“四国一周サイクリングのはじまり”を象徴するモニュメントが愛媛県庁に完成

愛媛県サイクリングプロジェクト事務局は3月14日、“四国一周サイクリングのはじまり”を象徴するモニュメントが愛媛県庁に完成したと発表した。

四国一周サイクリングは、サイクリング大国である台湾との“自転車新文化”交流をきっかけに、台湾を一周する旅「環島(ホァンダオ)」の文化にならい、2017年3月に四国一周サイクリングルートを完成、同年11月には「CHALLENGE1,000kmプロジェクト」を開始し、これまでに約3,500名がエントリー、約1,300名が四国一周を完走した。

今回、台湾との交流や四国4県での連携を推進し「サイクリングアイランド四国」の実現を目指して、先進的な取り組みを行ってきた愛媛県を“四国一周サイクリング誕生の地”として、愛媛県庁に「四国一周0kmモニュメント」を設置した。

モニュメントは(一財)自転車新文化基金會(会長:羅祥安(トニー・ロー)氏)の協力を得て制作され、2022年3月12日(土)に、愛媛県庁本館前でモニュメントのお披露目セレモニーを実施。

中村時広愛媛県知事は「さまざまな取り組みを行ってきた四国一周サイクリング事業はまだまだ伸びしろが大いにあると感じている。これからチャレンジするサイクリストの方には素晴らしい道のりを体感してほしい」と四国一周サイクリングの更なる発展への想いを述べた。

また、セレモニーに出席した(一財)自転車新文化基金會の中村晃理事は「台湾一周の起点は台北市の松山で、四国一周も同じ名前の松山であることを嬉しく思っている。台湾一周、四国一周ともに盛り上げていきたい」と台湾との自転車交流への想いを語り、台湾とも深い縁がある四国一周サイクリングPR大使の一青妙さんは「台湾のサイクリストにとってスタートとゴール地点のモニュメントは励みになる存在で、四国一周0kmモニュメントもチャレンジするサイクリストにとって励みになると思う。これから0kmモニュメントをスタート地点として四国一周と台湾一周のダブル達成する人がもっと増えていくことを願っている」とサイクリストにとってのモニュメントの役割や想いを話したとのこと。

セレモニーの後にはモニュメントのお披露目を見届けたサイクリストたちによるファンライドを行い、参加者たちの交流を楽しんだ。

関連リンク

愛媛県 https://www.pref.ehime.jp/index.html

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