デイリーアーカイブ Sep 17, 2025
P&P COMPONENTSからロード・シクロクロス用軽量ディスクブレーキホイール「BOREAS」登場
総合自転車メーカーホダカは3月19日、自転車コンポーネントブランド「P&P COMPONENTS (ピーアンドピー コンポーネンツ)」から、シクロクロス・ロードバイク用ディスクブレーキホイールBOREAS (ボレアス) を発売した。
BOREASはアルミホイールながら前後セット重量1,430g(平均値)を実現した軽量ホイール。軽量な足回りによって、加速・巡航・登坂などあらゆる走りをアップグレードすると謳っている。
開発の主眼はシクロクロスで、シクロクロス用タイヤを組み付けた時に実測幅が33mmを越えないようにリム幅は19Cを採用。チューブレスレディにも対応しており、ホイールの転がり抵抗やパンクリスクを軽減させるカスタムが可能だ。
希望小売価格 82,500円(税込) / 75,000円(税抜)
リム素材 アルミ
リムハイト 30mm
リム内幅 19mm
車輪径 700C
スポーク ストレートプルバテッドスポーク
ハブ 前輪Thru Axle 12×100mm 24H / 後輪Thru Axle 12×142mm 24H
対応タイヤ クリンチャー、チューブレスレディ
ブレーキ ディスクブレーキ(センターロックタイプ)
フリーボディ SHIMANO HG 11速
重量(平均値) 前輪660g / 後輪770g
付属品 リムテープ、8/9/10s用スペーサー
備考 スルーアクスルは別売り
製品情報URL https://pandpcomponents.com/products/boreas/
関連リンク
P&P...
スペシャライズドがMTBアクティビティ「ENS」とパートナーシップを結ぶ
スペシャライズド・ジャパンは3月19日、アウトドアイベントの主催、運営、コーディネートを行うダイナコと、パートナーシップ契約を締結した。
スペシャライズドは、「Pedaling the planet forward (ペダルで地球も前に動かそう)」をミッションに掲げている自転車ブランド。1981年に世界初量産MTB「Stumpjumper」を発売したブランドとしても知られている。
ダイナコはマウンテンバイクの世界を1人でも多くの方に知ってもらうために、普及に繋がる活動を行っている。ダイナコが主催するイベントの中でも、国内MTBシリーズレース、エンデューロ・ナショナル・シリーズ(以下ENS)は、登りはタイム計測せず、ダウンヒル一の一部区間タイムで競うエンデューロ形式と、レベルを問わず楽しめるコース設定によって、プロからアマチュアまで、様々な方に参加しているイベントとして知られている。
今回、ENSにおいて、MTBを「誰でも楽しめるアウトドアアクティビティー」と位置づけ、2社が協力。初めてでも参加しやすいレースイベントを提供を行う。今後は、「MTBを体験する機会がない」や「初参加しようと思うが不安」という方に対して、MTBの遊び方を体験する機会を創出する。初めてMTBに乗る方から、ENS初参加の方にも新しいアウトドアアクティビティー感覚で参加できる以下の取り組みを実施する。
「初めてのMTB ~ENSコースツアー~」
初心者向けに、ENSコースのツアーを行います。初めて乗る方もご安心ください。ガイドインストラクターとして活動するスペシャライズドアンバサダー丸山 八智代が乗り方レッスンも織り交ぜながら皆様をお連れいたします。また、ツアーに含まれるレンタルバイクは、スペシャライズドe-MTBのLevo SL。一般的なe-MTBよりも約40%軽量なため登りもダウンヒルもラクラクです。
「初めてのENS ~ENSアテンド試走~」
イベント1日目(試走日)に、スペシャライズドアンバサダー仲井 慧とスペシャライズドライダー金子 匠が初参加で心配な方やスムーズに走りたい方をアテンドします。試走途中でプチレッスンをはさみながら、最適なライン取りなどを伝授致します。参加費無料。乗っているバイクブランドは不問です。
「あなたもレースの主役だ! ~SNSキャンペーン~」
レースなので順位が気になるのは当然。しかし、順位やタイムが振るわなかったとしても、参加者はそれぞれのスタイルでレースを楽しんでいます。表彰台に立てなくても、レース中の思い出話になりそうなエピソードは誰でも持っています。
スペシャライズドでは、このエピソードに焦点をあて、勝ち負けだけではない「あなたのレース」を共有できる場をオンラインで提供します。具体的には、ENSの写真と共に、成功した、失敗した、惜しかったなどのエピソードを投稿。ハッシュタグは「#あなたもレースの主役だ!」と「#ENS」を使用ください。各レース表彰式にベストエクスペリエンス賞を発表し、スペシャライズド製品やオリジナル賞品をプレゼントします。
これらの企画に加えて、MTBとENSをさらにエンジョイできる場づくりのため、取り組みを続けてまいります。
関連リンク
スペシャライズド:https://www.specialized.com
ENS:https://ens.dynoco77.net/
スペシャライズド Turbo Vado SLのすべて 評価からオススメのカスタム等のまとめ【E-Bike】
(2021年4月19日更新)SpecializedのE-Bike「Turbo SLシリーズ」には、ロードバイクタイプの「Turbo Creo SL」、グラベルロードバイクタイプの「Turbo Creo SL EVO」、マウンテンバイクタイプの「Turbo Levo SL」、クロスバイクタイプの「Turbo Vado SL」の4シリーズが用意されている。
Specialized製E-Bikeの中でもクロスバイクタイプのVado SLシリーズは、車体が軽く、アシストが切れるスピードでも進み、アシストが無い状態でも不安なく走行できる軽量タイプのE-Bikeとして知られており、筆者も2021年3月22日現在、Specialized Turbo VADO SL4.0を所有している。今回は、Specialized Turbo Vado SLに関して紹介しよう。
Turbo Vado SLを購入した理由
筆者がTurbo Vado SL購入した大きな理由は、車体が軽いということ。Vado SL4.0の車体重量は15キロと、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeと比較して軽いため、一番アシスト力が少ないECOモードでも、平地や緩い上り坂でも走りは爽快だ。また、アシストが無い状態でも平地ならちょっと重いクロスバイクとして走ってくれる。他にも、車体重量が軽いため、その気になれば鉄道輪行が可能なのも大きい。
https://www.cyclorider.com/archives/42560
Specialized Turbo SLシリーズの特徴とは?
Specialized Turbo SLシリーズの一番の特徴は軽さに拘っていること。例えば、Turbo SLシリーズに搭載されているドライブユニット「Specialized SL1.1」の特徴は、軽量で人力自転車で漕いでいる時の不快な感覚を無くしてくれる事。一般的なE-Bike用ドライブユニット(定格出力250Wクラス)よりも、最大出力240Wと低出力で、最大トルク35Nmと低トルクにすることで、ドライブユニットの重量を僅か1.95キロと軽くすることに成功した。
Specialized SL1.1のアシストの味付けは、モーターの力に頼らせないで、人力で漕いでいる感覚を重視していること。人力走行時に発生する不快な領域をカットしてくれる感覚だ。
車体を軽くするために、バッテリーはユーザー自身の脱着ができない内蔵式を採用。バッテリーを充電する際は、車体に装着された充電口を差し込む方法となっている。この方法を採用した理由は、車体(フレーム)に大きい穴を開けることによる剛性低下の補強を入れる事を嫌ったため、脱着式バッテリーを採用する場合、鍵を装着するため重量が増加する問題を解決するためだろう。充電に関しては、自転車を部屋やガレージに入れて充電しよう。
Turbo SLシリーズに採用されているドライブユニット「Specialized SL1.1」は、マウンテンバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Levo SL」や、ロードバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Creo SL」に採用されている。
https://www.cyclorider.com/archives/42176
https://www.cyclorider.com/archives/34815
Turbo Vado SLのインプレ ヒルクライム性能は?
軽量E-Bike「Turbo Vado SL」は、他社のE-Bikeと比較して、車体が軽くてパワーやトルクが少ないという特徴がある。アシストが弱いため脚を少し使っている感覚があるが、平地では車体が軽く、アシストが切れる時速24キロを越えても、車体が重くなっていく感覚を感じないこと。
上り坂に関しては、パワーやトルクが一般的なE-Bikeと比較して少ないため、モーターの力に頼って走るのは不向き。しかし、E-Bikeの特徴である、人力自転車よりもパワフルに走れる特徴は備えている。
https://www.cyclorider.com/archives/41221
https://www.cyclorider.com/archives/43891
https://www.cyclorider.com/archives/49927
Turbo Vado SLの保証は?
E-Bikeを購入する上で気になるのが保証だろう。Specialized製の自転車は、フレームとフロントフォークに関しては、最初に購入したライダーを対象に、材料または製造上の構造欠陥に対して生涯保証を付けている。フレームのペイントとグラフィックは2年保証となる。
E-Bikeのバッテリーに関しては2年または300回の充電のうち、どちらか早い方が対象。バッテリーの保証期間中は、初期容量の約75%が維持されるように設計されているとのこと。また、万が一の事故で車体が損傷した場合、特別価格でパーツを提供するプランもあるようだ。
https://www.cyclorider.com/archives/43083
Turbo Vado SLは輪行できるのか?
E-Bikeの輪行に関しては、VADO SLシリーズに関しては輪行可能。リアキャリアやラックが装備されたVADO SL EQはパーツを外す必要がある。また、飛行機輪行はバッテリー容量が大きいため、内蔵バッテリーを外してレンジエクステンダーのみの運用にするなどの工夫が必要。基本的に電車輪行のみだが、輪行できるため行動範囲は大きく広がるだろう。
https://www.cyclorider.com/archives/46032
Turbo...