デイリーアーカイブ May 14, 2025

ミニバイク風デザインで注目のE-Bikeブランド「ROCKA FLAME」

2021年10月13日から14日に、TRC東京流通センターで行われた「CYCLEFES TOKYO 2021」。数ある出展者の中でも、気になるブランドをピックアップする。 今回、紹介するのはROCKA FLAME。ROCKA FLAMEはイエローソウルクリエイションのブランドで、元々はアパレル関係ブランドだが、E-Bike事業に参入したことで知られている。このブランドの電動アシスト自転車の一番の特徴はデザインに振っているということ。現在販売されている電動アシスト自転車は70年代のミニバイクを連想させる「MAKAMI」「FUMA」の2モデルを展開している。 このタイプの電動アシスト自転車は、いくつかのブランドがライバル車を展開しているが、ROCKA FLAMEの強みは、日本の交通法規に適合し、型式認定を取得している、価格は21万8000円(税込)と、比較的手頃な価格で販売していること、そして、跨ぎやすいステップスルーフレームを採用したモデル「FUMA」を展開していることだろう。 モーターはBAFANG製リアインホイールモーターで定格出力350W。バッテリーは36V 10.5Ahの378Whで、シート下に装備している。 専用オプションも豊富にあり、特にシートは、カラーシートからシンセティックレザー、本革まで用意している。シンセティックレザーのタイプは、クロコダイルタイプまで用意されている。ライトはオプションで、オートバイのような大型LEDライトがオプションで用意されている。自転車という自由度を生かして、フロントはゼッケンプレートを装着して、小型LEDライトを装着するのもいいだろう。また、オートバイ風のデザインを生かして、ダートトラッカーのようにサイドゼッケンプレートを装着するなど、外装カスタムを提唱したら面白いかもしれない。 ROCKA FLAMEの電動アシスト自転車は跨ってみたが、意外と大柄だと感じた。筆者は身長183センチメートルあり、座った感覚では、両足の脚付きはややベタ足ぎみだが、ハンドルとサドルの長さが比較的長めに入り、車体やホイールが重く、跨った状態でハンドルを動かすと普通の電動アシスト自転車よりも重いため、自転車が大柄に感じるのだろう。「MAKAMI」「FUMA」では大柄で乗りにくい人には、2022年に登場予定のBMXスタイルの電動アシスト自転車「HAYATE」をオススメしているとのこと。HAYATEは車体中心部にモーターではなくバッテリーを搭載し、すっきりとしたスタイリングを実現したのを売りにしている。 ROCKA FLAMEの電動アシスト自転車は人気のようだ。これは、従来の自転車を購入する層を狙っているのではなく、かつて存在したホンダ・ズーマーやホンダ・マグナ50といった、かつてのお洒落な原付を求める層に合致しているのだろう。お洒落系の原付は死に絶えたが、電動アシスト自転車はスピードもそれほど出す、ヘルメット着用も任意なので髪も傷まず、ヘルメットも軽い。カッコよくて楽に走れる自転車が欲しい人には、候補に入るブランドだろう。 関連リンク ROCKA FLAME:http://www.yellowsoul.jp/

シナネンサイクルがE-Bikeに参入予定 MOTINOVA製ドライブユニットを日本初搭載

2021年10月13日から14日に、TRC東京流通センターで行われた「CYCLEFES TOKYO 2021」。数ある出展者の中でも、気になるブランドをピックアップする。 今回、紹介するのはシナネンサイクル。シナネンサイクルは自転車の製造から、小売り店舗「サイクルプラザダイシャリン」を展開している自転車会社で知られている。 今回注目するのは、シナネンサイクルが展開予定のE-Bike。展示されていたE-Bikeは街乗り向けマウンテンバイクやトレッキングバイクのイメージに近いモデルだ。 搭載されているモーターはMOTINOVA VOLANS。MOTINOVAは中国・香港にあるE-Bike用ドライブユニットを製造する会社。スペックは定格出力250W、最大トルク65Nm。モーターのデザインは20万円台のE-Bikeで使う物の中ではスマートな部類に入るだろう。 今回、MOTINOVA VOLANSを搭載したE-Bikeに乗ることができた。場所の関係で短時間しか乗車することができなかったが、モーターノイズはほぼ無音のBOSCH ActiveLine Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)よりもあるが、Shimano STEPS E6180(定格出力250W、最大トルク60Nm)よりも遥かに静かだ。 パワー、トルク感はBosch ActiveLine PlusやShimano STEPS E6180よりも強く感じる。また、Benelli TAGETEに搭載されていたBAFANG M400(定格出力250W、最大トルク80Nm)のように発進時に唐突にアシストを出すわけでないのも良い。20万円台前半のE-Bikeに搭載するドライブユニットとして考えると、よく出来ていると感じた。電池容量や充電時間に関しては不明だ。 シナネンサイクルは、E-Bikeの販売だけでなく、MOTINOVA製ドライブユニットを搭載したシェアサイクルを展開する予定とのことだ。 シナネンサイクル製E-Bikeの発売日時は不明。価格は20万円台前半を目標としている。 関連リンク シナネンサイクル:https://sinanen-cycle.jp

MERIDA フルサスE-MTB「eONE-SIXTYシリーズ」2022年モデル公開

MERIDAから、フルサスE-MTB「eOne-SIXTYシリーズ」の2022年モデルが登場した。 eOne-SIXTYシリーズはMERIDAのフルサスE-MTBシリーズ。2021年にモデルチェンジを行い、前後異径ホイールと、インチューブバッテリーを採用した。ドライブユニットは全車シマノ STEPS E8080で、定格出力250W、最大トルク70Nmを発揮する。 日本市場での最上級モデルであるeOne-SIXTY 10Kは、シマノXTRやFOX 38K FLOAT F-S E-BIKE Air 160 STR Taperedフロントフォークを搭載。日本市場のeOne-SIXTYシリーズで唯一630Whバッテリーを搭載した。価格は126万5000円(税込、以下同)。 eOne-SIXTY 9000は、最上級モデルの10Kと同じくカーボンメインフレームを採用。FOX製フォークやDT Swissホイールなど装備にこだわったプレミアムモデル。504Whバッテリーを搭載。価格は99万円。   eOne-SIXTY 500は、eONE-SIXTYのアルミフレーム&インチューブバッテリーモデル。Rock Shox 35 GOLD RLサスペンションフォークや、Shimano BR-MT420油圧ディスクブレーキなど、オフロード走行を行うには必要十分な装備を搭載。価格は54万8900円。 eOne-SIXTY 10Kのスペック フレーム:eONE-FS CFA Ⅱ+FOX Factory Float X2 フロントフォーク:FOX 38K FLOAT F-S E-BIKE Air 160 STR Tapered 重量:- ブレーキ:Shimano XTR 4 piston ギア(前):Shimano FC-M8050 w/ CRE80-B 34T L:165mm ギア(後):Shimano M9100 10-51T...