デイリーアーカイブ Nov 11, 2025
E-Bikeはどれだけ進化したか? 10年の違いを詳しく解説する
自動車やオートバイは90年代のモデルでも実用に耐える物があり、一部のスポーツカーは神格化されている。また、10年前の車が普通に新車で生産されていることも珍しくない。
一方で、電動アシスト自転車やE-Bikeは、10年前の電動アシスト自転車やE-Bikeが販売されていることは殆どない。特にE-Bikeに関しては、欧州市場で熾烈な競争が発生しているため、E-Bikeの1年は、自動車やオートバイの3年に相当していると言っていいほど競争が激しい。
数ある乗り物の中でも急激に進化した乗り物の1つである電動アシスト自転車・E-Bikeだが、10年でどれだけ進化したのか。
E-Bikeは10年でどれだけ進化したのか?
今回は、海外ではE-Bikeの先駆者として有名なHaiBikeを紹介する。HaiBikeは1995年にドイツ・シュヴァインフルトで誕生した自転車ブランド。2011年モデルで初代Bosch E-Bike Systemを搭載したE-Bikeを発売し、現在はE-Bike専業ブランドとして知られている。
https://youtu.be/WOXZY7Tqpkw
2011年に登場したフルサスペンションE-MTB「HaiBike XDURO」は日本未発売の初代Bosch E-Bike System(URL)を搭載している。
このモーターの最大トルクは50Nm。現代では街乗り用レベルで、一般的なE-MTB用で使うにはトルクが弱いといわれるだろう。モーターも吊り下げ型をイメージしたデザインなのか、一般的な装着方法だとロードクリアランスが足りず、オフロード走行では路面に接触してしまう。そのため、HaiBike XDUROは、ユニットの取付角度を変えている。
バッテリーは外付け式で、容量は288Wh。今の基準からすると容量は少ない。バッテリーデザインも外付け式で、スマートなデザインではない。
https://youtu.be/K5Ble5Te0Z8
そんなE-Bikeだが、10年ほど経過するとこのように進化する。車体のデザインはスマートかつマッシブなデザインが特徴だが、電気系統も進化している。搭載されているモーター「Bosch Performance Line CX」は、最大トルクは85Nmと10年前と比較して最大トルクが1.7倍に増加。バッテリーも容量は750Whと、同じく10年前と比較して2.6倍に増量している。他にも、スマートフォンと接続することで、アシストを調整することができる「SmartSystem」も搭載している。
E-Bikeの進化は、スポーツカーやオートバイの時の流れが遅くて微笑ましいほど急激に進化している。スポーツカーやオートバイは10年前のモデルは第一線で活躍しているが、E-Bikeの世界で10年前のモデルというのは、第二線どころか第三線レベルと言わざるを得ないほど進化の流れが激しい。
この急激な進化が収まる可能性は少ないと考えたほうが良い。本場である欧州市場ではシマノ、SRサンツアーといった世界トップクラスの自転車部品会社、ヤマハ発動機といった世界トップクラスのオートバイ会社、ボッシュ、マーレ、ブローゼ、ザックス、ヴァレオといった世界トップクラスの自動車部品サプライヤー、パナソニック、日本電産、ダーフォン、TQ、MAXONといった世界的な電気メーカーが参入しており、世界トップクラスの企業の大バーゲンセールといった状況なので、これからも進化は続くだろう。
橋本・伊都広域観光協議会 散走からヒルクライムまで楽しめる“高野山麓サイクリング”動画を公開
和歌山県にある橋本・伊都地域観光協会は3月24日、“高野山麓サイクリング”動画を公開した。
同エリアは、聖地高野山をはじめとした世界遺産社寺や古くからのまちなみ、広がる田園風景など魅力あふれるスポットがたくさんある地域として知られている。当地域では、まちなみを巡る散走や麓から高野山を目指すヒルクライムまで自転車で様々な楽しみ方ができ、高野山麓でのサイクリングの魅力を発信するため、YouTubeチャンネル「高野山麓いと楽し」で4本の動画を公開した。
動画は、高野山、高野口、九度山の歴史的なまちなみを巡りながら、スイーツ三昧のサイクリング「高野山麓まちなみ巡りとスイーツ散走(4分26秒)」、世界遺産登録社寺や田園風景、大和街道、紀の川の景色を楽しみながら高野山麓を周遊するサイクリング「高野山麓周遊サイクリング(3分39秒)」、麓から高野山を目指すヒルクライム「高野山麓ヒルクライム(4分42秒)」、高野山麓でのサイクリングを紹介する「高野山麓サイクリング(ダイジェスト)(5分24秒)」となる。
https://www.youtube.com/watch?v=ZxTpomuQVg8
https://www.youtube.com/watch?v=y1iBG71bYvo
https://www.youtube.com/watch?v=t2T2HR7OVIM
関連リンク
橋本・伊都広域観光協議会 https://ito-tanoshi.com/
無料で自転車に空気を入れるサービス 『AIR STORE(エアストア)』登場
ニエンテは3月23日、商業施設や駐輪場、各種イベントなどに出張し無料で自転車に空気を入れるサービス『AIR STORE(エアストア)』事業をスタートした。
同社は、世田谷区の豪徳寺で自転車や日用雑貨、アート作品などを扱う小売店「niente」を営んでいる。空気入れや修理の相談も多く、空気が入ってない事が原因で起こる不具合の多さと、空気入れを持っていない、空気を入れる場所が少ないといったユーザーの声を聞き、自ら商業施設や駐輪場などの生活動線に入り込み、“空気入れ”というインフラを持ち込む今回の事業を考案。世田谷区による、中小企業の新たな取り組みを支援する事業「SETA COLOR(せたカラー)」のサポートも受けAIR STOREのサービスを開始した。
AIR STOREでは、無料空気入れサービスの他にも、出店場所のニーズに応じて自転車の健康診断サービスも実施。他にも、普段店舗で扱っている日用雑貨の一部を販売して出張費を賄っています。2021年12月に開始したサービスは、世田谷区の松陰神社前の松陰PLATや、下北沢のBOUNUS TRACK等に出店し、今後も小田急電鉄や東急電鉄のサポートを得て経堂や自由が丘での出店が決まっている。
●次回出店予定
<経堂>
日時 :2022年3月28日(月)11:00~18:00ごろ
場所 :【経堂コルティ前】
〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目1-33
アクセス:小田急電鉄経堂駅から徒歩1分
<自由が丘>
日時 :2022年4月11日(月)11:00~18:00ごろ
場所 :【Trainchi 自由が丘前】
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目42-3
アクセス:東急電鉄自由が丘駅から徒歩2分
<祖師谷大蔵>
日時 :2022年4月18日(月)11:00~18:00ごろ
場所 :【アヒルスナック前】
〒157-0073 東京都世田谷区砧5丁目16-12
アクセス:小田急電鉄祖師谷大蔵駅から徒歩7分
※悪天候の場合は中止となります
関連リンク
ニエンテ https://www.niente.co.jp/

