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シェア駐車場をオートキャンプ場に「akippa はらっぱ」の実証実験を開始

駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社は3月6日、福島県白河市で、akippa駐車場をオートキャンプ場として利用する『akippa はらっぱ』の実証実験を開始することを発表しました。実証実験は、一般社団法人GREEN FEELDの協力のもと、福島県白河市の関の里内にある遊休地にて行われます。

「akippa はらっぱ」では、豊かな自然など利用者に体験して欲しい場所があり、その場所をオートキャンプ場として活用することで、地域の「関係人口」になってもらいたいと考えています。現在、実証実験は、「BEVキャンプ限定エリア」と「キャンピングカー限定エリア」に分類され、それぞれのエリアでキャンプを楽しむことができます。

akippaは、これまで移動販売支援サービス「akippaマルシェ」を通じて、空きスペースを活用して交流人口や関係人口を増やす支援をしてきました。今回の実証実験は、自治体の抱える交流人口や関係人口を増やすための試みであり、観光による交流人口の増加や更に深い関わりを持つ関係人口の増加を目指しています。

<BEVキャンプ限定エリア>

場所:福島県白河市関の里 akippa はらっぱ駐車場内
注意事項:BEV (バッテリー式)電気自動車に限ります。
スペース数:車5台+テント5張り

旧リゾート地の中に整備された静かなオートサイトです。130世帯の別荘に囲まれた安心のロケーションで、地域コミュニティと自然の絶妙な調和は「関の里」ならではの特徴です。夜には満天の星空が出迎えてくれます。

スペース:長さ8メートル、幅6メートル、高さ無制限(超える場合は要事前相談)
料金:平日  1,250円/1日、休日  3,000円/1日(実証実験中キャンペーン価格。別途、サービス料が10%かかります。なお、料金変動制を採用しているため、詳細はお問い合わせください)
テント:持ち込みによるテント設営は相談の上、可能
ペット:可能
水道:あり(冬季は凍結している場合があります)
ゴミ:各自持ち帰り
焚き火:不可
トイレ:なし
電源:なし

<キャンピングカー限定エリア>

場所:福島県白河市関の里 akippa はらっぱ駐車場内
注意事項:キャンピングカーに限ります。
スペース数:車20台+カーサイトタープ20張り

スペース:長さ10メートル、幅6メートル、高さ無制限(超える場合は要事前相談)
料金:平日  750円/1日、休日  1,500円/1日(実証実験中キャンペーン価格。別途、サービス料が10%かかります。なお、料金変動制を採用しているため、詳細はお問い合わせください)
テント:テントは不可。相談の上、カーサイドタープは可能
ペット:可能
水道:あり(冬季は凍結している場合があります)
ゴミ:各自持ち帰り
焚き火:不可
トイレ:なし
電源:なし

■ご利用までのフロー(初回 実証実験について)
(1) akippaマルシェ問い合わせフォームよりakippaへ問い合わせ
https://service.akippa.com/p/akippa/akippa_marche/
(2) メールにて各種調整の上、「akippa はらっぱ専用URL」から予約・決済
(3) 当日利用
※初回問い合わせからご利用まで、2週間~1カ月程度かかるイメージとなります。
※貸し出し希望者の方も上記フォームにお問い合わせください。

富士観光トラベル 地元サイクルガイド付き「富士山と桜を眺める絶景お花見サイクリングツアー」開催決定

富士観光開発株式会社は3月7日、地元サイクルガイド付きの「富士山と桜を眺める絶景お花見サイクリングツアー」を開催することを発表しました。

本ツアーは、桜の咲く季節に合わせて、富士山麓の河口湖周辺の桜の名所を電動アシスト付き自転車で巡ることができます。地元サイクルガイド案内のもと、河口湖北岸のさくら祭りメイン会場や富士御室浅間神社などの人気スポットを巡ります。

このサイクリングツアーは、2023年4月5日から4月21日まで開催されます。ツアー料金は、一人様5,800円で、自転車レンタル料、保険料、ガイド料、昼食(サンドウィッチ&飲み物)が含まれます。ツアーは、河口湖駅前から出発し、河口湖北岸ウォーキングトレイル、大石公園、ピクニックランチ、富士御室浅間神社、河口湖駅前に向かいます。所要時間は約3時間で、催行人数は2名様から最大4名様までとなっています。また、雨天の場合は中止となります。

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バーファン、電動オートバイ用ドライブユニットブランド「T&D」を発表

バーファンは、オートバイ用電気駆動システム「T&D」を発表しました。

中国・蘇州に本社を置くバーファンは中国有数のEバイク用ドライブユニットを製造する会社。新たに登場したT&Dは、より環境に優しい地球への貢献が期待されるe-モーターサイクルの人気が高まる中登場したオートバイ用モーター製造ブランドです。

T&Dは、オフロード、スポーツ、ツーリング、アーバン、インドアエンターテイメントなど、すべてのバイク愛好家に対応する5つのドライブシステムを設計し、すべて蘇州の研究所で開発。この技術は、環境への配慮を念頭に置いたもので、Eモーターサイクルのエンジンや部品はすべて「グリーン」認証を受けていると謳っています。

リリースで公開されたシステムはFE01とLI01の2種類。FE01(ストーム)と名付けられたオフロードドライブシステムは、わずか21.66kgの小型・軽量設計で、CAN通信プロトコルを用いた車両グレードのソフトウェアアーキテクチャを備えています。ピークパワーは60Kw、トルクは125N.mを超え、60%までの勾配を登ることができ、0-50Kmの速度は2.8秒、システム効率は90%です。

また、LI01(フォレスト)と名付けられたシティコミューティングドライブシステムは、シンプルで効率的な軽量構造、複数の高精度電流・温度センサーモーター、72V 50Ah輸入リチウムバッテリー、6大保護機能付きBMSを備えています。後輪トルクは247N.mで、最高速度は約80Km/hに達するとのことです。

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横浜最大級参加型サイクルイベント「ヨコハマサイクルスタイル2023」 5月13日(土)~14日(日)開催決定

グローブ・スポーツコミュニケーションズは3月6日、横浜赤レンガ倉庫で、国内外の人気サイクルメーカーが集まる参加型サイクルイベント「ヨコハマサイクルスタイル2023」が、5月13日(土)と14日(日)に開催されると発表しました。

このイベントでは、最新モデルの試乗イベントや、横浜市内を巡る人気のE-BIKEツアーなど、参加型イベントを企画しています。このイベントは、ヨコハマサイクルスタイル実行委員会によって開催され、スポーツサイクルの新しい楽しみ方を提案することを目的にしています。

イベントでは、最新スポーツバイクが試乗できる「BIKE TEST RIDE」、人気サイクルアイテムが集まる「BIKE JAM」、自転車とキャンプをテーマにしたワークショップ「BIKE & CAMP」など、4つのエリアが用意されています。また、横浜市内を巡るE-BIKEツアーや、横浜みなとみらいのコースを再現したバーチャルサイクリングなど、3つのコンテンツもあります。イベントの詳細は、公式HPで確認できます。

開催日時:2023年5月13日(土)・14日(日) 10:00〜17:00
会場:横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1-1)
実施内容:サイクルステージ、アパレル販売、最新スポーツバイク展示・試乗など
主催:ヨコハマサイクルスタイル 実行委員会
【構成:㈱ガイアプロモーション、グローブ・スポーツコミュニケーションズ㈱、㈱東京ライフ】

特別協賛:一般社団法人 自転車協会
後援:横浜市道路局(2022年実績,予定)
協力:一般社団法人 自転車キャンプツーリズム協会
公式HP:https://www.cycle-style.com

FLEX(フレックス)が、ハイエースベースのキャンピングカー「Wood Village(ウッドヴィレッジ)」を販売開始

日本全国でハイエース専門店を展開しているFLEX(フレックス)が、2023年3月1日(水)からハイエースベースのキャンピングカー「Wood Village(ウッドヴィレッジ)」を販売開始することを発表しました。

「Wood Village(ウッドヴィレッジ)」は、天然木材を全面に使用したレトロ感とアウトドア感が漂うキャンピングカーで、ハイエース標準ボディDX5ドアをベースに、同社のリノベーションカーブランド「Renoca(リノカ)」とのコラボレーションにより内装デザインを仕上げました。車内はウッド調インテリアで統一され、街中でもアウトドアでも快適に過ごせます。また、大型キャンピングカーの購入を諦めていたユーザーにも受け入れられるように、8ナンバー車両になっています。

車内には、3人掛けDXシート、FASPバタフライシート、壁面レール式サイドテーブル、専用の家具で固定されたカセットコンロ、手入れがしやすいステンレスシンクなど、キャンピングカーとして必要最低限の機能と居住性に優れたものが装備されています。天井には無垢のヒノキ材を使用しており、天然木ならではの質感や香りを楽しめます。また、LED暖色ダウンライトが6灯装備され、車内を温かく照らし、暗い夜の車中泊でも安心して過ごせます。

「Wood Village(ウッドヴィレッジ)」の価格は、標準ボディ・標準ルーフDX(ガソリン2WD)がコンプリート価格 ¥4,202,000(税込)、標準ボディ・標準ルーフDX(ディーゼル2WD)がコンプリート価格 ¥4,697,000(税込)、標準ボディ・標準ルーフDX(ディーゼル4WD)がコンプリート価格 ¥4,961,000(税込)です。全国のFLEX店舗にて販売が開始されます。

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FLEX、ハイエースの丸目フェイスチェンジキットを発売

ハイエース専門店FLEX(フレックス)は、2023年3月1日(水)から、新たな丸目フェイスチェンジキット「Re Classic(アールイー クラシック)」を全国の「FLEX」ハイエース店にて販売を開始する。

「Re Classic」は、ハイエース4型~7型に対応するフェイスチェンジキットであり、標準ボディ用・ワイドボディ用の両方を揃えることができる。グリル、ライト周りの単品装着・販売も予定されており、中古から新車まで装着が可能である。また、セーフティセンスの有無に関係なく仕上がりは同じデザインになるため、純正バンパー流用でFLEXオリジナルDelfino Lineフロントスポイラーとの組み合わせも可能である。

この「Re Classic」には、純正のグリルラインを生かしたマットブラックのフェイスが特徴で、幅広いモデルに適合できるデザインになっている。TOYOTAロゴがワンポイントで存在感を示している。また、FLEXオリジナルのキュートでクラシカルな丸目ヘッドライトも採用されている。

価格面では、フルキット標準ボディ/ワイドボディ(適合4型~7型対応)はそれぞれ¥176,000(税込)/¥209,000(税込)となっている。フロントグリルフードガーニッシュ、丸目ヘッドライトカバー左右2個セット、丸目ヘッドライトレンズ左右2個セット、丸目コーナーレンズ左右2個セット、LED変換ハーネス(LEDヘッドライト車必須)に関してもそれぞれ価格が設定されている。

全国の「FLEX」ハイエース店にて2023年3月1日(水)より順次注文受付を開始。ただし、4型・5型については一部純正部品が必要であるため、注意が必要である。

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ミヤタサイクル 「MIYATA E-BIKE 新生活応援キャンペーン」を開催 対象車種を注文すると2万円相当のアクセサリーをプレゼント

株式会社ミヤタサイクルは、2023年3月3日から4月28日までの期間限定で、「MIYATA E-BIKE 新生活応援キャンペーン」を開催することを発表しました。このキャンペーンでは、全国のMIYATA E-BIKE取扱店またはMERIDAオンラインショップで対象車種を注文した人を対象に、合計21,780円相当のアクセサリーをプレゼントするという内容です。

対象車種は、「CRUISE i 6180」「RIDGE-RUNNER i 6180」「ROADREX i 6180」の3種類で、期間中にこれらの車種をご注文されたお客様には、ヘルメットやフロアポンプ、キー付きケーブルロック、バックパックなどが含まれるアクセサリーセットがプレゼントされます。

キャンペーン利用方法は、全国のMIYATA E-BIKE取扱店では店頭でのご注文後、納車時にプレゼントされます。一方、MERIDAオンラインショップでは、対象車種を注文する際にキャンペーン限定リンクからアクセサリーセットを同時に注文することで、納車時にプレゼントされます。

このキャンペーンは、春からEバイクと一緒に新生活を始める方々に向けたスペシャルなキャンペーンとなっています。ヘルメットやポンプ、ロックなど、日常的に必要なアクセサリーがセットになっているため、Eバイクをより快適に利用することができます。

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きゅうべえとビアンキがコラボ「京阪サイクルトレイン」が4月に開催

株式会社きゅうべえとサイクルヨーロッパジャパン株式会社は3月3日、「京阪サイクルトレインツアー」を4月に共同で開催すると発表しました。

このツアーは、京阪電鉄のサイクルトレインに乗り、石清水八幡宮でのご祈祷祭と春の嵐山を満喫する約40kmのサイクリングツアーです。参加者は石清水八幡宮で特別に実施されるご祈願祭に参加し、その後は桂川サイクリングロードを走り、嵐山での食事や観光を楽しみます。また、クロスバイクライダーや体力に自信のない方でも気軽に参加できるように、サイクリングロードをゆったりと走るプログラムとなっています。さらに参加賞として、輪行バッグやライトボディーバッグ、ステッカーなどが用意され、ライド後にはチェレステドリンクも楽しめます。

このツアーは、ビアンキブランドのファンが集う、気軽に春を楽しめるコースとして注目を集めています。当社のスタッフを筆頭に、ビアンキのスタッフがサポートライダーとして走行し、初心者でも安心して参加できるようにサポートします。
■スポット詳細

①石清水八幡宮で交通安全のご祈祷祭
「やわたのはちまんさん」の名で親しまれる石清水八幡宮は、国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢の神として篤い信仰を受けてきました。
全国屈指の厄除の神社として知られる石清水八幡宮で、ご参加者さまを
対象にしたご祈願祭を特別に実施いたします。

②サイクリング(京奈和自転車道(桂川サイクリングロード))

桂川・宇治川・木津川の三川が合流する背割堤から嵐山(渡月橋)までの桂川沿い約20kmを、春を感じながらビアンキライダーとサイクリングを楽しみます。京都を知り尽くしたきゅうべえのスタッフとBianchiのスタッフがサポートライダーとして一緒に走るので、万が一トラブル起きても安心です。

③嵐山でランチ&観光

風情のある街並みが残る嵐山で京都らしいランチを楽しみます。ランチ後は周辺の観光スポットを巡り、お土産をゲット。その後は桂川サイクリングロードを走り、石清水八幡宮駅から中之島駅に戻ります。

■イベント概要
・開催日       :2023年4月15日(土) ※荒天中止。
・募集人数    :50名様
・参加費       :¥4,500-(税込) ※昼食代および飲食代などは別途自己負担。
・詳細ならびに申し込み方法:「ビアンキバイクストアHP」ならびに
「自転車のきゅうべえonline shop」にて近日発表いたします。
-ビアンキバイクストアHP              https://www.bianchi-store.jp/
-自転車のきゅうべえ online shop    https://www.qbei.jp/

ヤマハ発動機、コンパクト電動アシスト自転車「PAS CITY-C」限定モデルを発売 ブラックカラーでお洒落な雰囲気を実現

ヤマハ発動機株式会社は3月2日、人気のある軽量コンパクトな20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C」をベースにした「PAS CITY-C BLACK LIMITED」を、4月6日に発売すると発表。2,500台の限定販売となります。

「PAS CITY-C」は、カジュアルなデザインで街中でも乗りやすく、低床U字型フレーム、デルタハンドル、大型テリーサドルなどの特徴を持っています。さらに、アシストフィーリングやスマートパワーアシスト、スマートクロックスイッチなど、便利で快適な機能が搭載されています。

「PAS CITY-C BLACK LIMITED」は、スタンダードモデルをベースに、ブラックとブラウンの2色で統一感のあるデザインを実現しています。タイヤのサイドカラーを車体と同じブラックに変更し、上質でシンプルな印象を与えるように設計されています。また、車体グラフィックには、上質なブラウンを使用し、各パーツとの統一感を高めました。フレームカラーには、洗練された印象を与えるマットブラックを採用しています。価格は143,000円(税込、以下同)です。

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ワイズロード 自転車安全学習アプリ「輪トレ(りんトレ)」の連携サービスをスタート

株式会社ワイ・インターナショナルは2月20日、東京都の自転車安全学習アプリ「輪トレ(りんトレ)」に協賛し、連携サービスの提供を開始したことを発表しました。

この取り組みでは、「輪トレ」アプリの試験合格者を対象に、同社が運営するスポーツ自転車専門店「ワイズロード」の店舗やオンラインで利用できるY’s clubポイントをプレゼントするとのことです。

東京都では、自転車事故の件数が増加傾向にあることから、「交通事故から都民を守るプロジェクト」を展開しており、自転車安全利用教育を推進することを目的に「輪トレ」アプリを開発しました。このアプリでは、自転車事故の事例やルール・マナーの学習に加え、自転車走行の体験学習を行った後に試験を実施し、試験に合格すると、アプリ内で1年間有効の合格証が表示されます。その合格証を持ってワイズロード各店舗やオンラインでの購入時に、Y’s clubポイントを獲得することができます。

Y’s clubポイントは、Y’s roadポイントカードのポイントの一種であり、300ポイント(300円相当)獲得することができます。ただし、ポイントを獲得するためには、Y’s clubの既存会員であるか、新規入会する必要があります。

●東京都自転車安全学習アプリ「輪トレ」概要

名称:輪トレ
リリース日:2023年2月20日(月)
利用料金:無料
対応OS:iOS、Android
ストアURL:
【App Store】https://apps.apple.com/jp/app/id1668987761?l=jp
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.tokyo.bicycle

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電動アシスト自転車専門店「イーチャリティ」創業15周年を記念して”創業祭”を開催 

株式会社イーチャリティは3月3日、創業15周年を迎えた感謝の気持ちを込めて「創業祭」を開催することを発表しました。期間は2023年3月3日から4月30日までで、横浜店と神戸店の両方で開催されます。

「創業祭」では、専門整備士が整備したリユース電動自転車を最大50%OFFの特別価格で販売します。また、店頭プレゼントや乗り換えキャンペーン、親子で楽しめるワークショップなども実施されます。在庫数は50台以上あり、全車試乗可能です。

さらに、全年齢ヘルメット着用努力義務化に伴い、自転車ヘルメットのプレゼント抽選会も実施されます。また、店頭ご購入者にはTSマーク付帯保険が付与されます。これは、自転車安全整備士が点検確認した自転車に貼付されるマークで、賠償責任保険や傷害保険が付帯します。

「創業祭」では、自転車乗り換えキャンペーンも実施されます。どんな自転車でも持ち込めば、最低買取金額1,000円(税込み)が保証されます。さらに、電動自転車の場合は最低買取金額3,000円(税込み)が保証され、通常の査定金額に10%上乗せされます。

また、親子で楽しめる「オリジナルサコッシュバッグ作り」ワークショップも開催されます。お子様がオリジナルのサコッシュバッグを作ることができるキャンペーンも実施します。

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DAHONが同社初の電動アシストカーゴバイクを発表 折りたたみフレームを採用

折りたたみ自転車のパイオニアであるDAHONは2月24日、オランダのユトレヒトで開催されたE-Bike Xperienceで、同社初の電動アシストカーゴバイクを発表しました。

折り畳み式カーゴバイクは、DAHONの特許技術で構築された独自の構成により、ライダーとその荷物に楽な移動を約束します。低重心のカーゴバイクは、素早くコンパクトに折り畳むことができ、サイズを35%縮小することができるため、エレベーターのような狭いスペースにも簡単に設置することができます。4段階の電動アシストを備えた5段ギアを搭載し、48V/20Ahのサムスン製バッテリーで160-200kmの航続距離を誇ります。

カーゴバイクは、ストレスなく移動できるように設計されており、同規格のカーゴモデルと比較して50パーセント増となる250Kキロ(551ポンド)の荷物を積載できます。また、チャイルドシートの装着や、分解してカーゴボックスに収納することも可能で、よりフレキシブルに対応できます。また、欧州の安全基準を満たすディスクブレーキを採用しています。

ダホンの創業者兼CEOであるDavid T. Hon博士は、この新しい発明を「技術的には小さな一歩だが、このカテゴリーにとっては大きな一歩」と表現しています。同社は40年以上にわたり、定評ある技術を一貫して進化させており、顧客と自転車業界にイノベーションを提供することに力を注いでいます。

同社は「Foldable Cargo E-Bike」をはじめ、DAHON史上最もコンパクトなE-Bike「CURL Ei4」、頑丈なグラベルライダー「GB-2 Electric」などのモデルをE-Bike Xperienceで展示しています。また、ブランドの最新ラインナップであるフォルダー、アクセサリー、革新的な技術も展示されています。Dahonは、長年にわたり、楽しくて最先端の電動バイクを市場に送り出してきました。最近では、カーボンファイバー製の特別仕様車Anniversary 40で、航空グレードのカーボンファイバー素材を導入しています。

DAHON製カーゴバイクの日本国内の導入は不明です。

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総合自転車メーカー ホダカ、2024年卒向け新卒採用活動スタート

ホダカ株式会社は3月1日、2024年卒向けの新卒採用活動を開始することを発表しました。

同社は、競技用スポーツバイクからシティサイクルまで、多様なライフスタイルに合わせた自転車を手掛ける総合自転車メーカーです。当社は、単なる移動の手段や趣味の一つに留まらず、サイクリングがある世界を実現したいと考えています。

現在は、自社開発ブランドとしてスポーツバイクブランドKhodaaBloom・NESTO・THIRDBIKES、シティバイクブランドMarukin、そしてパーツ&アクセサリーブランドP&P COMPONENTS・BANANAWORKSを展開しています。また、自転車芸人・安田大サーカス団長安田さんをはじめとする数々のブランドアンバサダーを持ち、自転車文化の発展を目指しています。

新卒採用情報については、リクナビ2024にアクセスし、会社説明会に参加する必要があります。当社は、自転車のある豊かな暮らしを共に創っていく仲間を募集しています。詳細はリクナビ2024のウェブサイトを確認してください。

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ホテル日航つくば 『サイクリスト 語り会わ“ナイト”』ツアー第3弾を開催

ニッコー・ホテルズ・インターナショナルは3月3日、「ホテル日航つくば」で、2023年4月8日(土)から4月9日(日)に、筑波山麓のサイクリングを通じて茨城の魅力を知っていただく『サイクリスト 語り会わ“ナイト”』ツアーの第3弾を開催すると発表しました。

『サイクリスト 語り会わ“ナイト”』ツアーは、昨年に続き3回目の開催となります。今回のテーマは「春のつくばフォトスポットめぐり」。つくば市北条の情緒ある街並みや花桃が美しい六所など、春満開のつくばフォトスポットをクロスバイクで巡る約25kmの道のりです。参加はサイクリストで、初心者や中級者も対象としています。ご自身の愛車、もしくはレンタルのクロスバイクで参加できます。

また、日頃はフロントクラークとして勤務するホテルスタッフがサイクリングガイドとして同行し、ツアーの各所で撮影テクニック講座も開催します。夜には、一緒にライドした仲間たちと茨城の食やお酒を楽しむ「サイクリスト語り会わ“ナイト”」も開催されます。ライド中に撮影したとっておきの一枚を仲間同士で見せ合ったり、参加型の催しも予定されています。

ツアーの開催日は、2023年4月8日(土)から4月9日(日)で、予約受付は2023年3月3日(金)から開始されます。料金は1名様34,500円~(2名1室)/36,500円~(1名1室)で、料金には1泊室料、昼食・夕食・朝食、サービス料、消費税が含まれます。また、ガイド付きサイクリングツアーと駐車場無料(8:00~翌18:00)の特典があります。

〈開催概要〉
【開催日】 2023年4月8日(土)~4月9日(日)〈1泊2日〉
【予約受付開始】 2023年3月3日(金)11:00より
【参加条件】 サイクリスト
※初心者・中級者向け
※クロスバイクレンタルもございます(別途料金)
【旅行条件】 最少催行人員:10名/最大人員15名
■サイクリングガイド 同行(1日目スタート~ゴール間のみ)
【料金】 1名様 ¥34,500~(2名1室)/¥36,500~(1名1室)
フォトスポット巡りのイメージ
フォトスポット巡りのイメージ

※料金には、1泊室料、昼食・夕食・朝食、サービス料、消費税が含まれます。
【特典】 ガイド付きサイクリングツアー、駐車場無料(8:00~翌18:00)

【企画】 ホテル日航つくば  お問い合わせ:TEL. 029-861-1166
【主催】株式会社ラール・アワー
〒305-0043 茨城県つくば市大角豆2011-214  TEL. 029-869-4041
つくば市六所周辺
つくば市六所周辺

茨城県知事 登録番号 第4号 総合旅行業務取扱管理者/菊池真由美
公式サイト:https://rallhour.com/about/
ツアー紹介ページ:https://rallhour.com/tour/2460/

【行程】
4月8日(土) ~1日目~
[8:00 受付開始 ホテル日航つくば]…[8:30 集合・オリエンテーション]…[9:00 出発]…自転車と人の専用道路『ペデストリアンデッキ』と春満開の風を感じながらフォトスポットを巡るライド~つくば霞ヶ浦りんりんロード〈一部〉での快適ライド~筑波山麓・北条エリアのフォトスポットでフリータイム…[12:00 カフェソレイユ 着]カフェソレイユ内のアート作品に囲まれながらランチやお買い物、撮影をお楽しみください…筑波山麓エリアのフォトスポット巡り~筑波山を間近に眺めながらゴールへ…[13:45 りんりんロードつくば休憩所 着/ゴール]
※帰路は、専用車にてホテルへ移動します。途中土産店などに立ち寄ります
[15:30 到着後チェックイン/フリータイム]…[18:00 懇親会『サイクリスト 語り会わ”ナイト”』 ホテルならではの“映える”コース料理と共に、茨城の地酒やワインをご用意。フォト発表会も実施します]…[20:00 終了・解散]
4月9日(日) ~2日目~
[6:30~ 朝食後・解散 フリーライドや近隣の観光をお楽しみください]
※チェックアウト11:00 (お荷物のお預かり及び追加料金でのレイトチェックアウトが可能です。お問い合わせください)

◎強風・雨天・荒天の場合サイクリングツアーは中止となり、専用車での市内観光とカフェソレイユでのランチタイム後ホテルにチェックイン、夜は懇親会『サイクリスト語り会わ“ナイト”』にご参加いただけます。

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GIANT、Escape RXシリーズの限定モデルの発売を発表 通常モデルよりもお買い得な仕様で販売

ジャイアントジャパンは3月2日、ジャイアント・リブのクロスバイク「エスケープRX」シリーズのLTDモデルを、2023年3月上旬に発売すると決定しました。

同シリーズは、ロードバイクに近い先進的なスペックを備えた高性能スポーツクロスバイクです。今回発売するLTDモデルの限定モデルは、GIANTから2モデル、Livから2モデルの計4モデルをラインアップし、日常生活にスポーティな走りを取り入れたい方に向けたモデルです。

エスケープRXは、軽量アルミフレーム、スポーティなアルミまたはカーボンフォーク、先進の18速ドライブトレイン、28Cタイヤなど、ロードバイクを意識した仕様で、高い走行性能を実現しています。また、各サイズに最適なハンドル幅やクランク長、D-FUSEシートポストやコンフォートサドルなど、快適性を追求した設計となっています。また、限定モデルにはキックスタンドを標準装備しています。なお、LTDモデルはすべて限定価格で販売し、予定台数に達し次第、販売を終了する予定です。

ESCAPE RX 3 LTD

  • 標準価格 : ¥73,700(税込)
  • サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm
  • 重量 : 10.3kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : レッド、ブラック、ブルー、ホワイト
  • フレーム : ALUXX SL-Grade Aluminum OLD130mm
  • F.フォーク : Aluminum, OverDrive コラム
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS
  • ブレーキセット : TEKTRO TB07AL
  • ホイール : GIANT S-R3 WheelSet
  • タイヤ : GIANT S-R3 AC 700x28C
  • シフト段数 : 18 Speed

ESCAPE RX 2 DISC LTD

  • 標準価格 : ¥91,300(税込)
  • サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm
  • 重量 : 10.7kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : カメレオンギャラクシー、サファイア、アンバーグロウ、マットブラック
  • フレーム : ALUXX SL-Grade Aluminum OLD135mm
  • F.フォーク : Advanced-Grade Composite, Full Composite OverDrive コラム
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS
  • ブレーキセット : TEKTRO HDR280 160mm
  • ホイール : GIANT GX-28 WheelSet
  • タイヤ : GIANT S-R3 AC 700x28C
  • シフト段数 : 18 Speed

ESCAPE RX W LTD

  • 標準価格 : ¥73,700(税込)
  • サイズ : 350 (XXS)、400 (XS) mm
  • 重量 : 10.2kg (XS) ※キックスタンド含まず
  • カラー : マットブラック
  • フレーム : ALUXX SL-Grade AluminumOLD130mm
  • F.フォーク : Aluminum, OverDrive コラム
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS
  • ブレーキセット : TEKTRO TB07AL
  • ホイール : GIANT S-R3 WheelSet
  • タイヤ : GIANT S-R3 AC 700x28C
  • シフト段数 : 18 Speed

ESCAPE RX W DISC LTD

  • 標準価格 : ¥91,300(税込)
  • サイズ : 350 (XXS)、400 (XS) mm
  • 重量 : 10.4kg (XS) ※キックスタンド含まず
  • カラー : ブルー・ブラック、サテンレインボーホワイト
  • フレーム : ALUXX SL-Grade Aluminum OLD135mm
  • F.フォーク : Advanced-Grade Composite, Full Composite OverDrive コラム
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS
  • ブレーキセット : TEKTRO HDR280 160mm
  • ホイール : GIANT GX-28 WheelSet
  • タイヤ : GIANT S-R3 AC 700x28C
  • シフト段数 : 18 Speed

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GIANT クロスバイク「ESCARE R3シリーズ」限定モデルを発売 通常モデルよりもお得な価格を実現

ジャイアントジャパンは3月2日、ジャイアントとリブの人気クロスバイク「ESCAPE R」シリーズに、専用キックスタンドを標準装備した限定モデル(LTD)7機種を発売すると発表しました。

クロスバイク「ESCAPE R」シリーズは、軽量アルミフレームで走行性能と実現したベストセラークロスバイクです。30mm幅のタイヤ、人間工学に基づいたエルゴグリップ、クッション性の高いサドル、便利なユニクリップシステムを採用。LTDモデル限定で専用キックスタンドも装備しながらも、通常価格よりもお得な価格を実現しました。LTDモデルの価格は税込56,100円から69,300円で、GIANTモデル4機種、Livモデル3機種、合計7機種を用意。LTDモデルは限定価格で販売し、予定数に達し次第終了となります。

ESCAPE R3 LTD

  • 標準価格 : ¥59,400(税込)
  • サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm
  • 重量 : 10.7kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : サンバーストイエロー、レッドオレンジ、ブルー

ESCAPE R3 MS LTD

  • 標準価格 : ¥56,100(税込)
  • サイズ : 365 (XXS)、430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm
  • 重量 : 10.8kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : サンバーストイエロー、レッドオレンジ、ブルー、ブラックトーン、ホワイト
  • フレーム : ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
  • F.フォーク : Cr-mo
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS / EF500(R3 LTD)、MICROSHIFT RD-M26L / TS39(R3 MS LTD)
  • ブレーキセット : TEKTRO RX1
  • ホイール : GIANT SPINFORCE LITE WheelSet
  • タイヤ : GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
  • シフト段数 : 24 Speed

ESCAPE R DISC LTD

  • 標準価格 : ¥69,300(税込)
  • サイズ : 465 (S)、500 (M) mm
  • 重量 : 11.5kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : ブルー・ダークシルバー、フォレストグリーン、マットダークシルバー

ESCAPE R DISC MS LTD

  • 標準価格 : ¥66,000(税込)
  • サイズ : 365 (XXS)、430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm
  • 重量 : 11.5kg (S) ※キックスタンド含まず
  • カラー : ブルー・ダークシルバー、フォレストグリーン、マットダークシルバー
  • フレーム : ALUXX-Grade Aluminum OLD135mm
  • F.フォーク : Aluminum, Cr-mo Column
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS / M315(R DISC LTD)、SHIMANO ALTUS / MICROSHIFT TS39(R DISC MS LTD)
  • ブレーキセット : TEKTRO TKD143 160mm
  • ホイール : GIANT SPINFORCE LITE DISC WheelSet
  • タイヤ : GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
  • シフト段数 : 24 Speed

ESCAPE R3 W LTD

  • 標準価格 : ¥59,400(税込)
  • サイズ : 345 (XXS)、400 (XS)、440 (S) mm
  • 重量 : 10.5kg (XS) ※キックスタンド含まず
  • カラー : ミント、ブラウン、パールホワイト

ESCAPE R3 W MS LTD

  • 標準価格 : ¥56,100(税込)
  • サイズ : 345 (XXS)、400 (XS) mm
  • 重量 : 10.6kg (XS) ※キックスタンド含まず
  • カラー : ミント、ブラウン、パールホワイト
  • フレーム : ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
  • F.フォーク : Cr-mo
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS / EF500(R3 W LTD)、MICROSHIFT RD-M26L / TS39(R3 W MS LTD)
  • ブレーキセット : TEKTRO RX1
  • ホイール : GIANT SPINFORCE LITE WheelSet
  • タイヤ : GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
  • シフト段数 : 24 Speed

ESCAPE R W DISC LTD

  • 標準価格 : ¥69,300(税込)
  • サイズ : 345 (XXS)、400 (XS)、440 (S) mm
  • 重量 : 11.0kg (XXS) ※キックスタンド含まず
  • カラー : フォレストグリーン、パールホワイト、マットチャコール
  • フレーム : ALUXX-Grade Aluminum OLD135mm
  • F.フォーク : Aluminum, Cr-mo Column
  • 変速パーツ : SHIMANO ALTUS / M315
  • ブレーキセット : TEKTRO TKD143 160mm
  • ホイール : GIANT SPINFORCE LITE DISC
  • タイヤ : GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
  • シフト段数 : 24 Speed

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ヤマハ・YPJ-MT Pro PW-X3搭載モデル 日本E-MTB界の絶対王者はどのように進化したか?

日本国内のE-MTB市場の中でも人気モデルと言えるのが、ヤマハ・YPJ-MT Proだろう。2020年に初代モデルが登場したYPJ-MT Proは登場時は60万円台後半と高価な価格だったが、人気となり日本E-MTB界の絶対王者に君臨している。シクロライダーでも初代モデルを評価した時、「YPJ-MT Proを乗らずしてE-MTBは語れない」とインプレ記事を書いており、様々なEバイク企業にYPJ-MT Proの購入を薦めており、YPJ-MT Proを超える物を作れとハッパをかけている。

そんなYPJ-MT Proは、2022年にビッグチェンジを行った。特に注目する所は、最新型のヤマハPW-X3モーターを搭載している所だろう。今回、ヤマハ・YPJ-MT Pro PW-X3搭載モデルの試乗を行うことができた。

電動アシスト自転車の先駆者であるプライドを見せつけた「ヤマハ PW-X3モーター」

筆者がYPJ-MT Pro PW-X3搭載モデルのニュースを見て、真っ先に驚いたのは日本市場でも最新型モーターであるPW-X3を投入したことだろう。世界のEバイク企業やサプライヤーの殆どは日本市場はどうでも良いと思われており、延々と古いモーターを投入し、日本国内用モデルは旧態化したモーターを搭載したモデルもあるが、ヤマハ・YPJ-MT Proは北米市場モデルや欧州市場投入予定モデル(海外名:YDX-Moro)も同じPW-X3モーターを搭載している。

出典:PW-X3 – e-Bike Systems | Yamaha Motor Co., Ltd. (yamaha-motor.com)

PW-X3モーターは、初代YPJ-MT Proに搭載されていたPW-X2モーターに比べて、約20パーセントの小型化と約10パーセントの軽量化を実現。この超小型化により、E-Bikeメーカー各社は、理想的なフレーム形状やサスペンションの運動特性、地上高の確保することができるとのこと。

初代YPJ-MT Proに搭載されていたPW-X2は、日本国内なら全く改良を行っていなくてもあと2~3年は戦える性能を持っており、PW-X3が登場した現在もトップクラスの性能を持っている。しかし、PW-X3はヤマハ発動機のフラグシップモーターであるため、きっちりと進化している。

PW-X3のアシストの音質はPW-X2の低音のグイーン系からヒューン系に変化。因みにボッシュ パフォーマンスラインCXマイナーチェンジモデルもヒューン系と変化している。タイヤのブロックノイズが少ない舗装路の低速域や、タイヤノイズが発生しにくい草むらに入っても明らかに静音性が向上したと実感する。アシスト比率の追い込みに関しては、PW-X2と同じく相当追い込んでいる。アシスト比率の追い込みに関しては、ヤマハ発動機の斜度センサー付きモーター(PW-X2、PW-X3、PW-ST)がトップだろう。

ワイズロードの社員試乗会は舗装路の短距離でしか走行できなかったので、PW-X3の詳しい特性を把握することができなかったが、今回はオフロードでPW-X3の特性を把握することができるようになった。

PW-X3は、PW-X2の癖が無くて踏んだ時や漕ぐのを辞めた時に、瞬時にアシストが切れる乗りやすい特性をそのまま受け継いでおり、パワー、トルク、レスポンスアップしていると感じた。パワー、トルク、レスポンスが上がったためか、PW-X2モーターのときは、オフロード走行では最大アシスト力を発揮する「EXPW」モードしか使用していなかったが、PW-X3モーターでは、EXPWモードだけでなく、HIGHモードなどを使用する価値が出たと感じた。

踏んだ時のアシストのレスポンスや漕ぐのを辞めた時に、瞬時にアシストが切れる感覚に関しては、これ以上の反応は限界では?と思うほど向上している。

圧倒的な静音性能、スタート時のトルクの出し方、漕いだときにアシストが瞬時に停止する感覚、ハード面に関してケチを付ける所が全く無い。小型化による弊害は全く無く、ヤマハPW-X3はモーターの小型化を全く言い訳しておらず進化させた。

ディスプレイに関しては、走行モードとバッテリー残量が確認できるLEDインジケーター表示となる。スピードなどの表示を行う際は、Bluetoothまたは、ANT+を通してサードパーティーのサイクルコンピューターとの接続が必要となる。クラッシュ時の耐久性を重視し、金属製の台座や液晶画面を排除したのは良いが、スペシャライズドのEバイクのように、スマートフォンと接続することで簡易サイクルコンピューターとして使用できるなどの一捻りが欲しいと思った。

PW-X3は、電動アシスト自転車のリーディングカンパニーとしてのプライドを見せたトップクラスのモーターだ。

車体設計の利点と欠点は初代YPJ-MT Proと同じ

YPJ-MT Proと言えばモーターがすごいと思われているが、車体も注目すべき所だ。車体重量が重いのに、カーブが曲がりやすく、前輪を気軽に上げることができるという”物理の神様を超えようとする車体設計”は、PW-X3モーター搭載モデルでも健在だ。

パワーとハンドリングを両立した驚異のフルサスE-MTB ヤマハ YPJ-MT Proをインプレ – シクロライダー (cyclorider.com)

パワフル、ハイレスポンスなモーターと”物理の神様を超えようとする車体設計”により、落ち葉で段差や石が隠れている急坂を滑らないで走る遊びができる。これができるのは旧型YPJ-MT Pro(PW-X2)と、現行型YPJ-MT Pro(PW-X3)ぐらいだろう。

但し、バッテリーの脱着に工具が必要で、なおかつ鍵が装備されていないため通勤などの日常利用には向かない、ボトルケージ台座が無いため、アクセサリーやボトルケージの装着が難しい、サイドスタンドの装着ができないなどの、初代YPJ-MT Proの欠点は今でも残っている。

ヤマハ・YPJ-MT Proの課題は?

PW-X3モーター搭載のYPJ-MT Proは完成度は高いが、課題は無くもない。例えば、海外ではスマートフォンとEバイクを接続することで、走行データの記録やアシストチューニング、モーターやバッテリの異常を知ることができる。これは、実際に使うと意外と便利な機能なので、YPJ-MT Proにも装備して欲しい。

出典:SU-E FS 11 | Produktseite-SU-E (zemo.com)

また、ボトルケージが装着できないという問題も解決してほしい。ボトルケージが装着できないという問題は結構大きい。近年はハンドルバーにポーチを装着する方法もあるが、オフロードライドを行う上で、ハンドルにボトルを装着するとハンドリングに影響がある。将来的にはZEMO SU-E FS 11のように、ヘッドチューブ付近に専用アダプターを装着するなどの改善が必要だと思う。

出典:ebike E-MTB All Mountain XMF 1.7 (fantic.com)

YPJ-MT Proのバッテリー容量は500Whで、スマートフォン充電やSUPERNOVA等のハイビーム付きヘッドライト等を装着すると心許ない。海外では700Wh以上のバッテリーが主流になりつつある。ただ、YPJ-MT Proは、デュアルツインフレームにより上下スペースがある。ファンティックE-MTB 720Whバッテリー搭載車のように、バッテリーを多少飛び出す方法を行えば解決する可能性がある。ヤマハ発動機のデュアルツインフレームは、大容量バッテリー化が進むEバイク事情を見ると、将来的に大きなアドバンテージになるだろう。

2023年も「YPJ-MT Proに乗らずしてE-MTBは語れない」は健在

初代YPJ-MT Pro

筆者は、2023年1月のワイズロード社員試乗会でPW-X3搭載YPJ-MT Proに乗った時、ヤマハ発動機の担当者に「なんで、唯でさえ日本国内最高峰のE-MTBを進化させるのか?」と言ったことがある。初代YPJ-MT Proはそれほど相当高いレベルでまとまっていると感じており、PW-X3モーター搭載YPJ-MT Proが、どれだけ進化したか疑問に思っていた。実際に乗ると、PW-X3モーターの進化は実感することができた。

YPJ-MT Proは、日本国内では年間予定販売台数が300台と、70万円以上する高価なEバイク(性能を考えると安いが)ではよく売れている。そのため、日本国内のE-MTB市場ではあまりにもYPJ-MT Proが強すぎるためPW-X3モーターを搭載したEバイクが日本国内に展開するのが難しいという事態となりつつある。実際、PW-X3搭載E-MTBのブランドの輸入代理店である某社は、日本市場にPW-X3搭載E-MTBを導入しようとしてもYPJ-MT Proがあるため見送ると語っていた。

因みに、北米市場、欧州市場では、GASGASやHaiBike、FANTICなどのブランドがPW-X3モーター搭載E-MTBを販売しているが、YPJ-MT Pro(海外名:YDX-Moro)が参入するとなれば”身内の潰し合い”になる可能性もある。

今回のYPJ-MT Proは、進化したモーター、初代モデルと同じく類を見ない車体性能、3年間盗難補償が付いて74万8000円(税込)と非常に安い。新型YPJ-MT Proも、初代と同じくフルサスE-MTBを購入する場合、最初に試乗しておきたい1台だ。

ただ、2023年のYPJ-MT Proに関しては大きなライバルの登場が噂されている。ヤマハ発動機のライバルである某大手企業が新モーターの導入を予定している。筆者は発表前に特別に試乗したが、PW-X3と比較して非常に甲乙つけがたい状況となっている。某大手企業の新モーター搭載E-MTBがYPJ-MT Proをどれだけ追撃することができるか注目だ。

文:松本健多朗

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愛媛県の宇和島市三間町にて、「散走」を踏まえた観光コンテンツの開発を実施

予土県境地域連携実行委員会は2月28日、宇和島市から広見川流域にかけてのエリアを「重点戦略サイクリングエリア」に指定し、自転車で地域を巡り、地域資源に触れる「散走」という新たな観光形態の創出を目指したと発表しました。

「散走」とは、散歩のように自分のペースで気ままに自転車を交通手段として楽しむことを指します。自転車メーカー「シマノ」が提案する自転車の楽しみ方のひとつ。 4つのコンセプトから散走は成り、「歴史を遊ぶ」、「まちを知る」、「アート&文化にふれる」、「風景を感じる」こととしています。

宇和島市美馬町では、住民と地元企業、外部専門家が連携し、グルメスポット、ビュースポット、ディスカバリースポットなど、地域の魅力向上に向けた取り組みを進めています。

その一環として展開されているのが、「グルメづくり」です。愛媛県立北宇和高等学校美馬分校では、地元商店「糀屋」と共同開発した「美馬万能ソース(仮称)」を使ったおにぎりやパンを開発しました。このソースは、美馬町の特産品であるタケノコ、レンコン、ゴボウなどを原料に、自家製の味噌を使用しています。

もうひとつの取り組みが、ビュースポットづくりです。JR予土線沿線の三箇山には、電車と田んぼをモチーフにしたフォトスポットがあり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。また、春はチューリップ、夏は彼岸花、秋はコスモス、冬は水仙と、四季折々の花が楽しめるフラワーストリートがあります。

このプロジェクトは、愛媛県が実施している「南予地方局散居型コンテンツ開発事業」の一環です。散策を通じ、地域の文化や資源を体験してもらうことで、強い観光ブランドの確立を目指します。

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