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ボトルケージ台座につける荷台「ケージ型マウントキャリア」を解説

ランドナーなど、従来のツーリング車だけでなく、競技用ロードバイクやマウンテンバイクなど荷台を装着できない自転車に荷物を積みサイクルツーリズムを行うバイクパッキング。バイクパッキング用の商品は沢山あるが、今回紹介するのはボトルケージ台座につけるラック「ケージ型マウントキャリア」だ。 ケージ型マウントキャリアの特徴は、ボトルケージ台座に装着するタイプの荷台。車体中心部に荷物を積むことができるので、荷台が装着できない自転車でも荷物を積むことができる。また、Jamis Renegadeシリーズなど、一部のグラベルロードではケージ型マウントキャリアを装着できるフロントフォークを採用している。 ケージ型マウントキャリアの例:ブラックバーン・アウトポストカーゴケージ ケージ型マウントキャリアの例で「ブラックバーン・アウトポストカーゴケージ」を挙げてみよう。ケージ型マウントキャリアとトライアングルバッグなどフレームバッグと違う所は、汎用性だろう。 トライアングルバッグやフレームバッグの場合、バッグの大きさにより荷物のサイズが限定される。また、大きいトライアングルバッグだとフレームサイズが小さいや、Yフレームのような特殊なフレームの自転車だと装着できない問題があった。 アウトポストカーゴケージは、トライアングルバッグとは違い、ボトルケージがある自転車なら、ロードバイクやフルサスMTB、折りたたみ自転車など、幅広い自転車に装着できる。また、荷台なので荷物のサイズが制限されない。筆者の場合は嵩張りやすい上下の雨具をカーゴケージに括りつけている。これだけを括りつけるだけで、バッグの中は広く、総合的にバッグが軽量になるので効果がある。車体中心部に荷物を積むことができるので、極端な荷重がかからないのも良い。 欠点として上げると、荷物を締め付ける場合のバンドは締めたり緩めたりがワンタッチでできない。そのため飲み物を入れるには適さない。普段は使わない雨具や輪行袋などを括りつけるのにいいだろう。また、荷物を括りつけない時のバンドは、だらんと垂れ下がるため注意が必要だ。ベルトやボトルケージの装着部が複数あり、多目的に使えるブラックバーン・アウトポストカーゴケージ。ボトルケージが1つ使えなくなるのは欠点だが、それ以上の利点がある商品だ。 ブラックバーン アウトポストカーゴケージ:¥3,456(税込み) ケージ型マウントキャリアでは前からあり、ネット通販などで幅広く購入できるのが特徴だ。筆者も使用していたケージ型マウントキャリアだ。 耐荷重:4kg 重量:164 g(ストラップ含む) Salsa ANYRHING CAGE:¥3,564(税込み) 出典:モトクロスインターナショナル ネット通販ではあまり見られないため、マイナーなケージ型マウントキャリアがSalsa  ANYRHING CAGE。3ボルトパターンのウォーターボトルケージマウントに使用するタイプのため、装着できる自転車が限られるため注意。 積載重量:3kg 重量:98g Salsa ANYRHING CAGE HD:¥4,104(税込み) 出典:モトクロスインターナショナル Salsa  ANYRHING CAGEの別バージョンがANYRHING CAGE HD。ANYRHING CAGEとは形状が違い積載物を面で受ける事が出来る設計だ。こちらも3ボルトパターンのウォーターボトルケージマウントに使用するタイプのため、装着できる自転車が限られるため注意。 積載重量:3kg 重量:49g DoppelGanger メガマウスケージ&バッグ:¥5,250 ケージ型マウントキャリアとドライバッグがセットなのが売りのDoppelGanger メガマウスケージ&バッグ。ダボ穴のないフロントフォークにも装着できるアダプタも装着している。 積載重量:3kg 重量: 約 180 g(アクセサリーバッグ本体)※付属品含まず 約 130 g(アクセサリーケージ) Minoura MC-2000:¥2,700 サイド部分がないシンプルなL型フレームタイプのケージ型マウントキャリア。2リットルペットボトルの装着も想定しており、真夏のアドベンチャーツーリングに役立つだろう。価格も3,000円を切り、一般的なケージ型マウントキャリアよりも安い。

XROSSがハードテイル/フルサスE-MTBとE-ROADを日本市場に投入か

グラベルロードが登場する前からファットタイヤのクロスバイクや、E-BIKEブーム前に電動アシストロードバイク「B1h」を発売するなど、非競技用のスポーツサイクルに取り組んでいた自転車ブランド「XROSS」。近年のE-Bikeブームで電動アシストロードバイク「B1h」のモデルチェンジや、E-MTB「DX5/DX6R」を投入するようだ。 B1h(E-ROAD) 出典:http://www.xrossworld.com/bikes/_xrossb1h2014135kgb1h_iso4210_demention/ 日本では数少ない電動アシストロードバイク。重量は13kgと電動アシスト自転車では非常に軽い。メーカー公式サイトによるとユニットはサンスター・S03。このユニットは一般的な自転車にそのまま装着できるのが特徴。そのため、E-BIKE専用フレームにある間延びした設計ではなく、既存のロードバイクに近いデザインとなっている。ヤマハやシマノ等の有名ブランドのドライブユニットと比較して、どのくらいの性能があるか気になる所だ。価格は、B1h-R ULTEGRAは¥298,000。B1h-S 105は¥272,800。B1h TIAGRAは¥264,800。 DX5(E-MTB) 出典:http://www.xrossworld.com/bikes/concept_etrail_sports_dx-5/ SHIMANO STEPS E8080を搭載したハードテイルタイプのE-MTB。フロントフォークはROCK SHOX Judy Gold。メインコンポーネントはシマノ・SLX11速。ドロッパーシートポストを装備したトレイルモデルだ。2019年発売予定で価格は未定。 DX6R(E-MTB) SHIMANO STEPS E8080を搭載したフルサスペンションタイプのE-MTB。2018年10月29日現在、日本のE-BIKE市場にはフルサスペンションタイプのE-MTBは販売されていないため、発売されたら貴重なフルサスタイプのE-MTBとして注目されるだろう。フロントフォークはROCK SHOX Raba RL。日本市場ではメインコンポーネントはシマノ・DEORE XT11速。ドロッパーシートポストを装備。2019年発売予定で価格は未定。  

カーボンフレームのグラベルクロスバイク Specialized Sirrus Xとは?

マウンテンバイクとロードバイクを組み合わせた自転車が発祥と言われるクロスバイク。非競技用スポーツサイクルのクロスバイクは、フロントサスペンションが付いた「デュアルスポーツ」タイプや、細いタイヤを装着した「スピードクロス」タイプまで、様々なモデルがある。 近年、新たに登場しているクロスバイクが「アドベンチャー」タイプや「グラベルロード」タイプのクロスバイク。軽量なフレームに従来のクロスバイクよりも太い軽量タイヤを装備したモデルだ。舗装路は段差を奇にすること無く快適に走行でき、ロードバイクでは走れない砂利道も走行できるクロスバイクだ。 出典:Specialized アドベンチャータイプのクロスバイクや、グラベルタイプのクロスバイクの多くは、アウトドアを意識したグリーン系統のカラーリングや、細身なクロモリフレームを採用している。しかし、Specialized Sirrus Xはこの手のクロスバイクとしては珍しくモダンなデザインのカーボンフレームを採用した。フレームには、Specilized RoubaixやDivergeシリーズに採用されたサスペンション「Future Shock サスペンションシステム」を装着。ヘッドパーツにサスペンションを装着することで、舗装路の振動を抑えるのと軽量化が可能になった。車体はDiverge E5をそのままコピーした設計ではなく、前傾姿勢を緩くしたクロスバイク用の設計だろう。 https://www.youtube.com/watch?v=sYqNhmpG09M ブレーキはシマノ・MT201油圧ディスクブレーキ。コンポーネントはSRAM・NX11速。前42T、後11-42Tの11速を採用。グラベルタイプのクロスバイクでも広まりつつあるスタイルだ。ホイールは前後とも12ミリスルーアクスル仕様の700Cタイプ。タイヤはTracer Pro, 2Bliss Ready, 60TPI, folding bead w/ GRIPTON®, 700x38mm。砂利道でもグリップできるように凹凸がついたグラベルタイプのタイヤだ。 気になるのは650B”ロードプラス”規格が使えるのかということ。700Cよりも一回り小さい650Bの車輪を使い、マウンテンバイク並に太いスリックタイヤを装備したロードプラスタイヤは、グラベルロードの世界で注目されている。グラベルタイプのクロスバイクでもロードプラス規格を採用したモデルや、ロードプラス規格に対応したのを売りにしたモデルがある。Sirrus Xに関しては特に書いておらず、このあたりは気になる所だ。

ミニベロタイプのE-Bikeや街乗りスポーツサイクルが登場したルイガノ2019年モデル

サイクルベースあさひが販売代理店となったルイガノ。かつてはレース用モデルもラインナップしていたが、現在はレースモデルはGarneauに移管。2018年モデルからはこれからロードバイクを始める人に向けた「エントリーロードバイク」のラインナップが外れた。一方で、電動アシスト自転車はラインナップを拡大。主にシティサイクルタイプの電動アシスト自転車がメインだが、2019年モデルから、あらたに電動アシストスポーツサイクルが追加された。 シマノ製アシストユニットを搭載したE-Bike「ASCENT e-sports」が登場 出典:ルイガノ ルイガノ初のE-Bikeが「ASCENT e-sports」。発売前にサイクルモード等の自転車イベントで展示されていたので、知っている人も多いだろう。ドライブユニットはシマノ・STEPS E8080。日本ではシマノ製ユニットを搭載した貴重なミニベロタイプのE-Bikeだ。ブレーキはシマノ・BR-M395油圧ディスクブレーキを搭載。メインコンポーネントはシマノ・DEORE(10速)。価格は330,000円(税抜き) 街乗り向けの洒落たシティスポーツ自転車「MULTIWAY」シリーズ 出典:ルイガノ 新たに登場した「MULTIWAY」シリーズは、街乗り用に特化した洒落たシティスポーツ車。MULTIWAYシリーズは「MULTIWAY 26/27」と「MULTIWAY27.5」の2種類がある。「MULTIWAY 26/27」は泥除けやオートライト、前荷台、リング錠など、街乗りでも扱いやすい部品を装備し通勤・通学にも合う自転車。タイヤもシティサイクル/ママチャリ用のタイヤを装備し、タイヤやチューブ交換時のコスト削減にもつながる。価格は52,000円(税抜き) 出典:ルイガノ 一方、MULTIWAY27.5はマウンテンバイクやグラベルロードに採用されている27.5インチ(650B)を採用。車体のデザインはMULTIWAY26/27に似ているが、細かい所が異なっている。一般的なクロスバイクに似ているが、前後ブレーキは強力なローラーブレーキを採用し、急ブレーキをかけても車輪がロックしにくいタイプで、こちらもオートライトが装備されている。変速機は内装7段変速。価格は72,000円(税抜き) わかりやすくなった名前 2018年モデルでは、アルファベット一文字の名前で混乱していたが、今回はK(≒Kids)やJ(≒Junior)など一部を除き、名前をつけることでわかりやすくなった。 http://www.louisgarneausports.com

日本で乗れる電動アシストスポーツバイク(E-Bike)用アシストユニット一覧

大手自転車会社から新興の会社まで、様々な企業がE-bike(電動アシストスポーツサイクル)市場に参入している。この手のE-Bikeを買う時に注目したいのがアシストユニット。電動アシスト自転車のアシストユニットは、自動車やオートバイで言う所のエンジンだ。そのため、自動車やオートバイのエンジンのように、メーカーによって、アシストのフィーリングや、脚を高回転で回した時のアシストのかかりぐあい、音質などに違いがある。 筆者は、近い将来電動アシストスポーツサイクル(E-Bike)を購入する予定で、様々な電動アシストスポーツサイクルを試乗している。今回は、日本国内の電動アシストスポーツサイクルに搭載されているアシストユニットを紹介・試乗した感想をまとめてみた。 Bafang M400 日本では聞き慣れない「Bafang」は、中国の電動アシストユニットブランド。Bafangは、グラベルロード用アシストユニットやキックスケーター用アシストユニットなど幅広いアシストユニットをラインナップしている。 日本市場でメインなのが、M400というスポーツサイクル用アシストユニット。音質は静かでアシストON/OFFのメリハリがあるタイプ。100rpm以上の高ケイデンス回すとアシストがかからない欠点がある。しかし、他の電動アシストスポーツサイクルと比較すると、比較的手頃に購入できる利点もある。 主な搭載車 Benelli TAGETE 27.5 Benelli NERONE27.5 Yamaha PW ヤマハの電動アシストスポーツサイクル「YPJ-R・YPJ-C」に搭載されているのがYamaha・PWユニット。アシストのON・OFFはわかりにくく、必要最低限のアシストしかかからない。100rpmの高ケイデンスまで対応している。(因みに、上級モデルのPW-SEやPW-Xは110rpm)。アシスト時の音質は静かだ。基本は脚力で走り、アシストは補助という考えのため、バッテリーは小さく航続距離は短い。電動アシスト自転車界のライトウェイトスポーツ車で、好みが分かれるだろう。電動アシスト自転車は貴重な前多段仕様だ。 主な搭載車 Yamaha YPJ-R Yamaha YPJ-C Yamaha PW-SE Yamaha・PWの上級モデルと言えるのがPW-SEユニット。PWユニットと同じくアシストのON・OFFはわかりにくく、アシスト作動時の音質は静か。大容量バッテリーを搭載したことで、アシスト作動領域が長くなっており、電動アシストらしさを感じることができる。110rpmまで脚を回してもアシストが追従する。PWと同じく、前多段仕様となっている。 主な搭載車 Yamaha YPJ-EC Yamaha YPJ-ER Yamaha YPJ-TC   Yamaha PW-X ヤマハのE-Bike用ユニットではスポーツタイプに属するのがPW-X。アシストのON・OFFはわかりにくいが、PW-SEよりもパワフル感がある。アシスト作動時の音はわかるが低音なのでそれほど耳障りには感じない。PW-Xユニットのみ、EXPWモードというハイパワーモードがある。筆者としてはMTBコースで乗ってみたい。 主な搭載車 Yamaha YPJ-XC   Panasonic Sports Drive Unit 日本ではE-MTBにメインに搭載されているパナソニック・スポーツドライブユニット。アシストのON/OFFはメリハリがあるタイプだ。アシストの作動時に音ははっきりとわかり、音程はPW-Xよりも高くSTEPSよりも低い。重心を低くするためにバッテリーをフレームと噛み合うようにしたセミインテグレートバッテリーを装備している。(内装2段仕様もあるが、筆者は内装2段仕様は未試乗) 主な搭載車 Panasonic XU1 Panasonic XM1 Panasonic XM2(内装2段仕様)   SHIMANO STEPS E8080 だれもが知っている日本の自転車部品会社「シマノ」は、アシストユニットも自転車会社に提供している。日本市場にはE-MTB用ユニットを日本向けにした「STEPS E8080」を提供。アシストは脚をブン回して走る回転重視タイプでNORMAL・ECOモードのトルクは薄い。アシスト作動時の音はわかり、高音を発する仕様だ。多くの会社にユニットを提供しているのも特徴だ。 主な搭載車 Miyata Cruise Miyata Ridge Runner ...

【全国版】ロードバイクがレンタルできるレンタサイクル店一覧

  自転車ブームの良い点と言えばレンタサイクルの増加だ。かつて、レンタサイクルと言えばごく一部の観光地にしかなく、レンタルできるのは買い物用自転車しかない状況だった。しかし、現在は様々な所で、軽量で軽く走れるスポーツサイクルがレンタルできる所が増えつつある。また、少なくない所ではロードバイクに乗れるレンタサイクルも登場してきた。今回は、北は北海道から東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄地方にあるロードバイクに乗ることができるレンタサイクルをまとめた。但しレンタサイクルはレンタサイクル会社の都合によって情報が変わる可能性が非常に強いため、ご自身の責任において利用してください。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/26434 https://www.cyclorider.com/archives/31406 宅配レンタルサービス Power kids オンラインストア ロードバイクの宅配レンタルという珍しいサービスを提供しているPower Kids。ロードバイクはTREK、Cannondale、Scott等の有名ブランドのアルミフレームモデルがメイン。また、これ以外にもジュニアロードバイクもレンタルできる。 https://power-kids.co.jp/rental-bike/ 場所:全国どこへでもレンタル可能 車種: ・ロードバイク:TREK、Cannondale、Scott等 この他にもジュニアロードバイクもレンタル可能。 料金: 5日間レンタル:¥15,000~ 10日間レンタル: ¥25,000~ この他にも長期レンタルもある。 一般的なレンタサイクルよりも特殊なため注意事項はよく読むこと。 北海道 知床 サイクリングサポート Specialized製のスポーツサイクルをレンタルできるのが売りの知床サイクリングサポート。一部地区は配送も可能。レンタサイクルだけでなくサイクリングツアーも行っている。 http://www.shiretokocycling.com/ja/ 場所:〒099-4355b 北海道斜里郡斜里町ウトロ東96 車種: ・ロードバイク:Specialized この他にもクロスバイク、マウンテンバイク、ジュニアMTBもレンタル可能。 料金: 一日(日没まで) :¥6,000 2時間、半日(6時間)プラン、レンタル日時追加プランもあり。 ロードバイクは、安全のためにスポーツサイクリング経験者限定。ウトロ地区内は配送料無料。一部エリアは有料で配送可能。営業期間:夏季4月下旬~11月上旬、冬季2月上旬~3月下旬のため注意。 トコトコサイクリング 北海道 富良野地方にあるトコトコサイクリングは、スタート地点、ゴール地点を自由に決めることが可能。(場所により配達やピックアップなどは有料。)レンタル可能なロードバイクはAnchorやKOGAブランドのロードバイク。3~5名でサイクリングツアーも行っている。 http://www.art-box.co.jp/rental.html 場所:中富良野町内は無料で配送可能 。 車種: ・ロードバイク:KOGA、Anchor この他にも電動アシスト自転車、子供乗せ自転車、マウンテンバイクもレンタル可能。 料金: 一日:¥5,000 レンタル日時追加プランもあり。 花サイクルクラブ 女性のためのロードバイクサイクリングクラブ「花サイクルクラブ」は、サイクリングツアーだけでなく、宅配専門のロードバイクレンタルも行っている。対応エリアは札幌市内中心部。レンタル可能なロードバイクはアンカーの女性向けロードバイクと男性向けロードバイクをラインナップ。 http://www.hana-cycleclub.jp/menu/rental/ 場所:札幌市内中心部を宅配可能。 車種: ・女性向けロードバイク:ブリヂストンアンカー ANCHOR RA5 EX W ・男性向けロードバイク:ルイガノ、ARAYA EXR 料金: 一日(日没まで) :¥6,000 2日、3日、5日プランもあり。 サイクルショップナカムラ 札幌にある自転車店で、ロードバイク、クロスバイクのレンタルも行っている。車種はGIANTブランドのロードバイクがメイン。事前予約を行うと1週間以上の長期利用で割引を受けることができる。 http://www.csnakasp.com/rental/ 場所:北海道札幌市中央区南4条西1丁目1-2 第87松井ビル1F 車種:GIANT Defy等 その他にもクロスバイクもレンタルできる。 料金:1日¥4320 サイクルガレージPAZ 釧路にあるサイクルガレージPAZは、クロスバイク、ロードバイク、E-Bikeをレンタルできる。レンタルできるロードバイクはGIANT ContendやCannondale Synapseなど。標茶,鶴居,白糠,厚岸や阿寒湖畔、弟子屈、浜中など、一部地域では有料でレンタル配送・乗捨ても可能 http://rentacycle.cg-paz.com/ 場所:北海道釧路市中島町1-2ロジェ中島2号1F 車種:GIANT Contend/Cannondale...

大容量バッテリーを搭載したE-Bikeはどのくらい走れる? YPJ走行距離チャレンジ を紹介

ヤマハの電動アシストスポーツ自転車「YPJ」シリーズには、小型バッテリーを搭載したYPJ-R/Cと、大容量バッテリーを搭載したYPJ-EC/ER/TC/XCの2つに別れている。 大容量バッテリーを搭載したモデルは、「スタンダードモード」の場合、カタログ値の航続距離は100kmを越えており、航続距離を重視した「エコモードプラス」では200km越えが当たり前で、長距離サイクリングもこなせるだろう。 電動アシスト自転車の航続距離は、自転車協会の電動アシスト自転車安全基準に規定されたパターンを使用しているのが一般的だ。例えばYPJ-ERの場合はこのようなことが書いてある。 一充電あたりの走行距離は、2010年3月改正の自転車協会電動アシスト自転車安全基準に規定された「標準パターン」をバッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の当社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下の通り。 バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量) 65kg、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)、平坦路(1km)、勾配4度の下り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・前2、後10」15km/h、上り坂「前2、後4」10km/h、下り坂「前2、後10」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-er/spec.htmlから引用 ここで注目すべき部分は、測定するときのギアの位置が重いということ。そのため、実際に走行するとカタログ値よりも航続距離が伸びることはよくあるのだ。 ヤマハのWebサイトでは、YPJ走行距離チャレンジを行っている。今回紹介するのは、大容量バッテリーを搭載したYPJシリーズのグラベルロード「YPJ-ER」でしまなみ海道を走行した検証内容だ。 YPJ走行チャレンジ(2018年バージョン) この記事によると、YPJ-ERでしまなみ海道を往復160km走行しても電池の容量に余裕があったとのこと。アシストモードは「スタンダードモード」とのことなので、カタログ値(111km)よりも長い距離を走ることができたようだ。 気になるのは、一番航続距離が長いエコモードプラスで実際に走った場合、どのくらいまで走れるか。ちなみに筆者は、かつてYPJ-Cで浜名湖1週を行い、航続距離100km(カタログ値は48km)を実現している。大容量バッテリーを搭載したYPJシリーズは最長航続距離200kmを超えた車種がほとんどなので、実際にどれだけ走れるか興味がある。 https://www.cyclorider.com/archives/20982

アドベンチャースタイルのクロスバイク Fuji Rafesta(2019)

ロードバイクながらグラベルも走れるグラベルロードがブームになっている。このブームはクロスバイクにも飛び火している。今回、紹介するクロスバイクはFuji Rafesta 2019年モデルだ。 一般的なクロスバイクは、シティサイクル並の太さを持つタイヤを装着したタイプや、ロードバイクに近いぐらい細いタイヤを装備したタイプ(スピードクロス)がメインだ。しかし、Fuji Rafestaは車輪径は27.5インチとマウンテンバイクと同じサイズを採用し、タイヤ幅は1.75インチと太い。従来のクロスバイクよりもダート走行を重視している。フレームは2.2インチ幅のタイヤまで対応しているので、マウンテンバイク風にすることもできるとのこと。 部品もダート走行を意識している。ブレーキは砂利道でも効くために油圧式を採用し、変速はシマノ・Deore 10速でフロントシングル仕様。マウンテンバイクで流行の規格を意識している。車体重量は11kgと軽く、舗装路走行や輪行もマウンテンバイクよりも楽にできるだろう Rafestaは一般公道レベルならオールマイティに楽しめる事ができる事だろう。Rafestaを購入した後にロードバイクを買っても、太いタイヤが装着できるので街乗りやちょっとしたダート走行用にカスタマイズして、使い分けて楽しめそうだ。 https://www.cyclorider.com/archives/20510

自転車は自分に合っていることが一番の理由とは?初心者は何を選べばいいか?

自転車を選ぶ時、車体の素材や部品のグレードなどカタログスペックに注目するのが一般的だ。しかし、筆者は部品のグレードや車体の素材よりも自分に合っていることが一番重要だと考えている。 かつて、筆者は四国の自転車ビルダー「ウメザワ」のランドナーを所有していた。ほぼ新品で貰った自転車で、クラシックパーツがついたランドナーだった。そのようなランドナーを持つ事は、人によっては羨ましいと思う人もいるが、筆者の場合、最終的にはレンタサイクルとして提供する事になった。 手放した理由はいくつかある。本格的にメインマシンにするには部品換装が大掛かりになる等の問題があった。しかし、一番の理由は車体サイズが合っていないこと。最初のオーナーと筆者では身長10cmほどの差があり、部品交換だけでポジションを出すことができなかった。つまり合っていなかったのだ。 合っていないのは自転車だけでなく部品に対しても言える。ウメザワ・ランドナーを提供した時、シビエのライトや、ブルックス・プロフェッショナル(革サドル)、3Tのハンドル、シマノ600のチェーンリング等の予備部品なども提供した。このようなクラシックパーツをネットオークションで転売する人もいると思うが、筆者はそんなことは考えていなく、むしろ収まるべき所に収まって良かったと思っている。部品を提供したのは、自分のライフスタイルに合っていなかったのもある。高価な自転車や、希少な部品が付いた自転車でも、乗り手に合っていなければ意味が無いのだ。 自分に合った自転車を探すのが一番難しい理由 自転車で選びで重要なのは、部品グレードでも車体の素材でも無く、自分に合っている自転車なのは分かるだろう。自分に合っていない自転車に乗るのは苦痛で、長時間走りたくない。 しかし、自分に合っている自転車を探すのが一番難しい。その理由は、自分に合っている自転車というのは、抽象的で知識と経験が無いとわからないからだ。 一番簡単なのは、実際に自転車を購入や試乗を行うこと。特に試乗は出来るだけ行ったほうが良い。実際に体験しないとわからない事が多いのだ。また、試乗する自転車は、出来るだけ車種を広げたほうが新しい知識や発見を得ることが出来る。興味が無い自転車でも時間が許す限り乗った方が良い。 しかし、実際に試乗した自転車を購入しても、乗っていくにつれて合わない所が出てくる。そんな時は知識と経験、理論を駆使してPDCAサイクルを回して、部品交換を行うのがベストだ。 初心者が自分に合った自転車を見つける方法とは? これから自転車趣味を始める初心者が自分に合った自転車を探すのは難しい。実際に運転するとイメージも違うことは多くあるからだ。 一番良いのは試乗会で、様々なスポーツ自転車に乗ってみること。できれば公道での使用した試乗会で実際に乗って試すのが一番だ。試乗会が無い場合は、レンタサイクルで乗るのも良いだろう。 一番難しいのはメディアからの情報だけで選ぶこと。これは情報の取捨選択と正誤判断が難しいためだ。 一番良い例が70年代の第1次バイクブーム。筆者はオートバイの免許は持っていないが、第1次バイクブームの当事者から話を聞き、国会図書館からオートバイ雑誌の中古車広告から個人売買欄、サーキット族問題を書いた教育関連の雑誌記事をコピーして調べて書いた。 https://www.cyclorider.com/archives/10266 調べていて感じたのは、殆どのオートバイメディアは第一次バイクブームを理解していないこと。これは現在のメディア側の発信者の殆どの世代が第二次バイクブーム世代というのもある。第一次バイクブームのように親が子供に大型オートバイを買い与え、大型オートバイで通学した世代を理解できないため、想像するのが難しいのもあるだろう。これに関しては、試乗した感覚とメディアの情報を比較するのが良い。 初心者がスポーツ自転車を行う場合、筆者なら2つの案を出す。 1つ目は、汎用性が高いモデルを選ぶこと。上の写真のグラベルロードのように、ママチャリよりも太いタイヤを履くことができ砂利道もこなせる自転車が流行している。利点は荷台などを付けて様々な事を試せることができ、自転車趣味が変わってもある程度潰しが効く。グラベルロードやクロスバイクなど汎用性が高い自転車は、汎用性を犠牲にしたレース用自転車と比較すると、レースなど特化した場面では不利だ。しかし、サイクリングなど非競技的な使い方なら汎用性が高い自転車のほうが良い。 汎用性が高い自転車の特徴は、太いタイヤが履け、荷台や泥除けが装着でき、軽いギアがあることだ。 2つ目は複数台持てる環境や、合わなかったら乗り換えるのを前提として買うこと。 競技用自転車など、1つの機能に特化した自転車の場合は、いくら部品換装しても設計の問題に当たってしまう。例えば、競技用自転車は荷物を積むのは想定していない。 https://www.cyclorider.com/archives/18276 そのため、競技用自転車に荷台やバッグを取り付けても、本来の使い方から外れるので使いにくい。このような場合、無理に改造するよりも、新たに自転車を購入したほうがベストだ。 この二つの例は掛け合わせても良い。例えば、汎用性が高いクロスバイクを買い、その後にロードバイクを増車したり、競技用ロードバイクを買ったが、普段乗りにクロスバイクや折りたたみ自転車を買うのもアリだ。

電動アシストロードバイク「ヤマハ・YPJ-R」を解説【E-Bike】

2015年、自転車業界で話題になっている自転車と言えば恐らくYPJ-Rだ。ヤマハのWebサイトでは前からサイクルモード2015で試乗できると書いてあり。筆者はサイクルモード2015でYPJ-Rに試乗した。今回は2015年にシクロアシストで公開していた記事を転載する。 取り回しの良さは恐らく電動アシスト自転車の中でトップか コンセプトがロードバイクのためフレームや部品が軽く、電動アシストユニットやバッテリー容量も軽さを売りにしている。車体重量は15.4kgと電動アシスト自転車の世界では軽量となっている。電動アシストユニットやバッテリーを車体中心部に置いてあるため押し歩きを行うのも苦ではない。 アシストは自然で自転車感がある YPJ-Rのアシストは、アシストのオンとオフが非常にわかりにくい滑らかなで自然なアシストとなっている。ただ、滑らかなアシストでも前輪駆動方式のBSデュアルドライブの様な発進の悪さは無い。アシスト力自体は従来のヤマハ・PASに採用されているチェーン合力方式が勝っているらしく、自分の体感でもアシスト力自体は強烈に強いとは思わない。しかし、アシストのオンとオフが非常にわかりにくいのに、確実に力を出す滑らかなアシストのおかげで、従来の電動アシスト自転車にあるアシストオフ時やアシスト力が下がるときに感じる、いきなりやって来る漕ぎの重さが無いため、非常に漕ぎやすい。 アシストは平地でも常にアシストしているわけではない? YPJ-Rには多機能メーターが標準装備されていて、アシスト力を見ることができるモードがある。今回、アシスト力を適時見ながら走っていたが、常にアシストをかけて走っているわけでは無いようだ。試しに軽いギアで発進し、メーターを見たらアシストしていなかった。電動アシスト自転車といえば常にアシストがかかっているような感じがするが、ヤマハ・YPJ-Rは必要な時に応じてアシストをかけている気がする。本当はじっくり乗りながらメーターを見ながら走って観察したいほどだ。 ここで気になるのが航続距離。YPJ-Rの航続距離(標準パターン)は、バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)65kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・前2、後11」15km/h、上り坂「変速機・前1、後9」10km/h、下り坂「変速機・前2、後11」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止を行ったときのテストデータとなっているが、この条件で走行している例はあまりないと思う。実際の航続距離はどのようになるかは自分はわからない。 非電動時の走りは電動アシスト自転車として見ると良いレベル 電動アシスト自転車は非電動時の走行は重いのが殆どだが、YPJ-Rは非電動時の走りは電動アシスト自転車として見ると良いレベルで、車体が重いクロスバイクといったところか。 非競技的なコンセプトなのに競技的な考えが残っている車体設計 従来の電動アシストスポーツ車と比べると性能は非常に高く、性能面は非常に良い。しかしコンセプトと車体設計が合っていない。YPJ-Rのコンセプトはカジュアルに使う人のために向けた電動アシストロードバイクなのに対し、荷台が付かない、太いタイヤは履けない、前傾姿勢になりやすいなど競技的な考えが残っている車体設計となっている。非競技的コンセプトの電動アシストロードバイクで行くのなら、De Rosa Milanino E-Roadのようにグラベルロードタイプのほうが、想定ユーザーに合っていると思う。グラベルロードなら荷台は装着可能でもOKで、タイヤは幅を細くしてスピード重視で良いし、タイヤを太くして安定性重視に変えて初心者でも安心して走行できることも可能。非競技的な使い方なら前傾姿勢じゃないほうが良く、ディスクブレーキは安定した制動力もあるし、メカニカルなカッコよさもある。電動アシストの良さを追及するのならロードバイクよりも、グラベルロードやマウンテンバイク、トレッキングバイクやクロスバイクこそ電動アシストをつけるべきだと思う。 ヤマハ・YPJ-Rは、従来型の電動アシスト自転車を知っているほど、日本の電動アシスト自転車の新たな時代を実感する電動アシスト自転車だが、非競技的なコンセプトなのに競技的な考えが残っている車体設計が足かせとなっている。もう一度書くが、電動アシストの良さを追及するのならロードバイクよりも、グラベルロードやマウンテンバイク、トレッキングバイクやクロスバイクこそ電動アシストをつけるべきだ。 注:2018年に、大容量バッテリーを搭載したトレッキングバイク(YPJ-TC)、クロスバイク(YPJ-EC)、グラベルロード(YPJ-ER)、電動アシストマウンテンバイク(YPJ-XC)が登場した。YPJ-Rは大きな変更はなく2018年現在も販売中。 https://www.cyclorider.com/archives/33696 YPJ-Rの動画まとめ https://www.youtube.com/watch?v=MSnJza4YaR0&t=39s https://www.youtube.com/watch?v=xqQVHF9rMfE https://www.youtube.com/watch?v=Y7JV47BEBbs https://www.youtube.com/watch?v=LnzWbgDRikI ヤマハ・YPJ-Rがレンタルできるレンタサイクル一覧 ル・サイク土浦店   ル・サイク土浦店 | サイクルスポット/ル・サイク-東京を中心に展開する自転車販売店【東京:神奈川:千葉:埼玉:静岡に102店舗】 場所:茨城県土浦市有明町1-30PLAYatre1階 料金:1日¥3,500 うみかぜサイクル 京急三浦海岸駅から歩いてすぐの所にあるレンタサイクルショップ。 。 ActivilityJapanで詳細を見る AsoViewで詳細を見る じゃらんで詳細を見る https://www.miura-umikaze.jp/ 場所:三浦市南下浦町上宮田3316-4 料金:1日 ¥3,000 はままつペダル https://www.hamamatsupedal.com/ 場所:浜松市中区旭町37 料金:1日¥3,500 Karuizawa RideTown:E-Bike 軽井沢エリア、中軽井沢エリアなら宅配レンタル対応(有料)。 じゃらんで詳細を見る AsoViewで詳細を見る http://karuizawa.ridetown.jp/ 場所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東246 料金:8時間¥5,000 サイクルショップ川﨑商会 じゃらんで詳細を見る http://jitensya.kawacle.jp/rentacycle 場所:岡山県備前市日生町日生889-7サイクルショップ川﨑商会 料金:1日¥2,000  

オンロードタイプからグラベルスタイルまであるGTのクロスバイクを解説

マウンテンバイクやグラベルロードで知られているアメリカの自転車ブランド「GT」。2018年6月にはGTブランドの2019年モデルのクロスバイクが先行販売された。 2019年モデルで先行販売されたのは、Traffic X、Traffic Sports、Transeo Sportsの3モデル。どれも、アルミフレームを採用し、ディスクブレーキを装備したクロスバイクだ。Traffic XはGTのクロスバイクの中で、オンロード用タイヤを装備し、舗装路をスポーティに走ることを売りにしたクロスバイク。Traffic CompとTranseo Sportsは、シティサイクル並みに太い38~40ミリ幅のタイヤを装備し、荒れた路面でも安心して走れるグラベルスタイルを意識したクロスバイクだ。 「GT」より舗装路・タウン向けスポーツ自転車「トランセオスポーツ」「トラフィックコンプ」「トラフィックX」の販売を開始:ライトウェイ GT Traffic X:¥63,800 フレーム:GT Traffic トリプルトライアングル(※)6061 シリーズ アルミニウム、 スムースウェルド、ハイドロフォーム (トップチューブ、ダウンチューブ)、 鍛造ドロップアウト、 チェーンステイディスクマウント フロントフォーク:アルミニウムフォーク 重量:- ブレーキ:Tektroケーブル式ディスク、160/160mm ギア(前-後):Shimano、 48/38/28-Sunrace 11-32、 8-speed タイヤ/ホイールサイズ: Vittoria Zaffiro、700 x 32c GT Traffic Comp:¥53,800 フレーム:GT Traffic トリプルトライアングル(※)6061 シリーズ アルミニウム、 スムースウェルド、ハイドロフォーム (トップチューブ、ダウンチューブ)、...

NESTOが安田大サーカス団長がクロスバイクで1日200キロにチャレンジ動画を公開

https://www.youtube.com/watch?v=82DMZOlrTSE NESTOが「クロスバイクLIMIT 2で1日にどこまで走れるか」をチャレンジしたスペシャルムービー「LIMIT 200」を2018年7月4日(水)に公開した。自転車芸人でトライアスロン年代別世界選手権代表を目指している「安田大サーカス団長」の安田さんが、伊香保温泉で有名な群馬県渋川市を早朝に出発し、東京湾に沈む夕日を見るために日没までに千葉県浦安市を目指してサイクリングする内容だ。距離は200キロで、使用する自転車はクロスバイクのNESTO LIMIT2。税抜き5万円以下のクロスバイクでコストパフォーマンスが高いことで知られている。 https://www.cyclorider.com/archives/21827 クロスバイクで1日200kmや300kmを走ることはできるか? クロスバイクで1日200kmは、自分に合わせた仕様なら慣れた人にとっては難しくなく、1日300キロ24時間ぐらいならいけるだろう。ただし、ハンドルなどの部品を交換しないのなら、ポジション調整程度で1日200kmはそれなりにしんどい。特にフラットハンドルを握る時に手首をねじる状態を長時間続けるのがつらいのだ。 クロスバイクで長距離走行できる一例を挙げると、写真下のEscape RXWのオーナーは、東京→新潟320kmを19時間30分で走った記録がある。 筆者も1日300キロを20時間以内に走ったのは何回かある。最初はロードバイクで行ったが、それ以降はすべてカスタムしたクロスバイクで行っている。1日300キロ24時間と、のんびり走るのなら、アップライトな乗車姿勢で体調不良でも胃に負担がかからない自転車が楽だからだ。もし、今から1日で東京から三国峠を越えて新潟(320km)まで行ってこいと言われたら、グラベルロードのDiverge E5ではなくカスタムしたクロスバイク(Escape RX4)を選ぶだろう(タイヤは両方ともグラベルキング28Cを装着したと仮定)。 NESTO LIMIT2が長距離走行が比較的有利なのは、舗装路走行を重視したスピードクロスというジャンルと、税抜価格48,000円と安価ながら比較的良い部品がついていることだ。一般的に安価なスポーツサイクルを購入したら、タイヤとブレーキは交換するのが普通と考えていたが、NESTO LIMIT2はこの法則を無視している。ブレーキはシマノ製(BR-T4000)で、ブレーキレバーとシフトレバーが別体式で調整が比較的自由。そして、一番の利点はタイヤがマキシス・デトネイターフォルダブルと良いタイヤがついていることだろう。 タイヤは乗り物の中でも唯一地面に設置している非常に重要な部品で、タイヤに拘らないマニアは自称マニアだと思っていい。筆者は2017年に佐渡1週する前の準備で、魔が差してしまいEscape RX3に低価格タイヤを装着してしまった。試しに10kmほど試走したら、乗り心地の悪さに耐えられなくなり、タイヤをパナレーサー・グラベルキングに取り替えることとなった。因みに、この時は出発12時間前のため大慌てで交換した。NESTO LIMIT2に装着されているマキシス・デトネイターフォルダブルは、1本4,000円クラスと高価なタイヤで乗り心地が良く、一般的な5万円クラスの自転車には装着されない。最初からこのぐらいのレベルのタイヤが装着されていたら、長距離走行も楽だろう。 http://nestobikes.com/info-media/180704_limit200_challenge/

クロモリフレーム版も登場!Fuji Jariシリーズについて解説【2019年モデル】

FUJIのグラベルロードは「JARI」シリーズは、日本語の砂利から取ったものとして知られている。設計は長距離走行と砂利道走行に重点を置いているのが特徴で、700Cでは最大45mm幅のタイヤ装着が可能。より太いタイヤを履く場合、700Cよりも一回り小さい650Bホイールに換装すると47cまで対応している。ボトルケージはフレームに3箇所、フロントフォークに2箇所の5箇所あるため、大量の飲み物を入れたりボトルケージに装着するためのラックをつけることもできる。トップチューブ上面は、様々なストレージを固定するマウントも搭載した。車体を担ぐ場面にも対応するためトップチューブ下には2mmの厚さのシリコンパッドを標準装備している。部品に関しては全モデル軽いギアを採用している。これは舗装路でのスピード重視ではなく、荷物を積んだ場合や砂利道走行を重視しており、軽めのギアを採用している。 JARIにはアルミフレームを採用した1シリーズ(1.1・1.3・1.5)とレイノルズ520を採用した2シリーズ(2.3)の2種類がある。A6アルミ素材を採用した1シリーズは、上級モデルから低価格モデルまではフレーム、フォークが全く同じ。最上位グレードの1.1はシマノのNEW105(油圧ディスクブレーキ仕様)となり、1.3はSRAM APEXフロント1段仕様。低価格モデルの1.5グレードはシマノTiagra仕様となっている。 クロモリ仕様の2.3は、1シリーズとは毛色が違うグラベルロードだ。1シリーズよりも、より低速でも漕げる軽いギアを採用した2.3は、ツーリング向けのグラベルロードといえる。JARI2.3ではReynolds520のダブルバテッドチューブを採用し、フロント剛性を上げるためにテーパーヘッド化することでヘッド周りの剛性を上げたのが売りだ。 JARIシリーズを選ぶとするのなら、将来はお遊びで良いのでシクロクロスレースなどに出たい人や、スポーティな走りや軽さを重視する人はJari 1シリーズ。荷物を積んだツーリングや一般公道などでタフさを重視するのならJari 2シリーズを選ぶのがいいだろう。 JARI 1.1 /¥ 280,000(税抜) フレーム:A6-SL Super-Butted Aluminum, semi-internal cable routing, flat-mount disc & convertible axle dropout   フロントフォーク:FC-440 Cross carbon monocoque, 12mm thru-axle w/ flat-mount disc tabs, tapered steerer, rack/water bottle mounts 重量:9.52 kg ブレーキ:Shimano 105...

首が痛くならないアップライトに乗れるロードバイクの作り方とは?

ネットやメディアではロードバイクに乗ると首が痛くなる話をよく見る。その理由は乗車姿勢。前傾姿勢で長時間走るので首に負担がかかるからだ。首に違和感が出るのならまだ良いが、首が痛くなりまともに走れなくなる人もいるとのこと。レーサーなら鍛えて解決すると思うが、通勤・通学、休日のサイクリングがメインの一般ライダーからすると由々しき事態だ。今回はアップライトに乗れるロードバイクの作り方を紹介する。 フレーム(車体)から選んで首が痛くならないロードバイクを作る アップライトに乗れるロードバイクを作る場合、一番重要なのはフレーム(車体)。アップライトに乗れるロードバイクは、ハンドルの位置は高く、アップライトな乗車姿勢でも後輪に過大な荷重がかからないために、長いチェーンステーを採用し、前傾姿勢で乗るレース用ロードバイクとは様々な部分が異なっている。 🦁RIVENDELL ROADINI🦁クロモリのロードフレームって意外と無いんですよね。特にフェンダーやラックダボが充分にある現行品となるとピンとくるものがトンとない。そんな中で珍しくラインナップしてくれるのは、我らがカリフォルニアの大先輩、RIVENDELL。年配の方が昔慣れ親しんだこのスタイルを楽しむのも歓迎だけど、若い人にこそ、感性が豊かな人にこそ、こんな創造力を掻き立てられるバイクに乗って欲しいなーと思います。とても丈夫でとても汎用性が高くて決して色褪せないスタイルだから、本当に長く楽しめて、実に自分色に染まってくれる。増えるキズ跡も剥がれかけのお気に入りステッカーも全てがこのバイクの魅力になり、自分の愛着になる。10年以上は軽く乗って楽しんでほしいバイクです。 BLUE LUG bike shopさん(@bluelug)がシェアした投稿 - 2018年 3月月4日午後11時47分PST 海外モデルで挙げるとすればRivendell・Roadini。一般的なロードバイクよりも長いヘッドチューブやチェーンステーは、一般的なクロモリロードバイクとは違うスタイリングだ。荷台・泥除けが装着できるので通勤・通学やツーリングも行える。 出典:https://www.rivbike.com/products/roadini Rivendell Roadiniがランドナーやスポルティーフと呼ばれる古典的なツーリング用自転車と明確に違うのはハンドルの高さ。一般的なランドナーやスポルティーフは、ハンドルとサドルの位置が平行な自転車が殆どだが、Rivendell Roadiniは、サドル高よりもハンドル高を上げた状態にセッティングすることができる。このようなセッティングは競技用ロードバイクやランドナー・スポルティーフは想定していない。 Roadiniのようなクラシックデザインではなく現代的なモデルで選ぶなら、GIANT ANYROADやFELT VRなどのグラベルロード、GIANT DEFYといったエンデュランスロードを選ぶのが良い。通常の競技用ロードバイクよりもハンドルの位置が高いため、幾分か楽に乗れるはずだ。 Week #28 - 2547 miles down 703 to go (4099 / 1132 km.) New bike this week. No suspension and drop bars take a little getting...

中国の電動アシストユニット会社「Bafang(バーファン)」を解説

電動アシスト自転車に搭載されるアシストユニットは様々な会社が参入している。日本では大手のパナソニック・ヤマハが多く、これらの会社はアシストユニットだけでなく自社製の電動アシスト自転車も販売している。アシストユニット単体の提供では、日本のシマノとドイツのボッシュが大手で、様々なブランドに供給している。そのような状況で、中国のBAFANG(バーファン)が日本市場に参入するようだ。 日本では馴染みがないBAFANG。特徴は様々なアシストユニットを製造していることだ。カタログを見ると、マウンテンバイク・クロスバイク・トレッキングバイク・キックボード用など様々なアシストユニットを製造している。日本ではBenelliが採用していることで知られており、このブランドにはM400というスポーツタイプのユニットが搭載されている。 BICYCLE CITY EXPOでは、ブースが出展されていて様々なアシストユニットが展示されていた。その中でも注目のユニットはM500とM800だろう。 M500は、E-MTB用のミッドドライブタイプのアシストユニット。M400よりもコンパクトで最大トルクも大きいようだ。電動アシストユニットを搭載しても、普通の自転車に近づけたデザインを採用している。大手のヤマハ(PW-X)やシマノ(STEPS E8080)、ボッシュ(Performance Line CX)はすでにコンパクトなデザインのアシストユニットを市場に投入しており、Bafangが流れに追従したとも言えるだろう。 M800はグラベルロードやロードバイク向けのミッドドライブタイプの電動アシストユニットだ。カタログではパワー・トルクはM500やM400よりも低いが、コンパクトで軽量なユニット(重量2.3kg)を売りにしている。(M800は2018年6月4日現在公式Webサイトに掲載されていない。)また両方の自転車はバッテリーを車体に埋め込むことでスマートなデザインとなった。高性能化が進んでいる電動アシスト自転車業界で、Bafangはどのように進んでいくのか注目したい。 http://www.bafang-e.com/jp.html 2018年11月17日現在、BAFANG製ドライブユニットを搭載したE-Bike Benelli https://youtu.be/r6_s2xflEIU 日本市場ではE-MTBで有名なBenelli。2019年モデルからは電動アシスト折りたたみ自転車にも参入する。E-MTB(電動アシストマウンテンバイク)、電動アシスト折りたたみ自転車両方ともBafang製ドライブユニットを搭載。サイクルモード2018でメーカーに聞いた所ではBafangから許可を貰って独自のマッピングをしているとのことだ。 Bafangユニット搭載モデル:全車種   Evol アサヒサイクルが2019年春に登場するE-Bikeブランドが「Rize」。ヤマハやパナソニックなど大手E-Bikeブランドよりも低価格で購入できるのを売りにしている。現在ではブランド名をEvolに変えて販売中 https://www.cyclorider.com/archives/29970 イオンバイク カゴ付きのコミューター電動アシスト自転車「アレグレス e」に搭載している。

補助ブレーキレバーのすべて 利点と欠点・お薦めの補助ブレーキレバーを紹介

ドロップハンドルやブルホーンハンドルのフラット部分に装着する補助ブレーキレバーは、賛否両論がある部品の一つだ。一般的にエントリーモデル用のロードバイクに標準装備されているのが多い。そのため補助ブレーキレバーは初心者が装着する物と認識されている部品の1つとなっている。 そんな補助ブレーキレバーだが、自分はドロップハンドルやブルホーンハンドルの自転車を所有するのなら、補助ブレーキレバーは絶対装着したい部品の1つと考えている。2018年にグラベルロード「Specialized Diverge E5」を購入し、ドロップハンドルを復活したが、購入時に敢えて補助ブレーキレバーをつけてもらったほどだ。今回は補助ブレーキレバーの利点と欠点について解説したい。 補助ブレーキレバーの利点 補助ブレーキレバーの一番の利点は、ハンドルのフラット部分にブレーキレバーが付くためポジションを増やすことができることだ。フラット部にブレーキレバーが付くことで、アップライトなポジションを有効利用することができるようになる。補助ブレーキレバーが有効な場所は、主に街中などを低速で走行する場面や、アップライトな姿勢で走る場面に向いている。補助ブレーキレバーが無くてもフラット部を握った状態で走行することはできるが、自動車や人が飛び出した場合では緊急時の回避を行う時に非常に不利になるため、補助ブレーキレバーを装着したほうが安全だ。 因みに補助ブレーキレバーに慣れると、補助ブレーキレバーが無いドロップハンドル/ブルホーンハンドルの自転車に乗れなくなる場合がある。自分もその1人で、街中、サイクリングロード、峠の下り等で補助ブレーキレバーを長年使用してきたおかげで、補助ブレーキレバーが無いドロップハンドル/ブルホーンハンドルの自転車は所有したくないと思うほど、補助ブレーキレバーの恩恵を受けている。 補助ブレーキレバーの欠点 補助ブレーキレバーには様々な欠点がある。有名なのはカッコ悪いという意見だが、カッコだけで語る人は話にならないので無視していい。なぜならばカッコ以上に重要な問題が隠されているのに気付いていないからだ。 最初に問題になるのがアクセサリーの装着が難しくなること。ハンドルに、スマートフォンやGPSホルダー・フロントバッグ・ライト・ベル等、取り付ける物が沢山あるが、それが殆どハンドルに集中するため、補助ブレーキレバーを装着してしまうと、アクセサリーを装着するスペースが少なくなってしまう。 また、補助ブレーキレバーは適当に装着すると制動力が下がる問題がある。ケーブルの長さを適当にするなど、考えてないで装着すると補助ブレーキレバーの戻りが悪くなるなど、補助ブレーキレバーの効きが悪くなるのだ。対策としてはアウターケーブルが適切な長さにしていること、補助ブレーキ本体の角度を調節すること、補助ブレーキを作動させる時はもう片方のブレーキワイヤーと接触しないようにする、ワイヤーのアウターケーブルと本体装着部にグリスやシリコンオイルを挿す等、様々な事を考える必要がある。 補助ブレーキレバーの種類 補助ブレーキレバーには様々な種類があるが、ここでは主に3種類に分けて紹介したい。殆どの補助ブレーキレバーは一般的な形状の物が殆どだ。 一般的な補助ブレーキレバー:テスタッチ・エイドアーム等 特に奇をてらっていない一般的な形状の補助ブレーキレバー。ほとんどのドロップハンドルやブルホーンハンドルに装着が可能だ。この形を活かして、ブルホーンハンドルの先端に装着する方法もある。主なブランドはTESTACH・TEKTRO・PROMAX等。価格も2,000円から低価格で購入できる。 Dixna ジェイクルーレバー 通常の補助ブレーキレバーよりも、ブレーキレバーの形状が大きく、ドロップハンドルのショルダー部分でもブレーキが効くのを売りにしている。通常の補助ブレーキレバーでは手が届かない場所でもブレーキをかけたいと思う人に向いている。 ダイアコンペ DC165-EX ブレーキレバーと補助ブレーキレバーが合わさった商品。これは昔のランドナーなどに装着されていたブレーキレバーを意識して作られた物とのこと。補助ブレーキレバーを取り外しての使用はできないとのことだ。 シマノ・GRX BL-RX812 グラベルロード用コンポーネント「シマノ・GRX」で用意されている補助ブレーキレバー。貴重な油圧ブレーキタイプだ。

ロードバイク・クロスバイク・折りたたみ自転車等の2019年モデルまとめ【随時更新】

一般的に自転車の世界では、秋・冬に展示会や新車発表が行なわれるのが通例となっている。一方で、一部の自転車会社では春に新車発表を行う所もあり、春から既に2019年モデルを発表する所も存在する。このページでは、2019年モデルのロードバイク・クロスバイク・折りたたみ自転車・小径車・電動アシストスポーツサイクルなどを中心にまとめてみた。 2021年モデルに関しては「2021年モデルの自転車まとめ」で見ることができます Bridgestone ブリヂストンは、パンクしないタイヤを装着した自転車を2019年に実用化するとのこと。個人ユーザー向けに発売されるのかは未定だ。 ブリヂストンサイクルのパンクしない自転車が革命的な理由を解説 | | シクロライダー DAHON https://www.cyclorider.com/archives/22248 2018年6月に、14インチ3段変速折りたたみ自転車「DAHON K3」が先行発売するとのこと。車体重量は7.8kgと軽量でシングルギアのDoveシリーズよりも直進安定性が高い設計だ。 GIANT/Liv 2018年5月25日にGIANT/Livは2019年モデルのEscape R3(LivはEscape R3W)を発表。GIANT Escape R3はオーシャングリーン、マンゴー、ブルー、ブラックトーン、ホワイトの5色をラインナップ。Liv Escape R3 Wは、パールミント、パールホワイト、マットマゼンタ、サファイアブラックの4色がラインナップされている。GIANT Escape R3、Liv Escape R3共にオプションとして、前輪のクイックリリースを安全性が高いスキュアー式に変更できるオプションができた。 GIANT 2019 モデル「ESCAPE R3」を先行販売 - INFORMATION Liv 2019 モデル「ESCAPE R3 W」を先行販売 - Liv / NEWS GT https://www.cyclorider.com/archives/22958 アメリカの自転車ブランド「GT」から、GRADEシリーズが先行発売。フレームに変更はなく、カラーリングと部品構成の変更のみ。 Khodaa-Bloom 日本の自転車会社「ホダカ」の中で、自転車専門店向けスポーツサイクルブランドとして知られているのが「Khodaa-Bloom」。2018年4月にいち早く2019年モデルのクロスバイクを発表した。先行発表されたのは、Rail700シリーズの中でミッドレンジの「Rail700」と、エントリーモデルの「Rail700A」の2台が、2019年モデルが先行発売。 Rail700は日本国内で販売中の10万円以下/前3段変速機付きクロスバイクでは最軽量の9.4kgを達成したのを売りにしている。ブレーキレバーはシマノ製に変更。従来型よりも制動時のタッチが向上したと思われる。カラーリングはレッド、ブルー、シルバー、ブラック、ホワイトの5色を採用。 自転車専門店向けのクロスバイクで税抜き価格45,000円と低価格を売りにしたRail700A。2017年モデルとの違いは、リフレクトデカールを装備したフロントフォークに、シマノ製Vブレーキを採用したこと。カラーリングはブルー・ライトグリーン・ガンメタル・ホワイトの4色となっている。 コーダーブルーム(ニュースリリース) NESTO 2018年5月現在セールス氏いわく、売れ行き好調のため時代のニーズに合った車種を登場させていくとのこと。 MAGIC https://www.cyclorider.com/archives/22258 ルノー・マグネシウムシリーズで知られていたマグネシウム製折りたたみ自転車が、「MAGIC」ブランドで復活するようだ。ルノー・マグネシウムシリーズで売られていた14インチ、16インチモデルが復活し、あらたに20インチモデルの登場するとのこと。 Panasonic パナソニックは、実質的に2019年モデルとして電動アシストスポーツサイクル「XU1・XM1・XM2」を発表。スポーツドライブユニットを搭載したモデルをXシリーズと統一するようだ。XU1はクロスバイクでXシリーズのエントリーモデル。XM2は内装2段変速ドライブユニットを搭載したハイエンドモデルだ。 https://www.cyclorider.com/archives/21896 Renault https://www.cyclorider.com/archives/22236 ヨコハマサイクルスタイル2018では、リアサスペンション付きウルトラライト7「ウルトラライト7・NEXT」が展示されていた。登場時期は2019年モデルか? STIJIN CYCLES Ready for the weekend. #audax #randonneur #brevet #taiwan #bikepacking #ostrich...

シクロライダー流クロスバイクの選び方 お薦めモデルも紹介

手軽な価格でスポーツサイクル生活を楽しむことができ、通勤・通学・街乗りも行うことができるスポーツサイクルといえばクロスバイクだろう。 自分が所有している自転車(GIANT Escape RX4・GIANT Escape RX3・Specialized Diverge E5・Tern Link N8・Renault Ultra Light7・ASAMA BETA)の中で、メインマシン・メインセカンドマシンは両方ともクロスバイクのEscape RXを採用している。(セカンドマシンはSpecialized Diverge E5、サードマシンはTern Link N8・Renault UlitaLight7、フォースマシンはASAMA BETA) メインマシン/メインセカンドマシンのEscape RXの主な使い方はサイクリングだ。Escape RXで行った所は、東京都下~直江津~糸魚川・麦草峠・渋峠・奥武蔵グリーンライン・三峯神社・正丸峠・逆川林道・奥多摩周遊道路・鋸山林道・柳沢峠・琵琶湖・しまなみ海道・佐渡・能登半島・やまなみハイウェイ・桜島・佐多岬と様々な場所をサイクリングしている。様々な場所をクロスバイクで旅行した経験を踏まえて、今回はどこよりも実績的なクロスバイクの選び方を解説していきたい。   クロスバイクとはどういう自転車か、クロスバイクの種類を紹介 クロスバイクとは、一般的にロードバイクとマウンテンバイクを掛け合わせた自転車と言われている。舗装路を高速道路するために特化したロードバイクや、オフロードを走るために特化したマウンテンバイクに対し、クロスバイクは非競技用自転車のため明確にジャンルが決められた自転車ではない。 そのためクロスバイクと言っても、ロードバイクのように舗装路を快適に走るモデルから、サスペンションが装着されていて多少の砂利道を走行できるモデルまで様々なモデルが存在する。クロスバイクを購入する時はクロスバイクの特徴を見極めて買うのが良いだろう。 クロスバイクの選び方 クロスバイクの選び方には選び方についてあるサイトが多くあるが、ここでは実践的なクロスバイクの選び方を紹介したい。ちなみに自分がクロスバイクを選ぶ場合は、フレーム(車体設計)・タイヤ/ホイールサイズ、前ギアの段数をメインに見てクロスバイクを購入している。 フレーム(車体設計) 部品交換が容易な自転車でいちばん重要なのは、フレーム(車体設計)だと思う。細かい部品をグレードアップしても基本的な車体設計は変わらないため、自分は自転車を買うときは車体設計を見る。もっとも車体設計を見て選ぶのは非常に難しい。これからクロスバイクを選ぶような普通の人がクロスバイクを見る場合はタイヤを見たほうがいい。 自転車にかぎらず自動車やオートバイなどの乗り物に装着されているタイヤは、その乗り物の使用目的に合った物が装着されていていて、車体設計も装着されているタイヤに合った設計を採用しているためだ。 タイヤを見てクロスバイクを選ぶ 自動車やオートバイや自転車に装着されているタイヤは、基本的にはその車種に合った走行場面に適したタイヤが装備されている。28ミリ幅タイヤを標準装備しているEscape RXに32ミリ幅タイヤを装着すると、車体(フレーム)とタイヤの隙間が少なくなり、車輪を覆う泥除けの装着ができなくなる。 タイヤ幅を見る場合、スペック表でタイヤの欄を見る必要がある。タイヤ欄に700×28Cや、27.5×1.5と書いてあるが、×の左がタイヤの直径で、×の右が700✕28Cだと、700は車輪の直径、28はタイヤの幅となる。700Cや650C、650Bではミリ、26インチや29インチの場合はインチとなる。 http://www.cb-asahi.co.jp/html/size-etrto.html 28C(28ミリ相当)は、ロードバイクよりは太いが一般的なクロスバイクとしては細いタイヤ幅。舗装路を速く走ることを重視しながら、段差や荒れた道を通過するのに最低限のギリギリの太さだ。 32-38ミリは、一般的なクロスバイクに採用されている太さ。一般的なシティサイクルと同じくらいのタイヤ幅で、歩道の段差や砂利道も比較的安心して走ることができる。舗装路も快適に走ることができるが、舗装路を高速で走るには向かない。 38ミリ以上のタイヤの場合、舗装路よりも砂利道や段差、乗り心地を重視した太さだ。この辺りのタイヤ幅を採用したクロスバイクは、ノブがついた砂利道走行用のタイヤを装着しているモデルもある。 因みに、26インチ、27.5インチ、29インチホイールの場合は、タイヤ幅もインチとなっている。参考として1.25インチは約31ミリ。1.75インチは約40ミリとなる。 デメリットを見て選ぶ 自転車選びなど、様々なバイヤーズ・ガイドに書いていないがデメリットを見て選ぶのは非常に重要だ。世の中の殆どの物にはデメリットが無い物は無く、同じようにメリットしかない商品も存在しない。 クルマで例えると、フェラーリみたいなスポーツカースタイルで3列シートを装備しミニバンみたいに車内が広々で車中泊ができ、舗装路ではスポーツセダン並に高速道路や峠を不安なく高速で走れ、SUVのように水たまりがあるオフロードを壊れなく走ることができ、プリウスよりも燃費が良いクルマというのは存在しない。恐らく物理的に不可能だろう。 クロスバイクのジャンル別デメリットを見る場合、自分が使用するシチュエーションを想像して、どのような場面が嫌なのか想像したほうがいいだろう。ただ、このような場面は簡単に想像できないと思うので、スポーツ自転車があるレンタサイクル・自転車ツアー で実際にクロスバイクに乗って体験したり、自転車イベントや自転車店で試乗を行うのも良いだろう。 GIANT ESCAPE RXなどのスピードクロスのデメリットは、タイヤが細いた歩道の段差には少し弱くママチャリよりも衝撃が大きい、タイヤに空気を入れる頻度は比較的多い、太いタイヤを装着するのが難しい、タイヤが細いため砂利道の通過は少し注意が必要、乗車姿勢はクロスバイクの中でも比較的前傾姿勢が強い欠点がある。 TREK FXなどのクロスバイクのデメリットは、クロスバイクの中でもスピード重視や砂利道走行に特化しているわけではないため、全て中途半端と見る場合もある。 TREK DSなどのデュアルスポーツのデメリットは、サスペンションが付いているので重い。サスペンションは稼働部品のため頻繁な点検が必要だ。また車体が重いため車体を分解して袋に入れて運ぶ「輪行」が大変で、28ミリ等の細いタイヤを装着するのは基本的に想定されていない。 トレッキングバイクのデメリットは、アップライトな乗車姿勢になるためスピードを出す設計ではない。車体が重いため輪行が不向きだ。 ファットタイヤクロスバイクのデメリットは、太いタイヤを装着できるような車輪を装着しているため、細いタイヤの装着ができない場合があったり、車輪サイズの都合上細いタイヤのラインナップが無い場合があることだ。舗装路を高速で走る場合はタイヤが重いファットタイヤは不利になる。 サスペンションの有無 ほとんどの自動車やオートバイ(CCW・HEISTのように、レトロを追求してリジッドフレームのアメリカンオートバイもあるが)に装着されているサスペンション。サスペンションが装着されているクロスバイクは、殆どは砂利道や大きな段差の衝撃をやわらげたり、荒れた道を安定して走ることを目的とした物となっているのが殆どだ。 クロスバイクのサスペンションで注意する所は自転車は出力が非常に少ない人間エンジンで走らないといけない。また輪行など持ち運びなどを行うため重量が軽いのが重要とされている。そのため、殆どのクロスバイクでサスペンションは装着されていない。また、サスペンションは細かい振動を吸収する効果はない。細かい振動を抑えるのならしなやかなタイヤに交換したり、1サイズ太いタイヤにしてタイヤの中に入っているエアボリュームを上げるのが効果的だ。 コンポーネントのグレードはあまり気にしなくていない理由 自転車選びでよくコンポーネントのグレードを重視する意見が多いが、自分の場合はコンポーネントグレードは自転車選びのおまけ扱いで、殆ど気にしない。実際に自転車で旅行して問題になるのは、ハンドルの形状・グリップ・荷台・タイヤ・ペダル・サドル・ギア比・ブレーキの効きやレバーの形状が問題になりやすい。コンポーネントのグレードが大きく関わるのはブレーキぐらいだ。個人的にコンポーネントのグレードは少し気になったら注目する程度の存在しかない。 カタログでコンポーネントのグレードが書いてあっても、多くの安価なスポーツサイクルの場合は、リアディレイラーのグレードの意味しかなく、その他のコンポーネントは他ブランドの部品が装着されている例が殆どだ。 写真上が新車時のEscape RX4。コンポーネントのグレードはカタログではシマノアルタスと書いてあったが、アルタスが採用されている部分は精々ディレイラーとスプロケット、シフトレバー程度。部品のグレードが高かろうが低かろうが長距離を走る場合、部品は殆ど交換することになる(写真下)。交換する部品もグレードではなく自分に合っているかが重要になる。 下写真のEscape RX4が交換した部品は、タイヤ・ハンドル・グリップ・シフトレバー・ステム・サドル・シートポスト・チェーンリング・変速レバー・ペダル・リアホイール・ブレーキレバー・ブレーキシュー・ボトムブラケットを交換している。コンポーネント「シマノ・アルタス」が採用されているリアディレイラーとスプロケットは交換する必要が無いので交換していない。 よくわからない場合、ギアの枚数は前は3段、後ろは外装8段以上がベスト 能登半島/GIANT Escape RX4 クロスバイクを選ぶときギアの段数を気にする人が多いだろう。ギアに関してはキアの枚数よりも自分にあったギア比のほうが重要で、ギア比が合っているのなら寧ろ減らしたい人もいる。これは複雑な機構を採用しているとトラブルが出た場合、直すのが難しいのもあるためだ。某Y氏は3×9段変速のEscape RXWをメインマシンとしているが、今までの3×8段のクロスバイクと比較して、リア変速の調整がむずかしいと言っている。もしかしたら場合によってはリア8段に”ダウングレード”すると言うほどだ。 ただ、これから自転車を始める人はギア比についてわからないのが普通だ。ギア比は乗り込んでいって自分で見つける必要があるためだ。 初心者がサイクリング用クロスバイクを購入するとき、自分が薦めるのは前3段・後ろ7段以上の外装変速機のクロスバイクだ。これには理由があり、重いギアから軽いギアまで一通りあり”とりあえず”色々な場面に対応が可能で潰しが効くためだ。 GIANT Escape RXなど一部のクロスバイクには前2段のモデルがあるが、個人的にはお勧めしない。一般的な前2段のクロスバイクに採用されているフロントギア(クランク)は、ロードバイク用のクランクを採用しているクロスバイクが殆どだ。ロードバイク用のギアは前傾姿勢で荷物を積まないで舗装路を高速で走り、ストップ・アンド・ゴーが無い道を走るためのギアだ。 一方、アップライトな乗車姿勢で、荷物を積んだり砂利道を走ったり、ストップ・アンド・ゴーを頻繁に行う街中を走るクロスバイクには合わない。前2段のギアでもギア比を下げることは一応は可能で、最悪は前3枚のギアに交換する方法もある。 前ギアが一枚のクロスバイクもあるが、これは街乗り限定か、流行のマウンテンバイク用ギアを入れたものが殆ど。軽いギアが必要な場合、前2・3枚に増やす方法や、フロントシングル用のコンポーネントを流用する方法があるが、お金は結構かかるだろう。 前ギアの枚数変更は多額の金が必要で、峠越えレベルで前2段・1段のギア比を下げる場合はお金がかかる物だと思うのがいい。どの位お金がかかるのかは自転車店などで相談したほうが良いだろう。後ろのギア(スプロケット)が8段以上を推奨しているのは、7段以下はギア比の選択肢が少ないというのもある。 写真の自転車はKCTP 銀輪。内装8段変速を採用した街乗り自転車 ギアや変速機が飛び出ていない内装変速機については、変速機が覆われていて耐久性が高く、メンテナンスが少なくてすむ利点がある。ヨーロッパでは80万円クラスのツーリング車に採用される内装変速機もあるが、日本ではメジャーな存在ではない。ギア比の設定などの情報が乏しいため、現時点ではサイクリング用としてつかうのは自転車に詳しい中級者以上でないと難しいと思う。 https://www.cyclorider.com/archives/14750 ギア比が重くて坂が上れない場合、最悪は押して歩く方法がある。重い荷物を積む超長距離のサイクリングではこの方法は難しいが、押して歩けば最終的には目的地に付くためだ。 車体価格は最低でも5~6万円以上のモデルが良い理由 クロスバイクを購入するときに気になるのが車体価格。安いモデルでは2-3万円の物から、10万円を超える物まで様々なモデルが存在する。 シクロライダーがお薦めするのは最低でも5~6万円のクロスバイクはほしい。これには様々な理由があるが、最低価格以下になると選択肢が極端に減るためだ。かつては税込み4万円台で有名ブランドのクロスバイクが購入できた時代があったが、2018年現在4万円台のクロスバイクで薦めることができるのは僅かしかない。全国の店舗で購入できるモデルでは、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツとNESTO Vacanze、NESTO LIMIT2、Khodaa-Bloom Rail700Aぐらいだろう。 プレシジョンスポーツやNESTO Vacanze、NESTO...