デイリーアーカイブ Sep 18, 2025

人口約1000人・宮崎県内最小の村「西米良村」の観光にサイクルツーリズム ミッションアプリ「DIIIG」に新ワールド「西米良STELLAワールド」誕生

DIIIGは8月31日、同社が提供するミッションアプリ「DIIIG」に「西米良STELLAワールド」が誕生したと発表した。 西米良村は人口約1000人、県内最小の自治体で、96パーセントを山林が占める村。「STELLA SPORTS」は、アウトドアを通して西米良村の魅力を発信する観光拠点を目指し、2019年4月にオープンした。今回、新たなアクティビティとして、コロナ禍でブームになっているサイクリングに着目し、GPSを使ったサイクルツーリズムを提供するミッションアプリ「DIIIG」を採用し、村内の魅力的なスポットをミッションとして提案する。 宮崎県西米良村でグランピングやダッキー(川下り)などのアウトドアサービスを提供する「STELLA SPORTS(ステラスポーツ)」がサイクリングにおすすめのスポットをミッションとして出題し、アプリ「DIIIG」のGPSチェックインでミッションをクリアすると、ポイントがたまる。取得したポイントはご当地グルメなどの報酬と交換できる。 また、「西米良STELLAワールド」オープン記念として、9月1日~30日までサイクリングコース2コースが参加無料のイベントミッションとして登場。 西米良のグランピング場「STELLA SPORTS」を出発して、「一ッ瀬川」沿いに走り、「米良稲荷橋」を渡って折り返す初心者向けコースです。「川の駅・湖の駅を探しに 一ッ瀬川集会サイクリング」( 距離:約27km/所要時間:1時間から2時間/ミッション4か所)と、「STELLA SPORTS」から少し遠くまで、令和の桃源郷といわれる「おがわ作小屋村桃源郷の宿」を目的に民話街道を走り抜ける。平坦コースの「令和の桃源郷へ 民話街道サイクリング」(距離:約40km/所要時間:2時間から3時間/ミッション5か所)を用意。 指定のスポットですべてのミッションをクリアした参加者全員に「STELLA caféゆずジンジャーエール無料券」を進呈する。 関連リンク STELLA SPORTS:https://stella-sports.jp/ DIIIG 西米良STELLAワールド:https://diiig.net/world/25/

コロナ禍で自転車部品が品薄状態に シマノの牙城は崩れるか

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で注目された自転車。この流れは、日本だけでなく世界中でも発生している状況となっている。 そんな中、新型コロナウイルスの影響により、工場の一時停止や、コロナ禍での自転車ブームにより自転車部品の入手困難な状況が発生し、自転車パーツの入手が難しくなってきている。一部ブランドのロードバイク用ディスクブレーキパッドが入手困難になるなど、補修部品の入手すら厳しい状況が出ている。 そんな状況の中、一部の会社ではシマノ製部品の入手が難しくなり、自転車の製造ができないという問題が発生し、シマノ製部品の採用を取りやめる動きもあるようだ。実際、とある会社がシマノ製部品が調達できないため中国の某ブランドの部品に関して筆者に相談したり、ネット通販では低価格自転車に使われる変速機「シマノ・ターニー」のデッドコピーと思わしき品が登場している。 シマノ製の変速機やスプロケットなどの部品の入手が難しくなっているため、シマノ以外の中国ブランド、台湾ブランドの変速機などの自転車部品を搭載した自転車が登場し、脱シマノが加速する可能性はあるのだろうか。 この件に関しては、他社から話を伺ったところ、どうも簡単に脱シマノという風にはならないようだ。その会社は、シマノ製部品の入荷遅れに関しては、シマノから中国、台湾製部品に切り替えるわけではなく、入荷を待つという方針をとっているようだ。その理由を尋ねたところ、シマノ製変速機や変速レバーは低価格帯の品でも精度のばらつきが少ないため、過度な調整を行わず安心して使用できる事と、一部の中国、台湾製部品の価格も値上がり、シマノ製との価格差が埋まりつつあるため、シマノの部品供給を待っていると語っていた。 自転車だけに限らず、何かしらのブームにより供給不足が発生した結果、業界のシェアが変わるという流れはよくある事だ。今回の新型コロナウイルス感染症でシマノ製部品の供給が不足して、台湾、中国製ブランドが入る可能性があるが、シマノの牙城は崩れないだろう。 文:松本健多朗

au損保が自転車点検・整備に関する調査を実施 自転車に乗る前に必要な点検を、全くまたは、ほとんど行っていない人が86.9%

au損害保険は8月30日、全国の自転車利用者1000人を対象に、自転車の点検・整備に関する調査を実施した。 警察庁の調査では、整備不良の自転車が絡む事故は2019年までの5年間で計879件にのぼるという結果が出ている。コロナ禍で公共交通機関の代替の交通手段として自転車利用が推奨される中、日常点検を行っているか、故障・不具合を感じたことがあるかなど自転車の点検に関する調査を実施した。 全国の自転車利用者1,000人に、自転車の乗車前に、自身で自転車の点検をどのくらいの頻度でしているかを尋ねたところ、ブレーキがきくか、タイヤの空気圧は十分か、反射材の位置・色・角度、汚れたりしていないか、車体(ハンドル・サドルのぐらつきやチェーンのたるみ・サビがないか)、ベルやブザーが鳴るか、ライトが点灯するかといった基本的な点検項目をすべて「乗車のたびに」、「数回乗車するたびに」点検していると回答した人は13.1%(131人)にとどまり、「ほとんどしない」、「全くしない」と回答した人が86.9%(869人)と大きく上回った結果となった。 また、全国の自転車利用者1,000人に、自転車店での年に一度以上の定期点検を実施しているかどうかを尋ねたところ、「年に一度以上している」と回答した人はわずか10.7%(107人)で、「不定期にしている」または「していない」と回答した人が89.3%(893人)となった。 一般社団法人自転車協会は、乗車のたびに自身で点検をしつつ、半年に1回以上自転車店での定期点検をすることが推奨されている。 自転車に乗る前に必要な点検を行っていない869人に、自転車の乗車中に故障・不具合を感じたことがあるかどうかを調査した所、「しばしばある」6.2%(54人)、「年に数回ある」30.1%(262人)、「ほとんどない」45.5%(395人)、「全くない」18.2%(158人)となり、「全くない」を除く自転車の乗車中に故障・不具合を感じたことがある人は81.8%(711人)となった。 711人に、故障・不具合が原因となる事故や事故に遭いそうになった経験があるかどうかを尋ねたところ、「ある」19.5%(139人)となり、約5人に1人が事故またはヒヤリハットの経験があるという結果になった。 【調査概要】※au損保調べ 調査方法:インターネットによるアンケート 対象者: 全国の自転車利用者 対象地域:全国 回答者数:1,000人 実施時期:2021年6月29日~2021年7月1日 ・n=母集団のデータの数 ・本調査では小数点第2位以下を四捨五入しています。 関連リンク au損害保険:https://www.au-sonpo.co.jp/pc/