デイリーアーカイブ Jul 11, 2025
E-Bikeや電動アシスト自転車が月極レンタルできる「帝都産業」を紹介
レンタサイクルと言えば、観光地で借りて短期間で楽しむ物というイメージがある。しかし、観光地の利用だけでなく月極で幅広い使い方を行っているレンタサイクル業者も存在する。
東京都に本社がある「帝都産業」は、ビジネス向け電動アシスト自転車や、一般的な電動アシスト自転車、E-Bikeの月極レンタルを行っている。業務用・一般用電動アシスト自転車のレンタサイクルは、業務用の宅配ボックスの貸出のオプションもある。E-Bikeの月極レンタルはヤマハ・YPJシリーズ(YPJ-XC・YPJ-R・YPJ-C)がレンタルできるようだ。
帝都産業のレンタサイクルサービスは、1ヶ月1台から借りることができる。借りる場合、納車手数料が1台につき5,000円必要(配送エリアによっては追加料金が必要な場合もある)。3ヶ月分以上のレンタルに3ヶ月分を一括支払いを行うと納車手数料が無料になるとのことだ。申し込み、納車、回収まで来社せずに借りることができる通販タイプの申し込みシステムとなっている。
自転車は完全フルメンテナンスで、基本故障修理や部品交換は無料。また、修理が困難な場合は整備済みリフレッシュ車両との交換も行うとのことだ。(但し、故意による破損やユーザーの加湿による修理代金は有償となる。)
この電動アシスト自転車のレンタルサービスは、シェアサイクルの採用テストや観光客向けレンタサイクルだけでなく、飲食業向けの宅配サービス「UBER EATS」でのレンタサイクルとしても使うことができるようだ。
車両レンタルのご案内 - 東京 -(UBER EATS):https://www.uber.com/ja-JP/drive/tokyo/resources/vehicle-rental-tokyo/
また、個人ユーザーのレンタルもできるとのこと。購入するまでには至らないが、数ヶ月だけ借りて乗ってみたい人には合っているだろう。
帝都産業でレンタル可能なE-Bikeはヤマハ・YPJ-XC、YPJ-R、YPJ-Cの3車種。YPJ-XCはWebサイトにはないが、2019年のカタログにはレンタル可能な新車種として表示されている。価格は月額23,000円。YPJ-R、YPJ-Cもレンタルでき、こちらは月額13,000円となっている。筆者としては、トレッキングバイクタイプのYPJ-TCなどもレンタルできれば面白いと思う。
電動アシスト自転車やE-Bikeを実感したい時は、試乗会に行くか観光地に行ってレンタルするかの2つの方法しかなかった。しかし、もっとじっくり乗って確かめたい人にとって、帝都産業のレンタサイクルサービスは役に立つだろう。
http://www.teito-co.com
ルノー ジャポンとサイクリングアパレルブランド「le coq sportif」とコラボレーションを実施
ルノー・ジャポンとフランスの総合スポーツブランド「ルコックスポルティフ」とのコラボレーションを行うと発表した。
ルコックスポルティフは、自転車をテーマとして、フランスの自転車選手Bernard Hinault(ベルナール・イノー)氏を起用した活動を企画している。イノー氏は、70年代・80年代にサイクリング選手として、数々の世界的なレースの勝利を収め大活躍した事で有名。その頃に所属していたのが、今はなきフランスのプロ・サイクリング・チーム ”Renault-Gitane(ルノー ジタン)” 。今回、ルノーとゆかりの深いイノー氏を起用した活動をルノー・ジャポンがサポートする。
コラボレーションを行うにあたり、特別なルノー カングー「WITH KANGOO&LE COQ 2019」号が登場した。このルノー カングーには、ルコックスポルティフのロゴと合わせ、イノー氏とも親交の深いパリ在住のスポーツ・イラストレーターGreg Podevin (グレッグ・ポデヴァン)氏によるイラストがあしらわれている。
6月1日(土)には、ルコックスポルティフ主催で開催される、イノー氏のトークイベントにルノー・ジャポンが協賛し、イベントが行われる二子玉川 蔦屋家電で、5月27日(月)から6月2日(日)まで、このスペシャルカングーを展示。 また、ルノー・ジャポンとルコックスポルティフの共同で、ベルナール・イノー来日記念ジャージとルコックスポルティフオリジナルイラスト入り自転車を賞品にしたインスタグラムキャンペーンを実施する。
■ベルナール・イノー氏 トークイベント
ベルナール・イノーの5/100(ひゃくぶんのご)
6月1日 (土)
13時から14時 トークイベント
14時から14時半 サイン会
※当日はグレッグ・ポデヴァン氏のライブペインティングも行う予定です。
二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room2
https://store.tsite.jp/futakotamagawa/access/
※事前申し込みは終了し、満席となりましたが、当日は立見席も若干設ける予定です。(当日先着順/スペースには限りがあります。)
無料
■車両展示
5月27日(月)から6月2日(日)
「WITH KANGOO&LE COQ 2019」号
1台
二子玉川 蔦屋家電2F Gスクエア
■インスタグラムキャンペーン
WITH BUDDY~「愛車」と過ごすあなたのライフスタイル
5月27日(月)から7月20日(土)23時59分まで
ルノー・ジャポン公式インスタグラムと le coq sportif avant 公式インスタグラムをフォローし、 あなたの愛車(自転車かルノー車)と過ごす写真を指定のハッシュタグ(#withlecoq #withkangoo)を付け、投稿してください。応募者の中から抽選で50名様にベルナール・イノー来日記念ジャージを、1名様にルコックスポルティフのオリジナルイラスト入り自転車をプレゼントしします。
キャンペーンページURL: http://special.lecoqsportif-jp.com/withbuddy
キャノンデールのアップライト・スポーツバイク「Tredwell」シリーズを解説
https://www.youtube.com/watch?v=xv0K7304MHw
キャノンデールから、日々の生活に遊びごころをプラスするまったく新しいフィットネスバイク「Treadwell(トレッドウェル)」が登場した。この自転車は、従来のクロスバイクよりもアップライトな乗車姿勢で運転できる「アップライト・スポーツバイク」の一種だ。
そんな、アップライト・スポーツバイクと一言で言っても、様々なタイプがある。Electra Townieシリーズのようなセミリカンベント風味のローライドタイプから、Rivendell Clem Smith jrやSpecialized Rollのように、太いタイヤを装着したアメリカンタイプなどがある。
BMXスタイルのハイライズのハンドルを装着し、クロスバイクよりもタフで、マウンテンバイクよりもオンロード風の車体デザインは、オートバイのトラッカーやスクランブラースタイルのカスタムを連想させる。
Cannondale Tredwellはアップライト・スポーツバイクの中でも、クロスバイクと本格的なアップライト・スポーツバイクの中間だろう。シートアングル71度、チェーンステイ長460ミリは、クロスバイクよりもアップライトに乗れるが、本格的なアップライト・スポーツバイクよりも、姿勢を前傾にして乗るのを意識していると思われる。クロスバイクよりもやや幅が広いサドルや、ハンドル高を、BMX風のハンドルで稼いたフレームは、クロスバイクスタイルの前傾姿勢も可能なのを意識しており、良くも悪くもクロスバイクと本格的なアップライト・スポーツバイクの中間と言える自転車だ。
タイヤは650B×47C のロードプラス規格を採用。舗装路の高速走行よりも、乗り心地や耐パンク性能、安定性を重視した物で、このような自転車に合っている。
また、Tredwellには、ホイールセンサーが内蔵しており、キャノンデールアプリとシームレスにペアリングするとのこと。スマートフォンをTreadwellに取り付け可能なステムとアプリもあり、これらを使う事で、ライド中は、スピード、走行距離、カロリー消費、削減した二酸化炭素排出量を把握できるだけでなく、メンテナンス時期を管理し、点検が必要な場合に通知を送信する。
ラインナップは2種類用意されている。ハイエンドモデルのTreadwell EQ(¥89,000)は前カゴど泥除け、油圧ディスクブレーキを装備。Tredwell 3(¥59,000)は、EQよりもシンプルで機械式ブレーキを採用した。
アップライト・スポーツバイクに関しての問題は、新たな需要が作れるかだ。特に、自転車では高価なコミューターでで成功を収めているのは折りたたみ自転車とE-Bikeのみが現状。どのようなライフスタイルを描けるかで、アップライト・スポーツバイクの成否がかかっている。
https://www.cyclorider.com/archives/13979