デイリーアーカイブ Sep 29, 2026

BoschのE-MTB用ドライブユニット「Performance Line CX」が日本投入決定

2009年に誕生したBosch eBike Systemsっは、ヨーロッパで人気のE-Bike用ドライブユニットを製造していることで有名だ。約70以上の世界有数の自転車完成車ブランドにドライブユニットを提供しているだけでなく、自転車用ABSシステム「Bosch eBike ABS」、Bluetooth通信やスマートフォンアプリケーション対応のコンパクトカラーディスプレイ「Kiox」、今年発売予定のスマートフォンをディスプレイとして使用可能な「SmartphoneHub」、eMTBに特化したドライブユニット「Performance Line CX」を展開している。 Bosch eBike Systemsは2020年にAutomotive Electronics事業部傘下を離れ、Boschグループ内の新事業部として独立する。これにより、さらなる市場へのニーズに対し素早く対応することができ、更に良い製品を提供することが可能となった。 Bosch eBike SystemsからE-MTB等のスポーツタイプのE-Bike用ドライブユニット「Performance Line CX」がフルモデルチェンジし、世界同時発売となる。このドライブユニットは欧州でeMTBという新しいカテゴリーを生み出し、爆発的なブームをリードし続けるドライブユニットとのこと。開発コンセプトは「Uphill flow(坂を駆け上がる楽しみ)」で、これを実現する為に専用開発されたドライブユニットは、マグネシウム材の使用と内部機構の新設計により25%の軽量化、48%の小型化を達成。それだけでなく、内臓されているの複数センサーにより最大出力トルク75Nmを発揮する。 また、コンパクトなドライブユニットになったことで、フレームの設計自由度が広がることにより、最新のMTB用フレームのトレンドである「短いチェーンステイ長(ペダル軸からリアホイール軸間距離)」を達成した。 また、Performace Line CXにはeMTB用途に特化したアシストモード「eMTBモード」を搭載。eMTBモードではライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力が瞬時に提供される為、狭い箇所でのターンや滑りやすい斜面を駆け上る等の技量を要する場面で、一般的なeMTBで生じやすいライダーの予期せぬモーターアシスト挙動が排除された溢れるモーターパワーを意のままに操る異次元のライディング体験「Uphill flow」を提供するとのことだ。 そして、「Performance Line CX」を搭載した複数のeMTBモデルがTREKとSCOTTに搭載される。SCOTTは2020年より国内eBike市場に初参入する。最新モデル詳細に関しては、両社の発表を待つ必要がある。 2020年モデルPerformance Line CX(ドライブユニット)スペック ・最大出力トルク:75Nm ・体積:1.2L (-48% 前モデル比)*1 ・重量:2.9Kg(-25% 前モデル比) *1 ・Qファクター(ペダル間距離):175mm ・eMTBモード搭載 また、新たにディスプレイ「Purion」と、内蔵バッテリー「PowerTube400」も登場した。 Purion(ディズプレイ) 「親指で全てをコントロールする」というコンセプトの下開発された、普段使いの街乗りからeMTBまで、幅広いライダーから支持を得るディスプレイとスイッチ一体型のコンパクトディスプレイ。既に発売中のIntuviaディスプレイ同様にMirco-USBポートを備え、スマートフォン等の充電や販売店様向けBosch eBike専用故障診断ソフトが使用可能。 PowerTube400(バッテリー) PowerTube400(電池容量約400wh)は、既に発売済みの自転車フレーム内に収納可能なバッテリーPowerTube500の派生モデルとして、新しく日本市場に登場。 http://www.bosch-ebike.jp/jp/ 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/34473 https://www.cyclorider.com/archives/36463 https://www.cyclorider.com/archives/35063

自由にカスタマイズできるクロモリグラベルロードフレーム「Charifuri CF01」

自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランドとして有名なnarifuri。その中でも「Charifuri」はnarifuriの自転車部門を担っている。自転車や自転車パーツの販売からメンテナンス、イベントまで行っている。そんなCharifuriから、オリジナルフレーム「CF01」が登場した。 CF01はグラベルロードタイプのフレーム。このフレームの一番の特徴は右側のチェーンステーに「エレベーテッドチェーンステー」を採用した所だ。エレベーテッドチェーンステーは、80~90年代前半にMTBで流行したチェーンステー。チェーンステーをチェーンを跨ぐような形にすることで、チェーン暴れのトラブルを回避する構造。また、この仕様を採用したことにより、ベルトドライブの装着も容易になった。 グラベルロードの特徴とも言える多様性だが、CF01も多様性を持たせている。フレームは700×42Cの太いタイヤを装着しても、フルフェンダーが装備できる。フロントフォークにはキャリアが装着可能。また、このようなグラベルロードでは珍しいセンタースタンド台座も用意されているので、お洒落なコミューターバイクを作ることができる。 リアエンド幅は130mm/135mmの2種類から選択できる。スライド式のエンド構造との組み合わせでシングルスピード・外装変速機・内装変速機と幅広い変速機に対応した。 ブレーキはディスクブレーキだけでなく、カンチブレーキ/Vブレーキが装着できる台座も用意されている。これにより、キャリパーブレーキ仕様のロードバイクホイールも装着でき、家にある余った部品で一台組めることも可能だ。ディスクブレーキの場合は700C・650Bの2種類、カンチブレーキ/Vブレーキの場合は700Cのみの対応。   カラーはクリア(ロウフィニッシュ)、クリアブラック、クリアネイビー、クリアカーキの4色。クリアのみ初回ロット限定カラーとなるため少量生産となる。重量はフレームセット(フォーク含む)で約3.8kg フレームのみで約2.65kg(サイズは525ミリSサイズ)。2019年6月28日(金)12:00 より発売開始。価格は各色¥90,000(税別) https://www.narifuri.com/features/cf01.html

ロードバイクでキャンプは無理?ロードバイクの積載重量を覚えておきたい理由

https://www.youtube.com/watch?v=nftlHO2YDxc 舗装路を高速で走行できるロードバイクは、レースだけでなくサイクリングでも使う人がいる。ロードバイクでサイクリングを行う時に問題になるのが、荷台が装着できないため、沢山の荷物が積めないことだ。しかし、近年は、ロードバイクに大型のバッグを車体に直接装着する自転車ツーリングスタイル「バイクパッキング」で長距離サイクリングを行う人もいる。 荷台を装着しなくても荷物を積むことができるバイクパッキングをロードバイクで行う人たちもいる。ここで注意したいのが積載重量。自動車やオートバイには積載重量が書いてあることが多いが、ロードバイクにも積載重量がある。 例えば、スペシャライズドの英語版の取扱説明書には、それぞれの自転車ごとに使用条件や積載重量が書いてある。 参考:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) 取扱説明書によるとAllezなどのハイパフォーマンスロードバイクは、フレームに荷台が装着できる場合の積載重量は25kg。荷台が装着できず非カーボンフレームの場合の積載重量は14kgとなる。 出典:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) 一番気になるカーボンフレームの場合の積載重量だが、なんと2.3kg。これはコンディション2相当のカーボンフレームの自転車(クロスバイクなど)でも同じだ。因みにハイパフォーマンスロードバイクはフロントの積載については項目すらない。またコンディション2相当の自転車でもフロントフォークに荷台装着用の台座が無い場合の積載量は0kgとなる。 出典:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF)   ロードバイクにはどのくらいの荷物が積めるのか? Specializedはフレームによって、耐荷重が違う。ラックマウント付いている場合は25kg、非カーボンフレーム車は14kg、カーボンフレーム車:2.3kgとなる。 Cannondale、Jamis、Feltはハイパフォーマンスロードバイクには4.5kgの荷物を積むことができるとのこと。荷物を積む場合、ハンドルにバッグを装着するかシートポストバッグの装着のみとなっていて、荷台を装着することはできないようだ。Canyonに関しては、ロードバイクは荷台の装着不可。荷物を運ぶ場合は専用のサイクリング用リュックサックを使うのが唯一の方法となる。 GIANTの場合、ハイパフォーマンスロードバイクはフレーム素材に関わらず1.5kgの荷物しか積めない。 日本ブランドに目を向けると、ブリヂストンサイクルの場合、CYLVA D等のロードスポーツ車の取扱説明書では10kgまで。前は3kgまで。パナソニック・オーダーシステムは、車種にもよるが、ロードバイクやシクロクロス車は荷台の装着は想定していないのか、荷台の装着はできないと書いてある。 非競技ユーザーのロードバイクだと、ある程度の荷物は積めるようだ。Surlyの場合、ASTM規格では砂利道や多少の段差を走行しても大丈夫なカテゴリー2を採用している「Pacer」は、説明書では14kgの荷物を積むことができる。Midnight Specialに関しては、詳しい記述がなく乗員体重と荷物を合わせて136kgと定めている。 Cannondale:http://www.cannondale.com/en/USA/Support/OwnerManuals/Road FELT:http://www.feltbicycles.com/USA/Single-Nav/Inside-Felt/Manuals/Road.aspx JAMIS:http://www.jamisbikes.com/usa/support.html Specialized:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) Canyon:https://www.canyon.com/ja/service/downloads/ GIANT:https://www.giant-bicycles.com/us/owners-manuals ブリヂストンサイクル:http://www.bscycle.co.jp/support/pdf/ Panasonic:http://cycle.panasonic.jp/manual/ http://ja.surlybikes.com/bikes/pacer https://ja.surlybikes.com/bikes/midnight_special https://www.cyclorider.com/archives/20408 競技用ロードバイクでバイクパッキングや長距離ツーリングは不可能か? F1カーが荷物を積んで走るのを想定していないのと同じように、競技用ロードバイクで重い荷物を積むことはできないと思ったほうが良いだろう。バイクパッキングなどで重い荷物を積む場合、自転車が壊れても仕方ないのを承知で行うしかないようだ。最近は競技用ロードバイクでキャンプツーリングを薦めるメディアもあるが、自転車にキャンプ道具を載せる一般的なキャンプツーリングは難しい。モンベルの1人用テント「ムーンライトテント1型」の重量が2.1kgなのを考えると、競技用ロードバイクでのキャンプツーリングは絶望的だと思ったほうが良い。 仮にロードバイクでキャンプツーリングしたいのなら、レンタル用品が豊富なキャンプ場でキャンプを楽しむ、グラベルロードやクロスバイク等重い荷物が積める自転車を新たに購入する、車体が壊れるのを覚悟で重い荷物を積んで走るしかない。