性を決める重要な部分の1つだ。このページでは、発進の出だしや低速での力強さを重視したママチャリ用のユニットを搭載したモデルを「電動アシスト自転車」。中・高速域でもアシストし軽快感を重視し長距離サイクリングを楽しめるモデルを「E-Bike」と分けている。 北海道:E-Bikeあり 中札内農村休暇村フェーリエンドルフ:E-Bike E-MTBはミヤタ・リッジランナーがレンタルできる。 じゃらんで詳細を見る 場所: 北海道河西郡中札内村南常盤東4線285中札内農村休暇村フェーリエンドルフ 車種:ミヤタ・リッジランナー(E-MTB) 料金:一日:¥6,000 知床 サイクリングサポート:E-Bike E-フォールディングバイクのTern Vektronが借りることが可能。ウトロ地区内は配送料無料。一部エリアは有料で配送可能。営業期間は夏季4月下旬~11月上旬、冬季2月上旬~3月下旬のため注意。 http://www.shiretokocycling.com/ja/ 場所: 北海道斜里郡斜里町ウトロ東96 車種:Tern Vektron(E-フォールディングバイク) 料金: 一日(日没まで) :¥6,000 2時間、半日(6時間)プラン、レンタル日時追加プランもあり。 ホワイトアイル:E-Bike・電動アシスト自転車 BESVブランドのE-Bikeとヤマハブランドの電動アシスト自転車がレンタル可能。 http://www.niseko-weiss.co.jp/e-bike/e-biketop.html 場所: 公式サイト参照 車種: E-Bike:BESV PSA1(E-ミニベロ) 電動アシスト自転車:ヤマハ 料金: 一日:¥4,500 その他にも、2時間、1泊2日プランなどももあり。 サイクルショップナカムラ:E-Bike GIANTブランドのE-Bike「Escape RX-E+」がレンタル可能。事前予約を行うと1週間以上の長期利用で割引を受けられる。 http://www.csnakasp.com/rental/ 場所:北海道札幌市中央区南4条西1丁目1-2 第87松井ビル1F 車種:GIANT Escape RX-E+ 料金:1日¥10,800 サイクルガレージPAZ:E-Bike 一部地域でレンタル配送・乗捨ても可能(有料) http://rentacycle.cg-paz.com/ 場所:北海道釧路市中島町1-2ロジェ中島2号1F 車種: E-クロスバイク:Miyata CRUISE、GIANT Escape RX-E+ E-MTB:Miyata RidgeRunnner 料金:1日(4時間以上):¥8,000 とかっちゃレンタサイクル:E-Bike・電動アシスト自転車 http://www.machicen.com/bicycle/ 場所:北海道帯広市西2条南12丁目 帯広駅バスターミナル「おびくる」内エコバスセンターりくる 車種: E-クロスバイク:Yamaha YPJ-C 電動アシスト自転車:ママチャリタイプ、クロスバイクタイプ 料金:1時間:¥200~300 トコトコサイクリング:電動アシスト自転車 返却場所や時間の変更の対処可能な事も。レンタルできる電動アシスト自転車には、子供乗せ電動アシスト自転車がある。 http://www.art-box.co.jp/rental.html 場所:北海道空知郡中富良野町西1線北14号北星山アートボックス 車種: 電動アシスト自転車:ブリヂストン・リアルストリーム、 子供乗せ電動アシスト自転車:ブリヂストン・Bikke 料金:1日(4時間以上):¥5,000 深川観光案内所:電動アシスト自転車 ママチャリ型の電動アシスト自転車のみの取り扱い。 https://www.city.fukagawa.lg.jp/kankou/pages2/ji2lpo0000003dd8.html ...

2020年モデルの注目のE-Bikeまとめ

ヨーロッパを中心に注目されている電動アシストスポーツサイクル「E-Bike」。日本でも2020年モデルでは、多くの企業が参入を行うようだ。この記事ではシクロライダーが注目した2020年モデルのE-Bikeをまとめてみた。 最新情報に関しては、以下のリンクから閲覧できます。 https://www.cyclorider.com/archives/36913 BESV E-Bike専業メーカーとして有名なBESV。日本ではE-ミニベロのBESV PSシリーズのヒットで注目されている。2020年モデルではPSシリーズの折りたたみ自転車バージョン「PSF1」や、E-MTBの「TRS2 XC」「TRS2 AM」が登場する。 TRS2 XC:E-MTB BESVのE-MTB「TRS」シリーズの中で、エントリーモデルなのが「TRS2 XC」。クロスカントリータイプのE-MTBとなる。TRSシリーズでは一番安いが、ドライブユニットは上位モデルのTRS1やTRS2 AMと同じ「シマノ・STEPS E8080」を搭載し、アシスト性能は同等。バッテリーをダウンチューブ下に装着したインチューブ仕様を採用。E-Bikeでよく見るバッテリーの出っ張りが無いだけでなく、重心を下げることが可能になった。オプションで泥除けや荷台、スタンドもあるためサイクリングも楽しめる。価格は¥360,000(税抜)。2019年8月23日発売。 TRS2 AM:E-MTB BESVのE-MTB「TRS」シリーズ唯一のフルサスペンションE-MTB。ドライブユニットはTRS2 XCやTRS1と同じくシマノ・STEPS E8080を搭載。バッテリーもTRS2 AMと同じく、ダウンチューブ下に装着したインチューブ仕様を採用。価格は¥445,000(税抜)。2019年8月23日発売。 PSF1:E-フォールディングバイク E-ミニベロ「PSシリーズ」初の折りたたみモデルが「PSF1」。リアスイングアームとフロントフォークを折りたたむことにより、PSシリーズのデザインを維持しつつ折りたためる事が可能に。価格は¥245,000(税抜)2019年10月発売予定。 https://www.cyclorider.com/archives/30782 Bianchi e-SUV【海外モデル】:E-MTB Bianchiの海外向けE-Bike「e-SUV」は、従来のE-MTBのデザインから外れたスーパーE-Bikeと言えるモデルだ。他のE-Bikeと違うのがデザイン。ダウンチューブの造形を立体的にし、単色でも立体的に魅せるのに成功しフレーム上部にエンブレムを装着した。ダウンチューブにはエアインテークを搭載し、ダウンチューブ内に内蔵されているバッテリーを冷却する効果を持っているようだ… https://www.cyclorider.com/archives/32035 DAVOS E-601:E-グラベルロード 既に販売しているE-グラベルバイク「E-600」をベースにし、よりツーリングに特化したモデルがE-601。ドロップハンドルにULTEGRA Di2 DISC(R8070)を搭載し、ロングツーリングユーザーをターゲットにしたE-グラベルロード。タイヤは耐パンクタイヤ「IRC インテッツォ700×32C」を装備。ドライブユニットはSHIMANO STEPS「DU-E6180J」を、バッテリーは「BT-E8014J」を採用してコストパフォーマンスを向上させた。希望小売価格は486,000円(税別) http://www.fukaya-nagoya.co.jp/brand/davos/ FUJI FARPOINT FARPOINTは、グラベルロード「Jari」のフレームをベースにした、SUVライクなE-Bike。Hot Drawn Formingによって、軽量でEバイクとして耐えうる強度に仕立てられたアルミフレームに、シマノ STePSシリーズ内最新・最小・最軽量のドライブユニットE5080を採用… https://www.cyclorider.com/archives/32191 GIANT E-クロスバイクのEscape RX-E+で有名なGIANTから、新たにデュアルサスペンションE-MTB「TRANCE E+ PRO」と、ハードテイルE-MTBの「FATHOM E+ PRO」が登場する。搭載されているドライブユニット「SyncDrive Pro」は、GIANTがYAMAHAと共同開発した軽量でパワフルな新型ユニット。バッテリーはダウンチューブに完全内装式。スマートなデザインと、ダウンチューブのボトルケージ装着にも対応する。 新型Eマウンテンバイク2種を2020モデルで発表!:https://www.giant.co.jp/news/bike/2210 MERIDA 2019年ではE-MTBで有名だったMERIDAは、2020年モデルでE-MTBやE-クロスバイクを投入する。 MERIDA公式サイト:http://www.merida.jp/ eONE-SIXTY 9000:E-MTB 高価格帯のE-MTBが多い中でも、一際目立つのがeONE-SIXTY 9000。160mmトラベルサスペンションを搭載した究極のE-MTBを売りにしている。軽量で放熱対策が施されたカーボンフレームに、デザインと重心を下げるインチューブバッテリー、ハンドリングと走破性の両立を考えたフロントに 29 インチ、リアに 27.5 インチの前後異径ホイールを採用。ドライブユニットはシマノ・STEPS E8080。価格は¥850,000(税抜) ePASSPORT TK 600 EQ:E-トレッキングバイク クロスバイクに、泥除け、荷台、スタンド、チェーンケースを装着したトレッキングバイクのE-BikeバージョンがePASSPORT TK 600 EQ。ドライブユニットは、2020年モデルで新たに登場した「シマノ・STEPS E6080」を搭載。ママチャリタイプの電動アシスト自転車並の実用性を持ちながら、スポーツサイクルの爽快感を持つアシストを採用したE-トレッキングバイクだ。価格は¥329,000(税抜) MIYATA 国内ブランドではいち早くE-Bikeを投入し、E-Bikeブランドとして認知されつつあるMIYATA。2020年モデルでも、新たなモデルを投入する。 MIYATA公式サイト:http://www.miyatabike.com/ ROADREX 6180:E-グラベルロードバイク 日本市場では珍しいE-グラベルロード。重いバッテリーを縦置きにすることで前後重量配分を改善しようと見て取れる。ドライブユニットはシマノ・STEPS...

フラットハンドルでサイクリング/ツーリングを行う方法まとめ

日本では、サイクリングやツーリング用の自転車といえばドロップハンドルの自転車を薦められる風潮がある。筆者もかつてはドロップハンドルのシクロクロスバイク(Bianchi Lupo)を購入し、しまなみ海道など、様々な場所を走ったが、走っていくうちにドロップハンドルがサイクリング/ツーリングに良いという風潮に疑問を持つようになった。その後ロードバイク→クロスバイクに移行。今はメインマシンはドロップハンドルとフラットハンドルの2種類を持っている。ここではフラットハンドルの利点と、フラットハンドルで長距離を楽に走れる方法をまとめてみた。 フラットハンドルの利点 フラットハンドルのスポーツサイクルの利点は、ドロップハンドルの自転車よりも価格が安い所だ。ドロップハンドルはロードバイクやグラベルロード等、一部のスポーツサイクルにしか採用されていないため、部品の価格が高価になる傾向にある。一方、フラットハンドルの自転車はマウンテンバイク、クロスバイク、ミニベロ、折りたたみ自転車、一般車など様々な自転車に採用されている。そのため、ドロップハンドルを搭載したロードバイクやグラベルロードよりも低価格で購入可能だ。ロードバイクだと8万円で買えるレベルの物が、クロスバイクなら6万円で同レベルの物が買えることもある。ドロップハンドルの自転車の値段は、同じ部品グレードが使われているフラットハンドルの自転車の値段よりも1.5倍高くなるだろう。 また、フラットハンドルは、扱いやすいのも利点だろう。ブレーキレバーがかけやすく、コーナーも安定して曲がることができるため、初心者でも安心して走行できる。ドロップハンドルだと、ハンドル幅が狭くて抑えにくく、テコの原理の関係でブレーキがかけにくい。特に低速時やオフロード走行、下りのコーナーリングはフラットハンドルのほうが安定して走行できるだろう。 フラットハンドルの欠点 フラットハンドルの欠点は、手首を曲げた状態でハンドルを握らないといけないことだ。自転車に限らず、自動車やオートバイの多くのハンドルは手首に負担がかかりにくい形状で運転できる。それに対し、クロスバイクなどフラットハンドルのスポーツサイクルは、手首に負担がかかる物が多い。フラットハンドルの自転車で長距離サイクリングを行う場合、いかに手首の負担を少なくするかが肝だ。 フラットハンドルの自転車で長距離サイクリングを行うためのカスタム フラットハンドルのクロスバイクで長距離サイクリングを行う時、問題になるのが手首が痛くなること。この問題を解決する場合、バーエンドバーを装着する、ハンドルを交換するのが一般的だ。 バーエンドバーを装着する ハンドル両端に装着するのが一般的なバーエンドバーは、ハンドルに簡単に装着できハンドルを握る位置を簡単に増やすことができる。バーエンドバーは様々なタイプが売られているので簡単に試せるのも特徴だ。 https://www.cyclorider.com/archives/14510 TOGSを装着する https://www.cyclorider.com/archives/16138 ハンドル内側に装着するTOGSは、親指を引っ掛けて使う部品。バーエンドバーよりも小さく目立たないのが特徴だ。また、一般的なフラットハンドルだけでなく、ハンドルが手前に来るプロムナードハンドルやトレッキングハンドルでも使用できる。 フラットバー用ブルホーンハンドルを装着する バーエンドバーとフラットハンドルが一体型となったブルホーンハンドルを使う方法。フラットハンドル+バーエンドバーと比較した場合、バーエンドバーを装着する繋ぎ目が無いため、より快適なサイクリングが楽しめる。 手前に曲がったハンドルを交換する ハンドルが手前に曲がったプロムナードハンドルやトレッキングハンドルを装着する方法。乗車姿勢はややゆったりになる。バーエンドバーやブルホーンハンドルよりも、楽に運転できるのも特徴だ。ハンドル位置が手前になるため、ハンドル購入時は念密に考えて行わないと窮屈で乗りにくいだけの自転車になるため注意。 https://www.cyclorider.com/archives/19603  

街乗り用マウンテンバイクのおすすめは? 代わりのお薦めはあるか?

スポーツ自転車で街乗りをするならクロスバイクが一般的だ。しかし、クロスバイクブームやロードバイクブームの前はマウンテンバイクで街乗りする人がそれなりにいた。 例えば、自転車で北海道を目指す「自転車野郎冒険講座」では、タイヤが太く安定して走れるのでマウンテンバイクを薦めている。 また、ホイチョイ・プロダクションズが手がけた映画「メッセンジャー」では、マウンテンバイクにスリックタイヤを装着したのが使われていた。 しかし、現在は街乗りでマウンテンバイクは衰退してしまった。その理由を考えてみたい。 一時期流行した街乗りマウンテンバイク マウンテンバイクブームでは、オフロードで走らせるマウンテンバイクを街乗りで使う人が登場した。ユーザーだけでなく、メーカーも街乗り用マウンテンバイクを出すようになった。日本の自転車ブランド「ARAYA」のWebサイトには、かつて販売していた自転車カタログを見ることができる。それを見ると90年代にはすでに街乗り用マウンテンバイクがあるのがわかる。 araya-rinkai.jp/catalog メーカー公式の街乗りマウンテンバイクは、細いスリックタイヤを装着したGT ZUM(Bikepedia)、フルサスペンションMTBに700Cホイールを装備し、普段は街乗りやサイクリングが楽しめ、26インチホイールに付け替えてオフロードも走れるルイガノ DW(公式サイト)があった。 ロードバイクブーム前では、マウンテンバイクを街乗り用にカスタムするブームもあった。一時期、マウンテンバイクの街乗り仕様のカスタムは、オフロード用の太いブロックタイヤから細いスリックタイヤに交換するのが一般的だった。 街乗りマウンテンバイクが衰退した理由を考える 2019年現在、街乗り用マウンテンバイクは衰退し、スポーツサイクルで街乗りをするのならクロスバイクが一般的だ。その理由は様々ある。 1つ目はマウンテンバイクが本格的なオフロード走行に特化するようになった事。今のマウンテンバイクは低価格帯でも、スポーツ走行を重視しているため前傾姿勢となる乗車姿勢、オフロード走行にも対応するため車体が頑丈になり重くなり、ママチャリみたいなフル泥除けが装着できないため、舗装路ではクロスバイクよりも遅く、汎用性が低いという欠点が出た。 マウンテンバイクのオフロード走行特化により、マウンテンバイクの部品規格を採用したツーリング自転車が登場している。Surly LongHaul TruckerやDisc Truckerが有名で、荷台や車輪を覆う泥除けなど、長距離サイクリングに適した部品が装備できる一方、マウンテンバイク用の頑丈なホイールが装着できる利点を兼ね備えている。 グラベルロードやグラベルクロスバイクの登場も、街乗りマウンテンバイクの衰退に貢献しているだろう。 近年のグラベルロードやKONA DEW(2019)、GIANT GRAVIER、FUJI RAFFISTA(2019)等のグラベルクロスバイクは、軽量なフレーム、サスペンションが無いフロントフォーク、太くて軽量なスリックタイヤを装着している。軽量なフレームは、本格的なオフロード走行は向かないが、日本国内の一般公道は、舗装路や砂利道しかなくサイクリングでは問題ない。サスペンションフォークが無いのは、フロントフォークのサスペンションは、大きな段差には効果があるが、一般公道によくある小さな凸凹ではタイヤで決まる事が多いからだ。 街乗りマウンテンバイクを買うのならデュアルスポーツクロスバイクを選ぶのも1つ https://www.youtube.com/watch?v=kGG_d1djF5E グラベルロードやクロスバイク、グラベルクロスバイクを検討していても、街乗りマウンテンバイクが欲しいと思う人もいるだろう。もし、街乗りマウンテンバイクを選んでいるのなら、デュアルスポーツタイプのクロスバイクを選ぶのも1つ。日本で有名なモデルと言えばTREK DSシリーズだろう。 TREK DSはフロントサスペンションを搭載したクロスバイク。一部ではデュアルスポーツと呼ばれるクロスバイクの一種。マウンテンバイクとの違いは700Cのホイールを採用し、クロスバイク用の軽くて細い舗装路用にタイヤと、29×1.8インチのマウンテンバイク用タイヤの装着が両立できる。サスペンションの稼働域が短く、オフロード走行でのジャンプやハードな走行は想定されていないが、マウンテンバイク風のデザインで舗装路走行を重視したい、グラベルを走りたい人には合っているだろう。 エントリーモデルのオフロード走行特化により街乗りしにくくなったMTB 自転車では、低価格でスポーツサイクルを楽しめることができるエントリーモデルが用意されている。かつてのマウンテンバイクでは6~7万円クラスのモデルは街乗りから多少のグラベル走行を重視したタイプという位置づけだった。しかし、今のエントリーモデルのマウンテンバイクは、6万円台でも油圧ディスクブレーキやフロント2段化といった、舗装路よりもオフロード走行を重視したMTBが増えている。スタンドやキャリアの装着は可能だが、おまけに近い。街乗りマウンテンバイクは衰退しつつある状況だ。 街乗りマウンテンバイクに関しては、ダートをメインで走るのでは無い限り、マウンテンバイクよりもタイヤが太いクロスバイク(グラベルクロスバイク)から選ぶのがベストだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/20510

MTB風味を持つグラベルバイク GIANT TOUGHROAD SLR

https://youtu.be/tqBJR6Dzybk 2016年モデルで登場した、GIANTの新世代ツーリング自転車「TOUGHROAD SLR」シリーズ。マウンテンバイクみたいに太いタイヤを履き、道を選ばないツーリング自転車だ。 フレーム素材は、ALUXX-SLRというGIANTのアルミの中でも軽量を売りにしている。GIANTの自転車の中でも高価なモデルに採用されている種類のアルミだ。フレームはマウンテンバイクみたいだが、ヘッドチューブが長く、サスペンションの装着は想定していないように見える。全体的な形状もGIANTの近年のハードテールマウンテンバイクのように、極端にスローピングせず、各部の隙間もMTBよりも狭いように見える。 シートポストは、D型形状のD-FUSEシートピラーを採用。撓りやすいシートピラーを特徴としていて乗り心地を良くする一方、汎用性が低くなる。フロントフォークはサスペンションが無いリジッドフォークでカーボン製だ。 ギア比はマウンテンバイク用で軽いギアが有り、上級モデルのSLR1は前2段と流行のダブルギアを採用している。タイヤはマウンテンバイク用。29インチは700のリムと径が同じなので、700のクロスバイク用タイヤの装着が可能と思われる。スプロケットは36Tと大型のギアを装備している。SLR1は、前後キャリアやチェーンステーカバーを装備している。前後キャリアは溶接から見て恐らくアルミ製。前キャリアは片側7.5kg、リアキャリアは25kgまでの荷物を積むことができる。また、荷台を使用しないで車体に装着するバッグ「SCOUTシリーズ」を装着することもできる。 GIANT TOUGHROADに乗ってみた 今回、サイクルハーバー青梅でレンタサイクルとして使われているGIANT TOUGHROADに試乗することができた。このTOUGHROADは、SRAMの1×11速仕様に、後付でハブダイナモを装備している。 最初に見て、クロスバイクと大きく違うように感じるのがタイヤとホイールだ。ホイールの大きさは29インチと、マウンテンバイクに使われている規格だ。車輪径を大きく障害物が乗り越えやすい29インチは、クロスカントリーMTBレースでよく見る形式だ。 TOUGHROAD SLRの標準タイヤはグラベル重視のブロックタイヤを装備しているが、今回試乗したTOUGHROADはWTB Thickslick 29×2.1というスリックタイヤを装備。タイヤの重量は786g。 舗装路では、GIANT Escape R3などのスピードクロスバイクと比較すると安定感が高いのが特徴だ。カーブを曲がる時の感覚も同じで、細いタイヤを装着したロードバイクやクロスバイクのひらひらとした軽快感とは対称的な走りとなっている。公道にある段差も特に気にしないで通過できるため、 漕ぎ出しに関しては、タイヤが太いためオンロード用スポーツサイクルと比べると重いが、マウンテンバイクよりも軽快だ。Specialized Diverge E5+パナレーサー・グラベルキング700×38Cと比較した場合、Diverge E5のほうが軽快だろう。しかし、スピードを出さなければ、これで舗装路の長距離サイクリングもできるレベルだろう。 ギア関連に関してはSRAM GX1000 36T+SRAM PG1130 11S 11-42T。1×11ながら、ギア比1以下のギアが装備されているので、長距離サイクリングでの山越えも可能だ。 舗装路では、タイヤの太さを生かして安定感がある走りが楽しめるTOUGHROADだが、ジープロードでもその良さを実感できる。今回、TOUGHROADで林道の下りを走行したが、スピードは遅いながら”操縦”して下ることができた。このような砂利道だと、一般的なクロスバイクは恐る恐る走行しないといけない一方、TOUGHROADが安定して走行できたのは、29インチホイールの走破性もあるだろう。 TOUGHROADが合っている人は、嘗てマウンテンバイクでサイクリングを楽しんでいた人だろう。ジャンプやハードなコースは走らないが、砂利道は安定して走行できる頑丈さを求める人は今でもいる。今のマウンテンバイクは、オフロード走行に特化した影響で、低価格のエントリーモデルでも重装備となっており、舗装路はマウンテンバイクよりも軽快に走行でき、砂利道はクロスバイクよりも安定して走れるTOUGHROADは貴重な自転車だ。 注意点を挙げるとするならタイヤだろう。TOUGHROADに採用されている29インチタイヤは、MTB用のブロックタイヤか、重い街乗り用タイヤしかない状況だ。流行のグラベルロードでは、650B×47Cというロードプラス規格を使用できる自転車がある。こちらでは軽量なタイヤが用意されており、600gを切る太いスリックタイヤも存在する。(パナレーサー・グラベルキング 27.5×1.90:584g)舗装路走行がメインの人なら軽量タイヤが装備できるグラベルロードを選ぶのも1つ。TOUGHROADはグラベルをメインに楽しみ、オンロードはマウンテンバイクよりも軽快に走行したい人のためのグラベルツーリングバイクだろう。 車両協力:サイクルハーバー青梅