Riese & Müller、持続可能性レポートを発表 CO2排出量の削減とリサイクルアルミニウムの利用に注力

Eバイクとカーゴバイクのメーカーとして有名なRiese & Müllerは3月12日、”In Motion “と題した第3回レスポンシビリティレポートを発表しました。

同社はEバイク業界で最も持続可能な企業としての地位を確立するため、廃棄物管理、CO2排出量、透明なサプライチェーンの推進に焦点を当て、2021/2022会計年度の進捗と成果を紹介しています。また、リサイクルアルミニウムへの取り組みや、持続可能なデザインのベンチマークとなる循環型経済の概念についても紹介しています。さらに、持続可能なモビリティに向けた革新的な旅に乗り出したサイクリングフレンドリーな3都市を取り上げ、他の都市が従うべき青写真を提示しています。

Riese & Müllerは、1993年にMarkus RieseとHeiko Müllerによって設立された、Eバイク、カーゴバイク、フォールディングバイクのドイツのプレミアムメーカー。ダルムシュタット近郊のミュールタールを拠点に900人の従業員を擁し、専売店ネットワークを通じて世界中に製品を販売しています。同社は、先駆的な製品や革新的なEバイク技術だけでなく、持続可能なライフスタイルの促進やユーザー志向の製品開発に重点を置いています。

Riese & Müllerは、生産台数が約18,000台増加しつつ、前年比で約10%のCO2排出量削減に成功。さらに、敷地内物流を重視し、カーボンフットプリントの削減を進めています。2026年までには、自家発電で充電できる電気自動車への移行を目指し、サステナビリティへの取り組みに貢献しています。

Riese & Müllerは廃棄物の削減とリサイクル率の向上に努めており、すでに90%を超えています。同社は、重要な素材であるアルミニウムについて、リサイクルの重要性を認識しています。このため、Riese & Müllerは、ポルトガルのフレームメーカーTriangle’sとノルウェーのサプライヤーHydroと共同で、2025年までにリサイクルアルミニウムのみを使用することを目標に、パイロットプロジェクトを開始しました。

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