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ロータスから400万円する電動ロードバイク「タイプ136」を発表 エアロダイナミクスを追求した高級Eバイク

ロータスは11月1日、電動ロードバイク「タイプ136」を発表しました。

ロータスは1948年の創業以来、今年で75周年を迎える高性能車ブランド。特に2シーター・スポーツカーの世界で名前が知られています。

ロータス136のフレームは、イタリア製のハンドメイドの軽量カーボンファイバーフレームに、翼型フォークやV字型ハンドルバー、アーチ型チェーンステーを採用しているという特徴があります。これはイギリスのトラックサイクリングチームのメダル獲得にも貢献したホープ/ロータスのトラックバイクの影響を受けています。

タイプ136の車体重量は9.8kgという軽さを実現。バッテリーは、水筒のような形状のバッテリーはボタン一つでフレームから取り外せる仕組みを備えています。

このバイクに搭載されるワット・アシスト・プロ・モーター・システムは、火星着陸船プロジェクトに起源を持っているとのこと。重量は僅か1.2キロと市場で最軽量のEバイク用モーターシステムとして謳っています。また、モーター自体の重量はわずか300gで、コンパクトさは自転車のフレームにシームレスに統合されます。

限定生産のタイプ136は、ロータスの伝統を受け継ぎ136台のみが製造され、それぞれがシリアルナンバーを持ち、モータースポーツを象徴するカラーリングが施されます。スタンダードモデルは2024年の春に発売される予定です。

ロータス・グループCEOの馮青峰は次のようにコメントしています 「ロータス・タイプ136は、私たちのハイパフォーマンス・ジャーニーの次の章として発表できることを誇りに思います。過去75年間、ロータスはロードとサーキットで革新の限界を絶え間なく押し広げてきました。タイプ136は、私たちがそうし続けていることを示しています。Eletre、Emeya、Evijaとともに発表されることで、ロータスに何を期待するかという世界的な認識がさらに広がるでしょう」

6度のオリンピックチャンピオンは、現在ロータスのブランドアンバサダーを務めているクリス・ボードマンは、タイプ136のワールドプレミアでこう語りました。 「このバイクは、ロータスのパイオニア的な努力と、長年にわたるバイクのアイコニックな地位を物語る、信じられないようなバイクだ」

ファーストエディションの価格は定価20,000ポンド(約25,000ユーロ、日本円で約400万円)。日本での発売は不明です。

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Lotus Type 136 – Track Inspired Performance Road Bike. Electrified | Lotus Cars United Kingdom

Turing Machine Alpha 高性能AIを搭載する自動運転のコンセプトカー 自動運転の課題は?

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っていた「ジャパンモビリティショー2023」では、大企業だけでなくスタートアップなど様々な自動車会社が車両や部品、技術を展示していた。その中でもピックアップするのがTuringだ。

Turingは「We Overtake Tesla(私達はテスラを超える)」をミッションに、完全⾃動運転EVの量産を⽬指すスタートアップ企業。世界で初めて名人を倒した将棋AI「Ponanza」の開発者である⼭本⼀成と、カーネギーメロン⼤学で自動運転を研究し、Ph.D.を取得した⻘⽊俊介によって2021年に共同創業した企業。

Turingが開発を行っている自動運転技術は、人間のように”目”と”脳”で判断するのを謳っている。

現在、一般ユーザーが購入できる自動運転車の殆どは、運転の主体が人間で自動運転はあくまでも補助扱いのレベル2が殆ど。しかし、補助であっても様々な技術が使われている。例えば、日産プロパイロット2.0は7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーと3D高精度地図データを使用している。

Turingが開発を行っている自動運転技術の場合は、カメラによる視覚情報を高度なAIが人間のように理解して運転を判断する。これにより一般的な自動運転で問題になっている標識と看板の違いが認識できない問題の解消や、高精度地図データが無い場所での自動運転が期待できるだろう。同社はAI深層学習技術を⽤いた限定領域に留まらない完全自動運転の実現を目指している。完全自動運転は、自動運転レベルで言うレベル5に相当し、どんな場所も自動で移動できる夢物語ような乗り物だが、Turingはその世界を目指しているようだ。

Turingの自動運転システムは、通常の自動運転時は人間で言う小脳相当のレベル2自動運転を使用し、突発的な事が発生した場合は大脳相当にあたる開発中の自動運転技術を使うのを予定している。

カメラによる視覚情報を高度なAIが人間のように理解して運転を判断できるかと疑問に思う人は多いと思うが、Open AIの高機能チャットボット「ChatGPT」では画像を認識する機能が搭載されている。Turingのようにカメラによる視覚情報を高度なAIが人間のように理解して運転する自動運転技術は可能だろう。

ただ、筆者が気になったのが、AIを動かすためのGPU(画像処理装置)がどれほど必要なのか。GPUは画像を描写するために使われているが、近年注目されている生成AIも膨大なデータを瞬時に計算しないといけないので、高性能なGPUが必要となる。Stable Diffusion等の画像生成AIでもデスクトップタイプのゲーミング用PCに使われているGPUが必要だ。

自動運転を行うのなら画像生成AI以上のGPUが必要になるのは明白だ。Turing Machine Alphaに搭載されているGPUに関して伺った所、NVIDIA製のAIやデータ分析に使われているGPUを3個装備しており、これだけで自動車が購入できる価格とのこと。これは、Turingのカメラ+高性能AIの自動運転システムの問題の1つだろう。この問題に関してはNVIDIAが頑張って自動運転に対応できるレベルの高性能で低価格のGPUが作れるかが重要となるだろう。

車体に関しては、日産の電気自動車「リーフ」をベースにしている。車体デザインやフレームはTuringオリジナルだが、ペダルやハンドル、座席位置はリーフと同じ位置にしているとのこと。これは保安基準に通す際、独自の位置にすると保安基準適合を行う際の時間がかかるため、あえてリーフと同じ位置にしているようだ。

Turing Machine Alphaをよく見ると乗車位置が高めだが、低く構えたスポーツカーみたいに見えるのは、フロントガラスが殆ど無く、独自デザインの鋼鉄フレームを露出させ、車体下部をブラック塗装にすることで車体を引き締めているのもあるだろう。

Turing Machine Alphaの市販は不明だが、仮に市販を行う場合は、まずは光岡自動車・ゼロワンの初期モデルのように組立車登録になるだろう。

Turingは2027年に完全自動運転EVの量産を開始し、2030年には完全自動運転EVの10,000台の生産を目標としているとのこと。どのような完全自動運転EVが登場するのか期待したい所だ。

文:松本健多朗

Turing株式会社 (turing-motors.com)

ヤマハ Y-01W AWD 2輪駆動を採用した何でもありのコンセプトEバイク

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っているイベント「ジャパンモビリティショー2023」(会場:東京ビッグサイト)のヤマハ発動機ブースではコンセプトEバイク「Y-01W AWD」が展示されていた。

Y-01W AWDは、センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた、両輪駆動のアドベンチャーEバイク。ツインモーターの協調制御、長距離ライドを可能にするツインバッテリーや幅広タイヤ等の採用による走破性で、走れるフィールドの拡大を提案するコンセプトモデルだ。

Y-01W AWDはドロップハンドルを採用しているが、車体設計自体はハードテールマウンテンバイクとなっている。但し、車体に固定されているリアキャリアやハンドル上部に装着したエアロバーを装着しており、グラベルロードやトレッキングバイクの要素をミックスしている。フロントサスペンションはY-00Z MTBと同じくKYB製の倒立フロントフォーク。フォークにはフロントキャリアや4灯式ヘッドライトを装備しており、迫力あるデザインを実現した。

Y-01W AWDの一番の特徴と言えるのがミッドドライブモーターとフロントインホイールモーターを組み合わせた2WD機構だろう。今迄、2WD機構を採用したEバイクは何社か存在したが、多くが前輪と後輪にインホイールモーターを搭載しており、Y-01W AWDのようにミッドモーターとフロントインホイールモーターの組み合わせは珍しい。また、2WD仕様のEバイクは大手のEバイクブランドや部品メーカーは展開しておらず、コンセプトモデルでも大手¥から登場したのは貴重だ。

モーターアシストの前後比率に関しては、基本的には後輪の比率が高いが、急坂や泥濘などの滑りやすい道で後輪のスリップを検知すると前輪のアシスト比率が大きくなるように設計されているとのことだ。また、バッテリーも2個装着したデュアルバッテリーとなっており長距離走行に対応している。

Y-01W AWDの派手なデザインや大手Eバイクメーカーでは見かけない2WDという機構を採用しているのでコンセプトモデルだけで終わるかもしれないが、海外のEバイクでは、自動変速や内蔵ギアボックス、ABS、インフォテイメントシステムが市販車で搭載されているのを見ると、Y-01W AWDのような2WD仕様のEバイクは登場する可能性はあるかもしれない。

文:松本健多朗

ヤマハ Y-00Z MTB 電動パワステや分割式ドライブユニット構造を採用したコンセプトEバイク

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っているイベント「ジャパンモビリティショー2023」(会場:東京ビッグサイト)のヤマハ発動機ブースではコンセプトEバイク「Y-00Z MTB」が展示されていた。

Y-00Z MTBは「Yamaha Motor Off-Road DNA」をコンセプトに開発したE-MTBの技術提案。分割式ドライブユニット構造と、電動アシスト自転車「PAS」で実績のある磁歪式(じわいしき)トルクセンサーを搭載したEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)の組み合わせで、オフロード走行における優れた操作性と安定性の両立を実現すると謳っている。

Y-00Z MTBの車体はヤマハ YPJ-MT Proの売りである「デュアルツインフレーム」の発展形。車体デザインの特徴としては、段差や岩に後輪が当たっても、リアスイングアームが上方向に動き高速で走ることができるハイピボットを採用。ペダリングに対して余計な負荷が掛かるキックバックという欠点はあるが、Eバイクに関しては大きな問題にはならないだろう。サスペンションはKYB製で前は倒立フロントフォークとオートバイさながらのデザインとなっている

モーターの特徴は、トルクセンサーとモーターを別体化したということ。ハイピボット化による設計との声が多いが、これは設計の自由度が上がるのと、車体に大穴を開けない事による製造品質向上、リアチェーンステーを短くすることによるハンドリング性能向上などの利点がある。モータースペックに関しては公表されていないが、現在発売されているのとは同レベルのスペックを目標としている。変速機はハブ内蔵の内装9段変速。

ハンドルには電動パワーステアリングを搭載。この機構は既にヤマハのオフロードオートバイ「YZ」の試作モデルで搭載されていたのをE-MTB用に改良したもの。路面のギャップなどでハンドルが取られてしまう場面でも、安定して走行できる特性を採用しているとのこと。一般的な乗用車のパワーステアリングとは違いオートバイのステアリングダンパーの発展形に近いだろう。

Eバイク業界ではハイテク装備が注目されており、その中でも優勢なのがボッシュだ。ABSやスマートフォンとの接続機能など様々なハイテク装備がある。ハイテクに関してはヤマハ発動機は遅れているが、Y-00Z MTBを見ると、対ボッシュを見据えているように見えた。

文:松本健多朗

トヨタ ランドホッパー 大企業のトヨタが作る3輪マイクロモビリティは市販化するか

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っているイベント「ジャパンモビリティショー2023」(会場:東京ビッグサイト)のトヨタブースではランドホッパーが展示されていた。

ランドホッパーは折りたたみタイプの3輪電動パーソナルモビリティ。折りたたみの車体を採用することで、コンパクトカーへの積み込みができる。特定小型原動機付自転車をイメージしており、16歳以上なら誰でも運転できることを想定している。バッテリーはハンドルに装着されているが、これは折りたたみ機構で干渉しないためでもある。

このランドホッパー、市販化を行う噂があるが、筆者が見る限りではその可能性は高いだろう。詳しくない人が見ると派手なコンセプトモデルに見えるが、殆どの部品は市販化が可能なケレン味の無い設計となっている。

特徴的なリーン式の前サスペンションも、形状からしておそらくケイズ技研のシンクロシステムだろう。このシステムはランドウォーカーや豊田トライクに使われていた実績があるので、問題ないだろうお。

特定小型原付と言えば電動キックボードタイプが注目されているが、電動キックボードタイプは重心が高く、車輪が小さいので乗りにくいという問題がある。車体の折りたたみサイズも電動キックボードよりもコンパクトになる。ランドホッパーが高価格帯の電動キックボードと同程度の価格で販売するとなれば、電動キックボードの勝ち目は無いだろう。

文:松本健多朗

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自転車 NAVITIMEが走りたい距離に合わせた サイクリングコースを自動で提案する「周遊ルート」を提供開始

株式会社ナビタイムジャパンは、2023年10月25日(水)に、自転車専用のナビゲーションアプリ『自転車 NAVITIME』で新機能「周遊ルート」の提供を開始すると発表しました。この新機能は、サイクリングを日々楽しむために考案され、地図上で好きなエリアと距離を指定するだけで、自動的に周回コースを作成するものです。

「周遊ルート」は、最大4つのコースを提案し、それぞれのコースの形状、高低差、消費カロリーなどを比較して選ぶことができます。また、「車通りの多い道を避ける」「未舗装の道を避ける」といった選択も可能です。エンジンは同じ道をなるべく通らないように設計されており、それぞれのコースは往路と復路で異なるルートが選ばれるようになっています。距離は3kmから40kmまで、1km単位で指定可能です。

この新機能の背景には、ユーザーから「明確な目的がなくても簡単にコースを作りたい」「自宅周辺で楽しめるコースが知りたい」といった声が多く寄せられていたことがあります。そのため、この「周遊ルート」は、予備知識がなくても簡単にコースを作成でき、毎回新しいコースを楽しむことができるように設計されています。これによって、「新しいルートを探したい」「より長い距離を走りたい」といったニーズにも柔軟に対応できるとされています。

さらに、今後はこの「周遊ルート」に音声案内機能を追加したり、距離指定の上限を引き上げるなど、さまざまな機能拡張が検討されています。現時点での提供はiOS版に限られていますが、Android版にも順次対応が予定されています。

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ホンダもEバイクに参入か ジャパンモビリティショー2023でフルサスE-MTB「Honda e-MTB Concept」を発表

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っているイベント「ジャパンモビリティショー2023」(会場:東京ビッグサイト)のホンダブースではコンセプトEバイク「Honda e-MTB Concept」が展示されていた。

Honda e-MTB Conceptは、モーターサイクルのFUNとMTBのFUNが融合した新しい乗り味の車両で誰でも野山を自由に楽しめることを目指したと公式サイトで紹介されている。

このEバイクの一番の特徴はフレーム。一般的なアルミフレームのEバイクは鍛造アルミを採用しているが、Honda e-MTB Conceptはダイカストマシンによる力で高速高圧で溶湯を流し込むダイカストアルミフレームを採用している所だろう。この技術はホンダのオンロードタイプのオートバイ「CBR1000RR-R」などに使われている技術を活用している。

ダイカストフレームによるEバイクの製造事例は筆者が知る限りでは少ない。成功例はイタリアのファンティック・イッシモとフランスのマスタッシュ・J(日本未発売)ぐらいだろう。ダイカストフレームを採用したのは、オートバイの技術からの流用だけでなく、近年の環境問題対策やオートバイの製造技術の活用によるサプライチェーンの短縮化もある。因みに、取材時にHonda e-MTB Conceptの担当者に取材するとマスタッシュ・Jは知っていたので、環境問題対策や製造技術の活用によるサプライチェーンの短縮化も考えているだろう。

モーターに関してはドイツ・ブローゼ社を搭載。海外では48V仕様の新型モーター「Brose Drive³」が発表されているが、本車に搭載されているモーターはFANTIC E-MTBなどに使われている従来型の36V仕様車だと思われる。因みにブローゼ製モーター(36V仕様)の特徴は、内部にベルトを採用することで静音性を重視しているのに加えて、最大トルク90Nmという力強いトルクが特徴だ。

ジャパンモビリティショー2023ではヤマハ発動機もEバイクを展示していたが、ヤマハ発動機はあくまでもコンセプトモデルで市販化を行うには時間がかかるといったところだったが、ホンダのE-MTBに関しては部品構成に関しては新規性は無く量産車に見えるほどの作りだろう。

ホンダのEバイクと言えば、後付式モーターを搭載したSmachariが有名だが、Honda e-MTB ConceptとSmachariの開発を行っている部門は違うようだ。

Honda e-MTB Conceptの市販化に関しては不明だ。

文:松本健多朗

折りたたみEバイクで有名な「MATE BIKE」破産の危機に

デンマークの自転車ブランド「MATE BIKE」が厳しい経営状況に陥っていると、海外メディアが報じています。かつて新型コロナウイルスの影響で自転車が注目を集め、一躍有名になったこのブランドですが、近年は物価の高騰によって消費者の需要が減少し、存続が危ぶまれています。

2016年には、インフルエンサーや有名人を巧妙に活用し、ブランドイメージの強化に努めました。しかし、自転車業界全体で物価の高騰という厳しい問題に直面しており、消費者の購買意欲は急速に低下しています。この状況を受けて、同社の取締役会は新社長ヤヌス・クリスチャン・フィエルドボルグの下、破産裁判所に経営再建の許可を申請しています。

bike-euや、Cycling Electricによると、MATE BIKEの負債は1,000万ドル(約7,000万クローネ)に達しており、利益を上げるのが難しい状況にあると報告されています。

新興の電動アシスト自転車、Eバイク企業が破綻に追い込まれる事例に関しては、ヴァンムーフが有名です。

ヴァンムーフはハイテクのEバイクのパイオニアとして知られ、2021年9月には約160億円を調達したこともあって、一時は世界で最も資金を集めたEバイク企業とされていました。しかし、2020年4月に発表した新型Eバイク「S3」と「X3」において、品質に関する問題が発生。保証期間中に多くの修理や交換が必要とされ、特別プラン「Peace of Mind保証」による損失も積み重なり、結果的に破産へと至り、最終的にはマクラーレンラヴォアが買収しました。メイトバイクの今後は注視する必要があります。

ジャパンモビリティショー2023に電動アシスト三輪カーゴバイク「STREEK」が出展

株式会社RIAN CARRYは、今年の10月26日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧:東京モーターショー)」において、主催者プログラム「Startup Future Factory」に出展することを公表しました。特に10月29日と30日の2日間には、新しい運送・移動手段として「STREEK」と名付けた電動アシスト三輪自転車を展示する予定です。

同社はSTREEKによるカーゴバイクの多様な活用方法を、会場内の「地域創生コーナー」でビデオと共に紹介するとともに、量産前の試作機を披露する計画です。STREEKは、日本の生活環境に合った普通自転車サイズの三輪車であり、車体中央に大容量のカーゴスペースを備えています。この設計により、通常の自転車で困難だった積載性と安定性を両立させています。

海外の大型カーゴバイクと比較して、STREEKは全長1.9メートル、幅0.6メートル以内のコンパクトなサイズを持ちます。フロント18インチ、リア20インチのタイヤを採用する三輪構造が、安定性を高めています。STREEKは、車体の中央に低く設けた大型カーゴスペースが特長で、積載重量の影響を最小限に抑え、安全な運行を可能にしています。

この出展に対する古富武鹿氏のコメントによれば、「JAPAN MOBILITY SHOWにおいてSTREEKの量産試作機を発表できることを大変誇らしく思います。」と述べ、開発元であるエンビジョン株式会社(本社:神奈川県横浜市)とともに、2016年から量産と販売に向けて取り組んできたと明らかにしました。

古富氏はまた、EUでのカーゴバイクの利用実績から着想を得て、日本のライフスタイルに適した形で再定義したSTREEKに対して、多くの期待と反響が寄せられていること、さらに多様なイベントを通じて新たなモビリティインフラの整備も促進してきたことを語っています。

「今後も、多くの支持者やパートナーの皆様に感謝を申し上げながら、STREEKを新しいライフスタイルの選択肢として世界に向けて発信していきます」と古富氏は締めくくりました。

ロンドン生まれの『The TWEED RUN』でファッションショーが開催

2023年11月18日(土)に岐阜市で開催される『Tweed Run(ツイードラン)』に、名古屋モード学園のファッションデザイン学科、高度専門士コース、およびファッションテクノロジー学科の学生が参加します。このイベントは、瀧定名古屋株式会社様から提供された生地を使用して、学生が創造力を発揮して制作したオリジナル作品を、ファッションショー形式で展示する特別な機会となっています。

Tweed Runは、2009年にロンドンで誕生した自転車とファッションを組み合わせたイベントです。参加者はツイードのアイテムを身に纏い、愛車である自転車に乗って街を走ります。今年は、この国際的に注目を集めるイベントが、ツイードの名産地である尾州エリアにおいて、初めて岐阜市で開催されることとなりました。

当日のイベントは、朝9時15分から始まる「Group ride」でスタートします。参加者はツイードの衣装で着飾り、自転車で岐阜市内を駆け抜けます。途中で観光スポットに立ち寄りながら、地域の歴史や文化に触れ、ゴールを目指します。名古屋モード学園の学生たちもこの部分に参加し、イベントを一層盛り上げる予定です。

続いて13時からは、「Tea party」が開催されます。ライドが終了した後、参加者は自転車を停めて、ベストドレッサー賞の授賞式が行われる会場に移動します。軽食を楽しみつつ、ファッション愛好者や自転車の仲間と交流する貴重な時間が設けられています。

最後に14時からは、名古屋・岐阜にまたがる尾州エリアでの「Fashion show」が予定されています。このエリアは、ツイードの高品質な生地で世界的に名高く、その名声にふさわしいファッションショーが展開されます。名古屋モード学園の学生が制作したオリジナル作品が披露され、尾州地域の繊維産業と学生の創造性が見事に融合した一日となるでしょう。

イベントは9時から15時までで、スタート地点はJR岐阜駅北口前の信長ゆめ広場、ゴールは長良川うかいミュージアムとなっています。アフターパーティーおよびファッションショーは、ゴール地点である長良川うかいミュージアムで13時から開催される予定です。

E-MTBを体感する都市型オフロードEXPO「e-MTB WORLD 2023+」の開催が決定

株式会社フォレストアドベンチャー(山梨県都留市)とグローブ・スポーツコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区)は、2023年11月18日(土)と19日(日)に、横浜市旭区上白根町1425番地4にあるトレイルアドベンチャー・よこはまMTBコースで、最新のe-MTB(電動アシストマウンテンバイク)及びMTBの展示・試乗イベント「e-MTB WORLD2023+」を開催することを発表しました。このイベントは、9:00から16:00まで開かれますが、最終日は15:00までとなっています。

今回のイベントでは、最先端のe-MTB、MTB、e-BIKEが展示され、試乗も可能です。さらに、キッズスクールなども設けられています。この回から新しく三つの要素が追加されます。具体的には、「スペシャルコース」、「オンロードバイクのコース」、そして「MTBの試乗」が新たにプログラムに組み込まれています。

また、イベントは多様な層に楽しんでもらえるよう、さまざまなコンテンツを用意しています。キッズスクールは無料で、詳細とお申し込みは特設のウェブサイトで行えます。

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トヨタ KAYOIBAKO コンパクトなワンボックスEVがジャパンモビリティショーに登場

トヨタは、10月26日(木)から11月5日(日)にかけて、ジャパンモビリティショー 2023に「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」というテーマでのブース出展を予定しています。

同社は、このイベントで「KAYOIBAKO」と名付けられた新しいコンセプトモデルを公開します。このモデルは、“好きなときに・好きな場所で・好きなことができる”というモビリティの未来を具体化したもの。ブースでは「KAYOIBAKO」がビジネスからプライベートまでのさまざまなシチュエーションでどのように対応できるかを、ショー形式で観客に示します。

「KAYOIBAKO」は、拠点間での部品や製品の安全かつ効率的な運搬を目的とした「通い箱」をコンセプトとしています。この箱はムダがなく、生産現場ごとに箱の中敷を変えることができるため、さまざまなニーズに対応可能です。加えて、この新しいコンセプトのコンパクトスペースは、モビリティの「素性の良い原単位」を追求し、内外装のパッケージとアフォーダブルさを兼ね備えています。特に、「超拡張性能」を有するため、様々な目的に応じて役割を変更できるバッテリーEV(BEV)としての性能が期待されます。

さらに、「KAYOIBAKO」はソフト面でもハード面でもカスタマイズが可能なBEVであり、スマートグリッドをはじめとした知能化された社会システムの一部としての役割を果たします。ビジネス面では、社会インフラの一部として様々な課題へのソリューションを提供。ラストワンマイルの物流課題を解決するカスタマイズや、移動販売車、乗り合いバスへの変更などが可能だと謳っています。また、プライベートでの使用においては、各個人の趣味嗜好に応じたカスタマイズや、車いすを利用する方向けの設計など、多様なニーズに対応することができます。

「KAYOIBAKO」の主要諸元は、全長は3,990mm、全幅は1,790mm、全高は1,855mmとなっています。また、室内の長さ、幅、高さはそれぞれ3,127mm、1,485mm、1,437mmで、ホイールベースは2,800mmとなっています。

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横浜でサイクルイベント『自転車探偵の横浜七不思議捜査』開催決定

横浜市とAXELL株式会社の協力により、自転車を暮らしやまちづくりの一部として取り入れる取組みとして、自転車を利用した謎解きイベントが開催されることとなりました。このイベントは、横浜市自転車活用推進計画のテーマ「いかす」に基づき企画されております。

イベントの名称は「自転車探偵の横浜七不思議捜査」と名付けられ、令和5年10月6日から12月21日までの期間中に実施されます。このイベントは横浜市道路局とAXELL(アクセル)株式会社が主催し、地方創生や社会問題等の改善を謎解きを通して楽しむリアル謎解きブランド「TRIAD(トライアド)」が企画・制作を担当しています。

参加者は、横浜市内のさまざまなスポットを巡り、謎を解きながらゴールを目指します。この冒険には、謎解きキットの冊子と専用アプリが用意され、実際の街中に隠されたヒントを元に謎を解いていくスタイルとなっております。受け取りは、新横浜プリンスぺぺやDREAM DOOR YOKOHAMA HAMMERHEAD、横浜ハンマーヘッドなどで可能です。イベントにはA、B、Cの3つのコースが用意されており、それぞれ異なる地域を探索することとなります。参加料は1,500円となっており、事前に特設サイトで購入後、指定の場所で謎解きキットを受け取る形となります。

さらに、横浜市では広域シェアサイクル事業社会実験も行っているため、シェアサイクルを使用してこのイベントに参加することも推奨されています。

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自転車探偵の横浜七不思議捜査謎解き公式ページ (triadnazo.tokyo)

ジャパンモビリティショーでキャンピングカーの魅力を発信! 日本RV協会

一般社団法人日本RV協会(以下:JRVA)と、ブシロードグループの一員である株式会社ブシロードムーブは、一般社団法人日本自動車工業会が主催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に初めてキャンピングカーエリアを設けることを発表いたしました。このエリアは、東展示棟8ホール全体で開催され、計34台のキャンピングカーが展示される予定です。

キャンピングカーは「動く家」とも言える多機能な車両で、新しいレジャーの形、災害時の避難先、またはテレワークが可能な移動オフィスとして、その可能性は無限大です。JRVAはこれまでにも、「くるま旅」や「車中泊」文化を日本で根付かせるためのさまざまな取り組みをしてきました。今回のジャパンモビリティショーは、日本の未来を新しい仲間と一緒に創り上げる場として、キャンピングカー文化をより多くの人々に紹介する機会となります。

展示される車両は、全長8mを超える大型車から軽自動車サイズまで多種多様。特に注目される車両には、フルコンバージョン型の「Dethleffs Grangd ALPA I7820-2」や、キャブコンバージョン型の「ZiL520」があります。車両の詳細は特設サイトでご確認いただけます。

また、キャンピングカーはレジャーだけでなく、災害や緊急時にもその強みを発揮します。車内はプライベートスペースとして機能し、急な避難や立ち退きに迅速に対応可能です。さらに、テレワークやワーケーションの際にも活用できるよう、サブバッテリーや太陽光パネルを搭載したモデルも展示される予定です。

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オートバイ風Eバイク「ブロンクスバギー」に、女性でも乗りやすい新型モデルが登場か

レインボープロダクツジャパンのファットタイヤ自転車ブランド「ブロンクス」の人気車「ブロンクス・バギー」に、待望のステップスルーモデル「ブロンクス・バギー ストレッチ」が登場したようだ。

 

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ブロンクス・バギーと言えば、近年流行しているオートバイタイプのEバイク。長らく人気モデルとして知られているが、今回登場したのはストレッチというステップスルーモデル。

ブロンクス・バギーに限らず、この手のオートバイ風Eバイクは、車体サイズが大きいため小柄な人や女性が乗りにくいという欠点があった。

今回登場したストレッチは、従来のバギーで欠点となっていた乗りにくさを解消するために跨ぎやすいステップスルーフレームを採用。また、シート高も低くすることで小柄な人でも乗りやすくなった。

ちなみに、ブロンクス・バギーの特徴であるバイク風の大型ヘッドライトや太いタイヤ、幅広ショート/ロングシートを採用。車体デザインも通常モデルと同じく丸いパイプを使い、直線基調でスカスカな雰囲気で従来モデルと同じ雰囲気を実現している。

 

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ブロンクス・バギー ストレッチは、従来のブロンクス・バギーでは乗れなかった小柄な人や女性でも乗れるので注目されるEバイクとなりそうだ。2023年10月17日現在、公式サイトではブロンクス・バギーは公開されていないが、既に様々な取扱店が販売を行っている。

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BRONX BICYCLE | ブロンクスファットバイクの総合ブランド (bronx-cycles.com)

100万円以下の電気自動車をジャパンモビリティショーで公開 エイムから

エイム株式会社は、2023年10月25日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展する予定です。展示の主力となるのは、次世代モビリティエリアに展示されるAIM EV MICRO 01とAIM EV SPORT 01の2車種です。

AIM EV MICRO 01は、エイム株式会社が推進する「AIM NEV(New Energy Vehicle) PROJECT」の一環として開発されました。沖縄県の島嶼部やリゾート地域でのニーズに応える形で設計されており、全長2.5メートル、全幅1.3メートルというコンパクトなサイズでありながら、大人2名がゆったりと座れるスペースを提供しています。さらに一充電あたりの航続距離は120kmとなっており、軽快な走行性能も持ち合わせています。

車両のデザインは、株式会社SN DESIGN PLATFORMが手がけており、沖縄の風景にマッチするよう、心躍るデザインが施されています。さらに、ユーザーが用途に合わせて選べるように、クローズとオープンの2種類のボディタイプを用意しています。これにより、日常の移動手段としてだけでなく、観光産業でのレンタカーやシェアカーとしての活用も期待されています。

価格面では、固定バッテリー式と交換バッテリー式の2タイプが計画されており、車両本体(バッテリーを除く)の販売価格は100万円以下を予定しています。製造については、2025年より沖縄県での生産が計画されており、地域経済への貢献も見込まれています。

また、今年7月に英国で開催された世界的な自動車の祭典「Goodwood Festival of Speed」で大好評を博したAIM EV SPORT 01も展示されます。

本展示会「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)が主催しています。会期は、プレスデーが2023年10月25日(水)から10月26日(木)、特別招待日が10月27日(金)、一般公開日が10月28日(土)から11月5日(日)までとなっています。会場は東京ビッグサイト、エイム株式会社の出展ブースは東展示場7ホールの次世代モビリティエリアに位置しています。

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E-BIKEのツアーガイドアプリ『立山冒険ライド~立山信仰の謎を追え!~』が公開

富山県立山町で里山マウンテンバイクツーリズムを展開するホラ吹きガイドの佐藤将貴氏(株式会社 縁溜 取締役)が、Webメディア「HaNeRi」を運営するイー・フォース株式会社と共同で、新しいツアーガイドアプリ「立山冒険ライド 〜立山信仰の謎を追え!〜」を制作しました。このアプリは、2023年10月12日から公開されます。

「立山冒険ライド」は、特にEバイク(電動アシスト自転車)で楽しむことを前提とした体験型アプリです。利用者はアプリ内で「隠されたE-BIKE体験型ツアー」のルートを紹介され、立山の見逃せない歴史スポットや絶景を存分に体験することができます。立山には驚くべき歴史、伝説、そして秘密の道など、多くのエピソードが詰まっています。このアプリを通じて、それらの「裏歴史」を暴きつつ、特有の体験を楽しむことができます。

アプリの利用方法も工夫されています。まず、コース選択画面で回りたいエリアをクリック。サムネイルをクリックすると、コースの概要やルートの詳細が確認できます。さらに、マップ機能を使えば、各スポットに近づいた際にスタンプを押せる状態になります。アイコンを押すと、ポップアップ画面が表示され、そこからスタンプを押すことができます。また、スポット一覧画面では、コースにある各スポットの詳細情報を一覧で確認し、その場からもスタンプを押すことが可能です。

特に注目されるのは、立山駅発着でE-BIKEをレンタルし、特定のコースを完全制覇した方には、激レアホログラムシールがプレゼントされるという企画。ただし、このホログラムシールは複数デザインがあり、先着100名様限定での配布となるため、早めの参加がお勧めです。

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1.5億円の資金調達したことで話題の超小型電気自動車「KGモーターズ ミニマムモビリティ」 気になる所は?

1.5億円の資金調達したことで話題となっているのが「KGモーターズ」だろう。

KGモーターズは現在開発を行っているのはミニマムモビリティコンセプトという原付ミニカー規格の電気自動車。

1人乗りのセンターポジションで走行する新たな楽しさを提供することを目指して開発されている。また、デザインは、1980年代のポラロイドカメラをモチーフとし、レトロな雰囲気と近未来的な要素を併せ持つ前後対称のデザインが特徴。

このデザインはマイクロカーだからこそ成功した車らしくないデザインで、従来の車っぽさを無くしている。マイクロカーは縦横比の関係で、どうしても幅が狭く屋根が高くなるので、一般的な乗用車のデザインを落とし込むと上下方向に間延びして非常にカッコ悪いデザインとなってしまう。

クルマっぽさを無くしたKGのミニマムモビリティコンセプトだが、車体の形にメリハリをつけるキャラクターラインはシンプルな直線を採用している。マイクロカーはクルマらしくない形状を意識しているのが多く、そのような車種はうねるようなキャラクターラインを採用しており、クルマらしくないスタイリングとなっているのが多いが、KGのミニマムモビリティはシンプルな直線や曲線を採用しており、クルマらしいキャラクターデザインを採用している。

筆者の個人的な見解としては、クルマらしくない前後対象のフォルムとクルマらしいシンプルなキャラクターラインの組み合わせで、クルマらしくないが玩具の質感に見せずクルマらしいスタイリングとなっているKGのミニマムモビリティは良いと思う。

また、一般的な原付ミニカーは樹脂ボディにラダーフレームという組み合わせなのに対して、KGのミニマムモビリティコンセプトは金属ボディにスペースフレームという構成となっており、

また、ミニマムモビリティコンセプトは、フルドア仕様で雨風を遮ることができるだけでなく、マイクロモビリティでは貴重であるエアコンの装備を予定している。また、家庭用のAC100Vコンセントを利用して充電でき、1度の充電で約100kmの航続距離を実現することが可能だと謳っている。ソフトウェア面でも、OTAアップデートを通じて常に最新の機能や改善も予定されている。

ここで気になるのが様々なマイクロカーの欠点と言われている所をどのように解決するのかということ。

最初に気になるのが、多くのマイクロカーは、パワーステアリングが無いことによるステアリングの重さと、制動倍力装置が無いことによるブレーキ性能の低さが欠点として言われている。これは、ミツオカ・MC-1、タケオカ・アビー、日産・ニューモビリティコンセプト、トヨタ車体・コムス、トヨタ・C+Podといった超小型自動車のレビューで、欠点として必ず言われるほどとなっている。参考として、大手自動車会社が作った超小型自動車「トヨタ・C+Pod」は、ITmedia ビジネスオンラインの池田直渡「週刊モータージャーナル」で、トルク不足による遅さ、リニアリティが皆無で街乗り用途のクルマとして初期の踏力がいりすぎるなどの欠点を上げている。執筆者によると”まるでノンサーボのブレーキのようだ”と評しているが、筆者が調べた限りでは、どうやらC+Podのブレーキはノンサーボらしい。

今年読まれた記事と、全力で止めたい超小型EV「C+pod」:池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/4 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

現在の超小型自動車を運転する上で注意したいのが、普通の軽自動車を単純に1人乗りサイズに小さくして、ある一定の運転性は維持しているという考え。現代社会でもはや装着されているのが当たり前といっていいパワーステアリングと制動倍力装置が無いクルマを日常使いできる人は多くないだろう。

KGのミニマムモビリティに関してはパワーステアリングや倍力措置付きブレーキの装着は不明だが、ミニマムモビリティは将来的にレベル4相当の自動運転を考えており、ステアリングやブレーキ問題に関しては、何かしらのアシストが加わると思われるので問題は無いのかもしれない。

但し、自動運転に参入するということは、自動運転で問題になっている電力消費問題にどのような対処を行うかが気になる所。特にミニマムモビリティはエアコン装着を予定しているため、エアコンと自動運転による電力消費で、航続距離がどれほど変わるだろうか。

KGのミニマムモビリティは、ドア付き、エアコン付き、航続距離100キロで車体価格100万円を予定しているらしいが、他社の殆どの原付きミニカーと比較した場合、自動運転抜きにしてもこの構成で100万円は相当安い。このようなマイクロカーは売れないため、車体の作りの割に価格が高くなってしまうというジンクスがある。恐らく100万円という低価格で販売するには、従来の販売や所有だけでなくリースやシェアリング、海外展開、プラットフォームを活用した新車種の展開までを考えないとここまで安くはできないだろう。

文:松本健多朗