デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
HONBIKE 電動アシスト自転車事業は継続し2023年に新型車を導入する予定
世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車「HONBIKE」。特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれており、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した電動アシスト自転車として有名だが、その一方で、不安定な走りやアシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質、アフターサポートの放棄等が問題になっている。
そんなHONBIKEだが、クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、HONBIKEは事業の継続を行う意思があるようだ。2022年11月30日に公開された事業進捗状況によると、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したと謳っている。また、新型車両の開発も着手しており改良したフラッグシップモデルを2023年春頃を目標にリリースするとしている。
そして、HONBIKE事業で多大な商品瑕疵とサポートに累積損失を続けたため、製造物責任と損害賠償を中国HONGJI社に交渉を行い、HONGJI社の日本における総販売代理店権の設定とマーケティングサポート支援で5億円程度の出資を受けたとのこと。HONGJI社の電動アシスト自転車の輸入案件も進行し、2023年度よりスタートすると公表している。
BGS公式サポートサイトによると脳トレ事業や不動産証券投資、レストラン経営等の不採算部門の撤廃などを行っている一方、電動アシスト自転車事業は実施するようだ。様々な有識者から自転車として成立していないと言われ、アフターサポートが放棄されており購入者から怒りの声が聞こえる中、再出発を行うのは非常に厳しいだろう。
関連リンク
BGS公式サポートサイト|BGSサポートシステム (bgs-support-system.com)
「自転車NAVITIME」がナショナルサイクルルートに対応 サイクリングがより便利に
ナビタイムジャパンは、2022年12月13日(火)、スマホ向け自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」で、ナショナルサイクルルートの検索を可能にしたと発表しました。
自転車NAVITIMEは、「坂道が少ない」、「裏通り優先」、「サイクリングロード優先」など全7種類のルート検索や音声案内が可能な自転車専用のナビゲーションアプリ。高低差グラフの確認や、走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録などの機能が利用できます。
また、ナショナルサイクルルートは、優れた観光資源を走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信など様々な取組を連携させたサイクルツーリズムの推進により、地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定することで、国内外にサイクリングルートとしてPRを行う事業です。
今回、びわ湖を一周する「ビワイチ」(滋賀県)、「つくば霞ケ浦りんりんロード」(茨城県)、「しまなみ海道サイクリングロード」(広島県・愛媛県)、「トカプチ400」(北海道)、「太平洋岸自転車道」(千葉・神奈川・静岡・愛知・三重・和歌山の各県)、「富山湾岸サイクリングコース」(富山県)の6つのナショナルサイクルルートを、自転車NAVITIMEの地図上に表示し、距離や獲得標高などのルート形状を確認できるようになりました。「サイクリングロード優先」機能の検索対象にもナショナルサイクルルートを対応させることで、ルート検索時に近くにナショナルサイクルルートがある場合に、優先的に通るルートとして検索できるようになります。
また、自転車NAVITIMEは、ナショナルサイクルルートのほかに、全国170本のサイクリングロードの情報を保持しており、ナショナルサイクルルートの公開に合わせて170本の情報更新を行い、よりサイクリングルートを通りやすいルート検索・案内が可能となっており、ますますサイクリングに便利なアプリとして注目されそうです。
関連リンク
サービス紹介|自転車NAVITIME
ナショナルサイクルルート | GOOD CYCLE JAPAN | 国土交通省 (mlit.go.jp)
ナビタイム「2022ナビタイム スポット検索ランキング」を発表 自動車や自転車、徒歩でのスポットランキングを公開
ナビタイムジャパンは12月7日、「2022ナビタイム スポット検索ランキング」を発表しました。
ナビタイムと言えば、様々な移動手段を組み合わせて最適な経路を探すことのできる経路探索エンジンで有名です。ナビタイムには、通常のNAVITIMEだけでなく、自動車用の「NAVITIMEドライブサポーター」「カーナビタイム」から、オートバイ用の「ツーリングサポーター」、自転車用の「自転車NAVITIME」、トラック用の「トラックカーナビ」があることで知られています。
このランキングは、ナビタイムジャパンが提供する「NAVITIME」をはじめとするナビゲーションサービスで、2022年に目的地として検索されたスポットなどをもとに集計結果をまとめています。
2022年の目的地検索スポット総合ランキング1位は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で、2位が「東京ディズニーランド」となっています。全体的に2021年ではランキング圏外だったテーマパークやイベントホール、デパート/百貨店が多数ランクインしており、レジャーが徐々に活気を取り戻している様子が見て取れます。
そして、2022年に「NAVITIME Travel」での観光ガイド情報を充実させたため、「NAVITIME Travel」にて、地点詳細情報に独自取材によるオリジナルの「観光ガイド」情報を掲載しているスポットを対象に、都道府県別の人気観光スポットランキングを集計しています。
そして、電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩と、様々な交通手段別の専用ナビゲーションアプリを提供するナビタイムジャパンならではのランキングとして「交通手段別 人気スポットランキング」TOP30(電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩)も発表。
電車部門ではTOP30のうち、ちょうど半数の15スポットが新たにランクイン。その中でもスタジアム/球場が昨年圏外から多数ランクインし、スポーツ観戦やイベント需要が見て取れます。バス部門では、新たに12スポットがランクイン。昨年に引き続いで、鉄道と同じくイベントホールやレジャースポットが上昇している傾向に加えて、複合施設/商業施設が新たに複数ランクインしています。
車部門では、一昨年、昨年と同様の定番スポットが今年も多数ランクイン。特に神社・寺院やお城などの歴史的建造物が上昇傾向で、車で自由に移動できるため、様々な都道府県のスポットが並ぶ特徴があります。トラック部門では、昨年22か所がランクインしていた道の駅に代わり、デパート/百貨店が数多くランクインし、大きく変化。物流拠点のハブとなる「TRC 東京流通センター」が1位となり、物流がさらに活性化しています。
バイク部門では1位の「道の駅 どうし」のようなバイカー向けのスポットや、大自然の中の絶景ポイントが多くランクインしているのが特徴です。
自転車部門では、湖沼、公園/緑地など、自然豊かなスポットが例年に引き続きランクインしているのに加え、街中にあるイベントホールや神社・寺院、歴史的建造物などの観光地がランクアップしているのが今年の特徴となっています。
徒歩部門では、京都、奈良、神奈川(鎌倉)のスポットとなっており、徒歩で周遊しながら訪れる定番スポットとなっており、スタジアム/球場も新たにランクインもしくは上昇しているのが今年の特徴です。
関連リンク
『2022ナビタイム スポット検索ランキング』を発表|プレスリリース/お知らせ|ナビタイムジャパン (navitime.co.jp)