デイリーアーカイブ Jul 4, 2025

J SPORTS、ツール・ド・フランス2023 全21ステージ独占生中継 &LIVE 配信を発表

ジェイ・スポーツは6月23日、今年7月1日(土)に開幕する世界最大の自転車ロードレース、第110回ツール・ド・フランス全21ステージを独占生中継を行うと発表しました。同社の有料サービス「J SPORTS オンデマンド」を利用すれば、PC、スマホ、タブレットからでも全ステージのLIVE配信を視聴できます。 会員限定サービスとして、マルチカメラ配信が利用可能で、複数の映像から自由に選択して視聴できます。また、全行程の現地実況・解説も英語で提供されます。日中の視聴が難しい方のために、レースの翌日に15分間のデイリーハイライトを放送、休息日には前週のレースを60分で振り返る休息日TVも放送及び配信されます。 さらに、開幕日の第1ステージと7月6日(木)の第6ステージをJ:COM及び一部のケーブルテレビ局で無料放送。J SPORTSオンデマンド、J SPORTSのYouTubeオフィシャルチャンネル、ニコニコ生放送では無料LIVE配信も行われます。また、初めてとなる試みとして、AbemaTVでも第1ステージ、第2ステージが無料でLIVE配信される予定です。 今年のツール・ド・フランスは7月1日(土)にスペインのバスク地方ビルバオで開幕し、7月23日(日)にパリのシャンゼリゼでフィニッシュを迎えます。総走行距離は3,404kmと近年平均的であるものの、総獲得標高は56,266mと近年稀に見る数字となっております。また、2023年大会では全21ステージ中個人タイムトライアルが1回しか登場しない特徴があります。 また、ツール・ド・フランスの名を冠した女子レース「ツール・ド・フランス ファム」も8日間にわたって開催され、その全ステージをJ SPORTSが生中継及びLIVE配信します。 関連リンク ツール・ド・フランス | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】

ボッシュから軽量Eバイク用モーター「パフォーマンスラインSX」登場 日本仕様も用意

ボッシュは6月28日、新型Eバイク用ドライブユニット「Performance Line SX」を発表。日本市場に投入するとのことです。 パフォーマンスラインSXは、ボッシュ初の軽量Eバイク用ドライブユニット。高出力で軽量という 2 つの特徴を併せ持っているおり、ボッシュ製ドライブユニットのなかでも最も体積に対するパワー重量比が高いと謳っています。モーターの定格出力は250W、最大出力は600W、最大トルクは55Nm。参考としてSpecialized SL1.2が定格出力250W、最大出力320W、最大トルク50Nm。TQ HPR50が定格出力250W、最大出力300W、最大トルク50Nm、FAZUA Ride60が定格出力250W、最大出力450W、最大トルク55Nm。他社のEバイク用モーターと比較して高出力という特徴を持っています。 また、パフォーマンスラインCXスマートシステムと同じく、パフォーマンスラインSXもスマートシステムを搭載しています。 https://youtu.be/8XrdHE4b3yI バッテリーは新型のCompactTube 400。フレームのダウンチューブに統合されたこのバッテリーは、Bosch eBike商品ラインナップの中で最も軽量で、重量は2kgで、容量は400Whです。 新たに登場した小型コントロールユニット Mini Remote Dropbarは、アヘッドステムの左横のドロップバーステアリング (直径 31.8 mm) に固定が可能。 ドライブユニットは、ケイデンスが高まれば高まるほどライダーをサポートする特徴を持っています。また、新しいアシストモード「SPRINT(スプリント)」も開発され、高速状態に迅速に到達し、それを維持するのを助けるとのことです。 重量はモーターのみで2キロ、Performance Line SX、CompactTube 400、Mini Remote、System Controller の組み合わせの場合4キロです。 Bosch eBike Systems の経営責任者クラウス・フライシャーは以下のようにコメントしています。 「ほぼすべての自転車カテゴリーが電動化された今、これからはひとつひとつのカテゴリー がさらに多様化していくことが考えられます。新しい「 Performance Line SX」では、主にスポーツ志向の強いライダーをターゲットにしています。スピーディかつ自然な流れに乗った走行体験を求める彼らにとって、軽量性は非常に重要なポイントです。 また、私たちの目標は、Bosch ならではのクォリティ、走行性能、信頼性を、敏捷な軽量自転 車でも実現することであり、「Performance Line SX」では、最先端の eBike 設計と最大限の走 る楽しみを理想的な形で組み合わせることが可能となっています」 パフォーマンスラインSX 搭載の新登場モデルは、2023 年秋より欧州地域で市販開始の予定です。 日本国内でのパフォーマンスラインSX 搭載Eバイクの市販も予定されているようです。 関連リンク Bosch eBike Systems | eBike およびペダル用プレミアムドライブ (bosch-ebike.com)

注目のペダル付き特定小型原動機付自転車は違法!?その理由を解説

ここ最近、注目されているのが特定小型原動機付自転車です。特定小型原動機付自転車とは、2023年7月1日に改正される道路交通法の一部を改正する法律により、登場した新たなジャンルのモビリティ。最高速度は車道で時速20キロに制限されるなど、性能上の最高速度が自転車と同程度であるなどの一定の要件を満たすと、免許不要で運転できるという特徴があります。 様々な特定小型原動機付自転車がある中、ペダル付き特定小型原動機付自転車というのが存在します。これは、モペットのようにスロットルで自走することができますが、モーターの最高速度を時速20キロに抑えています。 しかし、 JEMPA(一般社団法人日本電動モビリティ推進協会)によると、特定小型原動機付自転車は道路交通法で、「車体の構造上、二十キロメートル毎時を超える速度を出すことができない」ことが求められています。しかし、販売されている一部の車両では、ペダルによる人力走行によりこの制限を超えることが可能であると確認されており、これは法令違反となります。 JEMPAはこの問題について警察庁に確認を求めたところ、「ペダルによる人力走行を行った場合でも二十キロメートル毎時を超えることができてはならない」との回答がありました。この結果、制限なく人力走行が可能な車両は、道路交通法に基づく特定原付の基準を満たしていないということが明らかとなりました。 このような車両で公道を走行した場合、たとえ道路運送車両法の保安基準を満たし、性能等確認済みのステッカーのある車両であっても、ナンバーの交付を受けていても、違法となります。その運転は道路交通法違反となり、警察による交通取り締まりの対象となるとのこと。 道路交通法違反は運転する方の責任となり、特定原付は運転免許不要で乗れる新しいモビリティであり、交通違反通告制度の対象ではないため、軽減措置の適用が受けられません。このため、軽微な違反であっても行政処分や刑事処分の対象となるとのことです。 関連リンク 【注意喚起】ペダル付き特定小型原動機付自転車を謳う違法車両に ご注意ください | JEMPA 一般社団法人日本電動モビリティ推進協会