デイリーアーカイブ Jul 4, 2025

電動キックボードは坂道を上れない!? 急坂が上れない理由を考える

特定小型原付の登場により、様々な所で注目されている電動キックボード。ここ最近SNS上で注目されているのは上り坂を上ることができない車種がある事だろう。電動キックボードは坂道に弱いという噂が出ているが、なぜ、このようなことが起こったのだろうか。 二本松市の電動キックボード貸出事業。全くの企画倒れ。トルク不足でスタート地点の霞ヶ城の三ノ丸から本丸天守台までの坂を登れません。また本町商店街へ至る竹田坂や久保丁坂と言った切り通し坂も途中で停まってしまいました。市はロードテストも行わず全く無駄な事をしましたね。 pic.twitter.com/uztFlQ5m2d — 佐藤 守 (@mamoru800813) July 2, 2023 一定の法律を守れば免許無しで運転できる特定小型原動機付き自転車の出力は法律で規定されており、最大定格出力が600Wと定められている。ただし、定格出力というのは安定して出力し続けることができるという値で、実際には瞬間的には定格出力以上の出力を出しても問題ない。例えば、原付ミニカーの「コムス」は、定格出力600Wだが最大出力は4000Wとなっており、実際には定格出力以上の出力を出すことができる。 https://youtu.be/XKIlF8VKuhM しかし、電動キックボードのモーターは、最大出力も期待できないだろう。それはインホイールモーターの特性が絡んでいる。 モーターは基本的に大きければ大きいほど、モーターの出力やトルクが大きくすることができる。これは、モーター内部に歯車を複数搭載することで高パワーや高トルクを実現することができるため。しかし、インホイールモーターの場合は、モーターサイズの制約が大きいため高パワーや高トルクを出すことができない。 インホイールモーターを搭載した市販電動モビリティは、舗装路や街乗り向け電動アシスト自転車や、低価格の街乗り向け電動スクーターといった高出力や高トルクを必要としない用途の車種に搭載されている。 電動アシスト自転車やEバイクは、小型のインホイールモーターを搭載している。これは「Eバイク事始め」でも書いたが、電動アシスト自転車やEバイクのモーターというのはあくまでも補助で、人間の脚力とモーターパワーを合わせて走行するため、出力やトルクが少ない小型モーターでも問題ない。さらに多くの電動アシスト自転車やEバイクは変速機を搭載しているため、坂道など大出力や大トルクを発揮する場面では、軽いギアに入れることで失速することもなく走行することができる。 一方で、電動キックボードの場合は、電動アシスト自転車やEバイクよりも更に小型のインホイールモーターを搭載し、基本的に人力による補助なしの自走で移動する。また、殆どの電動キックボードは、ギアが搭載されていないため、坂道でも平地と同じギア比で走行することとなる。 電動キックボードは新しいモビリティとして注目されているが、現時点では車体の使用方法や特性などに限界があるため、坂道が多い場所で快適に使うことは厳しいだろう。 文:松本健多朗

ライトバックパッカー向けアウトドアブランド「ZEROGRAM」 バックパックとサコッシュを発売

ZEROGRAM(ゼログラム)株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長 スコットキム)は、新ギア「YAKIシリーズ」は、登山から日常生活まで様々なシーンで利用可能なバックパックとサコッシュを発表した。 新ギア「YAKIシリーズ」は、強度・耐摩耗性・撥水性を兼ね備えたSpectra Codura Nylon素材を使用したバックシリーズ。シリーズには、「YAKI Backpack 20L」という軽登山からタウンユースまで幅広く使えるロールトップ型バックパックと、「YAKI Sacoche」という口形状が広い巾着型サコッシュが含まれている。 「YAKI Backpack 20L」は、止水ジッパーと取り外し可能なレインカバー付きで悪天候でも安心して使用でき、ハーネス形状のショルダーベルトで荷物が多い時や走る時も安定して利用できる。また、止水ダブルジッパーにより、ロールトップは開閉しやすく、最大限まで荷物をパッキングできる。さらに、サイドにある大きな止水ジッパーは、ワンショルダーの状態でも開け閉めしやすく、外側には5カ所のストレッチ性のメッシュポケットがあり、様々な物を柔軟に取り付け可能だ。 一方、「YAKI Sacoche」は、ボルダリングのチョークバックをイメージした巾着型で、手が入れやすい形状になっている。さらに、本体、前後の大きなポケットとの3室構造で、整理して物を収めることが可能だ。 「YAKI Backpack 20L」は、販売予定価格が2万3,100円(税込)で、重量は683g(レインカバー49gを除く)、容量は20~25L、サイズは52x26x20cmで、色はGRAYとTANが予定されている。「YAKI Sacoche」の販売予定価格は7,370円(税込)、重量は114g、容量は1.5L、サイズは21x16x4.5cmで、こちらもGRAYとTANの2色が用意されている。 関連リンク ZEROGRAM公式サイト

自転車パーツブランド「GORIX」 Amazonプライムデーで「最大49%OFF」のセールを開催

大阪市東淀川区に拠点を置く自転車パーツの開発・製造・販売を行うGORIX株式会社は、自転車パーツブランド「GORIX」のAmazonストアにて、2023年7月9日0時0分から7月12日23時59分までの期間、「最大49%OFF」となる大セールを開催することを発表した。 この4日間限定の大セールでは、サドル、スタンド、グリップなど、GORIXブランドの人気自転車用品やスポーツ用品が年に一度の特別価格で提供される。対象商品は700点以上に及び、その中から特に人気の高い商品が公開された。 人気商品の一つ「GORIX 自転車サドル GX-C19」をはじめ、多機能な「GORIX 縦置き/横置きスタンド GX-013D」、「GORIX 自転車サドル A6-1」、「GORIX 自転車グリップ GX-D2」、「GORIX 自転車スタンド KW-30」、「GORIX 自転車バーテープ GX-097BD」などがセールの対象となる。 このセールはAmazonプライムデーに合わせて開催され、先行セール期間を含む。先行セール期間は7月9日0:00から7月10日23:59まで、そしてAmazonプライムデーは7月11日0:00から7月12日23:59までとなっている。 関連リンク GORIX・Amazonストア