デイリーアーカイブ Nov 8, 2025
GIANT 2022-2023継続モデル完成車 商品価格改定のお知らせを発表 一部ロードバイク、MTBなどを対象に最大10パーセントの値上げ
GIANT JAPANは9月1日、 2022-2023継続モデル完成車 商品価格改定のお知らせを発表した。
同社は商品の安定供給を目的に、一部の2022年モデル完成車を2023年モデルとして継続販売する。
これらの継続モデルにつきまして価格の維持を目指していたが、内外諸般の事情により現状の商品価格を維持することが極めて困難な状況となり、2022年9月9日より継続モデルの価格改定を実施する。
車種はGIANT、Livブランドの一部ロードバイク、マウンテンバイク、キッズバイク。値上げ率は3パーセントから10パーセントとなる。
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<重要>2022-2023継続モデル完成車 商品価格改定のお知らせ - News (giant.co.jp)
ヤマハ発動機 新型E-Bike用モーター「PWserise S2」登場 PW-X3並のコンパクトなモーター
ヤマハモーターヨーロッパは9月1日、新型E-Bike用モーター「PWserise S2」を発表した。
ヤマハは、2023年モデルでは、スポーツ・トレイルカテゴリーにいくつかの新機能と改良を加えた新シリーズPW S2を導入し、さらなる拡充を図っていく。
「less is more」をモットーに設計されたPW S2は、2018年に発売されたPW STシリーズのドライブユニットよりも大幅に軽量化、高性能化を実現。欧州のE-Bikeメーカーのニーズに応えるべく開発された、自然で快適な乗り心地を提供する新しいE-Bikeシステムだと謳っている。
PW S2は、旧モデルの「PWseries ST」と比較して最大トルク75Nmを7%以上向上させ、重量は従来比16パーセント減らした2.85キロとクラストップレベルの軽量化を実現。同社は「高出力化と軽量化、体積の20%削減を両立させることで、マルチロールセグメントでトップクラスのトルクウェイトレシオを実現し、力強く、即座に、使い勝手の良い性能を発揮することができます」と語っている。
モーターの外観はPW-X3と同等の小型化を行うことで、バイクメーカーは、テクニカルな路面での性能を向上させるために地上高を増やすなど、新世代のフレーム設計の自由度をさらに高めることができる。
また、従来よりも20パーセントコンパクトになったことで、チェーンステーを短くすることでフレーム剛性を高め、操縦性と後輪トラクションを向上させるなど、理想的なフレームデザインの開発を可能にする。
PW S2は、PWseries STより22.8mm短い128mmの細軸ボトムブラケットを採用した狭いQファクターや、ペダリングに応じて自動的にアシストモードが変化するオートマチックサポートモードと組み合わせることで、より快適なライディングを実現する。
出力は定格出力250W、最大トルク75Nm、重量は2.85キロ。日本での展開は不明だ。
関連リンク
PWseries S2 - e-Bike Systems | Yamaha Motor Co., Ltd. (yamaha-motor.com)
ヤマハ発動機 E-Bike用モーターの生産を日本からフランスに移転
ヤマハモーターヨーロッパは9月1日、E-Bike用モーターの生産を日本から欧州に移転すると発表した。
同社は2050年までにカーボンニュートラルを目指すため、ドライブトレインはフランスのMBK Industrie社で製造する。
生産を行っているE-Bike用モーター「PWシリーズ」のドライブユニットの生産を日本から西欧に移すことは、カーボンニュートラルに貢献するだけでなく、新型コロナウイルス感染症で問題となっている物流プロセスの改善にも繋がる。
また、自転車メーカーにとっても、リードタイムの大幅な短縮、配送の柔軟性向上、港の混雑など外部サプライチェーンの混乱の解消、EU内陸物流の最適化包装、廃棄物の削減など、多くのメリットがあると語っている。
MBK Industrieのサン・カンタン工場では現在、年間8万台以上のヤマハのモーターサイクル、スクーター、レクリエーショナルビークルを生産。MBK Industrieは、環境保護のためのISO 14001と品質向上のためのISO 9001の認証を取得している。
関連リンク
Yamaha Motor (yamaha-motor.eu)
MBK

