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スポーツ自転車専門店のワイズロードがサマーセールを開催 自転車やウェアなどのセールを実施

株式会社ワイ・インターナショナルは7月21日、ワイズロード全国店舗及びオンラインで「サマーセール」を実施中だと発表しました。

このセールでは、完成車・フレームと同時購入のアクセサリー等が10%offとなる「同時購入割引」、有名ブランドの完成車を対象に「0%ローン」を実施します。

更に、初回購入者向けの割引コード配布も行います。ウェアもお買い得価格で提供し、ワイズロードオンラインでは会員限定の「タイムセール」を行います。

サマーセールの追加サービスは2023年8月27日まで、ウェアサマーセールのみ7月30日まで実施します。対象は、同時購入商品10%off(一部対象外あり、オンラインでの購入時は店頭受取のみ)、完成車の0%ローン、ウェアサマーセール、初回購入者割引コード配布(次回購入時に使える10%offコード)、DAHON K3 30%off、会員限定タイムセールです。クロスバイク、ロードバイクなどのセールも2023年8月20日まで継続します。

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ライトバックパッカー向けアウトドアブランド ZEROGRAM、アイコンテントの新バージョン「El Chalten ZEROBONE v2」登場

東京都港区を拠点にする株式会社ZEROGRAMが、ブランドの代表的存在である「El Chalten」シリーズの新たなバージョン、「El Chalten ZEROBONE v2」の発売を2023年7月28日(金)に予定していることが明らかになりました。

さらなる利便性とユーザー体験の向上を追求し、新バージョンの特徴としては、夜間の視認性の向上とパーツ位置の感覚的な設営が可能となる改良が挙げられます。さらに、新製品の発売を記念し、実際に新型テントを体験できるPOPUPイベントも開催するとのことです。

新製品「El Chalten ZEROBONE v2」の特筆すべき改良点は、まず夜間の視認性を向上させるために、フライやインナーテントの出入口ジップ、ベンチレーション開閉用ジップの持ち手部分に蓄光パーツが採用されています。これにより、暗闇でも動線が確保できるとのことです。

さらに、感覚的に設営が可能となるよう、テントボトムの4隅にあるポールやフットプリントを接続するパーツの位置が変更されました。これまでは同じ位置に配されていたこれらのパーツが、それぞれの位置を離すことで、直感的に設営が行えるようになったとのことです。

また、傷つきにくい材質を追求し、オリジナルジェラルミンポール「ZEROBONE」に強化コーティングが施されました。これに伴い、ポールカラーもマットブラックから洗練されたブラックシルバーに変更となりました。

デザイン面では、秋冬の景色をイメージした2つのカラーバリエーション、ダークカーキとグレーが用意されています。どちらのカラーもフライとインナーは同色で、全体として落ち着いた印象を醸し出します。

さらに、2023年から発売されるZEROGRAM製品全てに順次反映されていくという新しいシンボルロゴが、今回の新製品にも採用されています。

製品の素材は、フライが15D N/R silicone/PU coated(フロアは20D)、インナーが20D monofila、ポールがZERO-BONE UL(ジェラルミン)で、カラーバリエーションはGRAYとDARK KAHKIの2種類です。

このテントはオールインワンの構成で、フライ、インナー、ポール、ペグ10、ガイライン4、フットプリント、スタッフサックがセットになっています。さらに、シェルターモード、出入口2、前室2、ベンチレーション2(中から開閉可能)、ポケット4、ランタンフック1など、利用者のニーズに対応した機能が充実しています。

重量面では、1.5Pが1583g(パッキング時1916g)、2Pが1655g(パッキング時1989g)、2.5Pが1803g(パッキング時2220g)となっています。また、インナーサイズは、1.5Pが210(L)x105(W)x100(H)cm、2Pが210(L)x120(W)x105(H)cm、2.5Pが210(L)x155(W)x110(H)cmとなっています。

価格は、1.5Pが83,600円、2Pが89,100円、2.5Pが95,700円(税込)です。

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スペシャライズド パンプトラックからトレイルまで対応するダートジャンプMTB「Pシリーズ」登場 

スペシャライズドは7月7日、アクションライド向けの新しいダートジャンプバイクとタイヤを発売した。新しいPシリーズは、幅広いライダーに対応するために、アルミ合金製のフレームを特徴としています。その結果、どのホイールサイズも耐衝撃性が向上し、次のアクションに備えることができます。

新型Pシリーズは、ダートジャンプやその他のアクションライドを極めるライダーにとって最適な選択となる。フレームはタフで軽く、ケーブルを内装式にすることで、見た目をスマートにしています。さらに、公道走行のためには前後ブレーキの装備が必須であり、すべてのPシリーズバイクにはフロントブレーキが標準装備となっています。

今回のバイクには、これまでダートジャンプバイクには一般的でなかった多くのサイズ展開があります。P.1からP.4まで、4種類のフレームサイズが用意されており、それぞれ20インチ、24インチ、26インチ、27.5インチのホイールサイズとなっています。

この新型Pシリーズは、汎用性が高く、スケートパークやトレイル、ダートジャンプに対応しています。そして、新しいPシリーズは、その汎用性をさらに高めるために、最大2.35インチのトレイルタイヤに対応しています。

新型Pシリーズのパフォーマンスは、リアエンドがBoost仕様となっており、その強度と耐久性が大幅に向上しています。新設計のドロップアウトはディレイラーとシングルスピードの両方に対応し、リアセンターを15mm調節できるため、ライダーは自身のライドスタイルに合わせてホイールベースを伸ばし、安定性を高めることができます。

新しいPシリーズには新発売のKickerスポーツタイヤが採用されています。このタイヤは、軽く転がり、控えめなトレッドが路面をしっかりと捉えるため、スケートパークからダートジャンプ、固くしまったオフロードまで対応することが可能です。

「P.1(ピー・ワン)」は20インチのバイクで、価格は66,000円(税込)。色は「GLOSS DEEP MARINE / PURPLE HAZE」、「SATIN RUSTED RED OVERSPRAY / BLAZE」の2色が選べます。

一方「P.2(ピー・トゥー)」は24インチで、価格は154,000円(税込)。こちらは「GLOSS MORNING MIST / DARK NAVY」、「SATIN DARK MOSS OVERSPRAY / OAK GREEN」の2色展開です。

 

さらに、より大型の「P.3(ピー・スリー)」は26インチで、価格は198,000円(税込)。色は「GLOSS BLACK TINT / BLACK」、「SATIN COOL GREY DIFFUSED / DESERT ROSE / BLACK」の2色から選択可能です。また、「P.3 Frame(ピー・スリー・フレーム)」としてフレーム単体も販売されており、価格は59,400円(税込)で、「SATIN COOL GREY DIFFUSED / DESERT ROSE / BLACK」の1色展開です。

最大サイズの「P.4(ピー・フォー)」は27.5インチで、価格は198,000円(税込)。こちらは「SATIN ALUMINUM/ BLACK」、「SATIN RED TINT DIFFUSED / FIERY RED / WHITE」の2色展開となっています。また、「P.4 Frame(ピー・フォー・フレーム)」としてフレーム単体も販売されており、価格は59,400円(税込)で、「SATIN RUSTED RED / WHITE SAGE」の1色展開です。

一方、新たに発売されるアクションライド向けのタイヤ「Kicker」シリーズも注目です。まず「Kicker Control T5(キッカー・コントロール・ティーファイブ)」は、価格5,940円(税込)で、サイズ(重量)は「26 x 2.1インチ(約595g)」、「27.5 x 2.1インチ(約615g)」があります。

そして「Kicker Sport(キッカー・スポーツ)」は、価格3,850円(税込)で、サイズ(重量)は「20 x 2.1インチ(約430g)」、「24 x 2.1インチ(約570g)」、「26 x 2.1インチ(約640g)」、「27.5 x 2.1インチ(約750g)」の4種類から選べます。

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JAF 電動キックボードの衝突実験を実施 ヘルメットなしの運転は危険

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、7月14日、電動キックボードの衝突による頭部への衝撃についての実験結果をウェブサイトに公開しました。

2022年の電動キックボードによる交通事故は41件(前年比12件増)で、そのうち死亡事故は1件と報告されています(出典:警察庁)。2023年7月から改正道路交通法が施行され、特定小型原動機付自転車という新たな種別が追加されました。条件を満たした電動キックボードは16歳以上であれば免許なしで運転可能となり、ヘルメットの着用が努力義務とされました。この背景から、JAFは電動キックボードが交通場面で衝突・転倒した際の危険度を検証しました。

実験では、電動キックボードを20km/hでけん引し、高さ10cmの縁石に衝突させて転倒時の頭部損傷値(HIC値)を計測しました。HIC値は、衝突や落下による脳や頭蓋骨の損傷程度を表す数値で、HIC1000を超えると脳傷害の可能性があり、HIC3000を超えると非常に高い確率で重篤な傷害が発生するとされています。

実験の結果、ヘルメットを着用しない場合、着用時と比較してHIC値が6.3倍に増加し、重篤な頭部損傷や死亡のリスクが高いことが明らかになりました。

さらに、自動車に衝突した際の危険性についても検証されました。電動キックボードが一次衝突の際よりも二次衝突の際のHIC値が高くなり、頭部への影響が大きいことが判明しました。特にヘルメットを着用しない場合、二次衝突のHIC値が非常に高くなり、頭蓋骨骨折や脳損傷、死亡のリスクが高まる結果となりました。

 

以上の結果から、電動キックボードを利用する際は特に頭部を保護するヘルメットの着用が重要であると強調されました。免許不要で利用できるからこそ、交通ルールとマナーを守り、安全な運転を心掛ける必要があると呼びかけています。

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電動キックボードの衝突実験(JAFユーザーテスト) | JAF

BESV JAPAN BESV、SMALO、Votani製Eバイク購入者を対象にヘルメットのプレゼントキャンペーンを実施

BESV JAPANは「Thousand Helmet プレゼントキャンペーン」を行うと発表しました。このキャンペーンは、2023年7月22日(土)から8月31日(木)まで行われます。

このキャンペーンの特典として、購入者は自分の好みの色とサイズのThousand Helmetを1つ受け取ることができます。Thousand Helmetは、LA発の都会派サイクリスト向けに設計された高品質なヘルメットです。デザイン性、利便性、安全性を高レベルで満たすこのHeritage1.0ヘルメットシリーズは、よりカジュアルで安全なヘルメットとして市場に登場しています。

対象となる製品は、BESV、SMALO、Votaniの全製品です。プレゼントとなるThousand Helmetは、全9色、3サイズから選択可能です。

ただし、注意事項として、このキャンペーンはBESV、SMALO、Votaniの正規取扱店で新車を購入するお客様が対象です。また、ヘルメットの在庫状況により、プレゼント品のお届けに時間がかかる場合や、在庫のないヘルメットのサイズ・カラーを選ぶことができない場合があります。

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伊勢志摩エリアのリゾート施設VISONに国内最大級の車中泊スポットがオープン

ヴィソン多気株式会社とキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は7月13日、両社が連携し、ヴィソン多気が運営する商業リゾート施設「VISON」内に200台分のキャンピングカー用駐車スペースを設け、Carstayの車中泊スポットとして登録したことが発表されました。両社は、周辺の観光地とVISONの施設を活用し、地域の課題解決を目指します。

VISONで設けられた200台分の車中泊スペースは、Carstayが全国で登録している約340箇所の車中泊スポットの中で最大となります。このスポットはVISONの敷地内で最も標高が高い場所に位置しており、1台あたりの利用料金は3,000円で、24時間利用可能なトイレと、6時から24時まで利用できる日帰り温浴施設「本草湯」が併設されています。

また、VISONの敷地内には数々の飲食店やショップがあり、地域の食材を使った料理や、世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏が手掛けるスイーツ店、「猿田彦珈琲」など多様なお店を楽しむことができます。また、バーベキュー器材の貸出、新鮮なBBQ食材や飲料を提供する「GRILL EIGHT」もオープンしています。

VISON近隣には、伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩半島などの観光地が点在しています。観光地としての魅力はあるものの、地域の宿泊施設の不足や交通手段が不便なため、観光客は日帰りが主となっており、観光地の活用が課題となっていました。

VISONとCarstayの連携により、車中泊仕様の車を活用することで、観光客がVISONやその周辺施設を有効活用し、三重県、和歌山県、兵庫県淡路島までの観光地をカバーすることが可能となり、地域の観光基盤の強化と地域内の移動や宿泊の課題解決につながります。

今後、VISONはCarstayと共にバンライフを通じた地域活性化の取り組みを拡大する予定で、既存の施設と連携し、持続可能な観光基盤の強化を目指します。一方、Carstayは全国的に高まる車中泊やキャンピングカー旅行の需要に応え、地域課題の解決とバンライフの基盤構築に貢献するとともに、地域企業との連携を積極的に推進します。

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日本のEバイク・Eモビリティ専門工場「JOeBテック」試作車第1号の納品を発表

JOeBテックは7月19日、試作車第1号を納品したと発表しました。

JOeBテックは、沖縄県にある日本のEバイク・Eモビリティ専門工場。新幹線などに使われている熱処理を必要としない日本製A7204アルミを使用し、高品質と環境に配慮しているのを謳っています。

シティサイクルタイプのこの試作車は。アルミの加工から粉体塗装、組立まで、沖縄工場にて一貫して製造しているのが特徴で、 製造工程の見直しにより、CO2排出量を従来比35%削減、発がん性物質ゼロ・有害廃液ゼロ塗装前処理・粉体塗装を使い、日本製の電動アシストユニットを使用し、同社工場にて企画・設計・部品調達・製造・組立を行なった日本製の完成車が特徴です

JOeBテックに関しては「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」でも紹介しており、JOeBテック社長のインタビューや竣工式の取材を行っており、JOeBテックを紹介しています。

アメリカの低価格Eバイクブランド「Rad Power Bikes」欧州市場から撤退

EバイクメーカーのRad Power Bikesは2023年末をもってヨーロッパ事業を終了すると発表しました。北米市場に集中することを決定したとのことです。

CEOのPhil Molyneux氏がウェブサイト上に掲載した声明で、長期的な成功を目指し、事業を評価した結果、このような決断に至ったと述べています。ヨーロッパのサービスパートナーやオンラインヘルプセンターは今後も利用可能とのことです。

Rad Power Bikeは2015年にアメリカで設立されたEバイクメーカー。2017年にヨーロッパ市場へ進出し、オランダにRad Power Bikes Europeを設立しましたが、この数年間で人員削減を行いました。

他にも、ロサンゼルスでは、Rad Power Bikesのモデル「RadRunner」の運転していた少女が事故で死亡し、両親から訴訟されるだけでなく、2022年10月にはRad PowerのEバイクが火災を起こしたという訴訟が出ています。

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山や川、海で死なないために死亡事例から学ぶ『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』が出版

山と溪谷社が『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』という書籍を出版した。

この本は、羽根田治の著作で、アウトドアでの危険事例に焦点を当てている。事故のシナリオは多種多様で、滑落による死亡、ダニに噛まれた結果の死亡、人助けを試みての死亡、キャンプでの料理中に起こる死亡、風により吹き飛ばされての死亡など、「まさか、こんなことで……」と驚くような様々な事例が紹介されている。

この本の目的は、読者がこれらの危険から身を守る方法を学ぶことだ。それぞれの事例に対する具体的な防衛策が詳細に解説されており、危険を知ることでそれを避ける可能性を高めることができる。アウトドア活動中に自身や大切な人が危険な状況に遭遇しないための知識がこの一冊に凝縮されている。

■目次
1章 山で死ぬ
転倒して死ぬ/すべって落ちる/落石で死ぬ/土砂崩れで死ぬ/雪渓が崩れて死ぬ/雷に打たれて死ぬ/火山ガスで死ぬ/風に飛ばされて死ぬ/熱中症で死ぬ/夏なのに寒さで死ぬ/沢の増水で死ぬ/疲れて死ぬ/道に迷って死ぬ/発病して死ぬ/雪に埋まって窒息する/木に激突して死ぬ/雪崩で死ぬ/クレバスに落ちて死ぬ/アイゼンを引っ掛けて死ぬ/一酸化炭素中毒で死ぬ/火傷で死にかける
もっと知っておきたい安全知識 PART1

2章 動物にあって死ぬ
クマに襲われて死ぬ/イノシシに襲われて死ぬ/毒ヘビに咬まれて死ぬ/ダニに咬まれて死ぬ/ハチに刺されて死ぬ/サメニ襲われて死ぬ/オニダルマオコゼに刺されて死ぬ/ダツに刺されて死ぬ/オニヒトデに刺されて死ぬ/ブユの大群に襲われて死にそうになる/カタツムリやナメクジに触って死ぬ
もっと知っておきたい安全知識 PART2

3章 毒で死ぬ
有毒植物を食べて死ぬ/毒キノコを食べて死ぬ/フグを食べて死にそうになる/アオブダイを食べて死ぬ/カニを食べて死にそうになる
もっと知っておきたい安全知識 PART3

4章 川や海で死ぬ
鉄砲水で死ぬ/助けに行こうとして死ぬ/ため池に落ちて死ぬ/飲酒して泳いで死ぬ/高波にさらわれて死ぬ/離岸流で死ぬ/戻り流れで死ぬ/シュノーケリング中に死ぬ/ボートから落ちて死ぬ/ボートに追突されて死ぬ/初心者がSUPで死ぬ
もっと知っておきたい安全知識 PART4

コラム
転滑落事故が起きやすい場所は?/変わりつつある人間とクマの関係性/中毒事例の多い主な有毒植物/中毒事例の多い主なキノコ

■著者情報
著者 羽根田 治(はねだ・おさむ)
1961年、さいたま市出身、那須塩原市在住。フリーライター。
山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。
主な著書にドキュメント遭難シリーズ、『ロープワーク・ハンドブック』『野外毒本』『パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(共著)『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』などがある。
近著に『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)、『山のリスクとどう向き合うか 山岳遭難の「今」と対処の仕方』(平凡社新書)など。
2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員。

イラスト 秋山 貴世(あきやま・たかよ)
岡山県出身。武蔵野美術大学、セントラルセントマーチンズ大学院卒業。南ロンドン在住。
日本、イギリス、フランスの雑誌や出版物のイラストを中心に活躍。
コミックやジンの制作、ワークショップも不定期で開催。

【商品詳細】
書名:これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
著者:羽根田治
定価:1430円(本体1300円+税10%)
発売日:2023年7月19日
仕様:四六変形判・本文144ページ

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の話

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の話

羽根田 治
1,387円(07/22 06:31時点)
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10代女性はキャンピングカーでのキャンプに好意的 フォーイットの調査から

キャンプやグランピングに関する情報提供を行う「TAKIBI」を運営する株式会社フォーイットは7月13日、10代から50代までの全国の男女2,000人を対象にキャンプに関するアンケートを実施しました。

「キャンピングカーでキャンプをしたいと思いますか?」との問いに対し、全体の57.8%が「してみたい!」と回答しました。回答者の中には、「免許証がない」「どちらとも言えない」という意見も存在しました。

年齢層別に見ると、キャンピングカーでキャンプに興味があると回答したのは10代が最も多く、82.5%が肯定的な意見を示しました。特に女性が75.0%と多く、初心者でも楽しめるキャンピングカーの快適性や、インテリアのDIYやSNSでのバンライフの共有といった多様な楽しみ方が影響していると見られます。

また、居住地域別では、既にキャンピングカーでキャンプを行っていると回答した人が近畿地方で最も多く、10.3%を占めました。一方で、世帯年収が高いほどキャンピングカーでのキャンプに肯定的な傾向も明らかになりました。

実際にキャンピングカーでキャンプを経験した人は全体の8.5%となりましたが、キャンピングカーの保有台数は増加の一途を辿っています。災害時の利用や新型コロナウイルス感染症の流行下での利用など、キャンピングカーの市場は今後さらに成長が見込まれています。

リモートワークやワーケーションがスタンダード化する中で、各地を旅しながら生活する「バンライファー」も増えてきています。今後、地域経済の活性化につながる新しい観光スタイルとしてワーケーションが注目されることが期待されています。

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BESVのスマートEバイク「SMALO」専用Webサイトが公開

BESV JAPANのスマートEバイクブランド「SMALO」の専用公式Webサイトが公開されました。

SMALOはBESVのEバイクの中でも先進機能を搭載したEバイクブランド。車体には、BluetoothやGPS、4G通信機能など、多くの先進技術を駆使した機能が搭載されており、Bluetooth機能により専用アプリと接続し、Eバイクの各種設定やカスタムが可能です。また、自転車に近づくだけで、自動的にバイクの電源が入るだけでなく、GPS機能によって、自転車の正確な所在地が確認でき、万が一の盗難の際にも、専用アプリの地図上にバイクの位置を正確に表示。4G通信機能を利用して、自転車の近くにいなくても、無線通信でバイクのステータスをクラウドに保存し、専用アプリを通してバイクの状態を把握できます。

また、専用スマートフォンアプリ「BESV SMART Plus」を利用すると、スピードやバッテリー残量、各種ステイタスの確認ができるのに加えて、e-Lockの遠隔解錠や、MAP機能を活用してバイク位置の確認や目的地の設定が可能。他にも、エラー診断機能でボタン一つで全ての電装システムをセルフチェックでき、異常個所をアプリ上に表示する機能も備えています。そして、盗難機能に関しては、自転車の振動や移動など動きをセンサーが感知すると、自転車本体からアラームを発し、盗難を防止し、スマートフォンに通知が届くE-Lock機能を装備。

アシストは最適なアシスト出力をAIが自動で判断し、快適なペダルトルクで走行できるようにユーザーのペダリングに応じて、アシスト出力が自動で計算される「AI Assist Driving」機能が搭載されています。

今回、公開されたSMALO公式Webサイトでは、販売車種「LX2」と「PX2」の詳細なスペックや、スマートフォンアプリの具体的な内容を知ることができます。興味がある場合は一度はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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オランダで破産したVanmoof 現状や今後についての内容が公開

2023年7月17日、アムステルダム裁判所は、オランダに本社を置く自転車製造会社VanMoof Global Holding B.V.、VanMoof B.V.及びVanMoof Global Support B.V.の破産を発表しました。破産管理人としてパドバーグ氏とデ・ウィット氏が任命されました。一方で、オランダ国外のVanmoof法人については破産手続きが進行していないことが明らかにされています。

Vanmoofの公式サポートサイトでは、Vanmoofの現状についてが公開されています。これによると、現在、Vanmoofの破産管理人は、同社の活動を継続させることができる買い手を探しており、その過程で同社の資産と活動の売却手続きを進行中です。新たな運営者が見つかるまでの間、同社のアプリとサーバーは引き続き稼働し、継続的なサービスの提供を目指します。

Vanmoofの顧客に対しては、バックアップのロック解除コードを作成し、ハンドルバーのボタンからバイクのロックを解除できるようにすることが推奨されています。また、オランダ国内の法人の破産がオランダ国外の他の法人に与える影響については、現在調査中であり、新たな情報が入次第、公表される予定です。

一方、バイクやアクセサリー、スペアパーツの注文については、現在配送が停止しており、未決済の注文に対する対応は販売プロセスの結果次第となります。また、バイクの修理については、オランダのVanMoof店舗での修理予約が現在できない状況です。

オランダのVanMoof修理工場にある自転車は所有者によって引き取ることが可能となっています。引き取り計画がまとまり次第、各ライダーに連絡が入るとのこと。ただし、引き取り時に自転車が修理されていない可能性もあります。

スペアパーツの注文については、今年初めにすでに停止しており、再開は販売プロセスの結果によるとのことです。

前払い金や払い戻し請求については、破産管理人が認識しており、破産手続きに関連するこれらの請求に対する具体的な手続きを設定しています。詳細は、販売手続きが完了次第公表されます。

注文のキャンセルについては、既に前払いを済ませている場合、前述の払い戻し請求に関連する手続きを参照するよう指示が出されています。

サプライヤーに関しては、損害賠償請求を行いたいB2B債権者は、https://www.ClaimsAgent.nlで登録が可能です。請求書を提出する際には、適切な債権者リスト(VanMoof B.V.、VanMoof Global Holding B.V.またはVanMoof Global Support B.V.)で請求することが求められます。

債権者は安全なインターネット接続を通じて登録し、ログイン情報を受け取ることができます。その上で、請求の根拠となる書類(請求書、注文確認書、通信文等)をアップロードする必要があります。

請求額の払い戻しについては、債権者への支払いが可能であるか否かを現時点で評価することは難しい状況です。債権者への支払いの可能性に関する情報が得られ次第、クレームエージェントを通じて債権者に自動的に電子メールが送信されます。

Vanmoofに商品を納入した者は、アムステルダム地方裁判所が命じた2ヶ月の冷却期間中、VanMoofの資産に対する請求や管理下にある資産の引き渡し請求を管財人の許可なく行うことはできません。特定の物に対して所有権を持つ(または持っているふりをする)場合、その証拠をClaimsAgentを通じて管財人に提出することが求められます。

Vanmoofへのサービス提供については、管財人から特別な指示がない限り、破産前と同じ契約条件でサービスを提供し続けることが必要です。

オランダ国外のVanmoof法人に債権を持つ者は、オランダ国外の事業体は現在破産しておらず、ClaimsAgentでの請求はオランダの事業体に限定されます。

破産に関する詳細情報は、アムステルダムの裁判所で公開されている公開報告書、または中央破産登録簿(http://insolventies.rechtspraak.nl)に掲載されています。最初の公開報告書は、破産宣告から約1ヶ月後に公表される予定です。

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山梨の郷土料理「吉田のうどん」の味をスパイスで再現したアウトドアスパイスが登場

山梨県の代表的な郷土料理、吉田のうどんの魅力がひとつのボトルに凝縮される新商品が発売されることになりました。株式会社ヤマフジは、2023年7月14日(金)に、BBQ出汁スパイス「山梨味だしスパイス 旨薬味Shot」を発売すると発表しました。この新商品は、出汁の旨味と味噌の風味、さらに「吉田のうどん」に欠かせない薬味の美味しさをそのまま閉じ込めた、一振りで多彩な食材の味を引き立てる万能調味料となっています。

「吉田のうどん」の名店である「麺ズ冨士山」がこの新商品の監修を担当しました。太くてコシの強い麺が特徴の「吉田のうどん」は、甘辛い肉やキャベツなどのトッピングと共に、醤油と味噌をブレンドした出汁をきかせたスープで提供され、多くの人々を魅了しています。

新商品「山梨味だしスパイス 旨薬味Shot」は、肉や魚、ごはんやパスタ、揚げ物などに幅広くマッチし、下ごしらえの際の隠し味としても活躍します。特に、バーベキューのシーンで大活躍することが予想されます。また、小さなお子さんでも美味しく味わえるよう、“やや辛口”の味わいに仕上げられています。

価格は税込みで990円、内容量は50グラム、高さ10.5センチ×直径4.5センチの容器に詰められています。発売予定の店舗は、初めに山梨県内の道の駅や土産品店から始まり、順次全国の小売店へ展開される予定です。

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「GORIX」から、AirTagを隠して装着できるサイクルベル(Gair-Bell) が新発売

GORIX株式会社が自転車パーツブランド「GORIX」から新商品「AirTag用サイクルベル(Gair-Bell)」を発売しました。

この新商品は、自転車に取り付けることができるAirTag用のケースカバーで、サイクルベルの内部にAirTagを隠すことが可能です。AirTagはAppleが提供する追跡デバイスで、これを用いることで自転車の追跡が可能となり、盗難対策に役立ちます。

ベル部分は耐久性と耐腐食性に優れた真鍮製で、表面には防錆のコーティングが施されています。また、防水シリコンリングが装備されており、雨天時でも水の侵入を防ぎます。これにより、多様な気象条件下でもAirTagの機能を保つことができます。

マウンテンバイクやクロスバイク、電動自転車、子供用自転車など、直径21-25mmのハンドルバーに取り付けることが可能です。ただし、ロードバイクに装着予定の場合は、ハンドルサイズを再度確認することが求められます。

この新商品「AirTag用サイクルベル(Gair-Bell)」は、GORIX公式ストアをはじめ、各種オンラインショッピングサイト(楽天、Yahooショッピング、Amazon)で販売されており、価格は1,200円(税込、送料別)です。ただし、販売価格は変動することもありますのでご注意ください。なお、商品にはAirTagは含まれておらず、別途購入が必要です。

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GORIX(ゴリックス)公式オンラインショップ本店 自転車パーツ (gottsuprice.jp)

Apple AirTag 4個入り

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Liv 2023-24継続モデルの価格を改定 LANGMA ・Eバイク・キッズバイクの価格を値下げ

GIANTの女性専用ブランドのLivは7月14日、2023モデルの一部を2024モデルとして継続し、価格に改定する。

対象モデルは、反応性・コントロール性の向上と軽量化を両立したオールラウンドなレースロードバイク「Liv LANGMA(ランマ)」シリーズ、そして、幅広い年齢層にスポーツバイクの楽しみを提供するEバイクおよびキッズバイクで、値下げとなる。

LANGMAシリーズ

LANGMA ADVANCED SL 1 DISC
標準価格:¥968,000 (税込) → ¥836,000(税込)
LANGMA ADVANCED PRO 1 DISC AR
標準価格:¥770,000 (税込) → ¥660,000(税込)
LANGMA ADVANCED PRO 1 DISC
標準価格:¥649,000 (税込) → ¥572,000(税込)
LANGMA ADVANCED 1 DISC
標準価格:¥462,000 (税込) → ¥418,000(税込)
LANGMA ADVANCED 2 DISC QOM
標準価格:¥352,000 (税込) → ¥275,000(税込)
LANGMA ADVANCED 3 DISC QOM
標準価格:¥308,000 (税込) → ¥242,000(税込)

Eバイク


ESCAPE R W E+
標準価格:¥330,000 (税込) → ¥275,000(税込)

キッズバイク


ALIGHT 24
標準価格:¥52,800 (税込) → ¥46,200(税込)
ADORE 16
標準価格:¥44,000 (税込) → ¥36,300(税込)
ENCHANT 24
標準価格:¥53,900 (税込) → ¥46,200(税込)
ENCHANT 20 LITE
標準価格:¥49,500 (税込) → ¥42,900(税込)

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2023 Liv Cycling | トップページ (liv-cycling.jp)

オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」が破産

オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」は、2023年7月17日に破産しました。

アムステルダム裁判所はVanMoof Global Holding B.V.、VanMoof B.V.およびVanMoof Global Support B.V.の破産を宣告し、パドバーグ氏とデ・ウィット氏が管財人に任命されました。ロイターなど様々なメディアで報じられており、オランダの中央破産登録簿にも破産と書かれています。

Vanmoofと言えば、スマートなデザインとハイテクを売りにしたEバイクで知られています。同社は新型コロナウイルス感染症の影響により売上を伸ばし、2021年9月に1億2800万ドル(日本円で約160億円)の資金調達を実施。同社は世界で最も資金調達したEバイク企業であると謳っていました。

しかし、Vanmoofは2022年から経営危機が噂されていました。これは、2020年4月に発表したEバイク「S3」と「X3」で、配送中に発生した傷や損傷、故障など様々なトラブルが発生が発生し、保証期間中の修理・交換費用のコストや、低価格で最大3年間の無料メンテナンスと、盗難にあったバイクが2週間以内に回収できなかった場合の代替モデルを用意するプラン「Peace of Mind保証」というサービスにより、同社の経営難に拍車をかけたようです。

7月12日には、企業が倒産を回避するために債権者から一時的に保護しようとするのを助ける支払停止を行いましたが、早期に支払停止を撤回し、破産申請を行いました。

管財人は現在、Vanmoofの事業継続に関心を持つ者を見つけるため、販売プロセスの設定に取り組んでいる。また、修理や顧客サービスの対応など、現在の事業の維持にも注力しているとのことです。

今回の破産は、オランダにあるVanmoofの企業のみとなっていますが、日本でも修理が中止になるといった影響が出ているようです。Vanmoofを所有しているオーナーは今後の情勢に注視する必要があります。

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iGPSPORTからスマートテールライト「SRTL SR30」登場 後方からの車の接近をサイクルコンピューターやスマホアプリに知らせる

株式会社ヒアアンドシーは7月11日、WUHAN QIWU TECHNOLOGY社のブランド「iGPSPRORT」のスマートテールライト「SRTL SR30」の販売を開始しました。この商品は、後方から接近する車両を高性能のミリ波レーダーで検知し、対応するサイクルコンピュータの画面上に警告音とともに接近情報を表示するというものです。

SRTL SR30のレーダーは最大150mの探知距離と最大40度の探知角度を有しています。これにより、連続するカーブでも後方から接近する車両を素早く察知し、サイクリストに警告を出すことが可能になります。接近車両のスピードに応じて、画面上にオレンジや赤の警告表示が出るため、追い越しのタイミングを正確に把握することが可能です。

また、SRTL SR30はテールライトとしても機能し、さまざまな点灯・点滅モードを装備しています。内蔵のセンサーが自転車のブレーキングを検知し、ハイライトを点灯する機能も持っています。これにより、後方から接近する車両に対する注意喚起が可能になります。

この製品は、iGPSPORTのiGS630とBSC300、iGPSPORTのスマートフォンアプリ、そしてGarmin、Wahoo、Brytonなどのサイクルコンピュータ、スマートウォッチ、その他のディスプレイデバイスなど、標準プロトコルをサポートするデバイスとも互換性を持っています。

以上の特長により、SRTL SR30は視覚と聴覚の両方でサイクリストに情報を提供し、ライドの安全性を強化する一方で、後方からの車両の接近に対する警告機能を強化します。この製品は、株式会社ヒアアンドシーのECサイトで購入可能です。

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経営危機のVanmoof 万が一の時に備えてデジタル鍵を生成するアプリが登場

ハイテクEバイクメーカーで有名な「Vanmoof」は2023年7月16日現在、経営危機で知られています。Vanmoofの問題点は、スマートフォンアプリで鍵を解錠する必要があるため会社が倒産した場合、アプリが消失してしまい鍵の解錠ができなくなることです。

出典:Ride the future with our Electric Bikes | VanMoof

そんな中、Vanmoofのライバル企業で知られているCowboyが、バイクのキーを携帯電話に保存することで、サーバーがダウンしても乗り続けることができるアプリを発表しました。この機能を備えたアプリはAppstoreとGoogle Playで入手可能です。

出典:Bikey app — Save your VanMoof bike digital key locally and keep riding (cowboy.com)

このアプリは、ユーザーだけのデジタルキーを生成し、個々のバイクの基本設定にアクセスすることが可能となります。さらに、デジタルキーとユーザーデータはユーザーの携帯電話に保存され、サーバーには一切収集されません。ローカルキーを生成するためには、初回のみVanMoofアカウントに接続する必要があるが、メールアドレスやパスワードが共有されることはないとのことです。

VanMoofの保証に関しては、Cowboyは、アプリはVanMoofが提供する既存の機能のみを使用しているため、基本的にはバイクと直接接続し、リモートコントローラーのように動作します。ただし、VanMoofはバイクの保証条件の唯一の所有者であるため、保証が無効になった場合の責任は負えないとのことです。

アプリはS3/X3モデルのみをサポートしており、将来的にはA5/S5のサポートも予定しています。S2/X2シリーズに関しては対応の予定は無いとのことです。

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