デイリーアーカイブ Jul 4, 2025

Brose Eバイク用モーターの再生事業「リマンドライブ」発表

ドイツの自動車部品製造企業で、Eバイク用モーターも製造しているBroseは、旧型Eバイク用モーターの再生サービス「リマンドライブ」を発表。製造プロセスを開発した、初の電動自転車ドライブメーカーとなったとのことです。 リマンドライブは、修理不能なドライブから5つの事前定義されたコンポーネントを再生製造するプロセスを行います。これらは徹底的に検査・クリーニングされ、欠けている部品が追加され、リマンドライブとして組み立てられます。 これにより、資源を節約するだけでなく、シリーズドライブと比較して、最低でも21キログラムのCO2当量を節約し、同じ品質と完全な製造元の保証を提供します。 交換モーターは、マグネシウムとアルミニウムプラットフォームのすべてのドライブバージョンのアフターセール製品として提供され、購入時のドライブの約半分の価格で顧客に提供されます。 Broseは、持続可能な取り組みを行っておりプロセスや材料の選択時に早い段階で可能な限り最小のCO2フットプリントを実現することに重点を置いています。また、Broseは製品のほとんどをドイツで製造し続けることも重要視しています。全体の89%の部品がEUで製造され、そのうち78%がドイツで製造されています。 Broseはまた、トレードフェアのコンセプトも改革しています。Broseは、ISO 14001基準に基づいたモジュラーでリソース効率の良い展示スタンドコンセプトでEUROBIKE 2023でソリューションを提供しています。展示スタンドを複数回組み立てて使用する能力、環境に優しい材料の使用、システマチックなリサイクルとアップサイクルの戦略に依存しています。 関連リンク brose-ebike.com

GASGAS ファットタイヤのモトスタイルEバイク「GASGAS MOTO」発表

GASGASは、ファットタイヤのモトスタイルのEバイク「GASGAS MOTOを発表しました。カリフォルニアのビーチクルーザースタイルの自転車をインスピレーションに、GASGASならではのアレンジを施したEバイクです。 https://youtu.be/WLWvLmGC5cM GASGAS MOTOは、モトスタイルクルーザーセグメントで初めてスーパーモトの美学を取り入れた現代的なスタイリングを持っているのが特徴。 シンプルなデザインながら、頑丈な鋼フレームが特徴であり、「ワンサイズフィットオール」のリラックスした乗り姿勢を実現する長いシートが装備されています。 GASGAS MOTOはペダルアシスト式で、リアハブモーターと最大672Whのバッテリーを搭載。また、北米市場向けには最大出力750Wのスロットルグリップ付きのバージョンも提供されます。他にも、スマートフォンとの接続が可能なBluetooth機能を備えたディスプレイも搭載されます。 GASGAS MOTOの日本発売は不明です。 関連リンク GASGAS

OVER Racingからヤマハ YPJ-MT Pro用のカスタムパーツが登場

OVER Racingが電動アシストマウンテンバイク(e-MTB)のカスタマイズに初進出しました。 OVER Racingはオートバイ用のカスタムパーツなどで知られている企業。YPJ-MT Proは、モーターサイクルからの着想を基にヤマハが創り出したフルサスペンションタイプのe-MTBで、デュアルツインフレームなど、モーターサイクルブランドであるYAMAHAだけが創造できる独特のデザインを採用しています。 今回、OVER Racingは新たに数々のカスタマイズパーツを提案。1つ目の「フラットペダル ラージ(ノンスリッププレートタイプ)」が登場。剛性と機能性を追求したシンプルなデザインで、OVER Racingの加工技術を生かしています。また、V溝とR溝を混合させた表面加工を採用したノンスリッププレートは、ペダルワーク全体を支え、ソールから伝わる力を効率よく受け止めます。さらに、このペダルはピンタイプとプレートタイプが選べ、ライダーのペダルワークに合わせてカスタマイズ可能です。価格は58300円(税込、以下同)です。 次に、「クランク セット」はYPJ-MT Proのドライブユニット「PW-X2」専用開発で、マシニングセンターで加工されています。シンプルなデザインにより車体との親和性を高め、剛性と軽量化をバランスよく取り、コントロール性を最大限に引き出します。価格は40700円です。 また、「チェーンデバイス」はダウンヒルでのチェーン脱落を防止するフロントチェーンデバイスで、メンテナンス性を高めるために3ピース構造とし、取り付けやすくなっています。価格は29150円です。 「ステム」は、コントロール性を重視した設計で、軽量化されており、クイックなハンドリングを実現します。また、剛性を保ちつつ、ロードインフォメーションをより感じ取りやすくし、正確なハンドリングをサポートします。価格は28050円です。 加えて、「カーボンカバー」は、バッテリー用とモーター用を開発中で、車体保護を目的とし、軽量かつ丈夫なカーボン素材を選択しています。さらに、「ディスプレイスタンド」は、容易な組み立てと分解が可能な三ケ月型のスタンドで、存在感と省スペース性を兼ね備えています。カーボンカバーはいずれも27500円で、スタンドは31350円です。 関連リンク YAMAHAが送り出すe-MTB。そのフラッグシップモデルであるYPJ-MT Proにカスタマイズパーツが新登場。 (over.co.jp)