デイリーアーカイブ May 14, 2025

ワイズロード大阪本館でP&P COMPONENTSポップアップコーナーがオープン

総合自転車メーカーのホダカは10月18日、同社の自転車コンポーネントブランド「P&P COMPONENTS (ピーアンドピー コンポーネンツ)」が、10月14日から11月7日までの期間限定でワイズロード大阪本館にポップアップコーナーをオープンした。 ポップアップコーナーでは、一部補修パーツを除くP&P COMPONENTSラインナップほぼ全てを取り揃えている。ロード・MTBホイール、その他アクセサリーを装着した試乗車を用意し、ウェブサイトやカタログなどを通して製品に興味を持った人からの「実物を確認してから商品を購入したい」という声に答えた。 開催期間は2021年10月14日から11月7日まで。場所はワイズロード大阪本館。 関連リンク P&P COMPONENTS:https://pandpcomponents.com

クラシックなスタイルを実現したLEDライト「KiLEY」とは

2021年10月13日から14日に、TRC東京流通センターで行われた「CYCLEFES TOKYO 2021」。数ある出展者の中でも、気になるブランドをピックアップする。 今回、紹介するのはGEEK TRADEが国内代理店となっている自転車用アクセサリーブランド「KiLEY」を紹介する。 KiLEYは台湾にある自転車用アクセサリーブランド。ブランドの名前は、日本語の綺麗から取られており、クラシックなスタイルのアクセサリーを多数展開している。 KiLEYの中でも有名なのが、LEDヘッドライト、テールライトだろう。一般的な自転車用LEDヘッドライトやテールライトは、現代的なデザインを採用しているため、スチールフレームのクラシックなデザインの自転車には合わないことが多い。   View this post on Instagram   KiLEY JAPAN OFFCIAL(@kiley.jp)がシェアした投稿 KiLEYの自転車用ライトは、かつてのビンテージライトから影響を受けているのが特徴だ。その中でも有名なのがビンテージヘッドライトV2。このライトは、かつてのランドナーやスポルティーフに使われていたような乾電池式ライトを小型化した充電式LEDライト。単純にかつてのビンテージライトを現代の技術で復刻したのではなく、コンパクトにすることで、折り畳み自転車などに対応した。充電時間は約11時間で、連続点灯時間は、フロント約11時間、リアは約86時間、フロントライトは最大300ルーメン。価格は8980円(税込、以下同)。   View this post on Instagram   KiLEY JAPAN OFFCIAL(@kiley.jp)がシェアした投稿   View this post on Instagram   KiLEY JAPAN OFFCIAL(@kiley.jp)がシェアした投稿 アイライトは、クラシックなデザインながら、コンパクトにまとめているのが特徴。フォークのダボ穴やブレーキシュー付近に装着することができ、幅広い装着方法がある。アイライトにはクイックリリースに装着できるタイプも用意されている。充電時間は約2時間で、連続点灯時間は、フロント約4時間、リアは約8時間、フロントライトは最大300ルーメン。価格は3680円。 関連リンク KiLEY:https://kiley-japan.com

E-Bikeや電動アシスト自転車に求められるヘッドライトを徹底解説

夜間走行を行う上で必需品であるヘッドライトは、非常に重要なパーツの1つだ。特にE-Bikeの場合、平均スピードが上がり、夜間走行も苦もなく走ることができるため、高性能なライトを装備するのが良い。しかし、単純に明るいだけのライトではいけない。ドイツ道路交通登録規則(StVZO)では、自転車用高輝度ライトの高角度照射は対向車や歩行者から眩しいため危険とされている。自転車用ライトは、ルーメンやルクスといった数字を参考にして選ぶのが多いが、実際にライトを選ぶ際は、数字だけでは見えない部分が重要だ。今回は、E-Bikeのヘッドライトで必要な基本性能を解説する。 配光性能が高いのは絶対条件 E-Bikeのライトで重要なことの1つが配光性能だろう。配光性能を簡単に言うと、光源から出た光を、路面にどう配るかということ。 一番わかり易いのがカットオフライン。自動車では、対向車が眩しくないようにするために、ヘッドライトの上方に光が飛ばないように設計されている。自転車のヘッドライトはカットラインが出ていない物が多いが、このようなライトは対向車や歩行者から眩しいという問題がある。 ライトの明るさに関しては、遠くまで照らすだけでなく、近くの前輪周辺も照らす必要がある。自転車用ライトだと、遠くを明るく照らすことができる代わりに、近くの前輪周辺が見えにくいタイプがある。夜間のロングライドで前輪周辺が見えないのは予想以上にストレスを感じる。遠くと近くの両方を照らすライトでないと、E-Bikeのナイトライドは楽しくないだろう。 雨天ライドでも安心できる光量が望ましい ライトの光量に関しては、雨天ライドでも安心できる光量が望ましい。人力自転車の雨天ライドの場合、スピードを落として走るのが一般的だが、E-Bikeだと、雨から逃げるためにアシストモードを最強にして加速、若しくは減速させないで走ることが多い。そのため、通常の自転車用ヘッドライトの光量だと夜間の雨天ライドでは光量が足りず、E-Bikeのスピードでは非常に走りにくい場合がある。E-Bike用ヘッドライトは、雨天でも躊躇せず安心して走ることができる光量が望ましい。 ハイビーム、ロービームがあるのが希望 自動車やオートバイでは遠くを照らすハイビームと、交通量の多い市街地や対向車が来た時に対応するロービームに切り替えることができる。平均速度が人力自転車よりも速くなるE-Bikeだと、ハイビームとロービームが欲しくなる事がある。 日本市場では、ハイビーム、ロービームが装備されたE-Bike用ヘッドライトは非常に少ない。その一方で、海外ではハイビーム、ロービームが装備されたE-Bike用ヘッドライトが存在する。ポルシェ製E-Bikeに搭載されているヘッドライト「SUPERNOVA M99 MINI PRO HIGH BEAM」は、名前の通り自動車やオートバイと同じくロービームとハイビームを搭載したLEDライト。ロービームでは450ルーメン、150ルクス、ハイビームでは1150ルーメン、260ルクスを発揮する。また、ハイビームにはサスペンションフォークのダイブにより、ライトの照射位置がずれる問題に対応するため、フォークの動きを補うように、明暗の境界線上で光を増やすように最適化されている。 https://youtu.be/lfEYF11TsRI   E-Bikeのヘッドライトも自動車やオートバイのように、ヘッドライトオフ、ポジションライト、ロービーム、ハイビーム、ポジションライトからロービーム、ハイビームを自動で切り替えることができるオートが装備されているのが理想だろう。 E-Bikeで従来の電池式ライトを使う理由は? 日本市場でもE-Bike用ヘッドライトは数が少ないながら存在する。E-Bike専用ライトを使用すると、従来の電池式ライトには戻れなくなるが、E-Bikeで従来の電池式ライトを使う理由はあるだろうか。 E-Bikeで従来の電池式ライトを使う理由の1つが、配線が必要ないこと。E-Bike用ヘッドライトは、車体に装着されている内蔵電池を使うため配線を行う必要があり、初心者が配線を行うのは難しい。しかし、電池式ライトなら配線しなくても直ぐに装着して使うことが可能だ。 また、一部のE-Bikeではドライブユニットにライト装着用の端子が無いモデルもある。この場合も電池式ライトを選ぶ必要がある。 また、Specialized Turbo Levo SLのように、ヘッドライトを装着することはできるが、搭載されているバッテリー容量が少なく、オフロード走行用の非常に明るいヘッドライトを装着するとバッテリー容量が足りない例もある。 E-Bikeのヘッドライトは電池式ではなく、配線を使用したE-Bike専用ヘッドライトが主流となるだろう。また、電池式ライトもE-Bike用ライトと同程度の性能を求められるだろう。