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サイクリングと温泉の融合「オーパークおごせ」がEバイクレンタルサービスを開始、地域活性化に一役

株式会社温泉道場が運営する里山アクティビティリゾート「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE」(以下、オーパークおごせ)は、2023年5月16日より、埼玉県東松山市のALPHA CYCLINGと提携し、宿泊者向けのEバイクレンタルサービスを始めると発表しました。

温泉道場は2011年の創業以来、「おふろcafe(R)」ブランドをはじめとする温浴施設やリゾート施設の運営、コンサルティング、地域事業投資再生支援などを行い、新たな価値創造と地域活性化に取り組んでいます。

オーパークおごせは「ビオトープ」をコンセプトにした里山リゾートで、最大5名まで宿泊可能な「グランピングキャビン」や、サウナ付き1棟貸「サウナスイートキャビン」などの宿泊施設や、家族で入れる水着風呂などの人気サービスを提供しています。

新たに提供するEバイクレンタルサービスは、電動アシスト機能がついたスポーツ自転車「Besv(ベスビー)PSA1」のレンタルで、グッドデザイン賞を受賞したこのEバイクで、宿泊者は里山のサイクリングを楽しむことができます。Eバイクレンタルは1人4,500円(税込)で、同時に6台までの貸出が可能です。

さらに、プロサイクリングガイドによるガイドツアーも提供します。料金は1人9,500円(税込)で、同時に6名まで参加可能です。ツアーは約5時間で、途中で休憩も設けられています。

提携先のALPHA CYCLINGは、比企丘陵にある物見山の麓の店舗で「奥武蔵自転車旅行社」と連携したガイドサイクリングツアーやEバイクのレンタルサービスを提供しており、初心者からベテランまで、自転車ライフの一歩をサポートする拠点となっています。

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フィアット 新型ミニバン「Doblo」の全国販売開始 5人乗りと7人乗り2モデルをラインナップ

Stellantis Japanは、5月11日に全国のFIATディーラーで発売を開始する新型ミニバン「Doblo(ドブロ)」を発表しました。この新型車は、フィアットブランドの新たなラインナップとして、5人乗りの「Doblo」と7人乗りの「Doblo Maxi」の2種類が設定されています。価格は3,990,000円から4,290,000円(税込)となっています。

新型「Doblo」は、1.5リットルのBlueHDiディーゼルターボエンジンを搭載したフルゴネットスタイルのミニバン。エクステリアは、フィアットらしい丸みを感じさせる造形と面積が非常に少ないフロントグリルに、バンパーなどのブラックのコーディネートが特徴で、力強い個性を演出します。また、リアゲートは車両の後ろに十分なスペースがない場合でも、ガラスのみを開けてラゲッジにアクセスすることができるという実用性も備えています。

インテリアはブラックカラーで統一され、8インチタッチスクリーンやレザーステアリングホイールなどの実用的な装備が充実しています。また、3座独立のリアシートやフロントシート周りに配置された8か所の収納スペースなど、長距離のドライブでも疲れにくい設計となっています。

Stellantisとしては、国内で展開する3モデル目のミニバンとなる「Doblo」は、「趣味を堪能する大人の遊び心を楽しめる車」をコンセプトに、「自分時間」をキーワードに据えています。これにより、近年拡大している国内のミニバン市場に、より多くの選択肢を提供することを目指しています。

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片品村振興公社が絶景の新施設「OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT」を2023年7月にオープン 日本初の透明ドームグランピングを体験

群馬県片品村に位置するほたか牧場キャンプ場が、片品村振興公社株式会社により、新たにグランピング&キャンプ施設「OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT」へと生まれ変わり、2023年7月にオープンする予定です。

施設は段々畑のように整備されたプライベートなグランピングエリア、高原キャンプエリア、森に囲まれたログハウスエリアから成り立ち、アウトドア初心者から上級者までが非日常空間を満喫できるように設計されています。

新たに登場するグランピングエリアは、ドーム型テント8棟と透明ドーム2棟の計10棟から成り立ちます。特に透明ドームは全面が透明なエクセライトドームとして、日本初の導入となる施設です。ここからは尾瀬かたしなの大自然や星空を部屋の中から楽しむことができます。また、ペットと共に宿泊できる区画もあり、家族みんなでキャンプを楽しむことができます。

ディナーは色鮮やかなディナーボックスを提供。中には、片品村で取れた新鮮な高原野菜やお酒に合う一品などが入っています。山頂の高原で過ごす特別な時間を演出します。また、全てのグランピングエリアには、「オリジナルコアラマットレス」が設置されています。これはオーストラリア発の革新的なマットレスで、寝返りなどの振動を吸収し、理想的な寝姿勢を保つことができます。

施設は標高約1,500mの山頂に位置しており、昼夜問わず涼しく過ごせる環境が整っています。満天の星空や壮大な朝日を眺めることが可能です。キャンプエリアはフリーサイトや電源付きサイトから選べ、31棟のログハウスも用意されています。キャンプ用品のレンタルも充実しており、手ぶらでの利用も可能です。

OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORTの営業期間は2023年7月から同年10月7日までを予定しています。なお、グランピングの予約開始は2023年6月1日から、キャンプエリアの営業開始は5月20日からとなっています。

新施設の宿泊料金は、グランピング(1泊2食付き)がドームテントで1人あたり15,800円から、透明ドームでは1人あたり19,800円からとなっています。キャンプは1人あたり1,500円から、ログハウスは1人あたり4,000円から利用可能です。また、オートサイトは1区画あたり7,000円からとなっています。

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カワサキ 新型パーソナルビークル「noslisu」シリーズ発売 自転車と四輪車の中間に位置する新たなモビリティ

カワサキモータースジャパンは5月15日、自転車と四輪車の中間に位置する新たなパーソナルビークル「noslisu」シリーズを2023年5月20日から順次発売すると発表しました。

nosulisuは、今までにない安定感と快適さ、そして操作の楽しさを提供すると謳う新型モビリティで、電動アシスト自転車仕様の「noslisu」、ペダル操作無しで走行可能なフル電動仕様(※要普通自動車運転免許)の「noslisu e」、そして大容量カーゴスペースを特長とする電動アシスト自転車仕様の「noslisu cargo」の3タイプをラインナップしています。

電動アシスト自転車仕様の「noslisu」は、”快適で気軽な移動体験を全ての人へ”を開発コンセプトに、3輪ならではの安定感と2輪自転車に近い自然な操縦性を両立させています。カワサキ独自の2輪ステア機構(特許取得済)を開発し、スムーズな走行を可能にするとともに、メンテナンス性と耐久性に優れたインホイールモーターを採用しています。カラーは、ウララブルーとメタリックフォースシルバーの2色展開で、メーカー希望小売価格は363,000円(税込み、以下同)です。2023年5月20日に発売される予定です。

「noslisu e」は、スロットルレバーを押すだけで簡単に操作でき、気軽に跨げるデザインが特徴の電動モビリティです。nosulisuとは車幅が違うなど、独自のステアリング機構により、前2輪、後1輪のレイアウトが可能になり、軽快なハンドリングを実現しています。また、低い位置にセットされたバスケットには最大20kgの荷物を収納でき、都市部だけでなく公共交通の少ない地域でも日々の移動手段として有用と謳っています。

「noslisu e」はメタリックスパークリングゴールドのカラーバリエーションで展開され、メーカー希望小売価格は430,100円です。発売予定は2023年6月頃となっており、正式な発売日については後日アナウンスされる予定です。

「noslisu cargo」は、容積約120Lの大容量を搭載することができる積載スペースを持ちつつ、安定感と操縦性を両立することで、物流や配送などのビジネスシーンでの課題解決に貢献します。「noslisu cargo」は、メタリックフォースシルバーのカラーバリエーションで展開されます。nosulisuと同じく電動アシスト自転車扱いです。メーカー希望小売価格は414,700円で、2023年7月頃発売予定です。

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全国で車中泊が快適に 日本RV協会が新たに17施設をRVパークと認定、全国合計300カ所以上に

日本RV協会(以下:JRVA)は、「快適に安心して車中泊が出来る場所」を目指し、全国的な車中泊施設“RVパーク”の普及を進めています。JRVAは2012年から全国各地でRVパークの設置を推進しており、長崎県の「RVパーク Nordisk Village Goto Islands」や北海道の「星おどるRVパークおだいとう」など、新たに17施設を認定しました。

「RVパーク Nordisk Village Goto Islands」現地の様子

RVパークとは、日本RV協会が提供する「快適に安心して車中泊が出来る場所」で、一定の条件を満たす車中泊施設を指します。現在、全国に300カ所以上が設置され、温泉、旅館、道の駅、遊園地など様々な施設に隣接しています。アメリカでは、キャンピングカー旅行者向けに、国立公園やテーマパーク、フリーウェイの出入り口付近などに10,000カ所以上設置されています。

「車中泊」は海外では広く親しまれ、生活の一部となっていますが、日本ではまだそのようなライフスタイルはあまり見られません。日本では、違法行為やマナー違反のラベルが貼られることがあり、また、長時間駐車できる場所は街灯や人気の少ない場所で、危険が伴う可能性があります。近年では、オートキャンプ場内での車中泊が禁止されることも増えています。

こうした中、JRVAでは、アメリカを中心に設置されているRVパークを、日本国内でも「どなたでも利用できる安全で快適な車中泊の場所」として普及させるために、2012年から認定活動を行っています。これは、車中泊の注目度が高まっている一方で、実際に車中泊が可能な環境がまだ十分に広がっていない日本の現状を改善するための取り組みです。

新規認定された「RVパーク Nordisk Village Goto Islands」は、デンマークの老舗アウトドアメーカーNordisk社が運営するグランピング施設で、美しい教会群、透明度抜群のビーチ、豊かな自然に囲まれた場所での車中泊が可能となっています。ここでは、離島ならではのスローな時間を味わうことができます。

近くのビーチは徒歩圏内にあり、白い砂浜と透明度の高い海が広がっています。また、夜には満点の星空を眺めることができ、昼夜問わず海を楽しむことができます。さらに、焚き火やテントサウナを楽しむこともでき、五島の食材を使用した地産地消のBBQや地元の老舗パン屋さんのパンを詰め合わせた朝食の予約も可能です。

RVパーク Nordisk Village Goto Islands(長崎県)

  • 所在地 :〒853-0203 長崎県五島市富江町田尾1233
  • アクセス:長崎経由 長崎港 ⇔(五島)福江港 フェリーで片道3時間10分
  • 福岡経由 博多港 ⇔(五島)福江港 フェリーで片道8時間30分
    (五島)福江港 ⇔ ノルディスクヴィレッジ 25分
  • 施設特徴:トイレ24時間利用可、暖房便座トイレ、シャワーあり、ごみ処理対応可、電源(無料)あり
  • 水道(無料)あり、炊事場あり、コインランドリーあり、ペット同伴可、Wi-Fiあり
  • 電話番号:050-3504-9956
  • 利用料金:4,000円/1泊1台

公式HP :https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1200.html

新規認定RVパーク「星おどるRVパークおだいとう」施設概要(2023年4月末日時点)

日本最大級の砂嘴(さし)・トドワラで知られる野付半島と、世界自然遺産である知床連山が一望できるRVパーク。天気が良ければ満点の星空も鑑賞することができます。

敷地内には美味しい肉料理が楽しめる「ミートハウスながの」があり、食事を楽しめるだけでなく、肉の小売も対応しているのでBBQや車内での調理を楽しむことも。カヌーや潮干狩り、水平原ウォーク、釣りなどのアクティビティもできますので、本格的なアウトドアを楽しみたい方には是非訪れていただきたいRVパークです。

  • 所在地 :〒086-1642 北海道野付郡別海町尾岱沼岬町65
  • アクセス:国道 244 号を標津町方向へ北上
  • 施設特徴:トイレ24時間利用可、温暖便座トイレ、入浴施設(車移動)、温泉あり、ブラック&グレー対応
  • ごみ処理対応可、電源(無料)あり、水道(無料)あり、炊事場あり、ペット同伴可
  • 電話番号:090-8373-9957(受付時間:9:00~11:00、15:00~20:00)
  • 利用料金:4,500円/1泊1台
  • 公式HP :https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1199.html

新規認定RVパーク「ホテル太閤」施設概要(2023年4月末日時点)

新潟随一の湯所としても知られ、数々の文豪に愛された赤倉の名湯を味わうことができるRVパーク。「硫酸塩泉」と「炭酸水素塩泉」という2つの泉質を併せ持っており、名湯として誉れ高い温泉を車中泊と一緒に楽しむことができます。日中はたっぷり遊び、夜は温泉に浸かって旅の疲れを癒すのにおすすめの場所です。

  • 所在地 :〒949-2111 新潟県妙高市赤倉402番地
  • アクセス:上信越道 妙高高原I.Cから15分
  • 施設特徴:トイレ24時間利用可、温暖便座トイレ、入浴施設(施設内)、温泉あり、ごみ処理対応可
  • 電源(有料)あり、発電機利用可、水道(無料)あり、コインランドリーあり、ペット同伴可、Wi-Fiあり
  • 電話番号:0255-70-4195
  • 利用料金:2,750円〜/1泊1台
  • 公式HP :https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/959.html

その他4月認定RVパーク施設概要(2023年4月末日時点)

MORIMORI PARK 伊賀(三重県)

RVパーク 『IMORI CAMPSITE』~芭蕉苑~(新潟県)

RVパーク Bonds Camper 【神戸市街地店】(兵庫県)

RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯(岐阜県)

RVパーク おけと勝山温泉ゆぅゆ(北海道)

RVパーク 新潟阿賀野リゾート(新潟県)

所在地 :〒959-1944 新潟県阿賀野市金屋340-5

公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1115.html

RVパーク 道の駅尾瀬かたしな(群馬県)

RVパーク RVライフ秋田(秋田県)

RVパークsmart 山江温泉ほたる(熊本県)

RVパークsmart 西米良村 健康増進広場(宮崎県)

RVパークsmart 川の駅 百菜屋(宮崎県)

RVパークsmart 天然温泉 愛夢里(熊本県)

RVパークsmart 道の駅有明リップルランド(熊本県)

RVパークsmart 南阿蘇ホリデーパーク(熊本県)

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自転車運搬がこれまで以上に容易に Terzoから新ロック機構「EZ LOCK」を搭載したサイクルキャリア2種類を発売

PIAA株式会社は5月10日、同社が展開するアウトドア製品ブランド、Terzo(テルッツォ)にて、新たなロック機構「EZ LOCK」(イージーロック)を搭載したサイクルキャリア2種類を発表。大型カー用品店やインターネットでの販売が4月下旬から開始されています。

新製品の一つ、ルーフサイクルキャリア フォークダウンタイプ「EC29」は、希望小売価格33,000円(税込)で、サイズは143.1 x 21.8 x 11.3cm、トレイ幅は5.9cm、重量は約4.0kgです。この製品は、9mm、12mm、15mm対応(幅100~110mm)のマルチセットアップが特徴で、簡単で安全な取り扱いが可能です。ラチェットレバーで固定し、ロックケースを閉めてキーを回すだけで盗難防止ロックが完了し、自転車を保護します。

もう一つの新製品、車室内積載用サイクルキャリア「EC30」は、希望小売価格18,150円(税込)で、サイズは45.0 x 12.1 x 17.0cm、重量は約1.0kgです。EC30も9mm、12mm、15mm対応(幅100~110mm)のマルチセットアップが特長で、ノブを回すだけの簡単な着脱が可能で、大型ディスクブレーキにも対応しています。

「EZ LOCK」機構は、これまでにないシンプルさで装着可能で、確実に固定するTerzoの新たなロック機構で、EC29については特許出願中です。これにより、自転車を車に積載する際の手間を大幅に削減し、利便性と安全性を向上させています。

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トランスフォーマーなデザインで有名な「タタメルバイク」 見えない所の拘りを解説

5月12日から13日に開催されていたBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。オリジン社のブースではタタメルバイクと、タタメルバイクを格納・出庫するだけでなく、太陽電池パネルやEVから充電できるハコベルコンテナと一緒に展示されていた。

タタメルバイクは、スーツケースサイズにまで折りたたむことが可能な電動バイク。かつてトランスフォーマーの海外事業を担当したタカラトミーの元社員、生駒崇光が代表取締役の会社「ICOMA」が開発しており、そのコンパクトな形状と変形する機能性は、様々なメディアから変形玩具からの影響を色濃く反映していると言われている。

四角くコンパクトなボディが特徴であるタタメルバイクは、机の下や車の荷室などにも収納が可能なだけでなく、ユーザーの好みに応じてサイドパネルのデザインをカスタマイズすることも可能。2023年のCES(Consumer Electronics Show)では、「CES 2023 イノベーションアワード」を受賞しており、様々な所で注目されている。

タタメルバイクは、カッコや収納機構だけで注目されておりカッコだけに見えるかもしれないが、見えない部分にも拘っている。

まず、製造を行う際は金型を不要とする設計となっているとのこと。タタメルバイクの初期モデルは、大規模な工場に製造を行わず、ICOMA内で製造を行う。金型を不要にすることで、金型分のコストを削減するだけでなく、大規模な生産設備をせずとも生産を行うことが可能だ。これにより、小規模ロットでも製造することができるだけでなく、地場企業で生産を行うことができ雇用促進などの効果が生むことができる可能性がある。

タタメルバイクはデザインを重視している印象があるが、各部品を見ればわかる通り堅実な設計となっている。取材を行うと安全性は非常に注意しており、バッテリーは発火の危険性が少ないリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用予定と語っていた。車体もフレームは一般的なスチール製で、ホイールやフロントサスペンションも既存の50CCスクーターを採用している。

タタメルバイクの車体重量は57キロと、持ち運ぶには厳しい大きさだが、これもそれなりの走行速度が求められる原付一種規格のため、安全性を重視しているのもある。軽量化を求める声は多く聞かれるが、運動エネルギーは速度の二乗に比例するのを考えると、恐らくこれ以上の軽量化は難しい。ICOMAは、将来的に最高速度20キロの特定原付仕様の開発も考えているらしいが、特定原付仕様なら走行速度を抑えることができるため、軽量化も容易だろう。

椿本チエイン・多目的e-Cargoコンセプト

タタメルバイクはデザインや折りたたみ機構が注目されているが、それに加えて製造や安全を考えており、破綻がない堅実な設計を見ると、スタートアップ系モビリティメーカーとしてはレベルが高いと言えるだろう。ICOMAは椿本チエイン・多目的e-Cargoコンセプトの試作車も開発しているが、従来の電動アシスト3輪自転車をカッコよくしただけでなく、欠点を潰した所を見ると、今後が期待できるスタートアップ系モビリティメーカーの1つと言えるだろう。

文:松本健多朗

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Riese & Müller、持続可能性レポートを発表 CO2排出量の削減とリサイクルアルミニウムの利用に注力

Eバイクとカーゴバイクのメーカーとして有名なRiese & Müllerは3月12日、”In Motion “と題した第3回レスポンシビリティレポートを発表しました。

同社はEバイク業界で最も持続可能な企業としての地位を確立するため、廃棄物管理、CO2排出量、透明なサプライチェーンの推進に焦点を当て、2021/2022会計年度の進捗と成果を紹介しています。また、リサイクルアルミニウムへの取り組みや、持続可能なデザインのベンチマークとなる循環型経済の概念についても紹介しています。さらに、持続可能なモビリティに向けた革新的な旅に乗り出したサイクリングフレンドリーな3都市を取り上げ、他の都市が従うべき青写真を提示しています。

Riese & Müllerは、1993年にMarkus RieseとHeiko Müllerによって設立された、Eバイク、カーゴバイク、フォールディングバイクのドイツのプレミアムメーカー。ダルムシュタット近郊のミュールタールを拠点に900人の従業員を擁し、専売店ネットワークを通じて世界中に製品を販売しています。同社は、先駆的な製品や革新的なEバイク技術だけでなく、持続可能なライフスタイルの促進やユーザー志向の製品開発に重点を置いています。

Riese & Müllerは、生産台数が約18,000台増加しつつ、前年比で約10%のCO2排出量削減に成功。さらに、敷地内物流を重視し、カーボンフットプリントの削減を進めています。2026年までには、自家発電で充電できる電気自動車への移行を目指し、サステナビリティへの取り組みに貢献しています。

Riese & Müllerは廃棄物の削減とリサイクル率の向上に努めており、すでに90%を超えています。同社は、重要な素材であるアルミニウムについて、リサイクルの重要性を認識しています。このため、Riese & Müllerは、ポルトガルのフレームメーカーTriangle’sとノルウェーのサプライヤーHydroと共同で、2025年までにリサイクルアルミニウムのみを使用することを目標に、パイロットプロジェクトを開始しました。

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Carstay(カーステイ)が夏旅早割キャンペーンを開始 5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント、車両予約が30,000円以上の利用者が対象

キャンピングカーのシェアリングサービスを提供するCarstayは5月11日、夏の11日間(2023年8月10日(木)~8月20日(日))のキャンピングカー予約・利用者に向けて、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼントする『Carstay夏旅早割キャンペーン2023』を開始したと発表しました。

対象となるのは、5月31日までにCarstay上で30,000円以上の予約決済をした利用者で、ギフト券はキャンピングカー旅行で使用するアウトドア用品の購入等に利用することが想定されています。

Carstayは2020年6月からキャンピングカーのシェアリングサービスを開始し、コロナ禍を経て利用者数は増加し続けている。2023年のゴールデンウィーク前に開催した早割キャンペーンが好評だったことから、今回の夏のキャンペーンを企画したとのこと。

Carstayは2023年4月に取り扱い車両登録台数が400台を突破し、より多くの地域でキャンピングカー旅行を楽しむことが可能になっています。また、訪日旅行者の旅行需要の増加も見込んでおり、カーシェアの車両登録や車中泊スポットのスペースシェア登録を積極的に進めています。

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アウトドアブランド「LOGOS」、新製品「Tradcanvas ソーラー Q-TOP フルシェード」を発売 日陰と日向の温度差を15℃軽減、設営はわずか30秒

ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランド、「LOGOS」は、新たなサンシェード「Tradcanvas ソーラー Q-TOP フルシェード」を2023年より市場に投入しました。

この新商品は、LOGOS独自の「Q-TOP SYSTEM」を採用し、組立てが容易であるだけでなく、UV-CUT率と遮光率が特に優れた製品となっています。「ソーラーブロック加工」というLOGOSの独自技術を採用することで、UV-CUT率99.9%以上、遮光率100%を実現し、日陰と日向の温度差を最大でマイナス15℃まで下げることが可能です。

また、このサンシェードは折り畳まれたフレームを伸ばしてロックするだけで約30秒で設営でき、撤収も同様にスピーディーです。フレームと生地が一体化しているため、パーツの紛失も心配ありません。

本体の四隅には砂袋が装備されており、砂を入れて重りの代わりにすることで、風で飛ばされるのを防ぐことができます。専用の収納バッグも付属しており、持ち運びや保管にも便利です。

「Tradcanvas ソーラー Q-TOP フルシェード」の価格は税込みで17,800円、総重量は約3.0kg、サイズは幅200×奥行150×高さ117cm、収納サイズは直径12×長さ69cmとなっています。

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ロゴス(LOGOS) Tradcanvas ソーラー Q-TOP フルシェード 71205000

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京都精華大学とレクビィ Z世代向けキャンピングカー制作プロジェクト開始 学生の新規発想でキャンピングカーの魅力再定義へ

京都精華大学、株式会社キャンピングカーランド、株式会社レクビィは5月12日、共同で「キャンピングカー制作プロジェクト」を開始したと発表しました。このプロジェクトは、全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」にて行われ、約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業で行われます。

京都精華大学の全学部(国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部)から学生を募り、販売ターゲットの想定から車両のデザインと制作、製品の販売方法まで、産学共同で取り組む。成果物として実車7台を制作し、2024年2月のジャパンキャンピングカーショー(会場:幕張メッセ)で発表・発売する予定です。

本プロジェクトの目的は、Z世代にキャンピングカーの魅力を紹介し、興味を喚起すること。また、従来の設計思想とは異なる新しい発想でキャンピングカーを開発し、新たなライフスタイルを提案することも大切な目的となっています。さらに、量産する製品を企画・制作・販売する過程を体験することで、実践的で刺激的な学修環境を産学連携で構築することも視野に入れています。

キャンピングカー制作には、一般の乗用車とは異なり、木工や縫製などハンドメイドの部分が多く、この点が制作系の学部での実技教育を活用した実車開発を可能にしています。また、Z世代を対象としたデザイン開発や商品のマーケティング、販売方法の開発は、「表現」を実践する京都精華大学の学生にとって、大いに学びの場となるとのこと。

プロジェクトで制作されたキャンピングカーは、株式会社レクビィが制作し、その後、株式会社キャンピングカーランド各店舗(埼玉、名古屋、岐阜、京都)で販売します。

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グラフィックから「バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ」発売

ベルリンに拠点を置く出版社GESTALTEN(ゲシュタルテン)が編集した書籍『バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ』が、2023年5月にグラフィック社より発売される予定です。

この書籍では、「バンライフ」、つまりバンを自宅とし、世界を庭にする生き方を選んだ人々の物語が語られています。彼らが自分仕様に改造したバンやトラック28例、絶景を巡るイラスト旅マップ9例が紹介されています。

掲載されている車両は、フォルクスワーゲンのマイクロバスやウェストファリア、メルセデス・ベンツのスプリンター、ランドローバーのディフェンダーなど、キャンパー好きやクラシックカー好きには見逃せないラインナップです。最高な住み心地に改造された車内の様子や、そのライフスタイルが垣間見れるのも本書の魅力の一つです。

GESTALTENは、1995年の設立以来、アート、建築、フードデザイン等、さまざまな美術関連書を刊行してきました。近年では、本書をはじめとした多くのアウトドア、ライフスタイル系の書籍を編集しており、美しい写真と世界をカバーする取材力の高さで、常に話題を集めています。

『バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ』は、B5変形、上製、総288頁で、定価は3,190円(10%税込)です。ISBN番号は978-4-7661-3756-9で、Amazonおよび楽天ブックスにて購入可能です。

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バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ

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BMXスタイルが魅力のミニベロEバイク Evol AERITHの特徴は?

電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)が、さまざまな企業から登場している。その中には、一般的なスポーツ自転車をEバイクにした物だけでなく、従来のスポーツ自転車にはないスタイルを採用したEバイクも存在する。

今回ピックアップするEvol AERITH(エアリス)は、BMXスタイルを採用したミニベロEバイク。BMX風のハンドルやフロントフォーク、太めのタイヤを採用する事でBMXスタイルを気軽に楽しめるようになっている。また、シートポストバッテリーやリアインホイールモーターを採用することですっきりしたデザインを実現した。

タイヤは20×2.35インチ。流行のオートバイタイプのEバイクが4インチほどの太いタイヤを採用しているが、AERITHの2.35インチは太めのタイヤで、BMX風のパターンもあってストリート風スタイルとなっている。単純な迫力なら4インチが良いが、4インチタイヤはタイヤサイズが大きすぎるため、車体が大柄になる、駐輪ラックに入らない、タイヤの価格が高いという欠点があるため、実用性を考えたら悪くない選択だ。

モーターはバーファンのリアインホイールモーター。高い静音性やリアインホイールモーターらしいふわっとしたアシスト感は、10万円台の街乗りEバイクとしては合格ラインで、試乗コースで乗った限りでは特に不満はない。バッテリー容量は36V、6.5Ah、234Whで、長距離を走るのは心許なく街乗り向けだろう。

試乗した限りでは、BMX風のデザインはあくまでもいい意味でカッコだけで、実際は普通のミニベロEバイクで、癖もなく安心して走ることができる。車体サイズがコンパクトなため、身長175cm以上の人はやや小さく感じるだろう。BMX風のハンドルは、あくまでも本格的なBMXハンドルではないが、街乗りように設計しているため、幅が比較的狭めで手前に曲がっているため、普通に乗るのならこちらの方が良いだろう。

Evol AERITHの価格は198,000円(税込み)。この価格帯のライバルはミニベロEバイクだけでなく、折りたたみ自転車タイプのEバイクなどの強敵が多いが、デザインが気に入っており、街乗りやポタリングを楽しみたいのなら悪くないだろう。

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アウトドアのための超軽量遮熱帽子「アドベンチャーウルトラライトハット」登場 マイナス10℃も涼しく、真夏のアウトドアも快適に

株式会社丸福繊維は、2023年4月に自社ブランドの遮熱帽子「涼かちゃん」を「SHABō」としてリブランディングしました。5月19日に、リブランディング後の第二弾として、アウトドアシーンで使える-10℃遮熱帽子「アドベンチャーウルトラライトハット」の販売を自社ウェブサイトで開始します。

「SHABō」は、累計販売点数約45万点のロングセラー商品である農業向け暑さ対策帽子「涼かちゃん」をリブランディングしたもの。-10℃の機能はそのままに、デザインを一新し、農業分野以外の日常使い、スポーツ、アウトドアなどでもご利用いただけるように開発されました。

涼しさの秘密は、オリジナル素材「ダイオミラー」を使用した3層構造にあります。遮熱性と通気性を同時に実現する「ダイオミラー」は、元々農業用の遮光・遮熱素材で、銀色のアルミ蒸着素材です。「SHABō」では、帽子用オリジナル仕様として使用されています。

新商品「アドベンチャーウルトラライトハット」は、その名の通り、超軽量の帽子で、一般的な帽子(約100g)と比べてわずか約65g。この軽さにより、被っていることを忘れるほど快適な使用感が得られ、真夏のアウトドアシーンでも疲労を軽減することが可能です。

また、オリジナル素材「ダイオミラー」の使用により、遮熱性と通気性を両立。一般的な綿100%の遮熱帽子に比べて「-10℃涼しい」という驚くべき試験結果を得ています。さらに、シンプルなデザインで使い手を選ばず、自宅での手洗いも可能です。

商品詳細は、ベージュ・ブラック・カーキの3色展開で、素材はツバ・クラウンがポリエステル・ポリエチレン、ツバ部分にはウレタン芯が使用され、ダイオ素材はポリエチレン100%となっています。サイズはM(57cm)とL(60cm)の2種類、販売価格は3,960円(税込み)です。

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白馬岩岳マウンテンリゾート ゴールデンウィーク期間の来場者数が2年連続で過去最高を記録

長野県北安曇郡白馬村に本社を置く株式会社岩岳リゾートが運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、2023年のゴールデンウィーク期間(4月28日から5月7日)に過去最高の約19,500人の来場者を記録したと発表しました。これは前年同期比110%で、2年連続の最高来場者数を達成しました。

同リゾートでは、「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」を目指して、2017年から岩岳マウンテンバイク(MTB)パークや絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の開業など、さまざまな施設の開発を進めてきました。その結果、2022年のグリーンシーズン(4月28日から11月13日)にはコロナ禍にもかかわらず約20万人の来場者を迎え、ウィンターシーズンの来場者数を大きく上回る「冬よりも夏に多くのお客様が来場するスキー場」に進化しました。

2023年ゴールデンウィーク期間中には約19,500人が来場し、昨年同時期比で約110%の来場者数を記録。特に5月3日から5日の連休期間中は約13,000人の来場(同130%)を記録しました。これは、カジュアルアウトドアブランド「CHUMS」とのコラボレーション「CHUMS RIDGE」の開設や、ペット可能な森の散策路「ねずこの森」の開設、絶景ヨガイベントの定期開催など、新たな取り組みが奏功したと考えられます。

さらに、白馬岩岳マウンテンリゾートでは2023年5月20日から28日まで、「アルペンアウトドアーズ プレゼンツ『HAKUBA ヤッホー!FESTIVAL 2023』」を開催予定で、27日と28日にはスキマスイッチなどの有名アーティストが参加する音楽フェスも開催します。

岩岳リゾートは、グリーンシーズンの来場者数の大幅な増加とウィンターシーズンの観光需要の拡大によりキャッシュフローが改善。その結果、2024年冬に新しいゴンドラリフトの導入が決定されています。

岩岳リゾートの運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、その一貫した新規事業とサービスの開発により、業績を伸ばし続けています。その戦略は、観光客を魅了し、新規来場者を惹きつけるための一連の新しいアトラクションとイベントを提供することに重点を置いています。これらの取り組みにより、リゾートはその来場者数を増加させ、期待以上の成果を上げています。

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dopa 2023年6月号発売 車中泊バン&キャンパーDIY特集と物置小屋作りの実践リポート

株式会社ワン・パブリッシングは5月8日、「dopa 2023年6月号」を発売すると発表しました。

本号の特集は「車中泊バン&キャンパーDIY アイデア130」で、dopaの人気コンテンツである手作り旅車特集を再編纂。キャンピングカー作りのアイデアを13のカテゴリーに分けて紹介します。バラエティあふれる旅車作りのポイントを比較できるDIYテクニックカタログを提供します。

また、ヴィンテージのトラックをベースにした移動酒場や、軽トラベースの動く寝室や喫茶空間、バンをカスタムした釣り仕様のキャンピングカーなど、さまざまなDIY旅車事例を紹介。製作エピソードや細かな製作ポイントまで迫った実例集を提供します。

第2特集は「単管パイプで物置小屋を作る」で、単管パイプを使った物置小屋作りの実践リポートや、単管DIYの基礎知識と実例集を提供します。作業に役立つ実用情報や豆知識を20Pにギュッと詰め込み、読者に単管パイプ活用術を伝授します。

また、車中泊や旅を楽しむための軽バンカスタム、レザーソーイングやグリーンウッドワークなど、さまざまなジャンルのもの作りの魅力を個性あふれる作家とともに提供します。自給自足の田舎暮らしエッセイなどの読み物も充実しています。

「dopa 2023年6月号」は1,540円(税込)で、2023年5月8日に発売予定。A4変形、ISBNは4910166590634で、電子版もあります。

ドゥーパ! 2023年6月号 [雑誌]

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発売日: 2023/05/08
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サイクループ ビル・マンション向け、電動アシスト自転車の無人シェアリングサービスを発表

電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「ノルーデ」の運営企業であるサイクループ株式会社は5月11日、宅配ボックスおよび宅配ロッカーシェアのリーダーである株式会社フルタイムシステムと提携し、マンションの生活をさらに便利にする新サービスを提供すると発表しました。

サイクループは、2022年9月より企業向けに電動アシスト自転車サブスクリプションサービスを開始。マンション管理業界からも要望が多く寄せられたものの、予約管理、鍵の保管、バッテリーの充電といった課題があった。そこでフルタイムシステムが展開する電動アシスト自転車の鍵保管とバッテリー充電が可能なシステム「F-rents(フレンツ)」との連携を見つけ、無人で電動アシスト自転車を管理する新サービスを提供することになりました。

「ノルーデ」は年2回の定期メンテナンスを含み、毎年車体の変更が可能。保険や出張修理などのオプションも選択でき、マンションの特性や居住者のニーズに合わせた車種選択が可能です。また、毎年の車体変更により、放置自転車の問題の解決にも貢献し、マンションの価値向上につながるとしています。

一方、フルタイムシステムが提供する「F-rents」は、宅配ボックス内に電動アシスト自転車の鍵とバッテリーを収納できる24時間稼働のシェアリングシステム。利用料の収納も可能で、新たな人員は不要。アプリを通じて居住者のみが利用可能で、マンションの付加価値向上に寄与します。さらに、鍵の貸出帳簿管理業務のデジタル化にも貢献するとのことです。

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椿本チエインの3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」 タタメルバイクで有名なICOMAが開発した電アシの魅力とは?

5月12日から13日に開催されているBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。今回は、椿本チエインのブースでは3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」を紹介する。椿本チエインは、1917年にチェーンメーカーとして創業し、搬送システム、モビリティ、モーションコントロールなどの事業を拡大しており、多種多様な機械部品や自動車部品を手掛けているのが特徴。同社は世界シェアナンバーワンの産業用チェーンや自動車エンジン用タイミングチェーンシステムを代表とする技術力を売りにしている。

同社は長期ビジョン2030で「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」を目指しており、新商品や新事業の開発に力を入れています。「多目的e-Cargo」は、その取り組みの一つとのこと。

多目的e-Cargoのコンセプトは『誰もが気軽に乗れる多目的電動自転車』で、開発にあたっては、タタメルバイクで有名なICOMAが開発を行っている。

カーゴバイクには、2輪から4輪まで様々なのがあるが、多目的e-Cargoは、前1輪、後ろ2輪の3輪タイプを採用。このタイプではブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が存在するが、椿本チエインの多目的e-Cargoは、これらモデルと比較して、直線的な車体デザインを採用しておりシャープで若々しいデザインを実現している。 車体サイズはハンドルに関しては、折りたたみハンドルを採用しており車載を行うのも便利だろう。

車体サイズは不明だが、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が小柄な車体なのに対して、多目的e-Cargoは、大手3輪電動アシスト自転車よりは大柄で、スポーツ自転車などを乗っている人には一般的なサイズに感じる。ハンドル高は高めで、ハンドル高の下限はもう少し下げてもいいかもしれない。写真のモデルのディスプレイはシマノ・STEPSを採用しているが、走行用プロトタイプで実際にどのモーターを装着するのかは不明とのことだ。多目的e-Cargoの特徴と言えば、釣り竿やゴルフバッグなどの長物を簡単に運ぶことができること。このような長物を運ぶのは厄介だが、多目的e-Cargoはサドル後部に”枠”を装着することで、長物を運びやすくしている。シンプルだが非常に合理的だ。

ブレーキは3輪共にディスクブレーキを採用。後輪の構造は恐らく独立懸架の可能性がある。大手の3輪電動アシスト自転車の殆どが、後ろ2輪はサスペンションが無いため、路面の凹凸で車体が不安定になるという欠点があるが、多目的e-Cargoが独立懸架を採用しているのなら、走行性能は期待できるだろう。

多目的e-Cargoはあくまでもコンセプトモデルだが、車体を見る限りでは、外観だけでなく中身も凝っており期待できそうだ。多目的e-Cargoの想定価格に関しては、椿本チエイン側は不明とのこと。ただ、Bosch Active Line Plusモーターを搭載したTern HSD P9が443,300円なのを考えると、構造からして450,000円から500,000円スタートになる可能性がある。

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