デイリーアーカイブ May 15, 2025
パナソニック クラス最軽量の電動アシスト自転車「ビビ・SL」登場
パナソニック サイクルテックは10月4日、電動アシスト自転車「ビビ・SL」を発表。2021年12月3日に発売する。
電動アシスト自転車は一般的な自転車と比べ車体が重く、駐輪時の持ち上げや、押し歩き時の取り回しのしづらさが課題となっている。今回登場したビビ・SLはドライブユニット、フレーム、バスケットなどを軽量化し、ショッピングモデルでクラス最軽量の19.9キログラムを実現。軽量化により駐輪時の持ち上げや、押し歩き時の取り回しが向上した。
ビビ・SLに搭載されているドライブユニットは、2軸モーター式で業界最軽量の「カルパワードライブユニット」。カルパワードライブユニットは素材や部品など一から設計を見直し、基板のアナログ回路を減らしデジタル方式を取り入れるなど部品点数の削減にも取り組むことで軽量化を実現。従来のドライブユニットと比べ、約24パーセント、約900 グラムの大幅な軽量化を実現し、2軸モーター業界最軽量の約2.8 キログラムを達成した。
新制御であるカルパワーアシストは、アシストの力強さはそのままに、より軽く、快適な走行が可能となったと謳っている。漕ぎ出し時は、平地や坂道、荷物の有無などの負荷を検知し、最適なアシスト力に調整し、中速域ではスピードの伸びも向上させることで、より快適な走りを実現。坂道では、ぎくしゃくしたペダリングをモーターが補いなめらかにアシストを行うとのことだ。
車体は、ダウンチューブの形状を二重構造型から卵型にすることで、軽量化を実現しつつ、肉厚を適正化したことにより強度も確保したかるらくアルミフレームを採用。また、サドルの高さは従来モデルと比べて約5センチメートル低くし、最低地上高は67センチメートルを実現。足が地面につきやすいので乗り降り時や停車時も安心な設計となっている。シート角は従来品より寝かせたことで、サドル位置を相対的に後退させ、ペダリング時の膝の曲げ伸ばしの負荷を軽減し、より楽に漕ぐことができるとのこと。
フロントバスケットは化学素材メーカーの小松マテーレ株式会社と共同開発を行った、カーボン配合の樹脂を使用した軽量バスケット。従来品のバスケットと比較して約175グラムの軽量化を実現。高強度を生かした、網目の大きなデザインで軽量化を図りつつ、底面は網目を細かくし、小物が落ちにくい設計となっている。
ビビ・SLの価格は12万5000円(税込)。
関連リンク
パナソニックサイクルテック:https://cycle.panasonic.com/
コンズサイクル、コロナ禍における地元飲食店と地元ワーカーを支援するため フードデリバリーサービス「foodpanda」と提携
京都自転車販売は9月28日、フードデリバリーサービス「foodpanda」を展開するDelivery Hero Japanと2021年2月16日に業務提携。コロナ禍における地元飲食店の活性化を目的として、自転車で配達するライダーの支援を始めた。
京都自転車販売は1997年に京都市東山区に「サイクルKONDO 今熊野店」として開業。その後、京都市内及び城陽市、宇治市、滋賀県草津市に直営15店舗とWEBストアを展開している。
京都市では2021年2月にfoodpanda京都市エリアのサービスが開始され、気軽に始められる自転車でのデリバリーを展開する業態が急速に増えている。その一方で、自転車の利用に関する交通トラブルも増加し事故だけでなく、ブレーキの不良で検挙されるケースもあり、業務としての自転車利用については整備などの安全面が課題となっている。
KON'S CYCLEはfoodpandaのライダーが安全に業務できるように、無料メンテナンス、修理及びパーツ購入支援、新車購入支援、代車貸し出しサービスを実施する。
KON'S CYCLE 15店舗での無料メンテナンスでは、空気圧の確認とエアーの注入、チェーンの注油、簡易安全確認、修理見積を実施。修理及びパーツ購入支援では、KON'S CYCLEで修理する作業工賃を10パーセント引き、パーツは5パーセント引きで実施する。また、パーツ購入のみの場合は5パーセント引きとなる。
KON'S CYCLEで新車購入支援では、ライダーが配達目的で新車を購入する場合、特別価格にて販売。最小では1万5000円以上の自転車の場合は1000円引きで、最大では、12万円円以上の自転車の場合は5000円引きで販売する。最後の代車の貸し出しサービスは、宅配用の新車購入時や修理時などで納車に時間がかかる場合に、すぐに配達業務ができるように代車を貸し出す。
関連リンク
KON'S CYCLE公式サイト: https://www.konscycle.com
リソルの森、サイクリスト仕様のログコテージ「サイクルコテージ」が誕生
Sport & Do Resort リソルの森は10月1日、同施設を中心とした千葉県長柄町エリアのグランヴォー コミュニケーション ヴィレッジ内ログコテージのうち2棟をサイクリスト仕様にリニューアル。定員4名の「サイクルコテージ」として宿泊予約の販売を開始した。
リソルの森のある千葉県の長柄町では、起伏の激しさや豊かな自然などを目当てに、初心者から上級者まで、多くのサイクリング愛好家が訪れていることで知られている。
リソルの森は、E-Bikeの貸出サービス「RESOL NO MORI CYCLING」の提供や、千葉県長柄町協力のもとオリジナル周遊マップ「RESOL NO MORI CYCLING MAP」の作成など、サイクリングによる観光活性化を実施。今回、新たにサイクリストの要望を詰め込んだ宿泊施設として、ログコテージタイプの「サイクルコテージ」を販売した。
サイクルコテージは自転車を使用する前提で作られたコテージで、部屋の中には、サイクルラックを完備し自転車を室内に持ち込むことで、盗難などの心配が無いのが特徴。また、外にもサイクルラックを設置し、昼食などのちょっとした移動の際に、外に自転車をかけて外出することも可能。コテージ内には、メンテンナンスキットや洗浄用具、空気入れを完備。愛車のメンテナンスや急な故障などにも対応できると謳っている。
また、宿泊者には、サイクリングした後のウェアの洗濯ができるようにランドリーサービスを用意。他にも、自転車専門雑誌やサイクリングを題材にした漫画もあり、スマートフォンなどの動画をテレビに投影できる環境も用意した。他にも、サイクルコテージを予約した人には、キッチンセットをあらかじめ用意。部屋で料理をすることができ、朝早く出発したいサイクリストの需要にも対応している。
他にもサイクルコテージ宿泊者は、メディカルトレーニングセンターも利用できる。センター内には最先端のトレーニングマシンも用意しトレーニング可能。また、部屋でマッサージを受けられるサービスを特別料金で用意したり、温浴施設「長柄カルナの湯」も利用できるので、サイクリング後の疲労回復もできる。
「サイクルコテージ」の料金は、2名1室利用時で1泊夕食付きで1人2万8490円から。朝食の有無は、予約時に選ぶことができる。
関連リンク
リソルの森:https://www.resol-no-mori.com/