デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
ヤマハYPJ-MT Pro企画担当者がMTBレース エンデューロ ナショナル シリーズ(ENS)に参戦しクラス優勝
ヤマハ発動機は4月12日、ヤマハ発動機のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」の企画担当者がエンデューロ ナショナル シリーズ(ENS)レースに参戦しクラス優勝したと発表した。
YPJ-MT Proはヤマハ発動機のE-Bikeシリーズ「YPJ」シリーズのフラグシップモデルと言えるフルサスE-MTB。「Fun and Exciting unusual experience〜楽しくて刺激的な非日常体験〜」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発を行ったフルサスE-MTBで、オートバイを連想させるデュアルツインフレームや、高いクランク回転数(ケイデンス)に対応した小型・軽量ドライブユニット「PW-X2」を搭載している。
フルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」の商品企画を担当する黒沢大介さん(ヤマハ発動機SPV事業部)は、2020年11月、国内MTBエンデューロ競技の最高峰、「エンデューロ ナショナル シリーズ(ENS)」第3戦に出場し、自らが担当する「YPJ-MT Pro」のデビューレースでクラス優勝、総合成績で3位表彰台に立った。
現在30歳の黒沢さんは、高校1年生の頃から本格的にMTBダウンヒル競技に取り組み、大学生の頃には最高峰のシリーズ戦で年間ランキング4位にも入った経歴の持ち主で、社会人になってからもトレーニングを続け、現在もエリートクラスの選手としてレース活動を続けている。
「トップカテゴリーの競技で速く走れる車両は、野山を駆け抜ける一般の皆さんのファンライドでも優れた走行安定性を発揮すると考えています。このモデルはレース専用の製品ではありませんが、勝つことでそれを証明することができますし、レース会場等の現場に足を運ぶことで商品企画としての気づきが生まれることもあります」(リリースから)
「レースに限れば、軽量なMTBのほうが電動アシストつきのE-MTBより有利と考えられています。その中で総合3位に入ったことで驚きはあったと思います。私自身、電動アシストありとなし両方のMTBに乗って感じたことですが、車重からくる安定感や低速コーナーでの立ち上がりの良さなど、あらためてE-MTBの長所に気づくことができました」(リリースから)
E-MTBによる競技スポーツの世界は、欧米を中心に急速に広がっており、2021年はUCI(国際自転車競技連合)公認の世界選手権が開かれるほか、日本国内でもE-MTB単独のレースが開催されている。
「とは言え、MTBの魅力は競技だけではありません。自然の中を駆け抜けるあの爽快感こそ、MTBスポーツの最も大きな魅力だと思います。E-MTBなら、たとえ体力がまったく違う人とでも、モーターの力を借りながらあの気持ち良さを一緒に体験できる。親子、そして夫婦で。それから、いままで辛い思いをしてきた登り坂も楽しく走ることができます。そうしたところにE-MTBの大きな価値があると感じています」(リリースから)
黒沢さん自身、レースのない週末には会社の仲間たちとその爽快感を共有し、汗を流し、笑い合っています。競技に真剣に取り組みながらも、その根底には常に「楽しさ」を追い求める姿勢があるとのこと。
「正直なところ私自身、『電動アシスト、ちょっとズルくない?』と感じていた時期がありました。でも、そうではありません。E-MTBだからこその楽しさがあります。製品を通じて、またレース活動を通じて、その理解をひろげていきたいと考えています」(リリースから)
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https://www.cyclorider.com/archives/44002
関連リンク
ヤマハ YPJ-MT Pro:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-mt-pro/
チェーンレス電動アシスト自転車「Honbike」日本上陸 Makuakeでオリジナルカラーを先行販売開始
Click Holdingsは4月12日、チェーンレス電動アシスト自転車「HONGJI(ホンジ)」と協業し、国内のブランドネーム「Honbike(ホンバイク)」を展開すると発表。チェーンレス電動アシスト自転車「Honbike Makuakeオリジナルカラー」の先行販売を開始した。
HONGJI社のHonbikeは2020年「GOOD DESIGN AWARD グッドデザイン・ベスト100」に選出し、2021年2月28日には、東京の代々木体育館で行われた東京ガールズコレクション2021 Spring/Summerの舞台で初めて披露された。
電動アシスト自転車「Honbike」は、世界で「白・黒」「赤・白」の2タイプを展開している。今回はMakuakeで「黒・黒」と「赤・黒」の限定販売を行う。
車体は折りたたみ可能で、装着されたバッテリーは36V 6.2Ah 223Whバッテリーで最大航続距離は35キロ。車体重量は20キログラム。一般的なチェーンドライブではなく、シャフトドライブを採用している。モーターは36V 200W。予約内容などは以下の通り。
予約サイト:クラウドファンディング「Makuake」
期間:2021年4月12日10時~2021年6月29日18時
発送予定:2021年7月末より順次発送
予約先URL(Makuake):https://www.makuake.com/project/honbike/
OGKカブトから帽子型の自転車用ヘルメット「DAYS(デイズ)」登場 アウトドアスタイルを採用した自転車用ヘルメット
OGKカブトは4月9日、アウトドアテイストの帽子タイプヘルメット「DAYS(デイズ)」を発売した。
https://youtu.be/BbZKiRIVGtQ
DAYSは、 "ジブンらしく、出かけよう。" をテーマに、シーンやユーザーを問わず、ふだん着の帽子感覚で気軽なファッションとして着用、自転車を楽しんで欲しいという思いから生まれた、自転車用ヘルメット。
近年のキャンプブームにより、アウトドアを意識したタイプの自転車も多く発売されている状況で、多種多様なスタイル、デザインを意識した自転車が日常で使用されている中、通勤時や、アウトドアシーンにも違和感なく使えるヘルメットを望む声は多くあり、登場したとのこと。
帽体は、日本国内の頭部形状データに基づく設計を採用し、快適な被り心地の軽量コンパクトなソフトシェル仕様を謳っており、帽体に装着するのは、パターンにこだわり立体感のあるアウトドアテイストの帽子(ヘルメットカバー)を採用。アウトドアテイストのドローコードをアクセントに採用している。
また、帽子は後頭部とツバの後部に車やオートバイなどのライトに反射し、夜間走行時の視認性を高める反射素材に、日差し対策の広めのツバを採用。フチにはワイヤーが仕込まれており、型のニュアンスを好みに応じて作ることが可能。さらにドローコードを絞ることで跳ね上げるツバの構造により、走行時のばたつきを抑え、視認性を確保する。
サイズは54〜57cm(325g)、帽子カラーはカーキ、ブラックの2色。価格は8200円(税抜)。
■DAYS(デイズ)
価 格:¥8,200
(税込 ¥9,020)
カラー:カーキ、ブラック
サイズ:54〜57cm
重 量:325g
規 格:SG基準
・軽量コンパクトなインモールド成形ソフトシェルを採用
・上記帽体に帽子をかぶせたSG基準認証品自転車ヘルメット
・内装の脱着が可能
・ドローコードによるツバの跳ね上げ機能(特許出願中)
・後頭部およびツバ後部に反射素材を装備
関連リンク
OGK Kabuto DAYS:https://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/products/other/days/days.html